東方外来人物語、この後すぐ。
魔力回復の薬を手にした私は、それを早速手に取り口に放った。途端に淡く光る道具共、これはおそらく使えるようになったということでいいんだよな。...くくっ、これであとは妖精共や他の奴等を手下につけて力を結集すれば...!
正邪「....となりゃあ、...まずは、あの姫さんからだな...。」
結局は私が向かう先は博麗神社...、確か博麗霊夢に面倒見てもらっているとは聞いたが...。まあもとよりあの巫女には一杯食わす気ではいた、一石二鳥、いや。姫を取り戻して巫女に1発かまし、供物だの御神体的なものでもいただけて一石二鳥どころか三鳥だぜ。
正邪「....決行は明日だな...!祭りの騒ぎに紛れて一気に攻める...。...メンバーを集めないと...。」
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魔理沙「お前の仲間じゃないってなると、一体何者なんだ。」
私は今アリスの家でアリスと、その隣でシャンハイと戯れながらドールワイヤーをいじっている練也と共に、紅茶を啜りながらゆっくりとした時間を満喫中だ。コイツの存在にもだいたい慣れてきたか、もうこの家に野朗がいることに違和感など覚えなくなっていた。慣れって怖いなと感じながら、練也と言葉を交わす。
擬態練也「...他のワームと連む気はない。仮にワームだとして、...敵対する公算は大だ。」
魔理沙「へぇ〜。元々味方なのにか?」
擬態練也「人間共と同じ理屈だ。人間でも価値観の相違で争いは絶え間なく起こる、ワームだろうとその理屈は変わらん。」
魔理沙「まあ、...確かにな。私たちの間で些細ないざこざがあったりとか...。そう言った感じか。」
アリスは一口紅茶を飲んで、ふぅ。っと軽く吐息を漏らす。
アリス「...練也。ちょっと頼みがあるんだけど。」
擬態練也「...ああ。なんだ。」
アリス「明日は私、博麗神社に行かなきゃ行けないの。それで貴方にも付いてきてもらおうと思って...。」
擬態練也「何を改まっている。...俺は居候だぞ。」
魔理沙「(練也〜そこは察してやれよぉ〜...。)確か、アリスは明日人形劇の出し物をやるんだってな?」
アリス「ええ...。それで、貴方の名前も幻想郷縁記に記されたのだし、皆に貴方の姿や名前を覚えてもらうのに、いい機会だと思って。」
擬態練也「...ふむ...。(まあ...名前が知れたところで...この世界に於いてもはや危険を孕む要素などは皆無か...。)」
魔理沙「それに美味い屋台とかも出してくれたりするんだぜ、里の人間とかがな!」
アリス「どう?...ダメ?」
擬態練也「...いや。...わかった、行こう。」
【人里】
ミスチー「むぅ...。(頬を膨らませ。)」
蛮奇「あっ、ミスチー。どうしたの、ほっぺ膨らませて。」
ミスチー「出番がちっとも来ない...。...練也くんあれほど出番増やすって言ってたのに....!」
阿求「まあまあ。練也さんにも色々事情があるようですので...。」
小鈴「ここは、落ち着いて待ちましょう?ねっ?(お茶を全員に配り。)」
走馬「俺も出番ほしー...。(茶屋の座敷で座り、俯いて。)」
響子「こらぁ、走馬さん!ダメじゃないですか写経サボったりして!聖和尚に南無三されますよ!」
走馬「そんときはそんとき。俺はゾルダになれるんだし、なんとかなるって...。」
聖「...♪(いつのまにか背後に居て。)」