もしやあの大手自動車メーカーの関係者の方!? 普段の仕事でもたまにお世話になっております(爆)実はMy日産帽子(非売品)を持っている私★それを被りお仕事した事もあります(笑)――って、そんなのどうでもええわぁ!! ですよね〜
これで平均3.5……元の私のより2.5倍も評価が高いじゃあ〜りませんか(笑)
とりあえず表のラブコメは一気に逝きますですよ(✽ ゚д゚ ✽)
「舞殿は何が良いかな? 付き合ってもらっている手前、奢らせてもらうでごさるよ」
「只今コラボキャンペーンで、カップルでお越しの方にはこちらのセットをお勧めしております!」
「カ、カップル!? 拙者と舞殿は『このセットでお願いします!!』……えぇ!?」
軽く葵君の腕に寄り添って……「このセット限定ストラップが欲しくなって」と耳打ちをする。そう伝えると、葵君も納得したのか、それを注文してくれた。
商品を受け取り、窓際の席に移動すると、葵君が二つのストラップを両方私に渡そうとしてきたので、一つを彼に押し付ける。
「葵君は周りから少し固いイメージを持たれてるから、こういうの着けて印象を柔らかくすると良いと思うよ」
「そうでござるか? 拙者あまりこういった物に興味は無くてな」
「まぁ、良いから良いから~」
そう言って強引にストラップを着けさせる。
「ふふふ、おそろいだね♡」
これくらいの役得はあっても良いよね?
その後、お互いの岳人君への印象を話したり、雑談をして、二人がカフェを出たのを見計らって私たちも店を出て、前の二人に続いた。
「ん? あの二人は……おやおや、こちらも穏便には済まないやもしれませんね」
そんな事を考えてたら、来客を知らせるベルが鳴る。
プロレスの試合会場に思ったより早く到着した私たちは、入場開始までしばらく時間が合ったのでイベントをやっている広場の方にやってきた。
「いくつかお店が出ていますね、何か見てみますか?」
「そうですね……時間つぶしに――『キ~ング・マッス~ル!!!!』――うわっ、なんだよいきなり」
突如広場内に響き渡った大声で、お客さんの視線が一点に集中する。するとそこには団体内筋肉最強の覆面レスラー、マッスルキングが腕を天に振り上げ、佇んでいました……うん。良い筋肉してるね☆
「さあさあ、スペシャルイベントの開催です! 集え筋肉自慢の男たちよ!!」
司会と思われるレスラーの方の話しによると、スペシャルイベントでマッスルキングに腕相撲で挑戦し、クリアした先着四組様をリング四つ角のスペシャルシートにグレードアップご招待との事です。内容はマッスルキングの猛攻に10秒耐え切れればクリアとの事でした。
「これは俺様の見せ場到来! って感じですね。紅葉さんの為に勝利をもぎ取ってきます!」
ガクト様が腕まくりをして、ガッツポーズでニカッと私に笑いかけてきました……素敵です☆
そして、数組の待ちの後、私たちの番がやってきた。
「さあさあ、現在クリアはギリギリ10秒耐え抜いた一組のみです! おぉっと!? 次はなかなかに良い筋肉のお兄さんですね! お連れさんとカップルで観戦ですか!?」
「カ、カップル!? いや、えと……」
司会の方の発言にガクト様と二人で顔を赤くしてしまう。カップルだなんて……♡
「女とイチャコラしてる男に負けるわけにはいかん!!」
「おぉっと!? マッスルキングがヤる気になっているぞ~これは彼女いない歴=年齢のマッスルキングの逆鱗に触れたか!?」
「余計なお世話だ! てか余計な事言ってんじゃねぇ!」
バチンとマッスルキングの手のひらが司会レスラーの方の頭に振り落とされた……あれは痛そう。
「アイタタタ……失礼しました。では気を取り直して……はい、組み合って……ファイト!」
開始の合図とともに二人の筋肉と筋肉がぶつかり合う……初動は引き分け、だけど少しずつガクト様が押されている。
「岳斗さん、負けないで!」
ガクト様の背中に向け声援を送る。すると、少しずつ押され気味だったガクト様が盛り返してきた。
「グヌヌゥ~~(な、なんだと!? この私が押し返されるだと!?)」
「オォラァァァァァ!! これが……愛の力だぁ!!!!」
「ヌゥオォォォォォ!?」
ガンッと手の甲が試合台に叩きつけられる音が響く。ガクト様の――勝利です! ガクト様素敵♡――しかも「愛の力」だなんて……もう、これは告白と取っても良いですか? 良いですよね私?
「…………まさか……マッスルキングが負けた? まさかの耐えるどころか勝ってしまいました、この青年! 問答無用のクリアです!!」
広場内が歓声に包まれる。ガクト様輝いてます。もう、どれたけ私を惚れさせれば気が済むんですかあなたは……我慢できなくなった私は、軽くだけど勝利の余韻に浸るガクト様の腕に抱きついた。これくらい良いよね?
「素晴らしい筋肉だ青年よ」
「いえ、あなたこそ素晴らしい筋肉でした。俺だけの力だったら負けてましたよ」
「ふっ、言うな……チッ、まぁ今日は二人とも楽しんでいってくれ」
「「ありがとうございます!」」
岳斗とマッスルキングの二人が腕を組み、間に紅葉が入り、記念撮影を行う。筋肉の友情が生まれた瞬間である。
その頃、尾行組二人の葵と舞は隅の方で岳斗と紅葉の二人を見つめていた。
怒涛の更新ラッシュ? 飛ばさずに読んでくださいね〜☆