ゴブリンスレイヤー モンスター種族PC実況プレイ 作:夜鳥空
学生時代の先輩たちと美味しい海の幸をおなかいっぱい食べたので初投稿です。
前回、再生魔神をボコボコにしているところから再開です。
赤カブトを斃し、
「VIRUUUUS!」
「グワー!?」
「VIRUUUUS!!」
「グワー!?!?」
「VIRUUUUS!!!」
「グワー!?!?!?」
「ふふ、あの子たちに匹敵……いえ、凌駕するほどの再生力、素敵ですね♪」
うわぁ、鎧の各所から緑煙を噴射して超加速した魔神の突撃を躱し切れず、妖術師さんがAパーツとBパーツに分かれては瞬時に再合体するアレな光景を頬に手を添えた剣の乙女ちゃんが楽しそうに眺めてますねぇ……。時折飛来する槍や太矢をレイテルパラッシュで撃ち落としながらも積極的に攻めようとしていないあたり、妖術師さんに経験を積ませるつもりなんでしょうか。
「VIRUUUUS……!」
何度斬撃を浴びせてもあっという間に元通りな妖術師さんに向け、焦れたように本体の切先を突き付ける魔神。吸血鬼君主ちゃんと悪魔殺し
「あのさぁ……もうちょっと手助けしてくれてもよくない???」
「私が手を出すと
「いや、まぁそうだけどさぁ……!」
うーんこの圧倒的余裕っぷり。流れ矢を迎撃し続けながらの言葉に「ま……まあ、あんたほどの実力者がそういうなら……」という顔で頷く周りの将兵たち。少女のように微笑む剣の乙女ちゃんをジト目で睨み抗議していた妖術師さんですが、その三白眼を迫りくる魔神へと向けました。
「VIRUUUUS!」
「まぁ、どう言い繕ってもわたしは後衛で、身体能力も
鎧の背部から勢いよく緑煙を放出し、
「――『
……妖術師さんの髪を掠め、大地に深い斬撃の痕を刻みつけるだけに終わりました。
「本来は前衛や生み出した
二刀を納めた剣の乙女ちゃんが呟く先、将兵たちが驚きの目を向けているのは妖術師さんが一方的に魔神を封殺する光景です。振り下ろされる刃は紙一重で避け、撃ち出される太矢は射出直後に影の触手が迎撃、距離を取ろうとすれば脚甲に無数の骨がしがみ付き、後退を妨害しています。
知識神さんが注目するほどの知力の高さに加え、死に覚えゲーのように相手の攻撃を喰らって学習する割り切りの良さ。そして判っていても竦んでしまうような一撃に身体を晒す躊躇いの無さ……うーん、まるでフ〇ムゲーの主人公みたいですねぇ。知識神さん曰く『痛くしなければ覚えませぬ』だそうですが……。
眷属中もっとも再生力が高く、万が一耐久力の限界を超えるダメージを受けても邪な土で復活可能ということで、ある意味ダブル吸血鬼ちゃん
なお描写は省略していましたが、敵の攻撃を喰らって覚えている際はダブル吸血鬼ちゃんも使用可能な『大規模ダメージを部位欠損に置き換える』小技を駆使ししており、見た目は派手に吹き飛んでもダメージは最小限に抑えていました……あのマンチ技、実は眷属で使えるの妖術師さんだけなんだとか。剣の乙女ちゃんですらダメージを特定部位に置換するのは極度の集中が必要なため戦闘中に行うのは難しいそうです。
「VI……RUUUUS!」
おっと、足元に縋りつく骨を踏み砕き、魔神が突撃の距離を取りましたね。身体中に突き刺さっていた槍や太矢も残り少なく、ここで勝負を決めないとジリ貧だと判断したみたいです。無防備に立っている妖術師さんに向かい
「――うん、知ってた。わたしを殺すには加速を乗せた一撃しかなく、足の拘束を解除すれはそれを繰り出すって。……でもさ、それにわたしが付き合う必要は無いよね?」
――妖術師さんの足元から長く伸びた影より乱立した極薄の刃、その剣林に自ら突っ込み、己の速度によってバラバラに斬り刻まれました。
「……お美事!」
「「「お美事に御座りまする!!」」」
「え、ちょ、ぬわー!?」
おや、緊張が解けてエセ
グルグルおめめで胴上げされている妖術師さんを羽根を展開した剣の乙女ちゃんが空から回収したところで、お次は吸血鬼侍ちゃん&女魔法使いちゃんvs双魔神です! 高速展開が予想されますが、さて戦況はどうなっているでしょうか?
『おいおいおい』
『しんだわおれら』
「……なんか、悲壮感漂ってない?」
>「ナンデダロウネー」
どったんばったんおおさわぎな地上とは打って変わって静かな上空、ガタガタと震える双魔神を見て首を傾げる吸血鬼侍ちゃんたち。まぁ魔神が怯える理由はふたりの手に握られた殺意マシマシの得物のせいなんですけどね。
>「きょうかそざいはいくらあってもいいよね!」
「なるべく傷付けないように、
なんて言いながパイルハンマーを取り出す女魔法使いちゃんの姿に魔神はしめやかに失禁! 駆動部からオイルを漏らしながら
『やってやる!やってやるぞ!』
『あぁたれぇ!』
おお、
>「にくをきらせてコアをくだーく!」
「なんだかんだ言って、暴力で解決出来ることは暴力で済ませるのが手っ取り早いのよね……」
『うわぅ!うわあぁぁぁぁぁあ!』
刃の嵐に被弾面積を最小限に突っ込み、加速能力を持つ
前に出た吸血鬼侍ちゃんが翼を盾に肉壁となって女魔法使いちゃんをガード、羽根の操作に加速能力を使ってしまい隙だらけの魔神にそのまま
『がぁぁ!ぱわーがちがいすぎる!』
翼を捥がれ地面へと落下していく
『つ、つよい!つよすぎるぅ!』
相棒が斃され狼狽を隠せない
「――あら、知らなかったのかしら?」
>「ふしおうからはにげられない!」
しかしまわりこまれてしまった!!
『アイエエエ……』
イヤイヤと首を振る
「六本目、いっただきー!!」
「これで、七本目です……ッ!」
「DORA!?」
「GO!?」
おっと、対
「GUUUUU……」
おや? 緑竜の様子が……。
「GOAAAAAH!!!」
「ッ!? 全員ソイツから離れなさい!!」
上空から戦場を俯瞰していた女魔法使いちゃんの慌てた声に反応し一斉に後退する冒険者たち。緑竜の咆哮が響くと同時に、戦場に斃れていた魔神たちの残骸が浮かび上がり、緑竜へと集まっていきます! 膨れ上がる魔力と暗黒の輝きが収まった後、緑竜の姿は大きく変貌していました!!
「――JA……」
――鋼と肉の混じり合った巨躯。分厚い装甲で覆われた二本の脚で立つ姿は巨人のようでありながら、大剣を握る上半身は悪意に満ちた魔神のそれ。
「――GD……」
大きさこそ桁違いですが、芸術品の如き出で立ちは何処か叢雲狩人さんや重戦士さん、女将軍さんの相棒である鎧にも似ています。……ですが、眼前の存在から感じるのは視覚のみならず五感すべてに訴えかけてくる圧倒的な『暴威』のオーラ。
「――AGD……!」
何よりも目を惹くのは、その背に装備された
「JAAAAAGD!!!」
――
「うお、危ねぇ!?」
「その
「……厄介だな」
大地を砕く振り下ろしの範囲から逃れつつ合体魔神を見上げる辺境三勇士。
「
「分厚過ぎて、刃が通らない……ッ」
対呪文処理が施され、大砲の直撃すら弾くほどに重厚な足回り。大型を攻める定石である足狙いの攻撃を繰り出した圃人剣士ちゃんと英雄雛娘ちゃんの顔に苦痛が浮かんでいます。確かに斬撃の痕は残っているのですが、装甲に阻まれて駆動部分に届いていないみたいですね……と、効果的なダメージを与えられない一行を無視して
「一発はなんとか相殺するから、もう片方を頼むよ!」
「は、はい! 地母神様、どうかご加護を……!」
おお! 補給のために後方に下がっていた叢雲狩人さんが光弾の片方を
「――! なるほど、判りましたわ!!」
「すっごくこわいけど、頑張りますよぉ!」
お、
「ん……んく……ぷぁっ。ごちそうさまでした!」
「ん、お粗末様。大丈夫? 満腹になったかしら」
「はい! これでもうひと頑張りできますよぉ!!」
>「きをつけてね……ちゅっ」
ふたつのたわわをしっかりと堪能し、元気いっぱいおなかいっぱい状態になった白兎猟兵ちゃん。濃密な百合を目撃した将兵たちの士気も天井知らずに上がってますね! 名残惜しげに口付けをする吸血鬼侍ちゃんを女魔法使いちゃんへと託し
「「「≪
「「「≪
「「「≪
女神官ちゃんと
「JAAAAAGD!?」
地響きとともに、魔神が大地にその身を横たえました!
「フム、そういうことか」
「お、なんだゴブリンスレイヤー。そんな得心がいったような顔……顔?しやがって」
魔神から離れた位置で戦況を見守っていた冒険者一行。槍ニキの指摘にゴブスレさんが指差すのは、転倒の衝撃であちこちが砕けた魔神の上半身です。
「強固な脚部は自分より小さな敵の攻撃を防ぐため、攻撃の届かない上半身は装甲を薄くして軽量化。……恐らくだが、構造的な弱点だったのだろう」
おお、鋭いですねゴブスレさん。星団最強の兵器と名高い
「JA……GD……」
≪
「
勇ましくも可愛らしい咆哮が響き、同時に戦場の趨勢が決しました!
「ま、これ以降は軍に任せたほうが良いだろうさ」
「掃討戦が一番相手を削れるけど、わたしたちじゃ兵隊さんとの連携も難しいもんねー」
潰走する混沌の軍勢に対する追撃戦に移行し、静寂さが訪れた戦場。負傷者の後送を手伝っていた冒険者たちに漸くの休息が訪れました。
「ふぅ……今回は流石に疲れたよ。もうしばらくこうしていても良いだろう?」
>「ん、よくがんばりましたー!」
武装を解除したピッチリパイスー姿で吸血鬼侍ちゃんを抱える叢雲狩人さん。うなじに顔を寄せ吸血鬼吸いをする姿には疲労の色が濃く現れています。向こうでは同じくグロッキー状態の女神官ちゃんが剣の乙女ちゃんに捕まり、頬を赤く染めながらひんやりとしたたわわに顔を埋めちゅーちゅーしていますね。
死者、重傷者こそいないものの、飛散した岩石の欠片や攻撃の反動で打ち身や捻挫程度の軽傷者がいるため司令部の一画を借りて一休み。当初は休憩後に魔神たちのドロップ素材を拾いにいく予定だったのですが……。
「まさかぜーんぶ
「いやぁ、なんかすみませんねぇ……」
「で、でもすごくすごい強そうですね、その
圃人剣士ちゃんと英雄雛娘ちゃんの見つめる先には申し訳なさそうに頬を掻く白兎猟兵ちゃん。その装いは今までの迷彩服から大きく変化しています……えっと、本当にあげちゃって大丈夫ですかGM神さん? え、酷いレベルでバランスが取れてるから平気? それたぶん平気って言いませんよね???
「まぁ、
――はい、勘の良い視聴神さんたちならもう予想がついていることでしょう! しなやかな肢体を覆うピッチリパイスーの上には緑色の装甲、悪魔を模した兜は長耳を覆うように可愛くアレンジされ、その背中にはついさっき見た
おめでとう!白兎猟兵ちゃんは駆逐猟兵ちゃんにクラスチェンジした!
今回大活躍だった白兎猟兵ちゃんに対する
特筆すべきはやはり背中の
……ゴホン、失礼取り乱しました。まぁGM神さんがオッケーって言ってますし、そろそろ終盤戦も近いのでインフレしても大丈夫でしょう、きっと!
さて、再生魔神をしばき終わったところで次回は『
今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
モツ煮込みが美味しい季節になったので失踪します。
評価や感想、お気に入り登録ありがとうございます。モチベーション維持とやる気アップに繋がりますので、感想や評価をお待ちしております。
誤字報告も併せてありがとうございます。なかなか読み返しても気付けないので非常に助かっております。
お読みいただきありがとうございました。