痛い...。
どれぐらい痛いかって?
そりゃあ、お前....。
19tのエネルギーをもった強力な上段回し蹴りが、自分のこめかみに当たった時のことを想像してみりゃ、いやでもわかるだろ....。
想像してみろ....!てめえが放った必殺技がそっくりそのまま返されるその訳の分からん感じ!!
....頭が割れて....、中身がそこら中に飛び散る...。頭が身体から離れ、割れた頭蓋の破片もそこら中に....。
いや...。抉れたところから脳髄が飛び出し、中に組み込まれている身体のパーツは崩壊しながら身体から離れていく.....。
練也「......。」
木目が、露わになった天井があった。
なんでここで寝ているんだろう....。
たしか....。ああそうだ、ライダーキックのカウンターを喰らって....、俺はそのまま....。
練也「......。」
???「....あっ、気が付いた....。って、なにそんなに怖い顔してるの?」
練也「......。永遠亭...、か?ここは。」
??「おおーよくわかったねぇ!さっそく呼んでくるから待っててね!」
練也「呼んでくるって.....。誰をだよ....。.....っつ....。」
頭にうさ耳を生やしたうさ耳の女の子は、足早にその場から去る。
にしても、頭がいてえ....。自分の必殺技を喰らってみるのも、遠慮願いたい....。
そりゃあ、誰の必殺技も喰らいたくないけどさ...。
......。いらいらする。
そこから数分が経ち、1人の白髪?それとも銀髪の長髪を下げた、1人の美女とご対面である。
えっ?何?八意永琳さんですか?あの永遠亭の、薬師?うそでしょ?
永琳「気が付いたかしら?」
練也「...八意.....、永琳.....。」
永琳「....名前を知っているなら名を名乗るのは不要ね....。それよりそんなに不機嫌そうな顔をしているのは....、何か理由があるのかしら?」
練也「....いえ。助けていただきありがとうございました...。...1回、死んだ気分です....。」
永琳「ええ....。そうね。だけどみんなの協力で、貴方は救われた。礼を言うことね。」
練也「....一体誰が...。」
スマーティ「あっ!気が付いたっ!!」
練也「....君は....?」
なにやら続いて部屋に入って来たのは、金髪の美少女だか美少年だか、いったいこの子は...。
スマーティ「やあ。僕はスマーティ。」
練也「...スマーティ.....。....佐藤練也だ。」
走馬「おおーーっ!!よかったあーっ!!生きてたあ!!」
慌ただしい様子で入ってきたのは、短髪気味の黒色ヘアースタイル、ジャケットにデニムと言ったファッションスタイルが今風の少年が、俺が伏している近くにスマーティと共に腰を下ろした。
走馬「よっ!目が覚めた?」
練也「....ああ。頭が少々ガンガンするけど...。」
走馬「自己紹介しないとな!俺は、太秦走馬。あんたは?」
練也「....佐藤、練也...。」