ゴブリンスレイヤー モンスター種族PC実況プレイ 作:夜鳥空
4回目の副反応でダウンしていたので初投稿です。
親戚付き合いは大切に!な実況プレイ、はーじまーるよー。
「シルマリルの力はこんなもんじゃないでしょ? もっと速く、もっと高く飛んで
>「あいまむ! しっかりつかまっててね~!!」
久々の好天にご機嫌な
お姉さんである花冠の森姫改め花冠の女王から女の子が産まれたとの手紙が届き、久しぶりに里帰りすることにした妖精弓手ちゃん。ダブル吸血鬼ちゃんとお嫁さんたちとの間に産まれた子どもたちはまだ
とはいえみんなまだまだ体力のない幼女ばかり。真冬に長距離の旅をするのは難しいため、まずは吸血鬼君主ちゃんと妖精弓手ちゃんの2人だけで先行することに。残りのみんなと暇を持て余している牧場関係者及び冬季逗留組は後から
なお裏技を準備するにあたり、王宮に突然押し掛けられ協力を迫られた賢者ちゃんは凄い目で吸血鬼君主ちゃんを見ていましたが、里で
「ふふ、あの子を授かってからまだ1年も経ってないのよねぇ……ん? どうしたのシルマリル?」
>「ふぇ!? な、なんでもないよ?」
おやぁ? 里の上空に近付いて来たところで吸血鬼君主ちゃんの様子が変ですね。瞳を覗き込んで来る妖精弓手ちゃんから尖り耳を朱に染め必死に顔を逸らしています。頭上に?を浮かべていた妖精弓手ちゃんですが、どうやら思い当たる節があるみたいですね。ニンマリと悪い笑みを浮かべながら想い人の頬を両手で挟み、自らのほうへと向けさせました。あわあわと眼を泳がせる吸血鬼君主ちゃんの様子から予想が確信に変わったのでしょう、瑞々しい桜色の唇を尖り耳にそっと近付けて……。
「――『揺り籠』のこと考えてたんでしょう? シルマリルのえっち♪」
>「ふぁっ!?」
空中で翼と両足をピーンと伸ばすという器用なことをしながら硬直する吸血鬼君主ちゃんを見て、ますます笑みを深める妖精弓手ちゃん。なるほど、経験豊富な吸血鬼君主ちゃんにとっても『揺り籠』での子を授かる儀式は特別だったんですね!
閉ざされた空間で互いの求めるままに繰り返される愛の交歓、しかもお相手は永遠の美を体現した存在である妖精弓手ちゃん。言葉と魔力を交わしながら交わりを重ね、時には獣のように貪り合う生命の営みは≪真実≫さんの目を釘付けにし、神ケット用に執筆が進んでいた知識神さんの新刊を予定の2倍の厚さにするほどの艶姿でしたからねぇ……。
空中で静止したまま真っ赤な顔でプルプル震える想い人の首に両手を回し、猫が甘えるように顔を擦り付ける妖精弓手ちゃん。チロリと姿を見せた舌が細い首筋を這う度に小さな身体がビクンと跳ねています。体内に溜まった熱を排出するかのように吸血鬼君主ちゃんが熱い吐息を漏らし始めたところで、追い討ちを掛けるように妖精弓手ちゃんの囁きが続きます。
「求めてくれるのは嬉しいけど、私との子作りは
>「えぅ……」
これ見よがしに指折り数える妖精弓手ちゃんの攻勢にもはや半泣きに近い状態の吸血鬼君主ちゃん。名目上の正妻である存在の口から立て続けに他の女の子の名前が出るとか本来なら流血沙汰待ったなしですけど、そこは特殊過ぎるダブル吸血鬼ちゃんたちの
冬の寒さもなんのその、空中でイチャイチャする2人の熱はいや増すばかり。反撃に転じようと吸血鬼君主ちゃんが妖精弓手ちゃんの唇を奪おうとしたところで……おや? 眼下の森から空に向かって何かが飛び出してきました。2人の滞空している高さを越えた物体は重力に引かれて弧を描き、グングンと下降していき……。
>「むむむ……あたっ」
「えっ? なに???」
風の流れを読み切って放たれた矢は、過たずに吸血鬼君主ちゃんの秘匿されたおでこに命中。先端の鏃が潰されトリモチが付けられてなければ吸血鬼君主ちゃんの頭はぱっかーんと割れていたこと間違いなしです。突然眼前の額に矢が生えたことに混乱していた妖精弓手ちゃんでしたが、矢に細長い葉が巻き付けられていることに気付き、そっと取り外しました。矢鴨ならぬ矢吸血鬼と化した吸血鬼君主ちゃんと一緒に覗き込めば、そこには流麗な
【イチャついてないでさっさと降りてこい、この馬鹿義妹 (#^ω^)】
>「おこってるかおがじょうずだね!」
「あに様、昔から詩作はイマイチだけど絵は上手だったのよねぇ」
え? ツッコむところそっち???
どうやら
「――まったく、見回り中に姿が見えた故いつ合図の矢を放つかと待っていたが、まさかあのような破廉恥な行為に及ぶとは……!」
「あはは……」
>「おあ~……」
冬でありながらも緑濃き
精霊たちの加護によって冬でも枯れることの無い森林は動物たちにとっても生命を繋ぐ貴重な食料の宝庫であり、他の季節に比べて猛獣が入り込む可能性も高くなります。そのため、里に危害を加える
「結婚して少しは慎みというものを身に着けると期待していたが、どうやら見込み違いだったようだな……」
「なに言ってるのあに様、たった1年やそこらで
クドクドと続く説教を苦笑しながら聞き流していた妖精弓手ちゃんですが、ある一言を耳にした瞬間その纏う空気が一変しました。周りで貴き
「お前も
「――あに様」
「
「――――!!」
長耳を限界まで引き絞り、内なる怒りを押し堪えて言葉を紡ぐ妖精弓手ちゃん。天上の美と称される相貌から放たれる『威』は斥候たちが無意識に跪いてしまうほどの迫力に満ちています。己の失言に気付いた従兄殿は目を見開き、やがて肩を落とし謝罪の言葉を口にしました。
「――そうだな、そなたたちは血の交わりで結ばれた
「……ごめんねあに様、これだけは譲れないの。シルマリルとヘルルイン、2人と共に歩むと決めたその時から、この子たちが生んだ全ての命は、みんな私の子どもなんだってことだけはね!」
>「えへへ……まだまだふえるよていだから、たくさんめいっこができるよ、お
「貴様、まだ娘を増やすつもりなのか……!?」
絶賛順番待ち状態ですからねぇ……。子孫繫栄に熱心な吸血鬼君主ちゃんに戦慄を隠せない従兄殿、やはり
「「「パパ―!」」」
>「わぷっ」
弾丸のように飛び出して来た三姉妹がパパに突撃! 受け止める形になった吸血鬼君主ちゃんは勢いを殺し切れず、4人ひと塊になってゴロゴロ転がっていっちゃいましたね。従兄殿以下
「ん、門は安定しているみたいね。……お疲れ様、だいぶ寒かったんじゃない?」
「ぜ~んぜん! シルマリルがポカポカだったし、久しぶりに2人だけの時間を過ごせたもの」
「……後続が詰まっているから早くそのデカい胸と尻を退かすのです」
まず出てきたのは女魔法使いちゃん。今回≪転移≫の鏡を起動したのは彼女らしく、術式が安定しているのを確認しほっと肩を撫で下ろしています。その後ろからは賢者ちゃんの声が、どうやら女魔法使いちゃんが上手く起動出来るか見守ってくれていたみたいですね。……背後から女魔法使いちゃんのたわわを鷲掴みして顔を赤くした彼女にギリギリと締め上げられてますけど、大丈夫なんですかね?
「わわ、あったかいですねぇ!」
「精霊たちのおかげで、冬でも上着は不要でございます」
「むしろ冬毛では少々暑いかもしれませんね」
続いて現れたのは金毛に覆われた白兎四女ちゃんを抱っこした白兎猟兵ちゃんに、氏族の衣装を身に纏った若草知恵者ちゃん、そして幾重にも長衣を重ね着している若草祖母さんですね。室内にいる時と変わらぬ服装で森の中の暖かさに目を丸くする白兎猟兵ちゃんに祖母孫コンビが森の加護について話してあげています。毛色が珍しいのか、四女ちゃんの周りに精霊たちが集まってきてふわふわの毛並みにダイブしちゃってますねぇ。
「うわぁ、ホントに森の中に街がある!」
「ああ、前回は妊娠中で連れて来られなかったからな」
「えるふのひとがいっぱい!」
「すごーい!!」
お、牧場家族も来ましたね! 長女ちゃんを抱っこした牧場若奥さんが里の光景に目を輝かせ、長男君の手を引くゴブスレさんがさらっと惚気ています。前回はタイミングが合わず同行出来なかった牛飼若奥さんですが、今回は子どもも大きくなり、≪転移≫の門で旅程が大幅ショートカット出来たので無事に参加が叶いました! 双子ちゃんも始めて見る西方辺境以外の景色に喜びを露わにしていますね。
その後も次々と人が続き、最終的に揃った面子はダブル吸血鬼ちゃん
「――警戒と猜疑心と、侮蔑の籠った視線……フフ、悪くないな!」
「無敵かな? まぁ、私もあまり人のことは言えないんだけどねぇ……」
その肌の色から斥候たちに警戒の目を向けられ、恍惚の笑みを浮かべながら自らの蠱惑的な肢体を抱きしめる闇人女医さんと、それを見た精霊たちが一斉に逃げ出すほどの首飾り――相棒である『
>「――ふたりとも、ぼくたちのたいせつなかぞくなの! だから、そんなめでみないでほしいの……」
月の香りを纏う小さな暴君……吸血鬼侍ちゃんに見つめられ慌てて視線を逸らす斥候たち。そのうちの何人かは赤い顔になってますが……あ、彼ら初訪問の時にちゅーちゅーされた人たちっぽいです。うーうー可愛く唸る姿に毒気を抜かれたような顔の叢雲狩人さんと闇人女医さんがそっと吸血鬼侍ちゃんを抱き上げ、ひんやりとしたほっぺに自らの頬を擦り付けています。
「まったく……可愛いなぁご主人様は!」
「うむ、不意の一撃で思わず下腹が疼いてしまった。どう責任を取ってくれるのだ、我が主よ?」
>「おあ~……」
しなやかな肉食獣の如き肢体にもみくちゃにされ困惑の声を上げる吸血鬼侍ちゃん。過激なスキンシップを見せつけられた草食系
「……妻が迎賓樹で待っている。そろそろ行くぞ」
お、頭を抱えていた従兄殿が何処か吹っ切れた様子でズンズンと進み始めました。放置していればいつまでも進展しないと悟ったんでしょうね。途中で伸びてきた蔓に捕まったダブル吸血鬼ちゃんがポイポイ投げられる一幕があったりもしながら、一行は花冠の女王が待つという大樹へと進んでいきます……。
「こりゃ凄ェ……!」
「でっかーい!」
「
太眉長女ちゃんを肩車した重戦士さんが感嘆の声とともに見上げている威容。外からの使者をもてなすための迎賓館としての役割を持つ大樹に案内された一行を迎えてくれたのは、妖精弓手ちゃんのお姉さんである花冠の女王。
「里を離れ、外の世界で生きる同胞の
「め、迷惑だなんてそんな!? 私の方こそ牧場の仕事や子育てを手伝って貰ってばっかりですから……!」
ああ、そこが一番の心配の種だったんですね……。女王としてではなく2000歳児の姉として振る舞う彼女に慌てて頭を上げてもらう牛飼若奥さん。全力でそんなことはないですよアピールをした後、そっと手を彼女の抱く赤ちゃんへと伸ばしていきます。ゆっくりと近付いてきた指先にちっちゃな手を伸ばすプリンセスを優しく撫で、祝いの言葉を送りました。
「ご出産、おめでとうございます。無事に産まれてくれて良かったです!」
「ええ、ありがとうございます。外界の寒さもこの森の中には届きません。どうぞ、ゆっくりと楽しんでいってください」
牛飼若奥さんを皮切りに里を訪れた冒険者たち全員と言葉を交わしていく花冠の女王。鼻の下を伸ばす槍ニキを魔女パイセンが笑顔で燃やしたり、豊穣な大地を想起させるそのたわわに目の色を変えた星風長女ちゃんが吶喊したりとハプニング満載でしたが、なんとか挨拶は終わったみたいです。良い感じにお茶の時間ということで、そのまま迎賓樹でお茶会が開かれることになりました。
「……いえ、いつか呼ばれる日が来るのは判っていたのですが……」
「なぁにあね様、そんなに落ち込むこと? あの子たちに"おばさま"って呼ばれたの。それとも"女王さま"って呼ばれるほうが良かった?」
「そんな他人行儀なのは嫌ですっ! でも……はぁ……」
女王お手製の
「「おじさまー!」」
「"おじさま"……いいな……」
「へへ、いいだろ……?」
「ああ……いい……」
「お前たちは何を言っているんだ?」
一方では太眉長女ちゃんと牧場長女ちゃんの
「えぇと、その……」
「なんだか悩んでいるように見えるわね……」
「まぁ、理由は明白ですけれども……」
「こ、この動き……熟練の業を感じる……ッ」
うーん、一番カオスなのは眷属ママたちの周辺ですね。先程の道すがらダブル吸血鬼ちゃんをポンポン放り投げていた蔓たちが女魔法使いちゃんたち4人を取り囲み、先端を悩まし気にくねらせながら肌に触れるかどうかのギリギリを攻め続けています。アンデッドなのは間違いありませんが、4人とも太陽に愛されし
やがて森の中で結論が出たのか、蔓が大きくうねり創り出したサインは……『〇』! ふぅ、妖精弓手ちゃんの家族と認識してくれましたね!! となると、ダブル吸血鬼ちゃんが放り投げられていたのは……ああ、地母神さんからの情報によりますと、新しい森の娘をなかなか連れてこなかったことに対する抗議の表れだったそうです。あと妖術師さんは影の触手を出して技を盗もうとするのは止めたほうが宜しいかと。侍女さんたちが凄い顔で見てますし。
「さて、今夜は宴を催すつもりだ。準備が整い次第改めて声をかけるので、一度この場は……ん?」
おや? 木漏れ日が朱色に変わり始めた頃になり、従兄殿がお茶会を解散させようとしたタイミングで1人の
「――フム、子どもたちも慣れぬ環境で疲れたことだろう。すまんが一足先に苗木たちを部屋へと案内して貰えるか?」
……子どもたちには聞かせられないことが起きているという、不器用なアピールでした。
「では、私たちが案内いたしましょう」
「さぁみんな、一緒に来てくださいね」
一早くそれを察知し、子どもたちに声をかける若草の2人。ママとひいおばあちゃんに連れられて子どもたちが部屋から出た暫く後、長耳を澄ませて十分に彼女たちが離れたのを確認した従兄殿が冒険者たちに向き直りました。口を開く前に彼が視線を向けたのは、ゴブスレさん、ダブル吸血鬼ちゃん、そして……叢雲狩人さんです。その行為が何を表しているのか、賢明な視聴神さんたちならもうお判りでしょう。
「集落外縁部の複数個所に、
今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
いまいち体調が戻らないので失踪します。
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お読みいただきありがとうございました。