「ひーひー……」
イッセーがひーひー言いながら、尋常じゃない量の荷物を背負って歩いている。
なんでこんなに沢山の荷物を背負ってるんだ?そんなに必要ないだろ。
それとひーひーなんて言う人初めて見た。
そして今俺達は山にいる、無能王が山で修行するらしい、修行するからって山籠り……安直すぎる。
本来なら俺達は参加するつもりはなかったんだが、俺達が参加してる理由は昨日に遡る。
昨日の夜、俺はリビングで食後のコーヒーを飲みながら寛いでいた。
そしてグレイフィアが転移してやって来た。
「今日からここにお世話になります、グレイフィアです。グレモリー家のメイドではなく和那さま専属です♪」
この時のグレイフィアは凄く機嫌がよかったな。
コーティ達には帰ってからグレイフィアが多分来るって話をしてたからな、問題はない。
「それで私がここに来るに当たってサーゼクスさまから条件を出されまして……」
その条件とは無能王の眷族を鍛えてほしいんだと。
てな事が会って今俺達は参加しています。
ちなみに俺達ってのは俺とコーティとキノの三人だ、コーティとキノには主にイッセーを鍛えてもらおうと思ってる。
……だって、イッセーはまだ『赤龍帝の籠手』がまだ覚醒してないもん、だからコーティとキノに頼んだ。
ドラゴンの力はドラゴンが鍛えるのが一番ってね、ま、イッセー達はコーティとキノの正体は知らないんだけどな、だって無能王になに言われるか分かったもんじゃない。
てな事で修行の目標はイッセーの『赤龍帝』への覚醒と必要最低限の実力になることだ。
それと無能王を鍛えるつもりはないけどな、だって条件は無能王の眷族を鍛えてくれ、だもん。
朱乃と優奈の二人は必要最低限の実力はあるしな、大丈夫だろ。
と、考えてる間に目的地に着いたな。
木造の別荘か、なかなか俺好みの趣味してんじゃんグレモリー家。
修行一つ目はイッセーと優奈が剣術修行をしていたらしい。
なぜしていたらしいって表現かとゆうと、俺はコーティーに膝枕されて寝てたからだ。
修行二つ目はイッセーと朱乃の魔力修行だったらしい。
コーティの次にキノに膝枕されて俺はまた寝てた。
修行三つ目はイッセーとコーティとキノの組み手とゆうなの半ば扱きだな。
基本の修行はこの三つだ、三つ目はイッセーの悲鳴が途絶える事はなかったな。
でも、イッセーはまだ『赤龍帝』に覚醒しない、俺が強制的に覚醒させてもいいけど、それじゃ、イッセーの為になんないだろ?……なにより俺が今のイッセーとかかわり合いになりたくない!
「うおおおお!美味ぇぇぇ!マジで美味い!」
一日目の修行が終わり俺達は晩飯を食ってる。
イッセーは朱乃と無能王が作った晩飯を食べて大絶賛だ。
ちなみに俺達、俺とコーティとキノの三人な、俺達は無能王が作った晩飯は食べていない。
基本は俺が作った料理だ、朱乃が作った料理は食べてるけどな。
取り合えず、無能王が作った料理は食べたくないって事で俺達の意見が一致した。
てことで俺達三人の料理は俺が作った、イッセーの修行をしてくれたしな、それのご褒美でもあるしな。
風呂に入る時はイッセーが大変だった、無理矢理に俺と一緒に入ろうとする、しつこいからイッセーの首筋に手刀を当てイッセーの意識を刈り取ってから俺は風呂に入った。
…………この世界の主人公がホモか、いや、俺以外の男には普通なんだよな…………キツイなぁ…………