走馬「変身っ!」
(変身ポーズをとってからVバックルにベントホルダーを装着、影が重なり仮面ライダーゾルダへと変身する。)
東方外来人物語、この後すぐ。
藍「紫様。稗田阿求が、全ての外来人への訪問を終えたようです...。」
紫「そう。動向の監視お疲れさま、藍。」
マヨヒガの茶の間にてのんびりと煎餅を齧り、藍から状況の報告を受ける。どうやら新たに迎え入れられたようね、これからどういう風に彼らがこの幻想郷で生活を送るのか...。見守ることとしましょう。
藍「それから、件の"蜂"についてですが。...昨晩、太陽の畑にてリグルが風見幽香と交戦...。リグルは撤退し、蜂を手放しました。」
紫「わかったわ...、引き続き監視をお願いね、藍。」
藍「かしこまりました。」
正座して煎餅を食べる妖怪の賢者の絵面は、一体どのように見えているのか考えたこともなかったけれど。まあ今はのんびりと出来る時間、私も"例の計画"を実行するまで無駄なエネルギーを使わないように努めなければならないわね。
紫「ふう、この煎餅美味しいわね。他にあったかしら...。」
ゆっくりと立ち上がり、戸棚にしまってあるであろう煎餅を漁る。こんな庶民的な姿、とても見せられないわね。
紫「はあ。戸棚にあるかと思ったのだけれど...。」
橙「ゆかりさまー!何してるのー?」
紫「あら橙。いいのよ、向こうに行って猫達と一緒に遊んでなさい。」
橙「えー?せっかく煎餅も用意してるのにー。」
紫「えっ?ちなみに、どこから引っ張り出したの?」
橙「そこの戸棚だよ?」
橙、貴女ちゃっかり私の密かな楽しみを...。....はぁ、...もう。ちゃっかりしているんだからこの娘は。まあ良いわ、今はお休みする時ですもの。少々動いた分だけ、今は休むとしましょうか。猫達の鳴き声が聞こえる方へ、橙と一緒に歩いていく。
ーーーーー
練也「よっ...!」
今は飯縄神社に隣接した母屋の、そのまた隣接した納屋に閉まってある納屋...。そこにしまってあったカブトエクステンダーの下へと、にとりと共に来ていた。因みに、その納屋。幻想郷に来る前に、レプトーフィスワームと一戦交えた宝物庫(ほうもつこ)の隣に位置している。戦いの名残を一瞥してからにとりと共に、納屋もといガレージへと向かう。
にとり「ガレージっていう割に、結構狭いなぁ...。」
練也「余計なお世話だ。入れるのに苦労したのに...、しかし。」
幌をひっぺがしカブトエクステンダーと再びご対面。にとりが早速状態の点検を始める為、色々機材を準備し始めた。
にとり「ちょっと待ってねぇ〜。これから色々チェックするからさ。」
練也「そうか。だけど、これをどこで。」
にとり「無縁塚。」
練也「流石幻想郷、...色々なものが流れ着く場所だ。」
にとり「細かいことはさておきだ、とりあえず狭いし外出そっか。」
【守矢神社】
早苗「本日もおつかれ様でした〜!」
紫「久しぶりね、早苗。(にゅんっと出てきて。)」
早苗「紫さん、本日はどちらにいらっしゃったんですか?」
紫「え〜、橙とそのお友達の猫達と一緒に遊んでたわ。久々にやると良いわね、ああいう戯れも。」
早苗「そうなんですねぇ〜。私も猫さんと遊びたいです〜。」
神奈子「おや、紫じゃないか。遊びに来たのかい?」
紫「えぇ。皆と親睦を深めるのも、妖怪の賢者としての務めよ。幻想郷に住んでいる以上、皆一つなのだから。」
神奈子「そうだねぇ...。私達もこっちに越して来てから久しい...。」
紫「あら?何年くらいだったかしら?」
早苗「紫さーん...それを言ってしまったら私達人間側の年齢とか...。」
紫「どうかした?」
神奈子「"めたい"って言いたいんだろう?早苗。私達神や妖怪、蓬莱人や鬼なら年齢はさして気にならないが、定命の者は見たところの差異が明らかだからな。」
紫「そんなの今更ね。16年経った今でも貴女の容姿に変化はあって?」
早苗「たっ、たしかにそうですが...。」
擬態練也「(いつの間にか境内にいて。)つまり、...永遠の19歳というわけだ。」
紫「あら、レプトーフィスじゃない?というか、それを言うなら18歳じゃないかしら?(苦笑いしながら、口元を扇子にて隠して。)」
早苗「貴方が、練也さんに擬態したワームですか?!外の世界の怪人!初めて見ました!(目をキラキラさせ。)」
神奈子「話によると、お前も変身出来るそうだね?レプトーフィスワームとやら。」
擬態練也「ああ...今はせんがな。」
早苗「ええー!お預けですかあー!?(露骨に残念そうに。)」
擬態練也「次回も見逃すな。」
神奈子「ふむ、しっかり見るんだぞ。」
紫「見ないと...。」
早苗「モーゼの軌跡です!!」