この後すぐ
私は紅魔館でのレプトーフィスとの間で行われた、図書館の書物をかけた戦いを終えそこを後にした直後。箒に跨って飛んでいる間、どうしてもその結果が気に入らないとなりムシャクシャしてしまう。
魔理沙「くそっ、.....っ。納得なんていくわけないだろ、こんなモヤモヤしたままじゃ...。」
勝負の結果だけ言うなら、引き分けということ。らしい...。練也...レプトーフィスのヤツは図書館の惨状の収拾をつける為という形で、一定期間...紅魔館の執事を期間雇用されるらしい。(雇用契約とかそーいう細かい話はしらん。)そして、問題の私だが...。
魔理沙「なんだよ、その都度レプトーフィスを指し向けるとか言ってたよな...?私だってそんな暇じゃないんだ。」
ことある度にあんなのが家に来るとか嫌だぜ、私は...もおプライベートの時間も関係ないじゃないか。図書館から借りた書物の一冊でも返す気概を見せない限りは、図書館出禁とかだけならまだ課せられても無理はないが。レミリア、パチュリー...、あいつらレプトーフィスと私をそんなに戦わせて面白いって思ってんのか!もう辞めだ辞め!
魔理沙「っ...。」
そのまま私は、自分の家へと箒を向けた。こんな日は、他のこととかやるんじゃなくてもうのんびり寝るに限る。ひとまずシャワーでも浴びるかと、戦い疲れた身体を癒すために家に帰るのだった。
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ガサゴソッと宝物庫の中で物を整理して外に出す作業をしている俺、佐藤練也は、埃の舞っていた物資の集積所と化していた宝物庫の中が段々と綺麗になっていく様を認め、その作業が段々と楽しくなっていくのを感じる。掃除って、やっぱり大切だな。うん。手に持てるだけ物を持って、少しずつ宝物庫の中を空に近付けていくその途中に来客が来たらしい。誰かが軒先に降り立った音が聞こえ、俺は宝物庫の出入り口へ顔を向けた。
練也「誰かいるのか?」
ぬえ「よっ。神主さん?...いや、練也でいいかな?正体不明の妖怪だぞ!」
練也「ぬえ?...こんにちは。見ての通り埃に被っているが。」
ぬえ「妖怪がそんなの気にするわけないだろ、要らない気遣いさ。走馬も頑張っているって時は、やっぱりアンタも頑張ってるんだと思っちゃいたけど。外来人同士通じるものがあるのかねぇ?」
練也「走馬、...そういえば最後に会ったのって永遠亭に運ばれた時以来か...?元気してるのか、アイツ。」
ぬえ「そりゃね。聖和尚が笑顔で見守る中、修行に精を出しているところだよ。」
【紅魔館】
レミリア「さあ。そろそろかしらね?」
レプトーフィスワーム「...執事とはな。(黒いタキシードに身を包み、スマートな佇まいを見せながら。)」
レミリア「似合っているじゃない?それより、貴方の想い人...?いえ..."今は"ただの居候とその宿主という関係...かしら?」
レプトーフィス「今の相関が成り立たなければ...。」
レミリア「あら?何かしら?」
レプトーフィス「砂糖を山のように盛ったコーヒーでも淹れてやろうとも思ったが...。」
レミリア「ふふ、貴方も死んだ目をしておきながら冗談を言うようになったのね...。この執事コキ使ってやろうかしら。」
アリス「あくまで限定期間の雇用、でしょう?ちゃんと契約は守ってくれないと困るわ。」(静かにバルコニーへとパチュリーと共に入ってくるアリス。)
レプトーフィス「アリス...。」
シャンハイ「シャンハーイ♪」(レプトーフィスの頭にポフんと音を立てて、腰を下ろして。)
れんな「あっ、練也さん!...じゃなくて、レプトーフィスさん!」
レプトーフィス「お前は...そうか。この幻想郷で佐藤練也と縁を持ったヤツだったな。...れんなと言ったか。」(追加のスイーツを配膳しつつ、レミリアへおかわりの催促の対応。アイスコーヒーをグラスに注ぎ。)
レミリア「このおまけの回も、当初のように活気が戻ることを目標にしていきましょう...、このバルコニーは紅魔館だけに限らず、秩序を重んじる皆にこそ提供されるべきよねぇ。」(ありがとうとレプトーフィスに伝えて、一口アイスコーヒーを飲み。)
咲夜「お嬢様、お客人がお見えになりました。」(不意にその場へと姿を見せて。)
れんな「レプトーフィスさん、私達はちょっと下がってなきゃ。」
レプトーフィス「了解だ。」(両手にシャンハイを包むように優しく持とうとして。)
シャンハイ「シャンハーイ!」(否が応でも頭髪から手を離そうとしないシャンハイ。)
アリス「もう、シャンハイ?」(レプトーフィスの隣に立ち、シャンハイを諭そうとして。)
パチュリー「ここにリア充爆誕かしら...?」(ボソッと呟き。)
レミリア「レプトーフィス?れんな?貴方達もこの場でゆっくりしていきなさい?もとより、その頭の上のお姫様はそれを望んでいる様子なのだから。」(くくくっ♪微笑みを浮かべ、口角を上げた隙間から八重歯を覗かせ。)
チルノ「アタイがきたぞ!」(バルコニーの入り口から姿を見せて、仁王立ち。)
ルーミア「お邪魔しますなのだ〜。」
大妖精「こんにちは〜。」