先に言いますが、ここからはほぼ遊び無しのガチデュエマになります。
理想展開やありえない動きもあるのでご了承ください。
? 「私達の出番あるのでしょうか…作者さん」
? 「時期が違うからないと思う。」
ルカ 「それでは!開始します!まずは超次元ゾーンの確認です!!!」
栞子 超次元ゾーン 0 GRゾーン12枚 禁断、零龍無し
侑 超次元ゾーン GRゾーン 0 禁断、零龍無し
栞子 (侑さん、全部無しですか…わかりません)
侑 (栞子ちゃんは…GRゾーンだけ…)
侑・栞子 「「デュエマ・スタート!!!!!」」
侑 「私の先行!奇石ミクセルをマナチャージしてターン終了!」 マナ1
栞子 「私のターン、ドローして、デドダムをマナチャージして終了です。」 マナ1
侑 (デドダムだけでは判断出来ないな…)
栞子 (ミクセルですか…バイクでしょうか…?)
侑 「私のターン!ドローして!テスタロッサをマナチャージして終了!」 マナ2
栞子 「私のターンです、1枚ドローして…エスメルをチャージして終了です」 マナ2
侑 「私のターン!サイバーブレインをマナチャージして……3マナ!」 マナ3
侑 「《ネ申・マニフェスト》を召喚!3枚ドローして、2枚を墓地へ送ってターン終了!」 マナ3
《ネ申カリスマ・マニフェスト》
クリーチャー:トリックス/レクスターズ 2000
このクリーチャーが出た時、カードを3枚引き、その後、自分の手札を2枚捨てる。
シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、次の自分のターンのはじめまで、
このクリーチャーはブロックされず、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
栞子 (マニフェスト……おそらくあのデッキですね…でしたら)
栞子 「私のターン、デスマッチビートルをマナチャージして……3マナ!」 マナ3
栞子 「《希望のジョー星》を展開します!!」
ルカ 「おおっと!!ここで最悪のD2フィールド!希望のジョー星だああああ!!!」
《希望のジョー星》
D2フィールド:ジョーカーズ
このゲームで使うカード、そのコスト、そのテキスト内のコストはすべて文明を失う。(無色となる)
(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
侑 「ジョー星……まさかそれを使ってくるなんて……」
栞子 「勝つためです。それが適正だと思ってます。」
侑 「それが本当なのかな……」
栞子 「と、言いますと?」
侑 「私達がやってきた、皆で競い、楽しくする同好会のメンバーは何処へ行ったの?」
ランジュ 「無駄だわ!同好会の活動は永遠に不可能よ!!」
ランジュが横から言っていた。
栞子 「私は、私の道を進んでるんです。それが例え、違う道でも。友達を見捨てたりできません」
侑 (……うん、わかるよ…栞子ちゃんにとって、ランジュさんは大切な友達…)
侑 (でも…私達とは仲間だったんじゃないのかな……友達じゃなかったのか…)
侑は悩んだ。相手は友達の為に勝つ事を目的にしている。
かつての仲間だった人が
侑 (だったら私は……)
侑 「私は……!」
栞子 「?」
侑 「私達の居場所を取り戻す為に……栞子ちゃんを倒す!!」
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ランジュ 「栞子の勝利は決まってるわ!次のターンで終わりよ!」
果林 「ジョー星を貼られたら大抵のデッキは機能しないわ」
愛 「そうだよね!」
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璃奈 「侑さん…どうするんだろう」
かすみ 「ジョー星ある限り…侑先輩のデッキの文明は無くなりますし…」
耀姫 「ふっ、馬鹿どもが騒いでるだけだろ!」
かすみ 「って事は、侑先輩はちゃんと対応できるんですよね!?」
耀姫 「お前な…アイツにはな……」
「最高の幼馴染がいるんだぞ?あの2人が作ったデッキを信じてみろ!」
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栞子 「侑さん?ジョー星がある限り、大抵のデッキは勝てませんよ?」
侑 「じゃあ、そのデッキが目の前にあるとしたら?私のターン!ドロー!」
侑 「エヴォルピアをマナチャージして……4マナ!!」 マナ4
侑 「《Disカルセ・ドニー》を召喚!!」
《Disカルセ・ドニー》
マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
コスト5以下のクリーチャーを攻撃中、このクリーチャーに「スレイヤー」を与える。
このクリーチャーが出た時、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。
栞子 「カルセ・ドニー…ですか…それで何を出すつもりですか?」
侑 「私が出すクリーチャーは……!!!」
「《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》!!!」
《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》
スター進化クリーチャー:メタリカ/ヒューマノイド/レクスターズ 8500
スター進化:レクスターズまたは光のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時または攻撃する時、カードを1枚引く。その後、コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。
自分のコスト4以下のクリーチャーはすべて「ブロッカー」を得、自分のターンの終わりにアンタップする。
栞子 「ま、まってください!そもそも鬼羅.Starの進化元は存在しませんよ!?」
栞子 「それに文明を失ってるんですよ!だった……「ねえ、進化元はいるっていったら?」 えっ」
栞子 「そんなはず………!?まさか!?」
栞子は理由が判明した瞬間、情報不足と悟ってしまった。
それは……
栞子 「進化元は……レクスターズ!!」
侑 「正解!マニフェストを「正義星帝」 <鬼羅.Star>に進化!!!」
侑 「鬼羅.Starの効果発動!1枚ドローして…コスト4以下のクリーチャーをバトルゾーンへ!」
栞子 (何を出すつもりでしょうか…鬼羅.Starのデッキの種類は大体把握していますし…)
栞子 (まあ可憐ぐらいでしょうか…)
しかし侑が出してきたカードは栞子の予想を遥かに超えていた。
「《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》!!!!」
栞子 「………は?」
栞子は驚いた。飛んできたカードはジャックアルカディアスだからだ。
まるでこっちの動きを予想していたかの様に出てきたからだ。
栞子 (ジャックを入れる事は希にありますが……侑さん!一体どれほど枠をさいてるんですか!?)
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セツナ 「どうしてあの子は驚いてるのかな?ジャックだって入れる事もあるし…」
耀姫 「アレは別の意味さ。アイツ自身もジャックの予想は出来てるだろうな」
璃奈 「別の意味?」
耀姫 「こう言いたいんだろうな、何処の枠を削ってジャックを入れてるのか」
耀姫 「鬼羅.Starの基本が赤白青のラッカカラーや白青黒緑のカラーリングもあるしな…」
セツナ 「確かに……」
璃奈 「それなら納得。」
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侑 「ジャックアルカディアスの効果で…希望のジョー星を破壊!」
《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》
クリーチャー:スピリット・クォーツ/ロスト・クルセイダー 1000
S・トリガー
スレイヤー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のコスト4以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
侑 「更に!鬼羅.StarでシールドをWブレイク!!効果で1枚ドローして……奇石ミクセルをバトルゾーンへ!」
栞子 シールド 5→3
侑 「ターン終了!!」
侑 バトルゾーン 鬼羅.Star ジャックアルカディアス ミクセル マナ4
栞子 「………これは。」
侑 「予想外かな?」
栞子 「ええ、流石の私も予想外ですよ…ジャックを入れる枠何てありませんから」
侑 「これが…私達の目指した同好会だよ!」
栞子 (侑さんは凄いですね……流石に鬼羅.Starいる状態で後2ターンは耐えれませんし…)
栞子 (ランジュには申し訳ないですが……)
栞子はそう考えながら、カードをプレイするのをやめた。
侑 「栞子ちゃん…?」
栞子 「私は…投了します。私の負けです」
ランジュ 「!?」
果林 「えっ?」
愛 「どうして…」
侑 「いいの…?」
栞子 「はい、私では次のターン耐えれるか怪しいので…」
ルカ 「………」
ルカ 「たった今!栞子選手が投了を宣言しましたので勝者!!高咲侑選手!!!」
ルカ 「それでは!2回戦は30分後です!!!」
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セツナ 「ねえ…あの子はどうして投了したの?勝てる方法あると思うけど…」
耀姫 「ジョー星貼るのに1ターンかかる上にW・ブレイカーを止める手段ないかもだしな…」
璃奈 「それでも、逆転手段もあったはず……。」
耀姫 「5マナ到達した時点でジャミングチャフ来るだろうし、シャッフもある。呪文は無理だしな」
璃奈・セツナ 「「なるほど…!」」
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ランジュ 「……栞子」
栞子 「ランジュ…すいません…負けました。」
ランジュ 「……何をしたかわかってるの?」
果林 「ランジュ!落ち着いて!」
栞子 「何を言われても…私のした事は……」
ランジュ 「……まあいいわ、栞子の判断だから私は何も言わないわ」
ランジュ 「ありがと…戦ってくれて」
栞子 「(ランジュの様子が……?)」
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耀姫 「良かったな、2ターン目の動きされなくて」
侑 「エスメル置いてたし、実際は出すんだろうけど…」
耀姫 「おそらく勝利を優先してたんだろうな」
璃奈 「勝利優先ならエスメル出すと思うけど…」
かすみ 「しお子だから、デッキわかった瞬間、貼っとくと思ったんじゃ…」
耀姫 「まあ…逆にレクスターズだから意味なかったけどな」
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ルカ 「それでは!!第2回戦を始めます!!」
ルカのアナウンスが流れた。
璃奈 「じゃあ行ってくる。」
かすみ 「りな子!頑張って!」
侑 「大丈夫!いつも通り!」
耀姫 「まあ冷静にな?」
璃奈 「うん。」
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ルカ 「それでは!選手の紹介です!!まずは!」
ルカ 「どんな時でも元気一杯!まさに歩く太陽!!」
「宮下愛!!!」
愛 「あの司会者全部わかってるじゃん!!!」
ルカ 「続いては!!計算された戦術!デッキ選択!どれも一流!まさに完璧!!」
「天王寺璃奈!!!」
璃奈 「結構盛られてる。」
ルカ 「それでは!2回戦開始します!!」
愛 「りなりー……本気で勝つよ?」
璃奈 「愛さん、もちろん私も勝つ!」
璃奈・愛 「「デュエマ・スタート!!!!!」」
さて、序盤からガチ対戦ですね。
一部デッキの中身は変わってますけど