この後すぐ
ダークカブト「如何に空飛ぶ大火力と言えど、三回も四回も見れば対策の一つや二つは考えつく...。地力では貴様に負けん。」
パチュリー「(流石は地球外生物...と言ったところかしら...)」
そう結界をギャラリーの周りに張りつつ、リラックスした様子で2人の図書館の書物をかけた決闘を始まってから見守る、私パチュリー・ノーレッジ。そこへ突然やってきた妖精達のおかげか、予防の手の届かなかったところへ咲夜が出向いてくれてよかった。このゲスト2人には、救われたかしらね。意外にも良い暴れっぷりを見せてくれるわ、数年経ったと言っても彼は外来人だし。
魔理沙「へっ。お前こそアリスからドールワイヤーもらったからって、やけに強気じゃないか。」
ダークカブト「コレはあの時点で既に譲り受けたものだ。...俺は手ぐせの悪いお前と違い、勝手にモノを取る真似はせん。」
魔理沙「んだとぉ...!言わせておけば!」
再び態勢を取り箒を手先で振り回して弾幕の掃射を再開する魔理沙。それを見守る私達の目に焼き付けんばかりの、凄まじい火力。それをクロックアップは使わずに私が授けたドールワイヤーで見事に回避する練也...。更にと懐からここぞとばかりに忍ばせていた、もう一つの八卦炉を手に取り構えた。...あの大技を使う気ね...。彼を居候として泊めている以上...あまり危険な目には合わせたくはないという気持ちが働いた私、アリス・マーガトロイドは練也に助言を送る。
アリス「練也!気をつけて!魔理沙、マスタースパークやブレイジングスターより大技を撃つ気よ!」
ダークカブト「大技か...次は負けん。」
八卦炉を横に並列させてまさかマスタースパークを放つかと思いきや、そうではないようだ。箒の頭、それから反対側。槍で言うところの石突の部分にも八卦炉を装着させ、それらを連携して何か技を出そうとしている。と、箒に跨り滞空したと思いきやそこから驚異的なバランス力の下、頑丈かつ細い柄の上に両足を均一に開き立つ魔理沙。そこから展開され始めた魔法陣。ブレイジングスターの時に箒の頭に展開されていたあの大きな魔法陣と似たようなモノが、ダークカブトの複眼越しに見えた。
ダークカブト「...臨むところ...。」
俺もヤツの態勢が整うことに合わせるように、シーケンスボタンを手早く左から順に押していく。それと同時に、レプトーフィスワーム固有の能力。殺人音波を両腕、胸部ヒヒイロノカネに収納されているドールワイヤーに経由してエネルギーを蓄積。それからゼクターホーンを引き倒し、黄色い電流が頭頂部のホーンに収束されると共に両腕に蓄積した殺人音波が青色の電流となる形になり、それが一挙に胸部に逆十字を描くようにして急速に収束。
魔理沙「前回同様、勝たせてもらうぜ練也!」
ダークカブト「それはこちらのセリフだ...!」
次回、東方 外来人物語