白蓮「やれやれ。何なのですか、この怪物たちは....。」
弾幕や拳、蹴りを使ってワームを蹴散らす白蓮は、涼しげな顔を崩さずに馳せ参じた霊夢、魔理沙と共に、次から次へと湧いてくるワームを撃破する。
見たこともない異形のモノに、弾幕を放ちながら魔理沙が言った。
魔理沙「さあなっ!!っていうか私と霊夢、それからスマーティが来るまでここでずっと戦っていたお前なら知っているだろ!仏の力で全部やっつけてくれるとかさ、できねえもんかっ?!!」
数多くの星型弾幕を蛹体へ放ち、更に箒で駆けて空を飛び、そこからディープエコロジカルボムと言った、爆発系の弾幕を放つ。
炸裂に巻き込まれつつも突進してくるワームに、練也、走馬、スマーティは近接戦を仕掛けた。
スマーティ「ねえ君たち。この怪物たちは?何か知らない?」
走馬「ああ!ワームだよワーム!多分俺より....!!」
緑っぽい見かけの方のフルスキンの彼に声をかけると、戦闘をしつつその拳銃にしては少々大きな武器で、敵を薙ぎ倒していく。
するとなにやら腹のカードホルダーだろうか、そこに手を伸ばしてカードを取り出した。
カードを使って何をする気だろう。
僕はお構いなくそのワームと呼ばれる怪物へ、刃を這わせる。
〈シュートベント〉
すると拳銃のような武器を撃ちながら操作して、彼は叫びながら僕に言う。
次には彼の両腕の中には1つの巨大なキャノン砲のような武器がおさまり、ワームへと向けながら彼は言った。
走馬「そっちのカブトの兄ちゃんが知っているんじゃないかっ!!?」
そう言いキャノン砲の巨大な一撃は炸裂して、ワームを大勢巻き込んだ上、視界をクリアにする。
凄い威力だが、まだ奥から湧いてくるところを見れば、ワームはまだ全滅してないらしい。
霊夢や魔理沙と共に戦っている、紫色の長髪をした女性に目を向ければ、とてつもないパワーであることがわかる。
1人でワームの中へ踊り入り、その中で拳をお構いなしに振るい続ける。
まさに悪魔のような強さだ。
霊夢「何処から湧いてきているか知らないけど、何なのよこいつら...!」
ホーミングアミュレット、封魔針などを虚空から放ち牽制しながら、札の弾幕を放ちつつ怪物どもを蹴散らしていく。
私が結界を修復している時に、何もそこから感じる気配は無かった....。
じゃあこいつらは一体どこから湧いて出てきたというの...。
慧音「霊夢っ!」
そこへ駆けつけた慧音、それから妹紅。弾幕を放ちながら怪物どもを蹴散らしていくのはいいけど、ちょっと来るのが遅いんじゃないかしら。まあ私も若干遅れてきた口だけれど.....!
妹紅「博麗の。これは一体どういう状況だ?」
霊夢「見てわかるでしょ。怪物をやっつけてるのよ!本当急に現れるのって、いやなのよね私っ!」
妹紅「事前通告するほど人が良さげにも見えない風体だがな、こいつ等はっ!!」
不死鳥の炎が如く、燃え盛る弾幕が化け物を巻き込む。
その炎の中でも拳を振るう白蓮、それの後へ続く練也、それを援護する走馬。
またその近くでスマーティが巧みな身のこなしでワームを斬り裂き爆散させ、上空から魔理沙がそれを援護するという絵が完成する。
白蓮「.....。」
練也「はっ!!」
とんでもない身のこなしだ。
命蓮寺の仏の白蓮....、聖白蓮の話は俺はあまり知らない。
だがひとたび幻想郷に異変が起きれば全総力を持って対処する、そのような御仁だという風に聞き及んではいた。
それは間違いではなかった、今その力を遺憾無く発揮している彼女が俺のすぐ目の前にいる。
静かに拳を振るうその姿は味方にとっては心強く、敵にしてみれば死も同然の恐怖に心身共に凍てつくこと間違いなしだ。
練也「どけえっ!!!!」
吠えるように叫び、そして身軽になったライダーフォームにおいて、俺は2tの拳をワームにめがけて振るい続けた。