転生したら山内でした。   作:鴨の加茂

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ウィークポイント

翌朝、ホームルームでいつもは最小限だけしか話さずに教室を出ていく茶柱先生が珍しく長話をする予定らしい。

 

「今日はお前たちに報告がある。先日学校でちょっとしたトラブルが起きた。そこに座っている須藤とCクラスの生徒との間でトラブルがあったようだ。端的に言えば喧嘩だな」

 

ざわ、と教室の中が騒がしくなる。須藤とCクラスが揉めたこと、責任の度合いによっては須藤は停学、そしてクラスポイントの削減が行われること。全てを事務的に伝えられた。

 

「その·····結論が出てないのはどうしてなんですか?」

 

平田から質問が飛ぶ。

 

「訴えはCクラスからだ。一方的に殴られたらしい。ところが真相を確認したところ、須藤はそれは事実ではないと言った。彼が言うには自分から仕掛けたのではなく、Cクラスの生徒たちから呼び出され、喧嘩を売られたとな。」

 

「俺は何も悪くねえ、正当防衛だ正当防衛」

 

少しも悪びれない須藤の態度にクラスメイトから冷たい視線が向けられる。

 

「だが証拠がない。違うか?」

 

「証拠って何だよ。そんなもんあるわけないだろ」

 

「つまり今のところ真実が分からない。だから結論が保留になっている。どちらが悪かったのかでその処遇も対応も大きく変わるからな」

 

「無実以外納得いかねーけどな。つかこっちが慰謝料貰いたいくらいだぜ」

 

「本人はこう言っているが、今現在信憑性が高いとは言えない。須藤がいた気がするという目撃者が本当にいれば少しは話も変わってくるんだがな。どうだ、喧嘩を目撃した生徒がいるなら挙手をしてもらえないか」

 

暫く待ったがなんの反応もないDクラスの生徒たちを見て茶柱先生が話を再開する。

 

「残念だが須藤、このクラスには目撃者はいないようだな」

 

「·····のようだな」

 

その後、他のクラスにも各担任から報告されると伝えられ最終的な判断は来週の火曜日に下されるとだけ言ってホームルームは終わった。

だが、池が須藤のせいでクラスポイントが0なんて最低だよなとか言い出した。正直気持ちは分かるがそこはちゃんと櫛田と平田、軽井沢が収めた。

 

 

 

 

 

昼休み、櫛田の呼び掛けでオレ、綾小路、櫛田、堀北、池、須藤が食堂に集まってた。

だけど、やはりと言うべきか須藤の変わらない態度を見て堀北は今回の協力を断ってしまう。

その後は櫛田が離席をした為、雄4人でくだらない会話が繰り広げられていた。その結果オレ、須藤、池、綾小路の中で一番最初に彼女を作った奴は飯を奢るらしい。

 

そんな話をしていると櫛田が戻ってきたので、Bクラスに聞き込みに行くことになった。須藤は大人しく待機する事になり、4人で向かった。

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