拝啓、異世界で勇者(ダンジョンマスター)になりました 作:yukitaro
次話からが本当の能力検証です…
ー召喚された翌日ー
昨日はいきなり召喚され、その後の説明やら勇者召喚成功の祝会等で部屋に戻った時にはヘトヘトで警戒もせずすぐに寝入ってしまった
素人目ではあるものの悪意や敵意は感じられなかった気がするのでそのせいでもあるのだろうか、まぁ本当に素人目なので今更だがしっかり警戒を解かないようにしよう…
起きたのは太陽が真上近くに来た頃でかなり熟睡してしまっていた
空は太陽だけではなく、青く光る月のようなものもあり見慣れない光景でやはりファンタジー世界だと思った
そんなことを言えばこの部屋もかなり豪華で高級そうな調度品が多く置いてありベットもかなりフカフカしている
布団派でベットではあまり寝ない僕でもぐっすりな代物なのだし、見た目ももちろん豪華だ
こんな物が勇者として召喚された僕含むクラスメート達全員に与えられているのだからある程度は歓迎されていると思っていいのだろうか…?
今更だがこの世界には時計がないらしい
正確には時計は無いが時計のような物はあるみたいだ
この部屋の壁にも掛けられている一見水晶に見えるもので、午前中には青く光午後には赤くなるみたいだ
水晶の色は左から右に移動するみたいで、右に移動しきると色が変わるみたいだ
とりあえず部屋のドア付近に置いてあった着替えの服に着替えることにした
着替えてみると最初はサイズが合わなかったが少しするといきなりサイズがピッタリになってびっくりした
昔読んでいた本だとこういう描写が結構あったが実際になるとかなり驚く
着心地も今まで来ていた制服より比べ物にならないほど良く、金がかけられてるのが素人目でも分かる程の物だった
着替えを終えて部屋の外に出るとかなり長い廊下が見える
廊下を歩いてみると窓から眩しい光が差し込んでいて壁に掛けられている絵画が照らされていた
絵画はまるで宗教画のようで光が当たっていて少し神々しく見えた
そんなこんなで少しの間歩いていると食堂のような所に着いた
ここに来たばかりで、先日ある程度これから滞在するところを紹介された物の流石に混乱していてあまり覚えていない
ずっと寝ていてお腹も空いていたのでちょうど良かったので食堂に入ることにしようと思う
食堂に入って受付の女性に話を聞いてみると既に朝食の時間は終わってしまっていたみたいで、申し訳なさそうに謝られてしまった
ただ、早めのお昼ということで無事ご飯を食べることが出来た
朝ごはん(昼ごはん)として出されたのはおそらく和食の様なもので、驚いたので受付の女性に聞いてみると昔召喚された初代の勇者が好んで食べていた料理だ、と畏まりながら言われた
正直言って畏まられながら話されるのは何か来るものがあったがそれよりも、昔に召喚された勇者が居ておそらくその初代勇者は日本人なのだろうと分かった
昨日の王様や僕達を召喚した人達の話、それにこの和食のくだりである程度予測は出来た
まぁ予測できたからなんだという話でもあるけど初代勇者が日本人なのかもしれない、という事を覚えていても損は無いだろうと思う
お腹も膨れて思わぬ情報もゲット出来たのでそろそろあれをやりたいと思う
そう、天職である《ダンジョンマスター》の能力の検証である
検証のために先ずは訓練場とやらに向かおうと思う
もちろんの事何処にあるかなんて忘れてしまっているので通りすがりの誰かにでも聞こう
話の広げすぎは良くない
そもそもそんなに広がってないような気もしますが拙い話になっちゃいました
次話から本格的に能力検証します