ゴブリンスレイヤー モンスター種族PC実況プレイ 作:夜鳥空
前回、ゴブリン廃棄部隊を絶望させたところから再開です。
呆然と見上げる兵士たちを背に速度を上げて航行を開始した船。≪
船へと駆け寄ろうとする者、馬車を掘り起こそうとする者、馬車の下に潜り込んで砂嵐をやり過ごそうとする者……。危機に際して協力するという考えが浮かばないのか、それぞれが好き勝手に行動するのを分隊長が表情の抜け落ちた顔で眺めています。「神に見放されていなかった」と話していましたけど、間近に迫った危機に対して、彼の信ずる神は応えてくれるんでしょうかね?
>「だいじょうぶ? きもちわるかったりしない?」
「ええ、問題ありませんわ。呪文の効果は既に切れておりますので……」
>「ん……よかった……」
兵士たちの顛末を見届けることも無く、甲板に敷かれた毛布の上に剣の乙女ちゃんを座らせ、吸血鬼君主ちゃんが頭をそっと抱き寄せています。やっぱり剣の乙女ちゃん、先程の分隊長との会話の時に予め≪
明確に嘘として用いられた言葉が判別できるということで、ギルドの昇級試験や裁判の時に活用されている≪
元々は≪
……つまり、今日の朝……奇跡の使用回数を最大限活用するなら、消耗がリセットされる前の昨晩からずっと周囲の会話の中に隠れている嘘を判別し続けていたってことですか剣の乙女ちゃん。オマケに≪
「ですが消耗に見合う成果は得られました。要塞の構造と罠の配置、兵士たちの交わす符丁、そして、女性たちが囚われている場所についても……」
そこまで語り一息つく剣の乙女ちゃん。ゆっくりと膝立ちになり、吸血鬼君主ちゃんを抱きしめ返しました。想い人の頭を撫でながら、躊躇いを振り払うように分隊長から読み取った記憶をみんなに伝えています。
「この先に待ち構えているのは、悍ましき人の悪意の総覧です。どうか、その闇に呑まれないでください……」
「……ニンゲンってやつは、同族に対してもトコトン残酷になれるモンなんだなぁ」
「んなもん今までだって散々見てきただろうが。……テメェも頭は冷えたか、ゴブリンスレイヤー?」
「……ああ」
怒りを通り越して虚無感すら漂わせながら、徐々に赤く染まる空を見上げて呟く槍ニキ。兵士たちから奪った兜を調節している重戦士さんが相槌を打ちつつ、同じく鎧の調整を行っていたゴブスレさんを心配そうに眺めています。ふぅ、なんとか落ち着いてくれたみたいですね。
剣の乙女ちゃんによって暴かれた要塞内の情報は、熟練の冒険者である彼らにとっても信じられないものでした。うっかり居合わせてしまった船員さんは船縁から嘔吐してしまっていましたし、令嬢剣士さんも真っ青な顔に。あの女魔法使いちゃんですら舌打ちをしてしまうもの……と言ったら判って頂けるかもしれません。
"
「あの爺さんの言う通りだ。俺たちが今出来ることをやるだけ・・・・・・と。良し、これで全部だな」
満足げに頷いた重戦士さんが兜を放った先には8人の人影。兵士の装備を身に纏った首の無い人物がキャッチした兜を頭のある位置へと据え付け、具合を確かめています。お、重戦士さんにサムズアップを送ってますね、フィット感は良いみたいです。ハリボテスレイプニールから分離した英霊さんたちが、見事な兵士姿へと変身しました!
蟲人僧侶さんの船へと乗り込むにあたり、乗って来た馬車は吸血鬼君主ちゃんのインベントリーにしまい込み、英霊さんたちは何柱かに分かれて船団の船に乗ってもらっていました。一度送還してしまうと再び召喚コストがかかってしまいますし、船の乗員にはまだ余裕があったのも幸いしました。要塞への潜入のためにローブ等は用意してありましたが、兵士の姿のほうがより怪しまれずに済みそうなので兵士たちからかっぱいでいたんですね!
「にしても良くこんな暑苦しい兜なんざ着けていられるモンだなぁ」
「防暑よりも匿名性を優先したのだろう。
「……成程なぁ」
兜の前面をカシャカシャと開閉していた槍ニキがゴブスレさんの言葉に納得した様子で肩を落としています。ゴブスレさんの推測は恐らく正しいでしょう。個性を無くし集団に溶け込むことで人狩りやゴブリン廃棄の罪悪感を無くさせるとともに、過激な行動を容認しやすい匿名性を持たせたんでしょうね。「俺1人でやったんじゃない」「みんな同じことをしている」は何時の時代も免罪符の代名詞です。
「だが此方にとっても好都合だ。敵地で顔を晒すが危険を負わずに済む」
顔出しNGな英霊さんたちには有難いことに、辺境三羽烏を含めた全員分の装備がありますからね。符丁も入手済ですし、件の繁殖場まではスムーズに潜ることが出来そうです。一方囚われの女性たち救出組の他の面子はといえば……。
>「おきがえおわった? そしたらそうびはあずかっておくね」
「おう、頼まァ……って、随分攻めた格好じゃねぇかオイ……!」
お、吸血鬼君主ちゃんたちが着替え終わって男性陣たちのところへやって来ましたね。剣の乙女ちゃんと令嬢剣士さんは銀髪侍女さんたちと似た異国風の衣装に身を包んでいます。人狩りに遭った女性的な変装なのでしょうか? みんなの装備を片っ端からインベントリーにしまい込んでいる吸血鬼君主ちゃんは……うん、良く言えば簡素、悪く言えばマイホームフリーな格好ですね!
「私たちも止めたのですが、どうしてもと押し切られてしまいまして」
>「ぼくがわるめだちしていれば、ふたりがいやらしいめでみられたりしないでしょ?」
フンスと胸を張ってますが、そこは嗜好の問題なんだよなぁ……。おっと、全員の装備をしまい終わった吸血鬼君主ちゃんがくるりとみんなのほうへ向き直り、これからの予定を確認し始めたみたいです。
>「みんながひとかりぶたいのへいしになりすまして、ぼくたちがそのせんりひん。はんしょくじょうにつれていくふりをしながらようさいないぶにはいりこんで、つかまっているおんなのこたちをたすけだす!」
「ええ、同時に別動隊が外から潜入し、宰相と兵士長、そして≪
補足を加える令嬢剣士さん視線の先、隠密装備に身を固める別動隊の姿が見えています。異国風の衣装から忍装束に着替えた銀髪3人娘に、いつもの外套の上からさらに黒いローブを重ね着した女魔法使いちゃん、吸血鬼侍ちゃんと師匠は普段と変わらない格好ですね。
「そちらも準備は良さそうだね。本当なら街で休息を挟んでから乗り込む予定だったけど、残念ながらそんな時間は無いみたいだ」
特産品の果物は美味しいんだけどなぁと付け加える銀髪侍女さんの声を切っ掛けに表情を引き締める一行。分隊長から抜き出した記憶から時間的な余裕は無いと判断し、到着後即座に作戦を実行することにしたようです。
「要塞地下の構造はしっかり覚えてくれたかい?」
>「ん、だいじょうぶ。みんなをたすけだしたら、
「頼んだよ。加減を間違えて要塞が崩れたら大変だからね」
んん??? なにやら不穏な単語が飛び交っているようですが……。誰も驚いていないとすると、全員が納得している方法なのでしょうか。両手を上げてまかせてアピールをしている吸血鬼君主ちゃんを見る女魔法使いちゃんの目に、若干の心配の色が浮かんでいるように思えます。
「あの子のこと、頼んだわね」
「ええ、お任せくださいませ」
「必ず守り切ってみせますわ」
吸血鬼君主ちゃんに聞こえないようにこっそり剣の乙女ちゃんと令嬢剣士さんに声をかけていますね。予め伝えてあるとはいえ、人の悪意の現場を実際に目にした時に、吸血鬼君主ちゃんがどうなってしまうのか。そこが今回の作戦で一番のネックになりそうな予感がします……。
>「それじゃ、がんばってね!」
>「そっちもきをつけてね!」
日が暮れて辺りが闇色に染まり始めた頃、砂漠の国の都へと到着した一行。船着き場で蟲人僧侶さんたちと一旦別れ、街の入り口手前で潜入班とも別行動になっています。お互いの無事を祈ってぶんぶん両手を振る2人を微笑ましそうにみんなが見ていました。
夕暮れ時の門にはギリギリで街まで辿り着いた隊商が集まり、なんとか閉門までに街へ入れて貰おうと交渉しているみたいです。さりげなく門番の懐に挿し入れたのは賄賂でしょうか。お互い当然のように遣り取りしていますし、これも日常的な光景なのかもしれません。あ、救出班の一行に関しては兵士の恰好をしたことで衛兵に見とがめられることも無く、槍ニキの軽妙な話術によって無事に街中へと入ることが出来ましたのでご安心ください!
「にしても、ここの兵隊連中は随分住人から嫌われているみてぇだな」
兜越しの若干くぐもった声で溜息まじりに呟く槍ニキ。英霊さんたちも居心地が悪そうにしています。3人の美少女に縄を打って連れ歩く集団に注がれる視線は夜とともに訪れた空気のように冷ややかで、ここの兵士たちが普段どれだけ忌み嫌われているのかが容易に察せられますね。
「――逆に言えば、この光景が日常となるほどに国が歪んでいるということだ」
普段と違う兜に違和感を隠せないのか、頻りに角度を調整しているゴブスレさんも小さく同意しています。王国なら即座に官憲が飛んできそうな状況ですが、当の本人達が取り締まる側なんだからどうしようもありません。職質や賄賂を要求されないだけマシだと思って行動したほうが良いでしょうね。
「んじゃ、そろそろ行くか。……暴れたりすんなよチビ助?」
>「わかってる。がんばってがまんする……」
ご機嫌斜めな吸血鬼君主ちゃんを重戦士さんが宥めていますね。どうやら繁殖場への侵入方法がお気に召さない様子。一番スムーズな方法なのは判っているので納得はしているみたいですけど、心情的にはあんまり気が進まないみたいですねぇ。お、要塞の入り口が見えてきました! ここからが本番です!!
「お、そいつらが今日の獲物か? 随分と上玉が捕まえられたみたいだな」
「おう! 王国の冒険者らしいが、ゴブリンを捨ててきた帰りに砂漠の知識が無ぇもんで右往左往してたところを見っけたんだよ。楽な仕事だったぜ」
詰所の兵に話しかけられ、フレンドリーに対応している槍ニキを横目に周囲を見渡す一行。松明に照らされた兵たちの顔は一様に好色な雰囲気を隠さず、手を縄で縛られている女性3人を舐めまわすように見ています。不快な視線から身を隠すように吸血鬼君主ちゃんへ寄り添う2人の行為は演技だけでは無さそうですね。
「
「馬鹿言ってんじゃねぇよ。運び込む前に消耗させちまったらまたどやされるだろうが」
「ハッ! 真面目ぶりやがって」
厭らしい視線を剣の乙女ちゃんと令嬢剣士さんに向けた詰所の兵が卑猥なジェスチャーを見せるのに対し、不愛想な声で塩対応の重戦士さん。やっぱり捕らえられた女性たちは兵士に乱暴されることが多いようです。2人の間に挟まるように立っている吸血鬼君主ちゃんを見て、兵士の瞳に加虐の光が宿り始めました……。
「こんなガキが苗床じゃあ碌なゴブリンが産まれねぇだろうさ。わざわざ下に運ぶ必要は無ぇよ」
>「おあ~……」
そう言いながら乱暴に手を伸ばし、吸血鬼君主ちゃんの両手を掴んで持ち上げる兵士。一瞬抵抗しようとした吸血鬼君主ちゃんですが、重戦士さんに言われたことを守ろうと必死に我慢しているのが見て取れます。こんな痩せこけたカラダなら孕む心配は無さそうだなと笑い合う兵士たちを見て、一行の怒りゲージは順調に上がっていっております。あ! 吸血鬼君主ちゃんの両手を纏め、片手で頭上に掲げる姿勢で拘束した兵士が反対側の手でつるペタボディをまさぐり始めました!!
服の裾から手を入れられ、不快そうに身を捩る吸血鬼君主ちゃん。その慈しみの欠片も無い手つきに英霊さんたちの目つきがヤバいことになってます。槍ニキとゴブスレさんが目配せをしているのは当初の計画を変更するか否かの判断でしょうか。一触即発の空気を終息へ導いたのは、吸血鬼君主ちゃんが使うのを躊躇っていた吸血鬼の異能に因るものでした……。
「そういうワケだ、このガキは置いてさっさと2人を下に……」
平坦なボディに飽きたのか、小さな唇を蹂躙しようと吸血鬼君主ちゃんの砂まみれの前髪を掻き上げたところで急に動きを止めた兵士。煌々と光る瞳に魅入られたかのように吸血鬼君主ちゃんを見つめ
微動だにしません。罅割れたクレバスのような口元から漏れたのは、あらゆる感情を押し殺し冷徹に自らの意思を伝える凍え切った言葉です……。
>「んとね、くるしいから、したにおろしてほしいな……ダメ?」
急に動かなくなった同僚を不審に思い近寄って来た他の兵士たちも、赤く光る吸血鬼君主ちゃんの瞳に射抜かれた瞬間同じように硬直。やがて片膝を着き頭を垂れてしまいました。腰の剣に手を掛けていたゴブスレさんが兜の奥で安堵の溜息を吐き、インベントリーから取り出したタオルで頻りに身体を拭っている吸血鬼君主ちゃんの頭に手をのせ、不器用に撫でています。
「不快な思いをさせた。すまん」
>「ん、へーき。ころすとあとのしょりがめんどうだから、ぜんいんみりょうしちゃった」
血の色に染まっていた目を休めるように閉じていた吸血鬼君主ちゃんの言葉に安堵する一行。なるほど、対象に自らへの好意を抱かせる魅了の魔眼を使ったんですね! 自らの生命や信念を侵すような命令は拒否されてしまうものの、お願いの内容さえ適切ならば長時間効果を発揮する能力です。
「すげーなその魔眼。そいつがありゃいくらでも美人のネーチャンを……あ」
あーあー、途中まで言っちゃった槍ニキが泣きそうな顔の吸血鬼君主ちゃんを見て顔を真っ青にしています。剣の乙女ちゃんはレイテルパラッシュをガシャガシャ変形させますし、令嬢剣士さんも魔剣に切先を槍ニキへ。面頬を上げた重戦士さんにジト目で睨まれ、瀕死状態なところへ刺さったトドメの一撃はゴブスレさんの一言。
「いくら俺でも、その台詞は無いな」
「……すまん、俺が悪かった。お前さんの心を土足で踏みにじっちまった……!」
>「ん……もういいよ。ちゃんとわかってるから」
半泣きの吸血鬼君主ちゃんの前で土下座ってる槍ニキ、なんとか許してもらえたみたいです。人間を大切に思っているからこそ使っていなかった能力ですからねぇ、冗談でもあんなふうに言われたら吸血鬼君主ちゃんが泣いちゃっても不思議じゃありません。目尻の涙を拭った後に、絶対零度の視線を槍ニキへと向けている想い人2人に見上げるような視線を送り、おずおずと話し始めました。
「あのね、もうゆるしてあげて。ぼくはぜんぜんきにしていないから。それよりも、その……」
言い出しにくそうな吸血鬼君主ちゃんを見て、揃って溜息を吐く2人。片膝状態で左右から吸血鬼君主ちゃんを抱きしめ、耳元でゆっくりと囁いています。
「判りました。彼へのお仕置きは奥方にお任せすることに致しましょう」
「それと、大丈夫ですよ? 貴女が私たちにその力を行使したなんて、誰も思っておりませんから。私たちが貴女に抱いている愛情は、間違いなく私たち自身が育んできたものですもの」
>「ほんとに? ……わぷっ」
僅かな猜疑心すら残さないと言わんばかりに吸血鬼君主ちゃんを強く抱きしめる2人。触れ合う肌から伝わる体温によって、少しずつ吸血鬼君主ちゃんの強張りも消えていきます。後ろで槍ニキが肩を撫で下ろしてますが、帰ったら魔女パイセンのお仕置きが待っているので気を抜くのは早計じゃないですかねぇ……。
大好きな人たちだからこそ、歪んだ力で自分のモノにしたと思われたくなかった吸血鬼君主ちゃん。ずっと魔眼のことを隠していたのは、心を操って自分を好きにさせたと思われるのが怖かったからだったみたいです。
「
「その愛を疑う者がいるのなら、私が相手になって差し上げますわ!」
>「えへへ……ふたりとも、だいすき!」
2人に頬擦りをし返す吸血鬼君主ちゃんにようやく笑顔が戻ってきました。2人から離れ、気まずそうにしゃがみ込んでいた槍ニキのところに駆け寄り、その頭をギュッと抱きしめました。
>「こまらせちゃってごめんなさい。なかなおりしてくれる?」
「……おう! この借りは必ず返すぜ!!」
この槍に賭けて! 言いかけて槍が無いことに気付き頬を掻く槍ニキを見て、やれやれと立ち上がる重戦士さん。英霊さんたちからも警戒色が消えています。槍ニキから離れた吸血鬼君主ちゃんが向かったのは、先程身体をまさぐっていた兵士のところです。魅了が完全に聞いているのか熱い視線を送ってくる彼の前で、心底嫌そうな顔で吸血鬼君主ちゃんがおねだりを始めました。
>「……あのね、ゴブリンのはんしょくじょうにあんないしてほしいな?」
「ああ、俺に任せろ!」
着いてきな!と先陣を切って歩く背中にんべーっと舌を出し、他の兵士には通常任務に戻るよう命じる吸血鬼君主ちゃん。女性3人の手を縛っていた縄を解いた一行がその後に続いて要塞の奥へと進んでいきます。進む先に悍ましい悪意があると判っていても、進まないという道を選ぶことは出来ません。覚悟を決めた一行の行く先は、頼りない松明が照らす地下へ続く石造りの階段です。想い人に追い付いた2人が左右の手を握り、決して離すまいと力を籠めるのを感じて、吸血鬼君主ちゃんが困った笑みを浮かべています。
剣の乙女ちゃんが見た人の悪意の極致。吸血鬼君主ちゃんに見せるのはちょっと……いやかなり怖いですが、そこは他のみんなのフォローに期待していますからね!
今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
次回、ちょっと内容が悪趣味の塊になりそうなので失踪します。
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