虹ヶ咲マスターズプロジェクト!   作:ヨザミン

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毎日投稿は無理なので1週間に1、2話を目指して投稿しようと思います。


この回が終わった後はデッキ紹介編になりますので、決勝戦はまだ先になります。



今回もほのぼの系なので何卒よろしくお願いします。


第42話 耀姫と???の1日

それは……バイパーの一言で始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「……もう一度言ってくれ」

 

 

 

 

 

 

バイパー 「俺達で考えたんだが…大会は明日だろ?今日は休め」

 

 

 

 

 

 

 

いつになく真剣なバイパーだなと耀姫が思うが……

 

 

 

 

 

耀姫 「お前……何か企んでないか?」

 

 

 

 

 

 

そう、彼にとってはバイパーがこんな真面目な話をするとは思ってないからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

バイパー 「安心しろ、これは皆で考えた事だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「……そうなのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「うん、昨日帰ってきた時、すぐ寝たよね?疲れてると思って…」

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫の問いに、セツナが答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「別に疲れてるわけでは……」

 

 

 

 

 

 

 

バイパー 「よく考えろ、明日は大事な決勝、今日が休息の最終日だぞ」

 

 

 

 

 

 

 

バイパー 「お前は茶熊を代表するデュエリストだ、万全な状態でないとな!」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「……でもなぁ……」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫は否定気味に言っている。

 

 

 

 

すると……バイパーからとんでもない言葉が………

 

 

 

 

 

 

 

バイパー 「もし、今日1日休むなら──────オマケでセツナがついてくるって言ったらどうする?」

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ・耀姫 「……っ!?//////」

 

 

 

 

 

 

 

2人はバイパーの言葉に激しく動揺した。

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「バイパーさん!?どう言う事ですか!?//////」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「お前…ふざけてるのか!?//////」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トワ 「お二人共……喜んでる様に見えますけど……」

 

 

 

 

 

 

 

バイパー 「今更いいだろ?学園でも一緒なんだから…」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫・セツナ 「「………//////」」

 

 

 

 

 

 

 

バイパー 「決まりだな!俺達は用事あるから2人で仲良くな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイパー達と同好会メンバーが隠れ家からいなくなった。

 

 

 

 

 

取り残された2人は………

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「全く……アイツらは…!」

 

 

 

 

 

 

セツナ 「アハハ……仕方ないよ…バイパーさんだし」

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「とりあえず……俺達も何処か行くか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────

 

 

 

 

 

 

2人は着替えて、隠れ家を後にして、何処に行くか迷っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「どうする?って言ってもデートはもうしたけどさ…」 ※

 

 

 

 

 

 

※第36話 セツナとデートを見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「でも途中で、色々あったから……でも今日は耀姫の好きな場所でいいよ!」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「そうだな……じゃあ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「?」

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「それで?耀姫の行きたい所って言ってるけど、なんで……公園?」

 

 

 

 

 

 

耀姫 「たまにはゆっくりしたいじゃん?だからさ」

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「いいけど……耀姫の行きたい所は…私の行きたい所でもあるよ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「お前って…ホント素直だよな……」

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「ん?耀姫の前だけだよ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「そうか……」

 

 

 

 

 

 

セツナ 「ほら、マット引こ?」

 

 

 

 

 

 

耀姫 「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

そう言って2人はマット引いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「こっちに来てからは初めてかな……のんびりする日が…」

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「そうだね…ずっとデュエマ関連ばっかだったからね」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「………」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫は何かを考え始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「………!」

 

 

 

 

 

 

 

何を思ったのか、セツナは自分の手を横に置いた。

 

 

 

 

 

すると……耀姫はセツナの手を握り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「………//////」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人は恥ずかしい表情をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「なんか……茶熊学園の時と同じだね//////」

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「そうだな…//////」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、耀姫は自分のデッキケースを取り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「ねえ……今日は休みなんだよ?デッキ出してさ…」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「悪い……どうしても考える事があってさ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「考える事?」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「次の決勝は……俺と……セツナのデッキで行こうと思うんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「……いいの?決勝は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「いいんだ……それに…俺達2人は……《学園最強》だろ?」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫の…最強の言葉にセツナは………

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「うん!私の力と…耀姫の王国の力で…勝とうね!」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「じゃあ…早速……作るか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人はデッキ作りを始めた。

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【デッキ製作中】

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「やっぱり……さ、──────は必要だと思うんだよね♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「なら──────は入れないで初動減らすのもありなのか…」

 

 

 

 

 

 

セツナ 「それなら──────軸でいいのかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

2人はいつになく真剣にデッキを作っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「おいセツナ!─────をいれると事故るぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「いいじゃん!きっと耀姫を助けてくれるよ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「全く………わかったよ、入れる。後は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「うーん……これで大丈夫だと思うよ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「なら……完成だな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「うん!明日は絶対勝ってね!」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「もちろんさ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

2人は新しいデッキを作り、明日は絶対勝つと言う誓いをたてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人は数時間だけその場でデッキを作っていた。

 

 

 

今は隠れ家に帰る途中である。

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「どう?今日は休めたの?」

 

 

 

 

 

 

セツナは今日の目的について聞いてきた。

 

 

 

 

 

 

耀姫 「ああ。休めたよ……セツナがいたからかもな…」

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「……またそうやって……//////」

 

 

 

 

 

 

セツナは耀姫の言葉に照れ始めた。

 

 

 

 

 

 

耀姫 「別にいいだろ……茶熊ではずっと一緒だったんだし…」

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「そうだね……!」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「……ほら、早く隠れ家に戻るぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫はセツナに自分の手を差し出しながら言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「うん!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナは喜びながら耀姫の手を握った。

 

 

 

 

 

2人はとても楽しそうな顔をしながら隠れ家に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【隠れ家】

 

 

 

 

 

 

耀姫 「帰ったぞ。」

 

 

 

 

 

 

セツナ 「ただいまー!」

 

 

 

 

 

 

 

バイパー 「……随分早かったな……もうちょっと休めばいいのに……」

 

 

 

 

 

 

 

セイヤ 「明日は決勝なんだぜ!ゆっくり休めよ!」

 

 

 

 

 

 

 

侑 「もしかして……デッキ作った…とか?」

 

 

 

 

 

 

かすみ 「休んだ意味ないじゃないですか!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「お前ら……揃いも揃って……!!」

 

 

 

 

 

 

 

ティナ 「でもいいんじゃないですか?耀姫さんにとって、デュエマが休み見たいなモノですし…」

 

 

 

 

 

 

 

セイヤ 「そうだな!」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「悪いけど…明日に備えて今日は部屋に戻るわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫は自分の部屋に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイパー 「……まだ疲れてるのか?」

 

 

 

 

 

 

 

ティナ 「どうなんでしょうね……そんな感じではないですけど…」

 

 

 

 

 

 

バイパー 「何にせよ、セツナの出番だな…!」

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「……皆にとって…私って何ですか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑 「耀姫の相棒」

 

 

 

 

 

かすみ 「先輩の相棒」

 

 

 

 

 

 

ティナ 「耀姫さんの癒し係」

 

 

 

 

 

セイヤ 「耀姫の女」

 

 

 

 

 

 

 

バイパー 「耀姫しか見えない耀姫の彼女」

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「……耀姫は絶対なんですね……彼女じゃないですし…」

 

 

 

 

 

 

 

 

トワ 「セットの様な感じですし……」

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「はぁ…わかりました…行ってきますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言って、セツナは耀姫の部屋に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイパー 「まあ…大丈夫だろう」

 

 

 

 

 

 

かすみ 「そうなんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

トワ 「ですね……あの2人ですし…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

【耀姫の部屋】

 

 

 

 

 

耀姫 「はぁ……明日が決勝…休めたのかなぁ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫は1人、自分の部屋で考えていた。

 

 

 

 

1週間の休息なのに、5日間は出掛けていた。

 

 

 

本来ならデッキを作ったり、休むのが基本。

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「……さて…寝る準備を……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫は扉が開く音に気づいた。

 

 

 

 

そこに来たのは……

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「……ごめん…皆に頼まれて……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナであった。

 

 

 

 

 

 

耀姫 「頼まれたって……もしかして休めたかどうかの話か?」

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「ううん、すぐ寝るから疲れてるのか?って…私に確認を…って」

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「そうか……何ともないから気にするな」

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「ううん、休んでくれないと困るから私も一緒に寝るね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耀姫 「……早く準備しろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「エへへ♪やっぱりいつもの感じがいいね♪」

 

 

 

 

 

 

耀姫 「……そうか?」

 

 

 

 

 

 

 

現在、セツナは耀姫と一緒のベッドに入っている。

 

 

 

茶熊でも同じだったのでお互いに抵抗はない。

 

 

 

 

茶熊の誰もがこの状況を見ても何も思わないであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「……明日だね…いよいよ」

 

 

 

 

 

 

耀姫 「…そうだな」

 

 

 

 

 

 

 

セツナ 「絶対勝とうね!」

 

 

 

 

 

 

耀姫 「ああ…!」

 

 

 

 

 

 

セツナ 「じゃあ…寝よっか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人 「「おやすみ」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人は仲良く眠りについた。

 

 

 

明日の決勝に向かって。

 

 

 

 

 

 




とりあえずデート編?は終了しました!


次はデッキ紹介コーナーです。何人かは未定ですが対決はお待ちください



今回もキャラに紹介してもらう感じになっておりますので

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