プロローグはいかがでした?
今回はついにデュエマをするシーンが
作者は半分現実、と半分こんな展開があればなって書いてます
第1話
虹ヶ咲学園前
ヨウキ 「やっとついた…って言っても扉のルーンだからそんな時間はかからないか…」
扉のルーンとはどこでも行くことができるルーンのことを意味する
この少年はそれにもかかわらず何故時間が掛かると思ったのか
扉のルーンで移動する時間は数秒である
ヨウキ 「……で、なんでここにいるんだ?…『ノア』」
少年がその少女の名前を呼んだ
彼女はノア・メル、茶熊学園の生徒でフィギュアスケート部である
しかしそれだけではなかった、彼女の後ろにも2人いたのであった
ヨウキ 「…で?ついでにそこにいるんだ?…『ティナ、セイヤ』」
ティナ 「ひどーい!あんたを心配してきたに決まってるじゃん♪」
セイヤ 「そうだぜ!こんな、楽し…いや、お前が困ってるだろうから来たんだぜ?」
少年を心配してきたであろう少女の名は、ティナ・トピア
彼女には特殊な力があり他の人とは力加減が違うのである
少年を心配せずに…楽しもうとしている少年は、セイヤ・タナカ
見た目はカッコイイが中二病でティナによく殴られている
この2人が一緒にいるのは珍しくはないが何故虹ヶ咲の前にいるだろうか?
ノア 「手伝いをしにきたのです♪」
ティナ 「私も!」
セイヤ 「俺もだ!」
ヨウキ 「…お前ら…」
ヨウキは思った。過去に色々あって人を信用できない次期があった…
だからこそ、自分を救ってくれた侑への恩返しの為に現れた
自分だけでなんとかするって思っていたのだ
しかしここにいる3人は他でもない、俺たちの為に来てくれたのだ
ノア 「侑さんもノアたちの仲間なのです♪」
ティナ 「侑さんといた時間は楽しかった!」
セイヤ 「お前とあいつは仲間で友達だ!放って置けるわけないだろ?」
ヨウキ 「………ありがとう!」
改めて仲間とは何なのかを実感したヨウキであった。
───────────────────
(同好会視点)
せつ菜 「…ここなら練習できますね!!!」
そこは虹ヶ咲から少し離れた場所である。
大会は監視がいるため出れないだろうけど練習はできると判断していた
侑 「…そうだね!じゃあ、デュエマする?」
侑がそう言うとみんな自分のデッキを用意した。
しかし1人だけ何かを言いたいような雰囲気があった。
歩夢 「……かすみちゃん?」
歩夢がそう問いかけると、かすみはこう言い始めた。
かすみ 「…侑先輩、かすみんとデュエマしませんか?」
皆 「!?」
それもそのはず、この同好会において侑のレベルは尋常ではなかった
唯一張り合えるのはせつ菜だけだったと誰もが思っている
それを知っているのは当然なのか、かすみは申し込んできたんだ。
エマ 「…かすみちゃん、どうして?」
エマは思った。自分は侑ちゃんには勝てないけど、かすみちゃんの実力は私より下
かすみちゃんはいつも、璃奈ちゃんやしずくちゃんとデュエマしていた
デッキだってしずくちゃんと全部同じデッキを使って戦っていた
それなのに…どうしてだろう?
璃奈 (かすみちゃんの様子が何か違う…?)
侑 「……わかった!デュエマしよう!手加減なしだからね?」
かすみ 「…ありがとうございます♪先輩!」
ここからデュエマするシーンが入ります───────────────────
侑・かすみ 「「デュエマ・スタート!!!!!」」
───────────────────
侑 「先行はかすみちゃんで大丈夫だよ!」
かすみ 「ありがとうございます!ではかすみんの先行! 『終末の時計 ザ・クロック』をマナチャージ!
かすみんはターンを終わります」
皆 「!?」
そうこの場の皆は誰もが思った。ターンを返したからではない
かすみがマナゾーンに置いたカードに
それはかすみが一度も使ったことのないカードであった
ただ1人、璃奈だけは何かを感じていた。
璃奈 (かすみちゃんが絶対使わないカード…しずくちゃんと同じデッキだったから
わかってたと思っていた…2人は最初に多色を置いて行動する動きをしていた…なのに
…もしかして、しずくちゃんがいないから使うのやめたとか…?)
侑 「……私のターンだね、、、1枚ドローして、『奇石ミクセル』をマナチャージ!
ターンを終了するよ。」
歩夢 「侑ちゃん…容赦ないね…絶対、赤白GRビートだね…」
赤白GRビートとはGRクリーチャーと言うデッキとは別に12枚置く場所があり
そこから呪文やクリーチャーの力で召喚して戦うデッキである。
デュエルマスターズの歴史をかえた1つでもある
かすみ 「…かすみんのターン!マナをチャージして、、、2マナで『異端流しオニカマス』を
召喚します!そしてターンを終了します。」
侑 「……オニカマス?」
彼方 (かすみちゃん…わかってるのかな…?GRクリーチャーは召喚扱い、
つまりオニカマスの効果は発動しない…なのにどうして~?)
せつ菜 (そもそもかすみさんは、、、今、火文明のカードをマナゾーンに
置きましたね…しかも見たことないカードを…)
侑 「私のターンだね、ドローして、マナゾーンに、『DROROOON・バックラスター』を置いて
、2マナで、『謎の光 リリアング』を召喚!リリアングの効果でコスト3以下の光の呪文を唱える!
私は、呪文銀河の裁きに勝てるもの無しを唱えて、、GR召喚!」
するとGRゾーンから1体のクリーチャーが現れた
侑 「!!全能ゼンノー召喚!!、さらに銀河の効果で『パラリラ・セーリング』を唱える!」
更にGRゾーンから1体飛び出てくる
侑 「!ドドド・ドーピードープを召喚!更に1枚ドロー」
せつ菜 「ドドド・ドーピードープきましたぁぁぁぁ!!!」
歩夢 (せつ菜ちゃん…テンション上がってるね…)
エマ (せつ菜ちゃん、火文明大好きだもんね。)
璃奈 (使うカードは大半、ミッツァイルかマグナなのに…)
かすみ 「ドドド・ドーピードープですか…かすみんのオニカマスの効果をかいくぐって
きますか…しかも全能ゼンノーでスピードアタッカーを止めるまで…」
侑 「全能はマグレだよ?それに…サプライズホール使えない状態でも凄いと思うよ!」
かすみ 「…そうですね、流石先輩ですね♪」
侑 「私だって…2ヶ月間何もしてないわけじゃないからね?」
かすみ 「……ですが先輩、かすみんはこの状況…対したことないと思ってますよ?」
皆 「えぇ!?」
侑 「かすみちゃん…?」
かすみ 「かすみんは分かりました。しず子は頑張ってるんだって…それなのにかすみんはあんな…
だからかすみんは考えました!もっともっと強くなって、デュエマ部に勝てるレベルになるんだって…!
しず子より、もっともっと強くなって帰ってきてもらうんだって!」
侑 「かすみちゃん…!」
かすみ 「そしてこのデッキは、かすみんが強くなるための…いや!しず子との日常を
取り戻す為にかすみんの全部を賭けたデッキです!…しず子のことはずっと忘れない!
近くにいなくても…同じデッキじゃなくても…このデッキの中にしず子との友情が…
詰まってるんです!!!」
かすみ 「…行きますよ!先輩!」
侑 「 よし!ゼンリョクを見せて!」
かすみ 「かすみんの、、、ターーーーン!!!」
かすみ 「……これがかすみんとしず子の友情の証のドローです!!!」
いかがでしたか?
かすみの成長が見られた場面です。
次回!かすみのデッキ判明!!