ツシマ奇談   作:八堀 ユキ

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なぜかだんだん政子殿を登場させたくなってきてる。どうしよう?(困惑)

次回は日曜日に投稿予定。


小川道場の怪

 将軍クトゥン・ハーンから命じられたは外道の術を使い兵に魔道の加護を与えよ、とのこと。

 

――簡単に言ってくれるわ

 

 2人の外道は心の中で苦笑いする。

 

「昔、だがな」

「ん?」

「蓬莱山に向かうとことあるごとに言い放っていた兄弟がいた。奴から聞かされたことがある。海の向こうにある島は黄金があふれ出る夢のような桃仙郷らしい、と」

「そうか」

「だが、これではなぁ」

 

 地面を掘ってみたが泥は泥。黄金などちっとも出て来やしない。

 ため息をついてさも落胆している風の相棒を見て、相方はふふふと鼻で笑う。

 

「それはそれとして、さっそくなにかせねばならんだろうよ」

「まぁな」

 

 彼らが将軍を恐れるのは、ただ命を奪える力を持っているというだけではない。彼らを支配する方法まで知っていることこそが、恐れる原因なのだ。

 

 彼らにも以前は名前はあった。

 軍に捕らわれる前、彼らの目の前に誰かが立てば。それを口にし、俺の敵となるつもりなのか?と問う。すると相手は必ず唇が震え。必ず怯えた。彼らはそういう存在であったのだ。

 

 だが将軍は彼らを恐れなかった。

 それどころか知識を集めるとそれを用いて支配してみせた。

 

 その瞬間、彼らは力は失わなかったが。支配を受け、名前を失った――。

 

 この軍の中で兵士達は彼らのことを「おい」とか「お前」としか呼ばない。かつての名前で呼ぶな、と厳命されているのもあるが。そもそも彼らの名前を知らないというやつが多くなっているのだ。

 

 将軍に至っては犬、畜生のように来いと言えば2人はすぐにその足元に参上せねばならない。

 誰も好んで近づいてこないし。飯と水、時に気まぐれに酒をひと瓶渡されるだけで。互いに会話することはほとんどない。

 

 だからこそだ。

 だからこそこの機会を利用し、思う存分に悪逆の限りを尽くさねば息もできなくなってしまう!

 

 

 とはいえ術で兵士を強化せよ、ときたか。果たしてそれは”どこまで”を求められているのだろうか。ただの化け物を用意しろというわけではないのだ。

 あの主人面した将軍が気に入る程度の地獄と術の力を発現させなくては、役立たずと思われてしまう――。

 

「とりあえず何から始めるか」

「様子見、も必要だろう」

「ふむ」

「この地を守る神々の力を封じつつ、これを奪う」

「それだけではなぁ……他にないか?」

「兵士のうわさ話に聞いた。狂った巫女もつかえるのではないか?」

「ああ、あれか」

 

 兵士がとらえた異国の女たちの中に、幼く可愛らしい顔立ちの少女がいた。

 本来であれば死を与えなくてはならなかったが、兵士たちはもったいないと逆に少女を休む間も与えず嬲ることで良しとした。

 

 残忍な人の悪意の炎に焼かれ続けた巫女は、数日と持たずに正気を失う。今では自ら半裸となって陣の中を駆けずり回り、男を求め。しかしその様相の異常さに逆に兵たちは誰も近づいてくれるなと追い払うようになったとか。

 

 己を失った狂人など器と同じ。

 外道の術をもちいればさぞかし見事な悪鬼と生まれ変わらせられるだろう。

 

「本気を出すにしたって、肝心の侍とやらはすでに死に絶えたのだろう?」

「馬鹿、よく考えろ。この戦はまだ始まったばかり。あまりのんびりしては、本当に戦が終わってしまう」

「そうか。それは困るな」

「――ところで話は変わるが、ひとつ教えてくれ」

「ん?」

「お前に黄金の島を教えた兄弟とやら。蓬莱山にはいけたのかい?」

「……さぁ、どうだろうな」

 

 囲炉裏を挟む2人は自然。再び無口となる――。

 

 

――――――――――

 

 

 民宿で冥人・侍によって救われた小川道場の女たちの行動は早かった。

 ありえぬ奇跡によって自分たちが助かったという事実が、彼女らの体に新しい活力を与えてくれたのだろう。

 

――黄金寺へ!

 

 のちにツシマの逃げ惑う人々の避難場所のひとつになる黄金寺は、すでに人々の受け入れを始めていた。小川道場の女たちは一緒に逃げた人々と共に向かい、無事に到着した。

 

 そして小川道場である……。

 

 早朝、指揮官は兵士たちの前に進み出る。

 昨夜のうちに命じておいた、地元で手に入れた野犬たちを犬使いらは短い時間できちんと操るまでの関係を築いていた。野良犬の本能である放浪を許さず、指示を聞くよう寝かせて彼らの主に注目をさせている――。

 

――こいつらならば使えそうだ

 

 戦場で使う犬は、たとえるなら草原を馬に乗ってかける若者を戦場で戦う兵士に仕上げるのと変わらない。

 命令の徹底、人の血を味わうことで興奮を覚えさせる。実に単純なことだが、それができない犬もいる。

 

 例えば命令に従っているようでも、時に役立たずは敵を殺さず。食らうことも嫌うやつらも多い。

 そういう犬は役に立たない。人によっては怒りに任せてその場で殴り殺す指揮官もいるが、この指揮官は駄犬はさっさと追い出せとだけいう。実に慈悲深い人物であった。

 なので犬使い達はしょうがないと陣の端まで連れていき、これでもかと犬の横腹をけり上げて群れから追い出す。

 

 今日もまた、新たな犬が選別される。

 その儀式は常に残酷で、同時にとても愉快だ。すでに見物人として寝起きの兵士たちが竹の牢のそばに集まってニヤニヤとこれから始まる儀式を楽しみにしている。

 

「これより選別を始める!用意しろ」

「はっ」

「いちの牢!」

 

 早朝から何事かと牢の中で震えていた流人はヒィと悲鳴を上げる。

 自分の牢の前に牙をむいてすでに興奮状態にある犬の群れが集められ。牢のカギを開けようとする兵士の姿にこれから何が起こるのか。嫌でも想像がついてしまったのだ。

 

――いけっ、いけっ!

 

 犬使いだけでなく、見学する兵士たちも矯正と共に犬たちをあおっていく。

 拘束がとかれると群れはあっという間に牢の奥に向かって殺到する。遅れて人の悲鳴があがる。

 

 現在において人間が生物として優れているといわれる理由のひとつが大きな脳だといわれている。

 これがあるから技術を構築し。これがあるから知識を学ぶことができる。

 だからこそ逆に言えば武器を持たぬ人の弱さなどたかが知れている。牙はない、爪は鋭くない。皮膚も弱い。

 

 だから逃げ場のない牢の中の流人ができたことなど、手足の先をかみ砕かれながら翻弄させられ。悲鳴を上げることで犬たちを興奮させ。地面の上を引きずり回された後にのど元をかみちぎられてしまう。

 

 最初の儀式が終わると犬使い達は再び犬を呼び集め、隣の牢の前に集める。

 

「次っ、にの牢!」

「畜生めっ!この外道どもがっ」

 

 隣の牢の錠前が解除され始めると、中にいる牢人は歓声を上げる蒙古兵に呪いの言葉を吐き捨てるが。武器も取り上げられた身でそれ以上は何もできない。

 俺は簡単にはやられんぞっとは威勢の良いセリフも口にするが。現実は過酷だった。

 流人よりもさらに長く、さらに無残に引き裂かれ。苦しみ悶えて死ぬあたり、実に運のない男であった。

 

「次っ、さんの牢!」

 

 同じことは牢の数だけ行われる。

 そしてここまでの結果に指揮官は一定の満足を覚えていた。

 この調子で”すべての牢”がカラになるならば、この犬たちは”使える”と証明したことになる。そうなれば何頭かは別の部隊に譲らなくてはならないだろう。

 

 

 汚れた僧衣を身に着けた怪しげな男はまだツシマの空の下を歩いている――。

 侍の死に絶えたこのツシマに、その地を蹂躙せんとおそってきた元軍を襲う怪人の存在があるという噂を聞き。その正体を探らねばと思い始めていた。

 

――なぜ余計なことをする!侍など、農民など苦しんで死ねばよいではないかっ。

 

 元軍によって無残な死をとげたとされる人々の最後は、この男の心を心地よくさせているのに。時折まざるおかしな物語は、このツシマの地を守る存在がまだ残っていると言われているようで不愉快だった。

 

 不快、不快。大いに不快だっ!

 

 怪しげな男は気が付かなかったが。いつしか風が男の背中を押し始めていた。

 彼が歩く道の先に、恐るべき魔人たちの存在があることはまだ秘密とするべきだろう。

 

 

――――――――――

 

 

 小川道場を囲む竹林の中で、コーンとなく狐の声が響いた。

 それは特に意味あるものとは思えず。蒙古の兵士達はまったく気にせず。朝に人の命を食い散らかした犬たちも一瞬だけ空に目を向けたが、すぐに座り込んで眠りのまどろみに身を任せていた。

 

 そして時は過ぎ、太陽は地平線の先へと消えていく。

 世界は闇に包まれようとしていた。

 

 小川道場にこの時期には珍しい、熱い風が吹き抜けていった。

 竹林の中を走っているのだろうか、草の中をかき分けて走る狐の足音がするものの姿が見えない。しかし走り去った後の竹林の中に、あの恐ろしき青き狐火がひとう。またひとつとあらわれ増えていく――。

 

 地を這うしかない人の目では知ることはできなかった。

 天を飛ぶ鳥の目が人にあれば、この時の小川道場が魑魅魍魎(ちみもうりょう)が集うように大量の狐火に包囲されていたという恐ろしい事実を知ることができただろう。

 

 そして彼はやってきた――。

 

 自然と集まりだした狐火の中に魔人がひとり姿をあらわした。

 顔を隠す悪い笑みを浮かべた黒い狐の面。腰に差すのは2本の刀、流人のような身軽な着物。

 声をあげず、それどころか呼吸すらしてないのではと疑いたくなるほどに静かに立ち。小川道場の様子をうかがっていた。

 

 冥人・刺客ここに参上。

 息も、声も、殺意まで殺し。見定めるのを終えるとやはり静かに動き出す。

 

 

 何もない夜としか思えなかった。

 捕虜の処分が終わったばかり、穏やかな夜の小川道場は実に静かだ。

 

 ただ物資の問題で今夜は酒を飲むことを指揮官は禁じていた。

 こんな日はさっさと飯を食って寝るしかない。さきほどこの道場から立ち去った住人たちを追った部隊が川向こうの民宿で皆殺しにあったことが報告されていた。

 死体はよりにもよって味方だけしかなく、つまり追った相手の誰も殺せないままあっさり返り討ちにあったという可能性が。指揮官の機嫌を一気に最悪なものにしてしまった。――。

 

 闇の中をゆっくりと進む影があった。

 

 見張り台の上にいたはずの弓矢兵が、いつの間にか姿を消していた。

 建物の中では3人ほどの兵士が早くも大いびきをかいて横になっていたが。誰かの癇癪で破壊された家の窓の向こうに黒い狐の面がのぞいた。

 

 それは素早く建物の中へと入りこむと。

 抜いた脇差しで次々と眠っている兵士たちの喉を素早く切り裂いていく。

 見張りは消え、眠る兵士は静かになった。静かな夜の中に混ざり始めた死の香りに気が付く者は誰もいない。

 

 

 

 今夜の小川道場の中でも、特別手薄な場所はどこかと問われればそれは牢だろう。

 捕らわれていた虜囚は処分され、今はそこに死体が残されているだけ。それをもてあそぼうと犬たちが集まっているが、兵士たちにとってどうでもいい場所だった。

 

 もうすぐ見張りの交代の時間だと小便の帰り、犬使いはふと気になった。

 

――そういえば妙に静かだな?今夜はまだ寝ぼけて吠える奴がいない。

 

 犬どもが死体を勝手に食い散らかしたとて構わないが。あまり派手にぶち撒かれてしまうと、新しい虜囚を連れてきたときに掃除させねばならなくなる。

 そこまで考えて理由をつけると、様子を確かめようと牢のある方向へ松明を手にあるいていく。

 

 犬たちはそこで死んでいた。

 全部が、である。

 たった一矢で、獣の首元や頭部を正確に貫いていた。そしてこれは間違いなく敵襲の証!

 

 周囲を見回すが何もない。誰もいない。

 であるならば、あとは味方にこの異変を知らせるだけでいい。腰に下げていた角笛に手をかけると、それを口元へと持っていく。

 

 そして肺に息を吸い込んだ――。

 

 そんな兵士の頭上、数メートルに人影が生まれ。そして落下してきた。

 冥人・刺客は兵士の背中に飛び乗るように、地面に叩きつけ。そのまま前転からすっくと軽やかに立ち上がってみせる。その手にはいつのまにか刀が握られ、刃には新しい血がこびりついていた。

 

 倒され、潰された兵士はうつぶせのまま。モゾモゾと体を動かすが、それ以上は動けない。

 たった一瞬の交錯により。刺客は致命的な一撃をあたえたのだ。

 

 このように……小川道場の見張りは月が動く中、徐々にその数を減らしていった。

 馬番は首をつられて小屋の屋根に吊り上げられたし。ゲルの中の兵士は座ったまま後ろから首を貫かれた後、半分まで切り裂かれて絶命させられた。

 道場では眠る前の軽い体操代わりにと弓を手に遊んでいたものは、逆にどこからか飛来する矢で倒される。

 

 冥人・刺客。容赦なし――。

 

 

 そして深夜、小川道場に持ち込まれた火薬に何者かが火をつけたのだろう。

 近くの小屋ごと大爆発を起こした時。慌てて目を覚まして家を飛び出した指揮官は、この異常事態に自分以外の兵士の姿がないことにようやく気が付くのである。

 

 

――――――――――

 

 

 いつの間にか敗北していた。

 自分が率いた部下たちはそこかしこで死者となり、小川道場にもはやただひとり。指揮官たる自分だけが生き残っているという現実!

 

――生きては帰れぬぞ

 

 これは何者かからのメッセージだ。

 

 頭の中では「今すぐにでも逃げろ!馬に乗れ!」と叫ぶが、それはできない。

 金田城に向かってこの敗北を報告すれば、将軍は良く戻ったとは言わず。部下を失うまで気が付かなかったこの無能者と自分を罰するに違いないのだから。

 

 そして同時に理解もしていた。

 将軍はこの国の侍というやつらを理解されていた。自分も将軍にならい、侍という存在について調べた。

 奴らはこうして闇討ちは可能と知っても、名誉欲にとりつかれた変人たちであるせいで決断にかけると思っていた。

 

 ならば――。

 

「隠れて戦うのは楽しいか、サムライ!だが俺にそれは通じぬぞ」

 

 小川道場に声が響いた。

 どう考えても強がり以外のなにものでもないが。恐怖を感じないことを示さねば、途端に怯えたとみられ狩られてしまう気がしたのだ。

 

「貴様らにまだ名誉が理解できるのなら。ここはひとつ一騎打ちといこうじゃないか!」

 

 これはエサだ。

 最悪、自分は生きては帰れぬかもしれないが。この道場で何が起きたのかは将軍ならば知ることができるはず。

 

 呼びかけに応じる声はなかったし、姿も見えない。だがどこからともなく狐の鳴き声がすると、指揮官は思わず屋根の上を確認した。

 

 黒い狐の面が悪い笑みを浮かべ、男がひとり立っていた。

 奴がひとりでこれをやったということか!?指揮官の体に緊張が走る。

 

「どうした、降りてきて俺と勝負しろ!」

 

 それは異国の言葉であったのに、狐の面の男は理解したらしい。

 彼はただ静かに左右に顔を振ると、人差し指で門の方角を指してみせた。

 

 

 今宵、魔界は2度開く。

 正門の前にもうひとりの魔人。冥人・侍があの日に見たそのままの姿であらわれたのだ。

 そして堂々と小川道場の正門をくぐり、庭に立つ指揮官に向かってのしのしと歩いて入ってくる――。

 

「からかうつもりか?いいだろう、どちらも叩き斬り。その首は野にさらしてくれる!」

 

 屋根の上から刺客が見下ろす中、指揮官は新たな魔人を相手に刀と盾をふりかざす。

 盾は刀をはじくが、こちらの刃は相手の刀であっさりとよけられてしまう。刃を防ぐ盾を使い、刀を折ろうとこころみるが。振り下ろされる刃からは信じられない衝撃が走り、指揮官の体はいちいち左右によろけてしまう。

 

 この時点ですでに勝敗はついていたのかもしれない。

 

 1合ごとに荒くなる息、落ちていく視線。指揮官は自分の死が足早に近づいていることを悟りつつあった。

 

――これでは。このままでは我はかなわぬ!

 

 ふと、将軍が連れていたあの忌まわしい野人2人の姿が脳裏をかすめた。

 軍であの姿を見かけたときはおぞましい外道どもと吐き気を催したものだが、案外将軍は良いところに目をつけていたのかもしれない。

 

「――貴様ら、貴様らは我が軍には勝てん。だがここで降伏するというなら、俺が助けてやってもいい」

 

 死を目前にしての降伏勧告。

 無謀な賭けも同然の行為だが、指揮官はこれにすべてをかける。

 

 しかし冥人達に変化はない。

 刺客は無言を、侍は刀を正眼に構えなおした。同時に吹き上がる殺意の量が一気に増し、ついに自分をしとめるつもりなのだと指揮官は理解した。

 

「間違った答えを選んだな。後悔しろ」

『もはや語ること、なし』

 

 直後に指揮官の裂帛の気合から始まる3合。

 最初で刀をはじかれ、2合目で盾が吹き飛ばされて体が泳ぎ。最後の一撃は神速の横一閃。指揮官の首は胴体から零れ落ち、勝負は決した。

 

 朝を迎える前に小川道場に生きた蒙古兵はいなくなった。

 

 

――――――――――

 

 

 それからの小川道場はどうなったのか?

 

 無人となった小川道場には日を置かずに逃げてきた流人や農民たちが逃げ込み。家人である道場の女たちが戻る日までは、在りし日の道場と同じくなるようゆっくりと修復作業をおこないつつ、けが人や避難民たちを受け入れた。

 道場の主は死んでも、人々はまだこの場所を愛していたのである。

 

 ただひとつ不思議なことがある。

 この道場は元軍に占拠されていたはずだが、彼らが何者によって排除されたのかは誰も知らないはずであった。

 

 だが人々が徐々にここから出入りするようになると、誰が言い始めたのかあの冥人らの存在が噂されるようになる。

 誰も見たはずのないあの世の襲撃。その一部始終が詳細に語られ、しかしそのおかしさを指摘する声はない。

 

 

 ただどちらにせよ我々は理解せねばならないことがひとつある。

 死者の国より戻りし冥人、その数は4人。 




(設定・人物紹介)
・犬
現在の原作では境井 仁殿も犬使いになれる。
あと戦場犬の作り方はあくまでも作者の妄想によるものです。

・冥人・刺客
おそらく一番人気の強キャラ。
今回のような暗殺主体で動くとこのように圧倒することが可能である。
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