ゴブリンスレイヤー モンスター種族PC実況プレイ 作:夜鳥空
日間ランキング効果でUA140000、お気に入り登録が4ケタとなりました。ありがとうございます。なるはやで更新したいなぁと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
「「「「「オ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァァァァァァ!!」」」」」」
おっと失礼、再開前の音量調整を忘れておりました……こほん。前回、自分を吸血鬼だと思いこんでいた一般
至高神の聖女さんによる情け容赦の無いマジレスによってなけなしの
「あの屑ども、どうみても私たちを見てるわよねぇ……」
「ええ。もしかしたら吸血鬼に対する羨望と嫉妬の感情が残っているのでしょうか?」
女魔法使いさんと剣の乙女さんが呟くように、
「こいつら以外はそっちの女2人を狙ってくるでしょうから、まず相棒の護りを最優先に考えなさい。噛みつきだけじゃなくて、爪にも毒がある可能性があるから攻撃を喰らうんじゃないわよ?」
「わ、わかった!」
「アンタも気を付けなさいよ!」
眼前の
「――え、でもそれじゃお二人が……むぎゅっ!?」
「フフ、心配してくださってありがとうございます。でも大丈夫ですよ、思いっきりやっちゃってください」
「……ぷぁっ。うう……判りました。……ってちょっと、ナニ鼻の下伸ばしてんのよ!!」
「グワーッ!」
おや、大人形態な剣の乙女さんのほうは何事か至高神の聖女さんに伝え、むぎゅっとその顔をたわわに埋もれさせて反論を封じ込めているみたいです。しばらく手足をジタバタさせていた至高神の聖女さんですが、たわわから顔を大きく息継ぎをした後に仕方なさそうに頷いてますね。
……あ、横で鼻を抑えていた聖騎士君の鎧の隙間から天秤剣の柄を捻じ込んで悶絶させています。同じ神殿の先輩後輩による濃厚な百合を目撃してしまったのですから仕方ありませんね。崩れ落ちた聖騎士君が
「裁きの
聖女さんからの真摯な祈りを受け取り、ハッスルした至高神さんがみょんみょんみょんと奇跡パワーを四方世界へと送信。包み込むように握られていた彼女の手が咲く花の如くふわりと開かれ、そこから放たれた
「「「「「オ゙ア゙ア゙ァァ!?!?」」」」」」
アンデッドの身では抵抗すら許されない聖なる光に灼かれ、身悶える
「あー……日光と違って普通に痛いわねぇ……」
「ええ、まぁ。自ら望んでこの身体に成ったとはいえ、至高神様の加護で傷付くのはなかなか心にくるものが……」
「あの、やっぱりやめましょうよ……」
ぷしゅーと背中から白煙を上げる吸血鬼な2人。心配そうに声をかける至高神の聖女さんにいいから気にしないでと後ろ手を振りつつ、半壊した建物の影から此方を窺う
「逃がすと面倒だから此処で狩るわ。ちょっと離れるけど、不意打ちには気を付けてね」
「なまじ知性の残滓があると何をするか判りませんものね。全て始末しておきましょう」
そう言うや否や
「ギャアッ!?」
――崩れかけていた建物の基部ごと、隙を窺っていた
「がああああ!? がああああ!?」
バランスを崩し地上へ落下した元節穴斥候。地面に強く打ち付けられ、大穴の開いた腹部を抑え膝立ちになったところで、何者かが間近で自分を見下ろしていることに気付き怯えたように血の混じった奇声を発しています。そっと伸びて来た白い繊手が喚き散らす彼の頭頂部と顎下に添えられ……。
「
グシャリ、と熟れた果実を潰すように弾ける頭部。既に凝固しかけていたのか血が周囲に飛び散ることも無く、汚れたのは実行者である剣の乙女さんの両手くらいでしょうか。血痕は染み抜きしにくいわよ?という女魔法使いさんからの指摘に対し「魔力で編んでいるので一旦解除して着直せば無くなりますわ」と微笑んでいますね。ちょっと便利で羨ましいです。
立て続けに仲間(仲間とはいってない)を滅ぼされた元
「……ねぇ、こんなに隙を晒して談笑しているのに、
「人の身を捨て強くなったのでしょう? 自分たちを馬鹿にした女をわからせる絶好の機会ではありませんか」
2人の冷たい視線を受けてもなお唸り声を上げるばかりの
「あの子は1人ぼっちでアンデッドに成り、何度も何度も滅ぼされていました。それでも決して諦めず、光を求めて戦い続けたのです」
「アンタたちは群れているんでしょう? 数を利用して飽和攻撃をしないの?
「
ほぅ、と熱を帯びた吐息とともに自らの熟れた肢体を抱き締め、挑発するような視線を向ける2人。そして彼らへのトドメとなる言葉が……。
「「私たちを手に入れた、あの子なら出来たわよ?」」
「うへぇ、あっちは随分盛り上がってるみたいじゃん……」
銃撃と大きな破砕音、そして
≪
「クソッ、近寄るなっての!?」
骨だけになった両足でにじり寄る
「ほら、動き回る! 止まってたら複数体に囲まれて餌になるだけよ!!」
「うわ、これめっちゃ便利。ちょっと欲しいかも……!」
材料はまだ余っていると思うので作れなくは無さそうですが、いったいナニに使うつもりなのでしょうか? 護身用にしては威力が高すぎると思うのですが……。
「これで13! 次はどいつだ!!」
ふむ、やはりキルスコアは聖騎士君が断トツ一番みたいですね。≪
「ニク……クワセロォォォ!!」
「やば、抜かれた……ッ!?」
……っと、そんな話をしていたら動きがありました! どうやら賢しい
元冒険者の2人を頭上を飛び越え、聖騎士君の繰り出した
「 い゙ だ だ゙ ぎ ま゙ ぁ゙ ず 」
「……おなか壊すから、食べちゃダメだからね?」
ごきん
――至高神の聖女さんの絶賛成長中な胸元からするりと飛び出し、瞬時に巨大化した
「うん、そのままペッてして。……よしよし、良い子だね!」
新たな主の言葉に従い、念入りに咀嚼したあとに腐肉を吐き出した白ワニの巨体を優しく撫でる至高神の聖女さん。白く輝く鱗を丁寧に撫でられてワニさんも嬉しそうです。
いつの間にサイズ変更機能追加してたんですか? ……ああ、破壊し、もとい栄纏神さんが羨ましかったんですねわかりますん。でももっと早く追加してあげてたら、剣の乙女さんが喜んだんじゃないんですか?
「悪い、抑えきれなかった。……怪我なんかしてないよな?」
「へーきへーき、この子がしっかり護ってくれたもん。やっぱ私の騎士様はこの子よね~!」
おっと、周囲の
不安そうに声を掛ける聖騎士君を揶揄うように白ワニさんに抱き着き、その前途有望なたわわをこれ見よがしに変形させる至高神の聖女さんですが、その頬には一筋の汗が。軽い口調で誤魔化してはいますが、白ワニさんがいなければ危なかったのは間違いありません。聖騎士君に責任を感じさせないよう明るく振る舞う聖女ちゃん尊い……しゅき……。
……ハッ!? 尊死しかけている間に吸血鬼組も決着みたいですね! 先ほどまで響いていた銃声や破砕音が消え、男が喚く声がするばかり。生身の4人も声のするほうへ向かうみたいでなので、一緒にカメラも動かしてみましょうか。
「クソ、クソッ! こ、この化け物どもめ!?」
女魔法使いさんと剣の乙女さんの前で悪態を吐く1人の男。レンズの割れた眼鏡がずり落ちているのにも気付かず喚きたてているのは眼鏡重戦士だった
「そ、そうだ。俺たちをこんな身体にした奴のことを知りたいんじゃないのか!? もし見逃してくれるんだったら、アイツについての情報を話す!!」
こ ん な 身 体。先刻まで吸血鬼になったとイキリ散らしていたというのに、まったくもって素晴らしい手のひらの返しっぷりです。きっと
(彼の主観で)自分がどれほど有用であるかというアピールを終え、必要無い筈の荒い呼吸を繰り返す元眼鏡重戦士。沈黙を続ける2人が悩んでいると考えたのでしょう。ダメ押しとなる一言を口にしてしまいました……。
「な、なぁ、こんなに役に立つんだから、
――瞬間。何か硬いモノが地面に叩きつけられる轟音が響き、砂埃の舞う空間に苦悶の声が零れます。
「ご゙……お゙あ゙……ッ。い゙、い゙ぎな゙り゙な゙に゙を゙……ッ!?」
「黙れ」
元眼鏡重戦士の顔面を掴み、切れる寸前の理性によって死なないギリギリの力加減で地面に叩きつけた女魔法使いさん。ミシミシと音を立てる頭蓋に悲鳴を漏らしかけた元眼鏡重戦士が瞬時に黙るほどの重圧を身体全体から放ちながら、壊れた
「ア、アンタが どんな 糞野郎、でも 元人間として、尊厳を持って 殺してあげようと お、思ってた。それが 人でなくなった わ、私に出来る 僅かばかりの じ、慈悲だから……」
彼女の背後から駆け寄って来た剣の乙女さんに指の隙間から助けを乞う視線を向ける元眼鏡重戦士。ですが、彼女の瞳もまたダブル吸血鬼ちゃんを彷彿とさせる攻撃色に彩られています。
「で、でも アンタは あの子の決意を 願いを ゆ、夢を穢した……ッ。それで 黙っていられる ほど わ、私は 人間出来てない わ……。も、もう 人間じゃ ないけど ね……!」
ガラスが罅割れるような笑みを浮かべ、抑えつけていた手を離す女魔法使いさん。その隙を逃さず逃げようと元重戦士が起き上がろうとしますが、人外の膂力によって打ち付けられた頭部は地面へと植え付けられており、どんなに身を捩ろうとも抜け出すことが出来ません。
「ヒイィッ!? お、おい、お前神官なんだろ!? 目の前で
自力での脱出は不可能と判断したのでしょう。なんとか助けてもらおうと剣の乙女さんの良心に訴えかけるように悲鳴を上げていますが、それを聞く剣の乙女さんは勿論キョトンとした顔で、まるで彼が何を言っているのか判っていない様子。やがて合点が行ったのか、ポンと手を叩いて返した答えは……。
「不思議なことを言うのですね」
「この場には人なんて 1 人 も い ま せ ん よ ?」
3人ともアンデッドですから、と微笑む剣の乙女さんを見て、いよいよ絶望顔になった元重戦士。歯の根の噛み合わぬ顔で見上げれば、そこには凄絶な笑みを浮かべた
迅速かつ鮮やかな、口を利く死体の解体が始まりました。
「―――ッ!? ――――――!?!?」
小五月蠅い悲鳴を出さぬよう、最初に顎を砕かれた元重戦士の無言の悲鳴が響く中で行われる解体劇。痛みが無いのが恐怖なのだということを、彼も文字通り身を以て思い知ったわけですね。
胸に突き立てられた貫手によって、そのまま胸骨を引き剥がされ
褥で想い人の服を脱がすように、肋骨を左右に押し広げられ
馬乗りになる際に邪魔だからと、両の足を股関節で踏み潰され
振り払おうとする両の腕を、紙縒りの当たりを狙うように引き抜かれ
広げられた胸部へと差し込まれた両手で、内臓が一塊にかき回され
既に鼓動を止めて久しい心臓を、眼前で一息に握りつぶされ
空洞の奥に鎮座する背骨を、頭部を持ち上げるために折り砕かれ
首から下を全て喪い、それでもまだ鮮明に意識を保っている元重戦士だったもの。
周りの地面ごと抉り取るように持ち上げられ、恋人に口付けをするように両頬に手を添えられている彼の顔には、自らの
「残念だけど、その願いは聞けないわ」
「だって、私もアンタも、もう死んでいるんだもの」
一片の慈悲も無く、ぐちゃりという汚らしい響きを以て、死肉を処理するだけの解体劇は幕を下ろしました。
「――ご気分は、如何ですか?」
「最悪。どんな顔してみんなに、あの子に会えば良いか判んない……」
女魔法使いさんの全身に纏わりつく解体の痕跡を≪
「私はスッキリしましたよ。貴女があの子たちのために怒ってくれて。貴女があの子たちを大切に思ってくれているのを改めて知ることが出来て。もし貴女が手を出していなかったら、私がやってましたもの」
たぶん、もっとぐちゃぐちゃでしたよ?と笑う声を聞き、ノロノロと顔を上げる女魔法使いさん。彼女の目に映る黄昏色の瞳には、お揃いの狂気の炎がチラついていることでしょう。
「その怒りがあの子たちの大切なものを害さない限り、私はその感情を全肯定します。そうでなければ、あの子たちと永遠を歩む事なんて出来ませんもの」
そう女魔法使いさんに告げながらそっと頬に手を添え、ゆっくりと顔を近付けていく剣の乙女さん。重ねられた唇の隙間から蛇のような舌が入り込み、最初は戸惑っていた女魔法使いさんでしたが、やがて身を委ねるように淫靡なスキンシップを受け入れていきます……。
「ん……ぷぁ。あのお姫様もそうだけど、最近同性とこういうことするのに抵抗が薄れてきた気がするわね……同じ
「うふふ……。み~んな、あの子たちのせいにしておきましょう」
2人の間に架かった銀糸をペロリと舌で巻き取りながら淫蕩に微笑む剣の乙女さん。真っ赤な顔になった女魔法使いさんもまんざらでもなさそうですね。2人の情熱的なスキンシップに
「うわぁ、うわぁ……」
「先輩、やっぱソッチの気も……」
顔を覆う手指の隙間から2人をガン見していた元女武闘家さんが、かつての仲間の艶姿に生唾を飲み込んでいます。その隣でモジモジしている至高神の聖女さんは「自分がもしあの立ち位置だったら……」と半ばトリップしている様子。そしてそのパートナーである男2人は……。
「そうか……百合とは……てぇてぇとは……」
「四方世界のすべてが、うん、わかって……きたぜ……」
「「神々と世界と俺たちの関係は、すごく簡単なことなんだ……ははは……」」
……どうやら
「くっ、この、今のは忘れなさい!!」
「心配すんなって、あの2人には内緒にしておくからさ!」
「たとえ道ならぬ愛だとしても、俺、応援するよ! だって俺たち、仲間じゃないか!!」
精神が肉体を凌駕したのか、吸血鬼の身体能力を以てしても補足出来ない速さで逃げる2人を
「さて、そろそろこの鉱山を死の渦に陥れた元凶を仕留めに行きましょうか。まだ此処に居た筈の放蕩貴族たちの姿を見てませんので、そちらと一緒に引きこもっているのでしょう。早く片付けて、今後についてお話ししましょう?」
……これはもう消化試合、ナレ死の未来しか見えませんね。区切りも良いところですので、そろそろ別チームへと実況を変わりましょうか。ええと次は……どうやら吸血鬼侍ちゃんと辺境三勇士の廃都市組が現地に到着したみたいです。担当は万知神さんですか、それでは次回より実況を変わらせていただきます。
今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
はぁ……やっぱりこの卓は良い……豊富な百合に溢れている……!
定番も、意表を突く組み合わせも、複数でもイケる。嗚呼、創作意欲が湧いてきます……!!
……うぇ!? い、いえ。ちゃんと担当する神の許可は取りますって。自分の愛し子が無理くりなカップリングに突っ込まれたら、誰だってキレますから!
え、お前の推しである女魔法使いはどうなんだって? そりゃ、アレですよ……。
せめて、この物語の中では、あの
……あ、ちょっと、今笑いましたね!? ふん、≪幻想≫さんに「推しの子を
次回、歪んだ性癖の爆弾が登場するので失踪します。
誤字のご報告いつもありがとうございます。見直しても気付かないことが多いので非常に助かっております。
もしよろしければ、評価や感想、お気に入り登録をして頂けるとモチベーションに繋がります。お時間があれば是非に。
お読みいただきありがとうございました。