東方 外来人物語   作:佐藤練也

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(レミリアが1人でのんびりと紅茶を飲んでいる。)

(...と見せかけて横から突っ込んでくるフラン。)

東方外来人物語、この後すぐ。


第116話

レミリア「貴女が、人里から来た阿求ね?お話は常々聞いているわ、幻想郷の全ての記憶、存在をその頭に生まれ変わりを経て刻み込む、生きた歴史。」

 

阿求「はい。その表現に相違はありません。私は稗田阿求、幻想郷縁記という歴史書を書かせていただいてます。今回はこちらにお住まいになられていると聞く外来人の方にお会いしたく、人里から参りました。」

 

レミリア「...もうこのような時間だというに、まさか人間が来ること自体が稀。護衛役の蓬莱人も先程帰ったとみえる、今の貴女はほんの丸腰よ?夜は妖怪が外に蔓延る危険な世界が広がり、襲われても文句は言えない。」

 

阿求「危険は承知です。私はこの幻想郷で、仲間外れな方はいないと思ってその一心で、ここまで来ました。」

 

 

私は、この吸血鬼がそこまですぐに手を上げる存在と考えていませんでした。現に今こうして相対している私を襲うことだって、彼女達の力なら容易いことですから。この場の雰囲気は、そんなに悪くはありません。居心地が悪いなんてとんでもない、丁寧なおもてなしが行き届いた妖精メイドの方々から始まり、今こうしている間に私の側には件の外来人、発音れんなさんが紅茶を届けてくださってます。

 

 

阿求「寧ろそんな忠告をして下さり私の身を案じて下さる、高貴な御方の下に置いていただけるこのお時間は、とても安心出来ます。」

 

レミリア「....ふふふ。そのような言葉をいただけるなんて、こちら側が恐縮してしまうわね...。咲夜?」

 

咲夜「はい、ありがたいお言葉です。」

 

 

私の思いの丈を述べたことで、レミリアさんを含む周囲の方々の私に対する眼差しは尚穏やかなものを見る様、不穏な雰囲気の欠片もなくなりました。これでようやく、れんなさんとお話が出来ます。

 

 

レミリア「今日は泊まっていきなさい?阿求。それと、れんな?」

 

れんな「はい、レミリアお嬢様。」

 

レミリア「あとは、阿求と仲良くやってちょうだいね。」

 

れんな「かしこまりました...。」

 

レミリア「お客人のおもてなしをなさい。ご馳走の用意を!」

 

 

妖精メイドの方々が途端に慌ただしく動き始め、メイド長である十六夜咲夜さんもいつのまにか見えなくなっていました。

 

レミリア「食事のもてなしも、ちゃんと受けなさいよ?」

 

 

そう言って、レミリアさんはその場を去りました。その場には私とれんなさんが残り、私は徐に携えた幻想郷縁記を彼女の前に広げます。

 

 

れんな「あの、阿求さん?私はこれから、何を?」

 

阿求「れんなさんは、初めましてですね?改めてよろしくお願いします!私は貴女の存在を既に文々。新聞で知っていました。他の外来人の方々とも、交流はあるようで。」

 

れんな「...はい。久々ですね、とりあえずメイド見習いを始めていつのまにか、ちゃんとしたメイドとして働いていちゃったりしますけど。」

 

阿求「彼等も安心すると思いますよ?頑張ってお勤めを全うされてますと、私からお伝えしておきますね!」

 

れんな「阿求さん、ところでこの巻物は....。」

 

阿求「こちらは幻想郷縁記。幻想郷の歴史が刻まれる、全てが集約される場所。私たちの、記憶です。」




【紅魔館】

れんな「ん〜ひっさびさの登場だ〜♪テンションあがっちゃうなぁ〜♪(メイド服姿にてキャピるJK風なテンションのメイド。)」

練也「ようやく走馬と含めた外来人勢を出すことが出来たぜ、そのまま出ないなんてことはしない。」

れんな「やったぁ〜♪ありがと〜♪(ぎゅーっとハグして。)」

練也「ん、今の段階は幻想郷に来てから2年と半、しおらしいというか落ち着いた感じにしてみたんだ。」

れんな「そうなんだね〜、確かにちょっと落ち着いてる?」

レミリア「石の上にも3年、まだまだ2年半はひよっこよ?咲夜にしっかり面倒見てもらいなさい、れんな?」

れんな「はいっ!♪頑張ります、レミリアお嬢様!♪」

練也「ふぅ..,。いつのまにか2年半。時が経つのは早い。」

妹紅「感傷的だな、えらく。」

練也「別に。まだまだこれから、ここからなんだ。」

フラン「そうだよー!もっとみんなで頑張って壊しちゃいましょ!暗い雰囲気を!」

練也「....そうだな。次回も見てくれ!!」

レミリア「絶対見なさいよ!!」
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