「岩巻さん!例の物届いてる!?」
ここは、ロックロール個人経営のゲーム店だ。
俺はこの店の主人の女性に身カウンターに身を乗り出す勢いで聞いた。
「おいおい、例の物とか言わないでよねぇ。怪しい感じがしちゃうじゃん。まぁ、届いてるよ。ちょっと待ってて。」
テンションに任せて言ったが確かに少し怪しかったかも知れない。
岩巻さんは茶化すように言うとカウンターの奥に入って行った。
にしても、届いてる。念願のゲームが!
「はいよ、陽務君。サバイバル・ガンマンだよ。」
「あざっす」
俺はそれを受け取るとお金を払った。
「はい毎度ー、ゲームの前はトイレを済ませて栄養補給だぞー。」
「二時間ごとに休憩も忘れずに、ですよね。」
ゲームをやる時の注意を確認して、俺は店をでた。
「ふふふ…遂に、遂に手に入れたぞサバイバル・ガンマン!」
これは、今ちょっと話題のVRゲームだ。
VRゲームが主流になり始め、ディスプレイを使用するゲームがレトロと言われ始めている昨今であるが、まだまだクソみたいなバグやラグのあるゲームがある。
果たして、これはどんな感じだろうか。
俺は興奮収まらぬまま、スキップでもしてしましそうなぐらいの軽い足取りで帰路に着いた。
「ただいまー、」
「おかえりー、お兄ちゃん」
「おかえりなさい」
「うん、俺今日新作のゲーム買ったからご飯とか来なかったら呼びに来てくれる?」
普段なら時間を気にしながら出来るが新作をやってると少し意識がそこまでいかなかったりする。
だから、夕食の時は俺の部屋まで呼びに来てくれるよう頼んだ。
「はいはい、わかりましたよ。」
「ありがと」
お母さんは趣味には理解のある人なので受けてくれた。
それから、自分の部屋えと行き準備を済ませた。
(よし、準備はオッケー。始めるか。)
ヘッドギアを被り俺はベッド横になった。
サバイバル・ガンマン略して鯖癌とは孤島を舞台にした、凶暴な動物やプレイヤーと戦うサバイバルゲームだ。
流れ着いた武器やナイフだけで野生動物と戦う少し難しそうでもあるが面白そうだ。
そうして、少し鯖癌の説明について思い出してるとキャラメイクの画面に移った。
「まぁ、まず名前はサンラクで、うーん、森とかが多いなら隠れれるよう小柄な感じ?先手を取れれば勝ちやすいよな。」
悩んだ結果、幼女になった。
いや、弁明させて欲しい。誰にと言われると困るが。一応言って置くとそう言う趣味があるわけじゃない。
物理的にも見つかり辛くしようと思い筋肉を放棄し小柄な体にしたのだ。
それにゲーム中はアバターに入るのだから体が柔らかい幼女は使いやすそうだった。
もう一度言って置くがそう言う趣味ではない。
「初期装備は、威力削れるけど、暗殺のイメージならサプレッサーが付いてるのか、これとか!」
俺は初期装備には全ての武器最低火力で最低反動のデリンジャー。
威力は低いが武器にはナイフもあるのでどうにかなるだろう。
キャラメイクを終え俺は孤島えと向かった。
そして、のちにμ鯖のサイレント・キル・幼女μ-skyと呼ばれるプレイヤーが孤島えと降り立った。
読んでくれてありがとうございました。感想、誤字脱字、解釈間違い、あまりのキャラ崩壊とうありましたら。気軽におよこしください。まだまだ、語彙力が乏しい上、分章も可笑しなところもあるかもですがよろしくお願いします。