俺が原初の神?…………え?(凍結)   作:総司

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焼っき鳥♪焼っき鳥♪後編

 

『ライザー・フェニックスさまの「兵士」三名、リタイヤ』

 

俺達は朱乃と別れ運動場へ移動中にグレイフィアのアナウンスが聞こえてきた。

 

焼き鳥の『兵士』三名か、これで焼き鳥の眷族は七名リタイヤって事だよな。

 

焼き鳥と眷族を入れたら残り九名、無能王は無能王を含め四名、そして俺っと。

 

しかし、こう考えると無能王の無能さは半端ねえな、だって四名で十六名に勝てると思ってんだぜ、無能王より実力も戦闘経験も焼き鳥の方が上なのにな。

 

……………無能王で例えるのは焼き鳥に失礼だな。

 

―――――――――ッ!

 

考え事をしすぎたか、俺の腕を誰かが掴み、俺は咄嗟に腕を掴んだやつに向かって殴ろうとするが……

 

「なんだ、優奈か」

 

「う、うん」

 

「すまん、少し考え事をして気づかなかった」

 

「ぼ、僕も急に腕を掴んでごめんね」

 

優奈が冷や汗を大量に出しながら謝る。

 

俺の悪い癖だな、一度考えるとたまに回りに気づかない、それと優奈が冷や汗を出してるのは俺が反射的に優奈だけに殺気を出してるからだ。

 

「それで、『兵士』をやったのは優奈でいいんだよな?」

 

ま、優奈以外ならビックリなんだけど、無能王は今どこにいんだろうな?…………無能王がどこにいようが関係ないか、焼き鳥を潰す邪魔をしなければな。

 

「まあね。運動場の部室棟は重要なポイント。敵が多くなるのは当たり前。なんとか、見回りの『兵士』だけを集めて一網打尽にしたんだけど、ここを任せられているボスが冷静でね、まだ挑発に乗ってこないんだ。というよりも『兵士』を使って僕の攻撃を見ていたのかな。犠牲が好きな戦法のようだね、ライザー・フェニックスは。自分が不死身ってことと、下僕の人数が多いからこそ出来ることなんだろうけど」

 

優奈、口元は笑ってるけど、目元は一切笑ってないぞ。

 

でも、相手の情報を得るのは大事だよな、犠牲って戦法はあまり好きじゃないけどな。

 

「残りは誰がいるんだ?」

 

「残りは『騎士』、『戦車』、『僧侶』が一名ずつ。合計三名だよ」

 

「……すげぇ厳重じゃないか」

 

変態が喋る、一切喋らないから変態のこと忘れてた。

 

「まあ、それだけ警戒されているのさ。こちらからの侵入を。ただでさえ、体育館を消し飛ばされたわけだから、こちらに力も集中するよ」

 

目ぼしい侵入ルートは二つ、体育館と新校舎裏手の運動場からのルート、片っ方ぶっ飛んでるから残りは運動場のルートだろうけどさ、これって焼き鳥の眷族全員集合のパターンだよな。

 

「私はライザーさまに仕える『騎士』のカーラマイン!こそこそと腹の探り合いをするのも飽きた!リアス・グレモリーの『騎士』よ、いざ尋常に剣を交えようではないか!」

 

焼き鳥の眷族の一人が出てきてそんな事を喋る、犠牲の戦法があまり好きじゃないタイプだなあれは。

 

それにしても凄く堂々としてるな、カーラマインって人、陰から狙い撃ちされても文句言えねーよ。

 

「名乗られてしまったら、『騎士』として、剣士として、隠れているわけにもいかないか」

 

優奈は用具小屋の物陰から出ていき、そのまま真正面から野球のグラウンドへ向かっていく…………この二人、似た者同士じゃね?

 

それよりも、眠くなってきた。

 

「僕はリアス・グレモリーの眷族、『騎士』木場優奈」

 

「俺は『兵士』の兵藤一誠だ!」

 

「ふぁ~ぁ…………………………眠い」

 

いや、マジで眠い、なんで俺これに参加してんだっけ?

 

「リアス・グレモリーの眷族悪魔におまえたちのような戦士がいたことをうれしく思うぞ。堂々と真正面から出てくるなど、正気の沙汰ではないからな。

それと、そこの人間、戦いの最中に眠いとは何事だ!」

 

そんな事言われてもな、眠い物は眠い、さっさと終わらせて寝ようかな。

 

俺がこの戦いをさっさと終わらせようか悩んでる間に優奈とカーラマインが一対一の勝負を始めていた。

 

「ヒマそうだな」

 

「ん?」

 

俺が声のしたほうを振り返れば、顔の半分にだけ仮面をつけた女性がいた、なぜ、顔の半分にだけ仮面をつけてるんだ?

 

そしてもう一人も近づいて来た、…………文句を言いながらだけど。

 

「まったく、頭のなかまで剣剣剣で塗りつぶされた者同士、泥臭くてたまりませんわ。カーラマインったら、『兵士』を『犠牲』にするときも渋い顔していましたし、主である『王』の戦略がお嫌いなのかしら?しかも、せっかくかわいい子を見つけたと思ったら、そちらも剣バカなんてついていませんわね」

 

西欧のお姫さまって感じのドレスを着込んだ少女だ。

 

頭の両端にドリルのような縦ロール、そう言えば、俺が生まれた世界の友達は縦ロールを『個人的にはチョココロネがいいな、ドリルは格好いいけどさ、チョココロネは食べれるじゃん』とか言ってたっけ。

 

「うーん。この子がリアス・グレモリーさまの可愛がってる『兵士』さん?あの方、殿方の趣味がワルいのかしら」

 

「それに関しては同感だ」

 

「あら、貴女は…………」

 

なぜ俺を見て固まる。

 

「あ、あの、よろしければ私の邸に来ません?貴女に似合うドレスがありますわ、むしろ来てください!」

 

お、おう……あれ?なんかイメージと違うくない?

 

「いや、俺は女装趣味とかないから」

 

「女装趣味、てことは殿方!いえ、むしろwelcomeですわ!」

 

顔を赤くしながらなにそんな事を言ってくる。

 

「スミマセン、マジで勘弁してください!」

 

だって、前に一回コーティ達と旅行に行って王さまゲームをしたときに罰ゲームで女装させられたんだよ!しかも、俺に似合う服がないとか言って次の日に近くのブランド物の服を売ってるところに連れていかれて色々な服を着せられたんだよ!しかも、その日一日中女装の状態で過ごせとか、誰得だよ!

 

泊まったホテルの女性スタッフとか男に負けたとか言ってorzの状態になるしよ、男のスタッフは仕事そっちのけで俺を見てくるしよ、あれは俺の黒歴史だ。

 

………………………果てしなくさっさと終わらせて帰りたくなってきた。

 

「悪いけど、早いこと終わらせて帰りたくなってきた、さっさと始めよう」

 

「早いこと終わらせたいか、私も嘗められたものだ」

 

臨戦態勢に入るのは仮面をつけた女性のみ、縦ロールの少女は戦うつもりはないのか、でも、縦ロールの少女からフェニックスの気配がすんだよな、…………あの焼き鳥、妹を眷族にしてるとか言わないよな?ま、俺には関係ないか。

 

俺は武器を入れてる空間から一丁のライフル、いや、二丁のライフルがくっついていて、一丁のライフルのような形をした物を取り出す。

 

ガンダムを観たことあるやつなら分かるだろうな、俺が取り出したライフルはウイングガンダムゼロの武器、ツインバスターライフルだ、形はEW版だけどな。

 

「悪いけど一撃で終わらせる、早いとこ帰りたいからな」

 

俺は体を魔法で少し浮かせ、ツインバスターライフルを両手で持ち、足を開いた状態で女性に向ける。

 

俺の髪の色は力を使ったことにより黒髪から金髪になり、瞳の色も黒色から金色に変わる。

 

少しでも力を使えば色が変わるんだよな、ま、金髪や金色の瞳も気に入ってるからどうこうするつもりはないけどな。

 

「髪と瞳の色が変わった、そして嘗めるのもいい加減にしないと痛い目を見ることになるぞ」

 

「どうかな?」

 

俺はツインバスターライフルにチャージされた魔力を少し解放する、このツインバスターライフルは俺が少しアレンジをしてある。

 

撃つために必要なエネルギーは空間に入れてる間に俺から自動的にチャージされる、撃つ時に俺の意思で魔力か光の力、あるいはそれ以外の力で撃つか決める、今回は魔力だ。

 

そして今回はチャージされてる分だけだが、ここから俺の力を上乗せすることも出来る、滅多にやらないけどな。

 

威力はちゃんと手加減するぞ、少し解放って言っただろ、ま、最小限でも、この世界の神さまを殺しちゃう位の威力だけどな。

 

…………………威力は後で調整した方がいいかな?

 

キイィィィィィィィ

 

ツインバスターライフルの銃口に明るいオレンジ色になった魔力が集束していく。

 

「そのライフルは撃つまでに時間がかかるようだな、なら、撃たれる前に倒す!」

 

俺に向かって来るがあいにく時間切れだ。

 

「ターゲット・ロックオン……排除…開始」

 

俺はツインバスターライフルのトリガーを引く。

 

ギュオォォォォォォォォォォォォォォ

 

明るいオレンジ色の極太の砲撃が地面を大きく抉りながら一直線に放たれる。

 

「!?」

 

当たるとヤバいと察したのか横に避けようとするが、悪いがまだ攻撃の範囲内だ。

 

ギュオォォォォォォォォォォォォォォ

 

砲撃が治まると俺の直線上にはなにもかも無くなっていた、直線上に会った新校舎も半分、てか、四分三以上が跡形もなく吹き飛んでいる。

 

『………………ライザー・フェニックスさまの「兵士」二名、「騎士」二名、「戦車」一名、「僧侶」一名、「女王」一名、『王』ライザー・フェニックスさま、リタイヤ』

 

「「「…………………………………………」」」

 

……………………やり過ぎた?

 

てか、敵さん殆ど巻き添えくらってんじゃん。

 

カーラマインって人も攻撃範囲にいたからな、優奈はギリギリ避けれたみたいだけど、『女王』は朱乃が倒したとして、他の眷族は…………そういや、攻撃の直線上にこっちに向かってる気配がいくつか会ったな、そして焼き鳥も倒しちゃったな。

 

それと無能王はなんかしたか?ただお茶飲んでただけじゃね?なんもしてなくね?

 

ま、いいか、これで帰れる。

 

こうして、俺の『初レーティングゲーム参加!』は終わった。

 

…………が、帰ってからグレイフィアにこっぴどく怒られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――その頃の『レーティングゲーム』を見ていた悪魔達――――

 

「なんだあの人間は!」

 

「アイツは人間なのか!それにあのライフルはなんだ!」

 

「今すぐアイツの履歴を調べろ!」

 

やあ、始めましてだね、私はサーゼクス・ルシファー、魔王をやっている。

 

それにしても、和那くんのあのライフルから撃たれた一撃はなんだい!

 

あの一撃は神すらも葬る事が出来るよ!

 

和那くんの性格を考えると手加減はしてるだろうけど…………手加減してあの威力なら全力の威力は想像もつかないよ!

 

ライザーは今の一撃がトラウマになってないといいが……いや、下手すると今の一撃がなにか理解出来てない可能性もあるね……

 

……相変わらずデタラメだなあ……

 

……それもそうか、だって……

 

この世界を創った『原初の神』だもの

 

 




レイヴェルのキャラ崩壊?次の出番の頃にはもとに戻ってると思います。

そして、イッセーが凄い空気に、赤龍帝からの贈り物は山籠りの時に無能王以外を入れて少し修行し、その時に使えるようになっている設定です。

無能王ですか?知りません、どこかに行ってるんじゃないですか?残念ですが巻き添えは喰らってませんよ
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