虹ヶ咲マスターズプロジェクト!   作:ヨザミン

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しずくとデート回です。


後半は耀姫とセツナの今後が書かれています。


デュエマするのはまだ先です





第38話 しずくとデート

【隠れ家】

 

 

\ピンポーン/

 

 

 

 

ティナ 「ん?誰かな?」

 

 

 

セイヤ 「珍しいな!」

 

 

 

セツナ 「私が出るよ!」

 

 

 

 

セツナ 「はいはーい!どちら様ですかー?」

 

 

 

 

セツナは扉を開けた…そこにいる人物は…

 

 

 

 

セツナ 「しずくちゃん!」

 

 

 

 

そう、しずくだった。

 

 

 

 

しずく 「セツナさん!おはようございます。」

 

 

 

 

セツナ 「耀姫でしょ?とりあえず入って!」

 

 

 

しずく 「はい!お邪魔します!」

 

 

 

 

ティナ 「誰ー?しずくさん!」

 

 

 

 

バイパー 「今日はしずくか…」

 

 

 

セイヤ 「てかあいつ起きるの遅くねえか?」

 

 

 

 

セツナ 「私見てくる!!」

 

 

 

 

セツナは急いで耀姫の部屋に向かった。

 

 

 

 

 

バイパー 「俺はあいつが前の夜に…エロい事をしたに5000円賭けよう」

 

 

 

セイヤ 「じゃあ俺は!あいつはヘタレだから何もしてないに5000円だ!」

 

 

 

ネモ 「貴様ら…甘いな!俺はあいつがキスをしたに5000円賭けよう!」

 

 

 

ノア 「ノアもネモと同じなのです。」

 

 

 

 

この4人は楽しんでいた。

 

 

 

 

 

─────────────────────────

 

 

 

 

【耀姫の部屋】

 

 

 

セツナ 「部屋の前についた!」

 

 

 

 

セツナ 「さーて!耀姫とかすみんは何をしたかなー?」

 

 

 

セツナ (まあ…耀姫のことだし…何もないよね)

 

 

 

 

セツナ 「よし!開けよう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「耀姫ー!朝だよ!しずくちゃん来てるよ!」

 

 

 

 

セツナ 「早くおき…て─────え!?」

 

 

 

 

私は部屋に入った瞬間に驚いた。何故なら…

 

 

 

 

 

セツナ 「耀姫とかすみん…抱き合って寝てる…」

 

 

 

 

そう2人は抱き合って寝ていた…正面で

 

 

 

 

セツナ 「ふーん?進展したのかな?」

 

 

 

 

セツナ 「耀姫!!起きて!!」

 

 

 

 

 

耀姫 「ん…なんだよ…セツナ…朝…か?」

 

 

 

 

耀姫 「あれ……かすみが…そっか…一緒に寝て…ふぁ~」

 

 

 

 

セツナ 「おはよ!耀姫!昨日寝てないの?」

 

 

 

 

耀姫 「……あー…寝たけど…なんだっけ…?とりあえずかすみも起こすか」

 

 

 

耀姫 「かすみ…起きろー!」

 

 

 

 

かすみを起こそうとしたが…とんでもない言葉が…

 

 

 

 

かすみ 「んん…せん…ぱい…?昨日…あんなにキスして…疲れたのに…」

 

 

 

かすみ 「もう少し…寝かして…ください……」

 

 

 

 

セツナ 「……は?」

 

 

 

 

耀姫 「」

 

 

 

 

かすみ 「んん…あれ?先輩……昨日はあんなにしたのに……って!セツ子!?」

 

 

 

 

セツナ 「ふーん…?キス…ねぇ?そっか……耀姫って……浮気者なんだ」

 

 

 

 

耀姫 「怒ってる…?」

 

 

 

かすみ 「ぁゎゎ!!かすみん下に行ってきますぅ!!」

 

 

 

 

かすみは急いでその場から去った。

 

 

 

 

セツナ 「へぇ…耀姫は長年いた私より…かすみんとキスを選んだと…」

 

 

 

 

耀姫 「…ごめん…許して…って!お前ともしてたよな!」

 

 

 

 

セツナ 「うっ……確かに……でも許さい!何かしてもらうよ!」

 

 

 

 

耀姫 「……なんだよ…できる範囲ならい────!?」

 

 

 

 

耀姫は何が起きたか理解できなかった。

 

 

 

何故なら…

 

 

 

 

セツナ 「…んんっちゅむ…れろぉ…んぱっ」

 

 

 

 

セツナがキスをしてきたからだ

 

 

 

 

 

耀姫 「ん~っ!!///」

 

 

 

 

 

セツナ 「ぷはっ…はぁはぁ…//」

 

 

 

 

 

耀姫 「はぁはぁ…お前…!///」

 

 

 

 

セツナ 「どう?気持ちよかった?///」

 

 

 

 

 

耀姫 「……目が覚めたよ…」

 

 

 

 

 

 

セツナ 「ふふ♪行くよ!皆待ってるから」

 

 

 

 

 

そう言って、セツナはリビングに向かった。

 

 

 

 

 

耀姫 「………」

 

 

 

 

 

耀姫 「………はぁ……俺も降りよ」

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

俺はリビングに降りていったが…何故か盛り上がっていた。

 

 

 

 

 

バイパー 「あいつはヘタレをやめたのか!」

 

 

 

 

ネモ 「……貴様!どうやら死にたいようだな!」

 

 

 

 

何故か俺の話が始まっていた。

 

 

 

 

 

耀姫 「……朝からやかましいぞ!」

 

 

 

 

 

かすみ 「先輩がいけないんですよ」

 

 

 

 

ティナ 「聞いたけど……流石に…」

 

 

 

 

セイヤ 「クソー!ネモの勝ちかよ!」

 

 

 

 

セツナ 「……なんで3人はお金を賭けてるの…」

 

 

 

 

耀姫 「……はぁ……」

 

 

 

 

しずく 「朝から大変ですね…」

 

 

 

 

耀姫 「……全くだ……とりあえず行くか?」

 

 

 

 

 

しずく 「はい!」

 

 

 

 

 

俺はしずくと家を後にした。

 

 

 

 

 

かすみ 「かすみんも帰りますねー!」

 

 

 

 

セツナ 「いつでも来ていいからね!」

 

 

 

 

かすみ 「うん!お邪魔しました!」

 

 

 

 

かすみも家を後にした。

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

バイパー 「さて……ここからは真面目は話をしよう!」

 

 

 

 

ネモ 「なんだ…いきなり」

 

 

 

バイパー 「お前達は…扉のルーンが使えなくなるって知ってるか?」

 

 

 

 

ネモ 「………」

 

 

 

セツナ 「………」

 

 

 

セイヤ 「はぁ!?バイパーさん本当かよ!」

 

 

 

ティナ 「セイヤ…タラコ組は皆知ってるよ?」

 

 

 

ノア 「そうなのです♪」

 

 

 

 

セツナ 「馬鹿だね」

 

 

 

ネモ 「貴様は今から…人間をやめた方がいいぞ…!」

 

 

 

 

セイヤ 「それはないだろ!」

 

 

 

 

バイパー 「……それでだ……あいつがどんな行動をするかだ!」

 

 

 

 

ネモ 「普通なら……茶熊に残るだろうが…」

 

 

 

 

ノア 「かすみさんがいるのです。」

 

 

 

 

 

セツナ 「……耀姫は…多分…戻りませんよ…」

 

 

 

 

 

バイパー 「まあ…茶熊に戻ったら…あいつに聞けばいいな」

 

 

 

 

ティナ 「そうですね……」

 

 

 

バイパー 「それよりもだな……セツナ!」

 

 

 

 

セツナ 「はい?」

 

 

 

 

バイパー 「朝からキスをするのはいいが……やりすぎだ…!」

 

 

 

 

セツナ 「へっ!?」

 

 

 

 

バイパー 「いや…お前だけではない…かすみもだが…2人揃って限度を考えろ!」

 

 

 

 

 

セツナ 「いやいや…元はかすみんが昨日の夜…」

 

 

 

 

ティナ 「知ってますよ……聞こえてましたし…」

 

 

 

 

 

バイパー 「お前達があいつを好きなのはわかるが…場を考えて欲しい!」

 

 

 

 

 

セツナ 「……はい…気をつけます」

 

 

 

 

 

バイパー 「まあ…今は決勝に備えて準備しとけ!」

 

 

 

 

セツナ 「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

しずく 「何処に行きますか?」

 

 

 

 

耀姫 「そうだな…」

 

 

 

 

 

耀姫 「遊園地なんてどうだ?」

 

 

 

 

しずく 「いいですね!行きましょう!」

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

【遊園地】

 

 

 

 

しずく 「遊園地は久しぶりです!」

 

 

 

 

耀姫 「賑やかな場所だよな」

 

 

 

 

しずく 「最初は何にしますか?」

 

 

 

 

耀姫 「そうだな……無難に……って!マジかよ……」

 

 

 

 

しずく 「?」

 

 

 

 

そう、俺はそれを見て驚いた。本当に遊園地なのかと

 

 

 

 

 

【コーネル探偵事務所の館】

 

 

 

 

 

耀姫 「」

 

 

 

 

なんだこのネーミングセンスのない建物は…馬鹿なのか?

 

 

 

 

耀姫 「やっぱり…ここはスルーしよ!違うところに…」

 

 

 

 

しずく 「ダメ…ですか?」

 

 

 

 

耀姫 「……え?」

 

 

 

 

しずく 「……今日は…デートなんですよ…?」  ウルウル

 

 

 

 

しずく 「…耀姫さん……一緒に…ダメ…ですか?」  ウルウル

 

 

 

 

耀姫 「うっ……泣くな泣くな!わかった!ここにしよう!」

 

 

 

 

 

しずく 「やった♪ありがとうございます!」 クスッ

 

 

 

 

 

耀姫 「……嘘泣きかよ!」

 

 

 

しずく 「さあ!行きましょう!」

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

【コーネル探偵事務所の館】

 

 

 

 

 

耀姫 「今更なんだが……お前はいいのか?」

 

 

 

しずく 「何がですか?」

 

 

 

耀姫 「デートだろ?それをこんな建物なんて…」

 

 

 

 

しずく 「……実はですね…」

 

 

 

 

しずく 「私は…身を引こうとしてるんですよ」

 

 

 

 

耀姫 「………はい?」

 

 

 

しずく 「思ってたことがあるんです…私は多分…耀姫さんの…

 

    力になりたいんだと…もっと強くなりたいと思って…」

 

 

 

 

しずく 「皆さんのデュエマを見て…私も強くなりたいと…

 

    セツナさんやトワさんの実力を見て思ったんです。」

 

 

 

耀姫 「………」

 

 

 

 

しずく 「ですから…この気持ちは…そのような感情ではなく…

 

    あなたの隣で…強くなって…景色が見たいんです!」

 

 

 

 

しずく 「なので…私に…!強くなる為の…特訓をしてください!」

 

 

 

 

 

しずく 「お願いします!」 ペコッ

 

 

 

 

 

耀姫 「………なるほどな…」

 

 

 

 

耀姫 (茶熊では…よくある光景だとは思ったけど…ここにもいたのか)

 

 

 

俺はあの2人を…あの兄妹が浮かんだ。

 

 

強くなりたい…力になりたい…あいつらもそうだったな

 

 

 

 

 

 

耀姫 「わかった…お前のその勇気に…免じて…特訓してやる!」

 

 

 

 

しずく 「…はい!ありがとうございます!!」

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

耀姫 「……とりあえず入るぞ」

 

 

 

 

 

しずく 「ここって…どんなアトラクションなんですか?」

 

 

 

 

耀姫 「……今にわかる……開けるか…」

 

 

 

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

 

 

 

耀姫は扉を開けた。

 

 

 

 

 

? 「いらっしゃいませ!コーネル探偵事務所の館へようこそ!」

 

 

 

 

はぁ……コイツがいるのを忘れていた…最悪だ。

 

 

 

 

 

? 「何名様ですか?2名ですね!それでは席に………ああ!!」

 

 

 

 

 

耀姫 「でかい声を出すな!『リリー』!うるさいぞ!」

 

 

 

 

 

リリー 「うるさいってなんですか!うるさくありません!」

 

 

 

彼女はリリー・コーネル、探偵らしい。そしてうるさい

 

 

 

耀姫 「これだからガキはうるさいんだよ!」

 

 

 

 

リリー 「ガキではありません!私はあなたと同じで17歳です!!」

 

 

 

 

しずく (え?私より上……茶熊は広いですね…)

 

 

 

 

? 「なんだ?リリーどうしたんだ?」

 

 

 

? 「リリー殿、どうしたでござるか?」

 

 

 

 

奥の席から2人の声が聞こえた。

 

 

 

 

耀姫 「『ザック』に『フラン』!久しぶり!元気だった?」

 

 

 

 

フラン 「耀姫殿!久しぶりでござる!」

 

 

 

こいつはフラン・ポワリエ、茶熊学園では先輩にあたるが…こんな感じだ

 

 

ちなみに忍者でもある。

 

 

 

ザック 「おお!耀姫じゃん!久々だぜ!」

 

 

 

コイツはザック・レヴィン フラン同様、茶熊学園の先輩にあたるが……金欠である

 

 

 

耀姫 「てかなんでここにいるんだ?」

 

 

 

フラン 「拙者は休暇でござる!」

 

 

 

ザック 「俺はフランの付き添いだ!」

 

 

 

 

耀姫 「……そうか…」

 

 

 

ザックよ……それでいいのか?

 

 

 

 

リリー 「そういえば耀姫さんはどうしてきたんですか?」

 

 

 

耀姫 「ああ…ここに建物があって隣の奴が行きたいって言ってくるから」

 

 

 

 

リリー 「なるほど…!つまり!遊びに来たってことですね!」

 

 

 

 

耀姫 「………馬鹿なのか?」

 

 

 

 

リリー 「ひどいですぅ!」

 

 

 

 

耀姫 「……とりあえず…ここはなんなんだ?」

 

 

 

そう…俺は気になっていた。

 

 

 

 

リリー 「……ただのカフェですよ?」

 

 

 

 

 

耀姫 「……探偵は!?」

 

 

 

 

 

 

リリー 「私1人じゃ無理ですよ!」

 

 

 

 

 

リリー 「とりあえず…注文してください!」

 

 

 

 

耀姫 「だってよ?しずく」

 

 

 

 

しずく 「そうですね……悩みます」

 

 

 

 

俺達はメニュー表を見てた。確かに悩む

 

 

 

団子のパフェ…洋梨のパフェ…インフィニティXパフェ

 

 

ん?インフィニティX!?

 

 

 

 

耀姫 「何故…インフィニティXがあるんだ…」

 

 

 

リリー 「ノアさんから提供していただきました!」

 

 

 

耀姫 「……洋梨パフェを1つ……しずくは?」

 

 

 

しずく 「私は……団子パフェで」

 

 

 

 

リリー 「かしこまりました!少々おまちください!」

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────数分後

 

 

 

 

リリー 「洋梨パフェと団子パフェです!」

 

 

 

 

 

耀姫 「……デカイな…」

 

 

 

しずく 「ボリュームが…」

 

 

 

 

リリー 「当店自慢のパフェですから!召し上がれ!」

 

 

 

 

耀姫・しずく 「いただきます!」

 

 

 

 

耀姫 「…パクッ……もぐ…美味いな」

 

 

 

 

しずく 「……パクッ…もぐ……美味しいです!」

 

 

 

 

 

リリー 「当たり前じゃないですか!ここのパフェはパティシエ級ですから!」

 

 

 

 

どこかで聞いた言葉だな……まさか!?

 

 

 

バイパー 「俺の腕はパティシエ級だぜ!」

 

 

 

 

耀姫 「」

 

 

 

しずく 「」

 

 

 

 

 

やはり…バイパーだった。こいつ…!

 

 

ん?冷静に考えてみろ…

 

 

 

耀姫 「お前…パフェやらお好み焼きってお前料理できるんだな…」

 

 

 

 

 

バイパー 「お前は何を言ってるんだ?流石の俺も冒険家の1人だ!」

 

 

 

バイパー 「料理や家事などできて当然だろう!」

 

 

 

 

耀姫 「……出来ない奴に謝れ!」

 

 

 

 

しずく 「しかし…美味しいですね…」

 

 

 

 

バイパー 「喜んでもらえてなによりだ!」

 

 

 

 

耀姫 「……なんでコイツはこんな性格なんだ…」

 

 

 

 

俺はそう思いつつ…残りのパフェを食べた。

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

耀姫 「美味しかったな」

 

 

 

 

しずく 「ですね!」

 

 

 

 

リリー 「ところで耀姫さん!」

 

 

 

耀姫 「なんだ?」

 

 

 

リリー 「預かってたカードです!」

 

 

 

リリーはカードの束を差し出した。

 

 

 

 

耀姫 「……誰から?」

 

 

 

 

 

リリー 「わかりません!」

 

 

 

 

耀姫 「馬鹿か……とりあえず…今確認する」

 

 

 

 

預かったカードを確認するが…何故かカードが多すぎるのであった。

 

 

 

 

耀姫 「なんで多いんだ?枚数的に…3、4人分あるぞ!」

 

 

 

 

リリー 「えっ?だって4人使えるんですよね?ビビッドロー」

 

 

 

 

耀姫 「……は?」

 

 

 

こいつは何を言ってるんだ?4人?

 

 

 

 

リリー 「だって…耀姫さん、セツナさん、かすみさん、そちらにいる、しずくさん」

 

 

 

 

しずく 「えっ!?」

 

 

 

耀姫 「はぁ!?」

 

 

 

 

リリー 「ち、違うんですか!?」

 

 

 

しずく 「私は……使えません…そこまでの…」

 

 

 

 

 

バイパー 「…本当にそう思うか?」

 

 

 

 

しずく 「…え?」

 

 

 

 

バイパー 「……そこのカードは何故光ってると思う?」

 

 

 

 

しずく 「……光ってる?」

 

 

 

そう…カードが光ってるのであった。

 

 

それは…持ち主を見つけた証

 

 

 

 

しずく 「これって…?」

 

 

 

 

バイパー 「この王国は……ポンポン使っていいのか?」

 

 

 

 

耀姫 「ふっ…ちょうどいいじゃん?この王国って劇団なんだし」

 

 

 

 

しずく 「私が使っていいんでしょうか?」

 

 

 

 

耀姫 「むしろ…それをあいつらは望んでるぞ?」

 

 

 

しずく 「………」

 

 

 

しずく 「わかりました。」

 

 

 

 

しずくはカードに触れる。

 

 

 

 

しずく 「これが…!」

 

 

 

 

耀姫 「これで…しずくも…ビビッドローの所有者だ」

 

 

 

 

 

しずく 「……はい!」

 

 

 

 

リリー 「私にも感謝してくださいよ!」

 

 

 

 

耀姫・バイパー 「馬鹿は黙れ!!」

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

しずく 「では…私はこれで!今日はありがとうございました!」

 

 

 

 

耀姫 「ああ!こっちも楽しかったぞ!」

 

 

 

 

 

 

しずくは帰って行った。

 

 

 

 

耀姫 「俺も帰るか…」

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

 

 

耀姫 「帰ったぞ!」

 

 

 

 

 

セツナ 「耀姫ー!」 ダキッ

 

 

 

 

 

帰ってそうそうにセツナが抱きついてきた。

 

 

 

 

耀姫 「抱きつくな!」

 

 

 

セツナ 「いいじゃん!かすみんとは抱きついて寝てたくせに…」

 

 

 

耀姫 「お前だって…前までは一緒に寝てただろ!それに朝からキスもないだろ!」

 

 

 

 

セツナ 「うっ……それでもいいの!今日は一緒に寝るんだから!」

 

 

 

 

耀姫 「はぁ!?お前…何言って…!」

 

 

 

 

ティナ 「え?一緒に寝るのって普通じゃないの?」

 

 

 

全員 「は?」

 

 

 

 

ティナ 「セイヤと一緒に寝てるし…」

 

 

 

セイヤ 「健全だし!お前達と違って!」

 

 

 

 

バイパー 「…どっちも同じだ!」

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

【耀姫の部屋】

 

 

耀姫 「結局今日も寝るんだな…」

 

 

 

 

セツナ 「えへへ…ごめんね?」

 

 

 

 

耀姫 「いつもの事だし気にすんな……流石にキスは無しだぞ」

 

 

 

 

セツナ 「うん……わかった。」

 

 

 

 

耀姫 (露骨に悲しそうな顔するなよな…)

 

 

 

 

 

耀姫 「……抱きつくのはいいからな」

 

 

 

 

セツナ 「…!うん!じゃあ抱きつく!」 ダキッ

 

 

 

 

セツナは抱きついてきた。

 

 

 

 

耀姫 「……落ち着くわ…」

 

 

 

 

セツナ 「うん…私も…」

 

 

 

 

 

 

耀姫・セツナ 「…………」

 

 

 

 

お互いに無言であったが…セツナから言葉が放たれた。

 

 

 

 

 

セツナ 「耀姫ってさ……全部終わった後…茶熊を離れるの?」

 

 

 

 

耀姫 「また…その話か?」

 

 

 

 

 

セツナ 「私だけには正直に話して欲しいの!お願い!」

 

 

 

 

 

耀姫 「セツナ……」

 

 

 

 

セツナ 「……耀姫…お願い…隠さないで…」

 

 

 

 

 

耀姫 「……はぁ……話せる範囲ならいいぞ」

 

 

 

 

セツナ 「…!…ありがと」

 

 

 

 

耀姫 「……で?何が聞きたいんだ?」

 

 

 

 

 

セツナ 「耀姫は……さ…日本に留まるの?」

 

 

 

 

耀姫 「……仮に留まるって言ったらどうする?」

 

 

 

セツナ 「私は……耀姫についてく!」

 

 

 

 

耀姫 「あのなぁ?俺の為に人生を変えるってのは…」

 

 

 

 

セツナ 「……わかってる…茶熊を離れたら…もう会えないかもしれない」

 

 

 

セツナ 「でも!耀姫がいない世界は嫌なの!」

 

 

 

 

耀姫 「………それを決めるのは…最後の扉のルーンを使う時だ。」

 

 

 

 

セツナ 「………耀姫…」

 

 

 

 

セツナ 「わかった…その時になったら…ね」

 

 

 

 

耀姫 「ああ…言うよその時に…もう寝ようぜ?」

 

 

 

 

 

セツナ 「うん!」

 

 

 

 

 

 

俺達は眠りについた。

 

 

 

 

 




耀姫の決意は如何に!これは最終章でわかります


次回はノアと耀姫の過去編です


何故ノアが一緒にいるのかを

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