東方 外来人物語   作:佐藤練也

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(ダークカブトが霧の湖の近く辺りを歩いている。)


東方外来人物語、この後すぐ。


第105話

紫「....また1つの力が...幻想郷に流れてきたわね....。」

 

藍「はい。このような現象には、前例はいくらかほどありますが...。佐藤練也の場合を除けば、驚く話ではないでしょう。」

 

紫「あの存在もまた、...外の世界から忘れ去られた存在。...。」

 

 

紫は着々と迫る、自らが立てた計画のことについて思案していた。その一大計画に、このゼクターの存在が大きな働きをすると、彼女は考えていた。不気味に発光する目玉だらけの空間の中から、間欠泉へとその身をゆっくりと浸からせる。タオルを巻いた湯煙美人のそれだが、その美貌を目にする者は、八雲一家のみ...。八雲一家一行の貸切状態となった

 

 

藍「あの甲虫達が如何な働きをしてくれるか、...,。話によれば、"黒い鎧の戦士"は、紫様がお持ちだったのだとか...。」

 

紫「正確には、違うわね。私が持っていたのはベルトだけ。私が無縁塚で香霖堂の店主より先に見つけ、一応スキマの中に保管をしておいたのよ。」

 

 

間欠泉センターは、静かであった。聞こえるのは、こんこんと湧き出る温泉が絶えず流れる音のみ。

 

 

 

紫「思わぬ収穫だったわ...。まさに"自らが望めば、運命は絶えず己に味方する"。」

 

藍「....。」

 

紫「どこかで、聞いたような気がするわ。そんな言葉を。」

 

 

間欠泉からは見上げる夜空は、見事なものね...。見上げながら、私は藍や橙と共にのんびりと過ぎる時に、身を委ね身体を休めた。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

朝だ。...連続してなるアラームが鳴り響き、眠たいと言ってる身体に鞭を打つ。時計の頭を優しく押せば音は止まり、時間は朝の4時を指していた。今日もいつも通り、拝殿を拝み禊から始まる1日が始まる。拝殿にて二礼二拍手一礼を済ませて祓言葉を奏上した後、準備を済ませて狩衣に身を包み妖怪の山へと禊に入った。

 

 

椛「止まりなさい!」

 

 

聞き覚えがあるが、ピリピリした雰囲気の声色だ。言われた通りにその場で立ち止まり、木の上より枝を駆けるように伝って降りてくるのは白狼天狗。妖怪の山の警戒にあたる種族で、彼女達は耳目、鼻が発達している。テリトリーに入った瞬間に俺の気配を気取り、颯爽と駆けつけた。椛ちゃんだ。

 

 

椛「練也さん?これから山に...ってそうですか、滝行ですよね?」

 

練也「うん。...あー、ごめんなさい椛ちゃん。俺許可をとるのすっかり忘れてて...。」

 

椛「大丈夫ですよ。素性がしれない方じゃありませんし、山の滝はどこを使っても構いませんので。あっ、でもダメですよちゃんと許可をとらないと!」

 

練也「善処します...。」

 

 

俺は、妖怪の山へと足を踏み入れた。




【紅魔館のある一室】

レミリア「久々の登場かと思ったら、まさかのオマケだけだなんて...。舐められたものだわ。」

咲夜「この場はどうか御心を鎮め下さい、お嬢様。まだ先は長いと練也も申していましたので。」

レミリア「佐藤練也...何やってるのよ、もったいぶらずにとっとと出しなさいよ!(酒をクィッと一気に飲み干して。)」

魔理沙「よーう、お邪魔するぜえ。(部屋に入ってきて。)」

レミリア「あら、図書館泥棒魔女じゃない。今日は1人かしら?」

擬態練也「お邪魔するぞ。」

アリス「失礼するわね。」

シャンハイ「シャンハーイ♪(擬態練也の頭に乗っかり。)」

レミリア「ようこそ来てくれたわね、お客人方。ゆっくりしていって頂戴。咲夜。」

咲夜「はい、お嬢様。(一瞬で消えると思いきや、各々の前にコーヒーが出され。)」

魔理沙「サンキュー、咲夜。」

アリス「ありがとう、咲夜。」

擬態練也「.....。」

シャンハイ「シャンハーイ?(擬態練也を見て。)」

アリス「どうしたの、練也?早く座りましょ。」

擬態練也「...砂糖は入っているか?」

咲夜「ええ、それならお好みで入れて頂戴。ここに置いてあるから。」

擬態練也「わかった。」

フラン「お兄様、外見は大人なのに、子供っぽいんだねー。(不意に飛んできて。)」

擬態練也「うるさい。」

魔理沙「ほんとだよ、こいつ前にアリスが淹れたコーヒーすごくしぶい顔して飲んでたぜ、くくっ...。」

アリス「ちょっと、私が下手くそみたいに聞こえるじゃないの。人聞きの悪いこと言わないでくれる?」

レミリア「次こそ私の出番ね?次回も楽しみにしていなさい?」
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