ゴブリンスレイヤー モンスター種族PC実況プレイ 作:夜鳥空
迫りくる雪が怖いので初投稿です。
前回、対小鬼最終兵器が火を噴いたところから再開です。
迫真の悲鳴を上げゴブリンの群れから逃げる妖術師さん。誘引用の使用済み妖精弓手ちゃん上着を纏ったその姿はお気に入りの
女将軍さんによるブートキャンプの効果か走る姿は様になっており、狼(吸血鬼君主ちゃんの
「フフ、どうやら
「ヒィ、ヒィ……ま、まったく嬉しくないっての……!」
目的地に到着した妖術師さんの頭上から響く涼やかな声。音も無く着地した闇人女医さんが荒く息を吐く妖術師さんの肩を抱き、労いの言葉をかけています。
「「「「「GOBGOBGOB!!」」」」」
そんな百合百合しい光景を見せつけられて「もう辛抱堪らん!」なゴブリンたちの興奮は最高潮。どいつもこいつも股間を膨らませて2人を欲望でギラついた瞳で舐めるように見ていますね……あ、自分こそが最も美味しいひと口目を味わうべきだ!と考えた個体が、他の連中を出し抜き2人に向かって駆け出しました! 粗末な
「――無粋な奴め。黙ってそこで見ていろ」
「GOB!?」
闇人女医さんの一瞥と同時に身体中を斬り裂かれ、
「「「「「GOBBB……!?」」」」」
迂回しようとして糸に触れ指や腕を落とす者を見て悔し気に唸るゴブリンたち。獲物を前に手を出せないことに怒り、なんとか近寄れないかと考えているようです。諦めて後退すればほんの少し命を長らえることが出来たでしょうが、残念ながらそれが出来ればゴブリンとは呼べないでしょう。忌々し気に地面に落ちている石を拾い上げ2人に向かって投擲しようとしたところで、再び闇人女医さんの声が暗黒の森に響きます……。
「ああ、そういえば言ってなかったな。既に貴様らに逃げ場は無い」
――その声が放たれた瞬間、一斉に蠢き始める暗黒の森。木々の表面が波打つように蠕動し、ひび割れた内部から飛び出していたのは……無数の黒い触手です! 木々を覆い隠し、その存在を秘匿していた妖術師さんの操る影の触手が喜びに吠えるように震え、状況を理解出来ない哀れな獲物……ゴブリンたちを絡めとっていきます!!
「「「「「GOB!?」」」」」
「ああ、引き千切るのは無理。影を消すことが出来るのは光だけ。ここにはそんなものないよ」
四肢に巻き付き肉と骨を軋ませる苦痛に悲鳴を上げ、なんとか抜け出そうと足掻くゴブリンに対し無感情に言い放つ妖術師さん。ゴブリンを眺める目には怒りも恐怖も無く、ただただ害虫を駆除する手間に対しての面倒臭さしか感じられません。聞くに堪えない声を黙らせようと触手たちにゴブリンの喉元を締め上げるよう指示を出そうとしたところで、それを制するように闇人女医さんが己のたわわに妖術師さんの顔を埋めさせました!
「むぎゅっ!?」
「まぁそう焦るな。少々試したいことがある。此処は私に譲ってくれるな?」
厚手の布地ですら隠し切れぬ胸部装甲に埋めた妖術師さんの頭部を優しく縦に動かし、問答無用で了承させた闇人女医さん。早く離せと腕をタップする動きを華麗にスルーし、くるりと彼女の向きを半回転。後頭部をたわわに預けた姿勢で真っ赤な顔の妖術師さんに向けた笑みは、まごうこと無き加虐心に満ちたものです。
「ぷぁっ。な、ナニをするつもり……!?」
「いやなに、我が主のモノになってからこっち、あまり『苦痛』を捧げられていなくてな。主に願っても>「だれかをいたくするのはあんまりすきじゃないの……」と言われてしまうし、自らを鞭打ってもイマイチ物足りんのだ」
ああ、捧げる苦痛は自分が受けるものでも誰かに与えるものでも良いんでしたっけ。嗜虐神さんからプレゼントされた
「そのまま楽にしていろ。少々刺激が強いかもしれんが、お前なら耐えられるさ」
ホールドした妖術師さんの肢体に手を伸ばし、
鋭い痛みと流血を触媒に、彼女が唱えるのは嗜虐神さんに捧げる祝詞。抱き合う2人を中心に、触手に拘束されたゴブリン全てを対象とした恐るべき苦痛の奇跡です……!
「――≪夜の御方よ痛みの母よ、二つ目の矢を彼の者に≫」
「「「「「GO……ッ!?!?」」」」」
暗い森の中に響く絶叫。全身を絶え間無く襲う痛みに耐え切れず喉が破れんばかりに悲鳴を上げるゴブリンたち。その不協和音を加虐的な笑みを浮かべた闇人女医さんが心から楽しむように耳を傾けています。
「どうかね
指を折られ、耳を削がれ、目を潰され、内側から身体が裂ける
無数の奇妙な果実を前にご満悦の闇人女医さん。でもたしか≪
「フフ、久しぶりに良い苦痛を捧げることが出来たな! ……どうだ? 意識はあるかね?」
たわわに後頭部を預けた状態でグッタリしている妖術師さんを抱え直す闇人女医さん。出る筈の無い汗まみれの肌に貼り付いた髪をそっと持ち上げ、覗き込んだ先には……。
「す、すごかった……」
……痛みに歪んだものではなく、ダブル吸血鬼ちゃんにちゅーちゅーされた後とよく似た妖術師さんの顔がありました。
「痛覚は鈍くなってるからそんなに痛くなかったし、眷属に成る時に比べたらなんてことなかったけどさぁ……っ!」
真っ赤な顔で闇人女医さんを吊し上げ、ギリギリと締め上げる妖術師さん。口には出していませんが、ローブの中は大変なことになっているみたいですね。まさか
「なに? これからさっさと死体の山を片付けないといけないんだけど……おぉ!?」
「フフ、やはりお前は良い女だよ。我が主よりも前に出逢っていたら、きっとお前を自分のモノにしようとしていただろうな。それに、皆がお前を愛する理由も判ったよ」
「え、ちょ、まっ……!?」
不意の告白に目を丸くする妖術師さん。ガチ恋距離に接近してきた闇人女医さんのグンバツな脚が彼女の間に滑り込み、彼女の身体を持ち上げています。背中を木に預けた姿勢で太股に跨る形になった彼女の頬を闇人女医さんがゆっくりと撫で、囁くように告げたのは……。
「皆がお前を愛した理由。それは、お前が
――妖術師さんが気付いていなかった、
「え? いや、私だってゴブリンは嫌いだけど?」
「フフ……! ああすまん、お前を馬鹿にしたわけじゃない。だがそんなところもお前が愛される要因なんだぞ?」
何を当たり前なことを、首を傾げる妖術師さん。微笑む闇人女医さんを見て馬鹿にされたとムッとした顔になりましたが、そんな仕草すら愛おしいとスキンシップはいや増すばかり。消耗か、あるいは気の緩みからか
「我が主に見初められ、共に歩むことを選んだ者は大別すれば以下の2種類となる。
「え? うん。
そう、ゴブリンによって心身に深い傷を負った過去を持つ女性を愛し、彼女たちのような悲劇を生まないために活動するダブル吸血鬼ちゃん。そしてその思想に
直接の被害を受けていなくてもダブル吸血鬼ちゃんの放つ光に脳を焼かれ殲滅思想に染まった集団の中で、唯一といっていい例外が妖術師さんです。あとは圃人の少女巫術師ちゃんも一応後者ですかね。白兎猟兵ちゃんは……ほら、癒し枠だから!
「師匠やみんなが張り切ってるから付き合うけど、そうじゃなかったらゴブリンなんて関わりたくないよ。死体から採れる歯は呪文の触媒になるけど、買ったほうが手間も掛からないし」
闇人女医さんに抱きかかえられた体勢のまま、器用に触手を操りゴブリンの死体を手元に寄せる妖術師さん。大口を開けて絶命している死体から淡々と歯を引っこ抜き、抜き終えた死体を一か所に放り投げる姿は何処までも事務的なもの。≪
「お前のその感情、態度が『
「過分な評価どーも。私は冒険しながら知識の探求が出来ればそれでじゅうぶ……もがっ!?」
「そのつれない態度もいいな。……
片手で器用にボタンを外し、抑えつけられていた豊満なたわわを解放した闇人女医さん。妖術師さんの顔をむぎゅっと押し付け、後頭部を完全にホールドしちゃいました。上目遣いに抗議の視線を送っていた妖術師さんも口内に溢れる生命の雫の誘惑には勝てず、黙ってちゅーちゅーし始めました。せめてもの反抗か、ふわふわの乳房と硬くなった吸い口、そして周辺のぷるぷるをいっぺんに頬張り乱暴に吸い上げてますが……
「「「「「GOBッ!?」」」」」
盛り上がる2人の匂いに惹かれ、次々に暗黒の森へと足を踏み入れる別集団のゴブリンたち。ですが、2人の姿が見える距離に達した瞬間その五体はバラバラに斬り裂かれていきます。ゆらゆらと蠢いていた影の触手たちは、その姿を大きく変えていました……。
闇人女医さんに抱かれている妖術師さんから伸びた影、極薄の刃のように姿を変えたソレは感覚器官を有しているのか表面に無数の赤い目と牙の生えた口が出現し、ガチガチと歯を鳴らしながらつまらなそうにゴブリンの死体を見下しています。身体能力と引き換えに眷属の中で最も操影術の適性が高かった妖術師さんですが、まさかこんな隠し玉を身に着けていたとは……。
本人は目を瞑ってちゅーちゅーに専念しているようにも見えますが、瞼越しに目が忙しなく動いているあたり触手と五感を共有しているのかもしれません。いずれは捕食した対象の知識や技能まで奪い取れるようになるのかも、知識の探求の為に人の身を捨て、永遠を手にした彼女らしい能力であると言えるでしょう!
さて、これで残るは
「ええい、なにを悠長に遊んでいるのだ! あの2人は!!」
抑えきれぬ苛立ちを牙の隙間から漏らし、忌々し気に進路の邪魔な木々をなぎ倒す異形の巨躯。『報・連・相』を理解出来ないゴブリンが大勢を占めるこの作戦において現在の状況を判断することは非常に難しく、せいぜいが炸裂する呪文の爆発や喚声の位置から侵攻度合いを推し量る程度。ですが先んじて呪文持ちを殲滅したことでそれらが聞こえることは無く、反抗的な態度が目に付く部下2人に預けた部隊の現状は判らずじまい。
「やはりゴブリン共を分散させたのは悪手……いや、この数ですら制御がおぼつかぬのだ、それが三倍もいたら……!」
うーん、どうやら混沌の勢力にとってもゴブリンは扱い辛い駒みたいですね。命令は効かず好き勝手に動き、劣勢に陥れば持ち場を離れて逃げることに躊躇いなし。実は下手に操ろうとせず、放置して集落などを襲う普段の生活をさせていたほうが秩序の勢力にとっては厄介なんじゃないですかねぇ。……まぁそれはダブル吸血鬼ちゃんたちが殲滅しているんですが。
そんな彼の様子を見てせせら笑うゴブリンたち。偉そうに指図してくるデカいやつが頭を抱えているのが面白くてしょうがないんでしょうね。ギロリと睨まれ一旦は口を閉じますが、チラチラと盗み見ては微かに野卑な笑みを浮かべています。
彼らが進む道は木々によって邪魔されているものの、地形的には集落に向けて一本道。時間こそ消費していますが、別動隊が先着して
「「「「「GOBGOBGOB!!」」」」」
「五月蠅いぞ役立たず共! 逃げ遅れでも見つけたのか……!?」
思索の海に沈んでいた
「――
蠱惑的な肢体を薄布に包み、腰に直剣を佩き胸元を強調するように
>「じゃあぼくはあいつがまきこまれないように
「ああ、頼んだよご主人様。誰かを対象から外せるほど、私も
悍ましい魔力を感じさせる長柄を愛おし気に擦る女
「なんだ貴様等!? ……だが丁度良い! 四肢を捥ぎ取り情報を吐かせた後、ゴブリン共を増やす孕み袋に……!?」
威圧的に舌戦を繰り広げようとした
「な、なんなのだこれは!?」
変わり果てた景色を前に慌てふためく
「「「「「GOBGOBGOB!!」」」」」
鼻を刺す焼け落ちた臭いの中に
「あ、アレはマズい!? ゴブリン共、さっさと散れ……!?」
どんなに無能な部下であっても無駄に死なせるのは指揮官の恥。ゴブリンたちに散開するよう命を下そうとした
「がぁぁ!? 貴様、
>「――かってになかまづらするな。それよりも……ていっ」
「がぁぁ、がぁぁ!?」
切断面を炎、あるいは魔力によって焼かれ再生を阻害され苦悶の声を上げる
「いやぁ、ご主人様の異界作成能力には本当に感謝だね」
「燃やしてはいけないものがあっても、一緒に燃やしてしまうから」
遮蔽となる障害物が何一つない空間で必死に逃げ惑うゴブリンたちが、炎の槍に飲み込まれ跡形も無く焼却されていく光景でした。
「あらあら、これだと私のぶんは無さそうですね」
「すまないねぇ。でも君にはこの後大事な役目があるだろう? それで勘弁して欲しいな」
煌々と瞳を紅く輝かせながらゴブリンを焼く叢雲狩人の隣で、頬に手を当てちょっぴり不満げな剣の乙女ちゃん。万一ゴブリンが接近してきたときに備え叢雲狩人さんの護衛をしていたのですが、
>「おつかれ~! すごかったね!!」
「ああ、お帰りご主人様。
お、2人の傍に上空から吸血鬼侍ちゃんが降りてきました! 叢雲狩人さんの胸元に着地し、ほっぺをスリスリ。その後は剣の乙女ちゃんにもハグしてあげてます! あ、触手に捕まえていた
>「むふ~! それじゃつぎは……」
一通りスキンシップを楽しんで満足した吸血鬼侍ちゃん、ぽてぽてとうつ伏せに倒れる
>「えっとね、ぼくごうもんってすきじゃないし、やりたくないの。だから、しってることをすなおにぜんぶはなしてくれるとうれしいんだけど……」
おずおずと話す姿は言葉の内容さえ聞こえなければ幼子の可愛らしいおねだりにしか聞こえないでしょう。その愛らしさに襲い掛かろうとする叢雲狩人さんを剣の乙女ちゃんが絞め落としているのを背景に返事を待つ吸血鬼侍ちゃん。ですが彼から帰ってきたのは望む回答ではありませんでした。
「ハァ、ハァ……ハッ! あの
「おやおや、なにか勘違いしているみたいだねぇ」
叢雲狩人さんと剣の乙女ちゃんに下卑た視線を向け嘲笑を上げる
「この子に溺れているのは、私たちのほうですのに」
反対側からは剣の乙女ちゃんがそっと身を寄せ、そっと胸元を覆う薄布を中央に寄せて片方のたわわも露わな姿に。口元に近付けた吸い口をそっと啄む吸血鬼侍ちゃんを優しく撫でながら、突如眼前で始まった淫靡な光景に目を奪われている
>「ん……ぷぁっ。あのね、ぼくたちは
「く、狂ってる……!? コイツも、貴様らも……ガッ!?」
2人の重い愛を十分に堪能し、ガチガチと恐怖に震える
>「いったよね、ぼくごうもんってすきじゃないって。だから、すなおにはなしてくれたら
ぞぶり、と首筋に刺さる牙の感触に身を震わせる
……ですが、快楽の代価は彼の
>「ぷぁっ。えぅ……おおあじでいまいち……」
「おや、それは残念。帰ったら
全ての血と
「では、後始末を済ませてしまいましょうか」
>「ん、おねがいね!」
「アイツらを森にブチ撒けたままじゃ、また
「フフ、では今日はこちらで……ん……ちゅ……」
叢雲狩人さんのインナーを指でずらし彼女の細い首筋を露出させ、そっと唇を寄せる剣の乙女ちゃん。突き立てられた牙は痛みよりも快感を生み、叢雲狩人さんの口からは熱の籠った吐息が発せられてますね。こくり、こくりと剣の乙女ちゃんの喉が動くたび、叢雲狩人さんの身体も快感に打ち震えているようです。
「はぁ……とても美味でした」
>「あ、ちょっとだけのこってる! ……ぺろ」
「こらこら、意地汚いよご主人様。……後で好きなだけ飲んでいいから、ね?」
ちゅーちゅーしたのはおよそグラス1杯ほどの量でしょうか、血を提供した叢雲狩人さんの顔色が悪くなることもなく、吸い跡に残った血を舐め取りつつ傷を癒している吸血鬼侍ちゃんを苦笑して眺めつつ、剣の乙女ちゃんは作戦最後の奇跡の詠唱を始めました。森の至る所に散乱している侵入者の残骸、森の養分にするには穢れ過ぎているゴブリンの死体を清浄な水へと変換する【辺境最悪】御用達の奇跡はもちろん……。
「≪裁きの
四方世界最高峰の神官にして、至高神さんと直結(意味深)した経験もある剣の乙女ちゃんによる≪
……コホン!
今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
対雪装備を揃えに行くので失踪します。
……なんとUAが20万を越えました。投稿期間が空いてしまい存在を忘れられてしまうんじゃないかという思いが募るなか、皆様にお読みいただけて感謝しております。
今後も間が空いてしまうことはあると思いますが、気長にお待ちいただければ幸いです。
評価や感想、お気に入り登録がモチベに繋がりますので、正座してお待ちしております。
お読みいただきありがとうございました。