東方 外来人物語   作:佐藤練也

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第69話

アリス「っ?!なんの騒ぎっ....?!」

 

上海「シャンハーイ?」

 

 

私はシャンハイを連れて家の付近から聞こえてきた爆発音の発生源を確かめるべく、玄関を勢いよく開け放ち外へと躍り出た。しかも練也に何かあったりしたら、泊めた私にも責任がある上、居候させているとはいえ彼に家事をこなしてもらっている私としては、後ろめたさが生じてしまう。それに何より。

 

 

上海「シャンハーイ...。」

 

 

このシャンハイの気持ちにも、何か悪影響が出るかもしれない。人形たちが気の毒なことになるのも、私にとっては問題。早く練也を見つけないと...!そう駆け出し、人形達を連れ発つ私の耳に、新たな炸裂音が聞こえた。黒煙が確認出来る位置、ここからそう遠くはないわね...。

 

 

魔理沙「くらいやがれ!!恋符『マスタースパーク』!!!」

 

 

八卦炉を前方へと突き出し、その放出口より放たれた虹色に輝くノンディレクショナルレーザーの倍以上の太さの光線。それに触れた木という木を薙ぎ倒し、飲み込み焼き尽くし、地面を抉る。まだだ、さっきから捉えていない。コイツ、しかし弾幕こそ放ってこないから雑魚かと思ったが、いつの間にか私の目の前に来てみたりと、咲夜みたいなことをやってのけるようなヤツだ。用心しねえと!

 

 

 

ダークカブト「...威力が高いだけか。」

 

 

魔理沙「うるさい、もう一丁食いやがれっ!!」

 

 

 

マスタースパークをこうなりゃ何発も撃ちまくって、それでもダメなら私の耐久性最強の箒や零距離マスパでも見舞ってやる...!

 

 

ダークカブト「クロックアップ...。」

 

 

〈CLOCK UP〉

 

 

魔理沙「ちっ!また消えやがった...!」

 

 

さっきから一体、この力はなんなんだ!?くっそお!こおなりゃあやけだ、面倒なことは一網打尽に片付けちまうに限る!早く終わらせて、アリスの家にでも寛ぎに行くぜ!

 

 

魔理沙「マスタースパーク!!!!」

 

 

辺り一面にマスタースパークを見舞い、木という木を薙ぎ倒していく。これだけのパワーの技を連発して撃てば、まず生きている生き物はいない筈だ。まあ死んだら運が悪かった、生きていりゃあラッキー。そんな感じで片付けさせてもらおうとしていたが、ヤツもやはり雑魚ではない。私の真横にいつの間にかいて、今度はめちゃくちゃ物騒な手斧のような武器を振り翳して突っ込んで来やがった。しかも力も馬鹿みたいに強い。接近戦ではやはり不利か...!

 

 

ダークカブト「...近間は苦手か。」

 

魔理沙「うるせえ!!」

 

 

癪に触ったので、更にスペルカードを発動させてもらうぜ、もうあったまきた。ヤツが銀に煌めく斧を振り翳そうとする瞬間を狙って....!!

 

 

魔理沙「星符『エスケープベロシティ』!!」

 

 

下からアッパーカットを繰り出すような感じで、箒を縦向きに。魔力で得た推進力と、その場に散布される星形弾幕。顎の部分に凄まじい勢いで箒の柄が激突して、ヤツは空中へと吹き飛ぶ。更にそれに追撃を入れる。これで最後にしてやるぜ!

 

 

〈ONE.TWO.THREE〉

 

 

八卦路を箒に装着。その八卦炉はマスタースパークを撃ち出す砲としての役割ではなく、超強力な推進力を得るための推進剤。コイツが誇るパワーは計り知れない、マジな"彗星"ってわけだ。それをこれからわけわからんやつにお見舞いして...。何やらやつも準備を始めたようだ。こうしちゃあいられない。

 

 

魔理沙「彗星『ブレイジングスター』!!!」

 

 

ダークカブト「...ライダーキック....!」

 

〈RIDER KICK〉

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

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