擬態練也「....。追って来たか。」
場所は紅魔館。
美鈴「...。」
CLOCK OVER
美鈴「!!?」
の門前にて、佇む1人の中華娘。その眼前に佇む。ダークカブトの容姿が急に現れたことに、美鈴は急に飛び上がるようなリアクションを見せるも平静を取り戻しつつも歩み寄る。
美鈴「れっ、練也さん?!」
擬態練也「...美鈴。ちょっと邪魔するぞ。」
美鈴「あのー...お邪魔するなら帰ってもらった方がありがたいんですけどぉ...。」
擬態練也「時間が惜しい。あとでな....。」
CLOCK UP
美鈴「ちょっ....!!...ほんと咲夜さんみたいにどこか行っちゃうんだから...って、アレは。」
ダークカブトの後を追うようにして箒を駆り宙を飛び来る1人の魔法使い、霧雨魔理沙が紅魔館の門前目掛けて飛んでくるではないか。美鈴は今度ばかりはと構えて、かち合う気で魔理沙に相対する。星の弾幕を撒き散らしながら突き進んでいく魔理沙はそれをものともせず、門柱の側を突き抜けて館内へと入っていくのであった...。
チルノ「まてぇえええ!」
大妖精「もお!チルノちゃああん!」
更になぜか後を追う氷の妖精、チルノ。それを止めるために続く大妖精という賑やかなメンツが、続々と紅魔館の門柱を通り過ぎていく。美鈴が魔理沙の弾幕に気を取られている最中、そこを突破。ちょっと楽しげな表情を浮かばせていたのは、いつもイタズラをしている時のそれである。無自覚な迷惑行為、だが、これも彼女の中では普通のお遊戯だ。
美鈴「あああ?!!ちょっとお!..,もお。」
諦め佇む筈もなく、美鈴も後を追って館内へ向かうのであった。
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レミリア「あら、...。」
バルコニーにて優雅なひとときを過ごす、レミリア。紅茶の一杯をゆっくり音も立てずに啜り、ティーカップの紅い液面を見つめていた。そんな彼女の耳に喧騒が聞こえる。ちょっとやかましいが、弾幕が炸裂する音がそう遠くない位置から聞こえても、レミリアは気にも留めない。それは見えていた運命だったのだから、気にすることなどはないのである。
CLOCK OVER
レミリア「居候ではなく、貴方はもうあの人形使い....アリスの家族ってとこかしらね?練也?....いえ、レプトーフィスワーム?」
擬態練也「......。さあな...。」
バルコニーにある日傘の横に佇む、ダークカブト。その手には数冊の魔導書が握られていた。全てアリスのものだが、魔理沙の手癖の悪さ...いや、極度なマイペースさ故に借りたものを返さないという借りパク癖に手を焼いていたアリスは、擬態練也に魔導書を取り返してもらうように頼んだわけだが...。その目に遭ってるのはアリスだけではない。この紅魔館にある図書館、そこに住むパチュリー・ノーレッジも本を数冊借りパクされているという有様なのである。
レミリア「それで、わざわざ来館の挨拶にでも来てくれたのかしら?」
擬態練也「図書館の場所を知りたい...。」
レミリア「そう...。」