虹ヶ咲マスターズプロジェクト!   作:ヨザミン

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デート回です。

しかし後半では…最大の難関が待ってます。


今後は白猫sideで接点ない人同士絡むかもしれません、それはそれで面白いと思いますよ


第36話 セツナとデート

【公園】

 

 

 

【耀姫side】

 

 

 

俺は大会まで1週間の間、デッキを考えようとしてが…

 

 

セツナと出かける約束をしていたため、その待ち合わせをしていた。

 

 

結局あのあと…他の人とも出かけないといけない…

 

 

1週間の大半は消えてしまう……何?出かけないとクズだって?

 

 

俺がそんなことすると思うか?デッキなんて後だ!

 

 

どこに出かけるかって?今はフェスティバル最中!

 

 

つまりは屋台がある!屋台とか見て夜の街も堪能するんだ!

 

 

セツナはああ見えて…食欲あるからな…え?そんな金はあるのか?

 

 

茶熊学園で冒険家の時に腐るほど貯めてたし、それぐらいは楽勝だ

 

 

そろそろセツナが来る頃かな?あいつとは久々に出かけるしな

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

セツナ 「はぁ……はぁ…ごめん耀姫!遅れちゃった…」

 

 

 

私は眠れなくて遅刻した。元々待ち合わせ時間は10時だった。

 

 

でも今は10時30分…30分も遅刻してしまった…怒るかな?

 

 

言い訳だけど…服を選ぶのに時間が掛かった…久々だし…

 

 

 

 

 

 

耀姫 「慌てなくてもいいのに…俺も今来たばっかだし」

 

 

 

 

セツナ 「そうなの?」

 

 

 

耀姫 「…そうだよ、だからゆっくり来ても良かったのに」

 

 

 

セツナ 「せっかく…耀姫と2人で出かけれるんだもん…早く来たかったし…」

 

 

 

耀姫 「そっか……それじゃあ!」

 

 

 

耀姫は手を差し出してきた。

 

 

 

耀姫 「行くぞ!」

 

 

 

私は彼の手を取り…

 

 

 

セツナ 「うん!」

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

【祭り会場】

 

 

 

耀姫 「しかし……お前の今日の服装…可愛いじゃん!」

 

 

 

 

セツナ 「……ふぇ!?///」

 

 

 

耀姫 「……なんかいつもより可愛いし…」

 

 

 

今日のセツナの服装はマジで可愛い///

 

 

いつもの巫女もそうだけど…コイツはセンスが良すぎる

 

 

服装は巫女の時とあんま変わらないけど…その上に羽織る感じに着ている

 

 

 

 

セツナ 「そ、そうなんだ…///ありがと…耀姫も…カッコイイよ?」

 

 

 

耀姫の服装……黒と白だけど…めっちゃカッコイイんだけど///

 

 

何て言うんだろう…なんか…セイヤを割った感じ?

 

 

茶熊の制服もカッコイイけど…こっちの耀姫もカッコイイな///

 

 

 

 

 

耀姫 「……褒めるなよ///」

 

 

 

あ!耀姫が照れてる…珍しい!でも私も…顔が赤いんだろうね

 

 

 

 

耀姫 「……///」

 

 

 

 

セツナ 「……///」

 

 

 

 

耀姫 「そ、そろそろ何か見ようぜ?///」

 

 

 

 

セツナ 「そ、そうだね///」

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

セツナ 「凄い…!たこ焼きにお好み焼き…たい焼きも!」

 

 

 

セツナ 「あ!りんご飴にわたあめも!フランクフルトもある!」 ゴクリ

 

 

 

耀姫 「慌てるな…1日あるんだし…」

 

 

 

セツナ 「そうだけど…でもアレなんだよね?全部食べれるか怪しいし…」

 

 

 

耀姫 「ん?食べれないわけじゃないだろ?」

 

 

 

セツナ 「そうなんだけど…お金がさ…トワに節約しろって言われたし」

 

 

 

 

セツナ 「色々買ったり…食べたりしてさ…毎回言われるんだよね…」

 

 

 

耀姫 「…ふーん?」

 

 

 

セツナ 「それに……こんなにいっぱい食べてる女子とかさ…嫌でしょ?」

 

 

 

耀姫 「いや…別に気にしないし…セツナはセツナだから」

 

 

 

 

セツナ 「っ!///またそうやって……」

 

 

 

 

そして2人はたこ焼きの屋台の近くを通りかかった。

 

 

 

 

耀姫 「どうする?たこ焼き屋あるけど…」

 

 

 

 

セツナ 「だから…そんなにないんだって…」

 

 

 

 

耀姫 「すいませーん!たこ焼きください!」

 

 

 

 

セツナ 「え?」

 

 

 

 

屋台のオヤジ 「はいよ!500円な!」

 

 

 

耀姫 「はいよ!」 500円

 

 

 

屋台のオヤジ 「毎度あり!」

 

 

 

 

 

耀姫 「ほら!食えよ!」

 

 

 

 

セツナ 「でも…お金が…」

 

 

 

 

耀姫 「今日は俺が全部出してやる…好きな物食えよ」

 

 

 

 

セツナ 「……いいの?」

 

 

 

耀姫 「元々そのつもりなんだし…遠慮するなよ!」

 

 

 

 

セツナ 「耀姫……ありがと」

 

 

 

耀姫 「ほら!たこ焼き食えよ!」

 

 

 

 

セツナ 「うん!いただきます!」 モグ

 

 

 

 

セツナ 「……美味しい!」 モグモグ

 

 

 

耀姫 「よかったな!」

 

 

 

セツナ 「うん!」

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

セツナ 「この焼きそばも美味しい!このお好み焼きも!」 モグモグ

 

 

 

セツナ 「たい焼きも……フランクも全部美味しい!」 モグモグ

 

 

 

 

俺達はあの後、屋台を全部回った。そして今はベンチで食べている

 

 

道中に何故かルカとかいたが…気にしていない。

 

 

そういえばさっき…めっちゃ美味しそうなたこ焼き屋があったな…後で行くか

 

 

 

 

セツナ 「耀姫もこのたこ焼きだべよ?あ~ん♪」 

 

 

 

耀姫 「あーん…モグ…美味いな…」

 

 

 

セツナ 「…耀姫とこうやって…食べさせあったり…一緒にいるのもいいな…」

 

 

 

 

耀姫 「……そうだな…俺もこんなのはいいと思ってる」

 

 

 

 

セツナ 「…ねえ…耀姫ってさ…」

 

 

 

 

耀姫 「…どうした?」

 

 

 

 

セツナ 「耀姫ってさ…この大会が終わったら─────どうするの?」

 

 

 

 

耀姫 「………はぁ?」

 

 

 

 

セツナ 「あのね?思うんだ?耀姫がかすみんを選んだ場合…ここに残るんだよね?」

 

 

 

セツナ 「そしたらさ……茶熊には来ないんだよね?」

 

 

 

耀姫 「……どうしてそんな話になるんだよ?」

 

 

 

 

 

セツナ 「……あのね?実は─────。」

 

 

 

 

耀姫 「え……嘘だろ!?」

 

 

 

セツナ 「本当なの……この話…!」 ポロポロ

 

 

 

 

 

耀姫 「……っ!茶熊に行くぞ!!扉のルーン!!」

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

【茶熊学園】

 

 

 

 

 

ハルカ 「誰かきたわ!」

 

 

 

カスミ 「ヨウキにセツナ?どうしたの?」

 

 

 

耀姫 「カムイはどこだ…!」

 

 

 

 

2人 「え?」

 

 

 

耀姫 「カムイ学長はどこだと聞いてるんだ!!」

 

 

 

カスミ 「……学長は…学長室にいるわ」

 

 

 

 

耀姫 「……っ!」

 

 

 

 

耀姫は急いで学長室に向かった。

 

 

 

 

カスミ 「何があったのかしら?」

 

 

 

セツナ 「カスミさん知らないんですか?」

 

 

 

 

カスミ 「ええ…知らないわ。」

 

 

 

ハルカ 「………」

 

 

 

カスミ 「ハルカ?」

 

 

 

ハルカ 「実は……」

 

 

 

説明中

 

 

 

 

 

 

 

カスミ 「え……嘘でしょ!?」

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

【学長室】

 

 

 

耀姫 「カムイ!!」

 

 

 

カムイ 「ヨウキさん…ですか」

 

 

 

ゲオルグ 「ヨウキ殿!学長に何て無礼な!」

 

 

 

 

耀姫 「そんなのはどうでもいい!!どう言うことだ!」

 

 

 

カムイ 「……知ってしまいましたか」

 

 

 

 

耀姫 「……なぜだ!何故!扉のルーンが使えなくなりそうなんだ!」

 

 

 

 

 

ゲオルグ 「!?なんだと!?」

 

 

 

 

耀姫 「答えろ!」

 

 

 

カムイ 「おそらく…槍とビビッドローの影響です。」

 

 

 

耀姫 「はぁ!?」

 

 

 

カムイ 「槍とビビッドローを使い続けて…時空に歪みがでました。修復できないほどに…」

 

 

 

カムイ 「無論!ヨウキさんや皆さんのせいではありません!」

 

 

 

耀姫 「……それはいい…それで?どれぐらい持つんだ?」

 

 

 

カムイ 「おそらく……使えたとして…後3回あるかどうか…」

 

 

 

耀姫 「つまり…決勝が終わって…同好会と戻るのに1回、そして」

 

 

 

カムイ 「彼女たちを送るのに1回、3回目はあるかどうか…おそらくないかと」

 

 

 

耀姫 「もう1つ聞きたい!仮に…俺が茶熊に残らない場合─────いつ戻れる?」

 

 

 

カムイ 「……おそらく…数十年…もしくは永遠に……」

 

 

 

 

耀姫 「……っ!わかった…邪魔したな…」

 

 

 

 

耀姫は部屋を出た。

 

 

 

 

 

カムイ 「……どうしましょうか」

 

 

 

ゲオルグ 「我々ではどうしようもありません…」

 

 

 

カムイ 「そうですか…」

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

セツナ 「耀姫…戻ったんだ…」

 

 

 

耀姫 「…ああ…悪いな…」

 

 

 

カスミ 「で?あなたはどうするの?」

 

 

 

耀姫 「……まだ考えてるよ」

 

 

 

 

カスミ 「そう…ちなみに私は…あなたが決めたことに何も言わないわ」

 

 

 

 

 

セツナ 「カスミさん!それは…」

 

 

 

 

 

カスミ 「……わかってるわ…それがどんな意味なのかって…」

 

 

 

 

耀姫 「………とにかく…日本に戻るぞ…セツナ!」

 

 

 

 

セツナ 「…う、うん……」

 

 

 

 

 

耀姫 「扉のルーン!!」

 

 

 

 

 

 

耀姫とセツナは日本に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カスミ 「彼は…どんな選択を取ると思う?」

 

 

 

 

ハルカ 「それはわからないわ…」

 

 

 

 

ミレイユ 「……つまりは…残るかもしれないですし…あるいは…」

 

 

 

 

カスミ 「…ええ…その可能性もなくはないわ」

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

【日本】

 

 

 

 

 

耀姫 「カムイの野郎…!せっかく出かけてたのに…!」

 

 

 

 

セツナ 「……そうだね」

 

 

 

耀姫 「扉のルーンが無かったら…お祭りが終わってただろ!」

 

 

 

 

セツナ 「……そうだね」

 

 

 

 

耀姫 「……セツナ?」

 

 

 

 

セツナ 「……耀姫…祭りはもういいから…さ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「少し話さない?」

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

【公園】

 

 

 

 

耀姫 「どうしたんだ?」

 

 

 

 

セツナ 「耀姫は…さ…茶熊に戻る気はないんだよね?」

 

 

 

 

耀姫 「……どうしてそう思う?」

 

 

 

 

セツナ 「かすみんがいるでしょ?あなたを救ってくれた…」

 

 

 

 

耀姫 「……それと茶熊を離れる意味が…」

 

 

 

 

セツナ 「…あのね?皆気づいてると思うんだけど…」

 

 

 

 

 

セツナ 「耀姫は茶熊に戻ることはないって……」

 

 

 

 

 

耀姫 「はぁ……今はまだ…答えを出せてない…」

 

 

 

 

耀姫 「出せたとしても…優勝して…茶熊に戻った時だろう」

 

 

 

 

 

セツナ 「そっか……そうだよね」

 

 

 

 

耀姫 「そんな顔するなよ?それより…少し遊ぼうぜ?」

 

 

 

 

 

セツナ 「…うん!」

 

 

 

 

 

そして俺達は残りの時間を色々遊んで過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

セツナ 「今日はありがと!またね!」

 

 

 

 

セツナは帰って行った。

 

 

 

 

 

耀姫 「帰るって言っても……隠れ家だろうが…」

 

 

 

 

現在俺達が住んでるのは…隠れ家だ。

 

 

住んでるってわけではないけど一応日本での活動拠点だ

 

 

だから基本…同好会以外はそこにいる。他は自宅があるからな

 

 

俺と、バイパー、セツナ、ノア、ティナ、セイヤ、トワは隠れ家にいる

 

 

俺もそろそろ戻るか。

 

 

 

 

バイパー 「お前はいつも浮かない顔をしているな」

 

 

 

こいつはいつも現れるな…流石スクープが大好きな奴

 

 

 

 

耀姫 「…それは悪かったな!クソ学長から宣告を受けてたからな!」

 

 

 

 

バイパー 「あの話だろ?茶熊の大体は知っているぞ」

 

 

 

 

耀姫 「だろうな……カスミさんは知らなかったらしいが…」

 

 

 

バイパー 「おそらく…タラコ組は知っているはずだ!」

 

 

 

 

耀姫 「……それはそうだと思ってる…クラスメイトだしな」

 

 

 

 

バイパー 「お前はどうする気だ?」

 

 

 

 

耀姫 「オイオイ…まだ時間はあるんだ…1週間は出かけることに優先、その後も大会だ」

 

 

 

耀姫 「決めるのは茶熊学園に戻ってからだ!」

 

 

 

バイパー 「そうか……よし、隠れ家に戻るぞ!」

 

 

 

 

耀姫 「ああ!」

 

 

 

 

 

俺達も隠れ家に戻った。

 

 

明日はかすみとお出かけだ。

 

 

切り替えて行かないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




セツナとのデート回でした。


後半はカムイ学長最低ですね。


最終章で回収するのでしばしお待ちを


次回はかすみです

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