予約していた完全生産限定版特典の劇場版ペルソナ3が届いた、テンション上がるなー、急いで見なければ。
オッス、イリナとゼノヴィアを鍛える事にした和那だ、……鍛える事にしたが、……どうしよう……
「和那君、見てみて、私達この空間で五時間以上全力疾走しても息一つ乱れなくなったよ」
「和那、そろそろ重力を上げてもいいんじゃないか?」
二人を『精神と時の部屋』に連れてきてはや半年、二人は凄く動けるようになった、……動けるようになったのはいいんだが、今の設定重力は二十倍なんだよな、やべ、……イリナとゼノヴィアの身体能力魔改造だわ……
なんで設定重力が二十倍になってるかというとな……
二ヶ月ほどで二人とも十倍の重力に馴れて自由に走り回る(あれ?二人とも重力に馴れるの早くね?)
↓
それで二人が俺がどれだけの重力で居るのかを聞く
↓
俺はつい最近六十万倍までなら問題ないと喋る(おい、お前はなに馬鹿正直に喋ってる)
↓
それを聞いた二人は絶句(そりゃそうだろ)
↓
それ以降二人は重力に馴れると設定重力上げて上げてとしつこい、それで重力を上げていくと、いつの間にか二十倍に←今ここ
でも俺、重力を上げて鍛えたりしても筋肉が一切つかないんだよな……泣けてくるよ。
てか、二人とも最初は骨が砕けかけたりしたのに今は平然としてるよ、体っつーか、骨っつーか、頑丈になったあ。
あ、最初のうちはアーシアが常に回復させてたから骨が砕けかけてもすぐに治ってたぞ。
それと二人の体型に変化はないぞ、俺がそうしたからな、別に世紀末覇者みたいな見た目にはなってないから安心しろ。
「重力を上げるのは一旦終了だ、今から俺と実戦をやるぞ、俺を殺すつもりで来な」
「あ、いよいよ本格的な修行開始?」
「私としては重力をもっと上げてほしいんだが」
「いや、ゼノヴィア、身体能力は上がってもお前らの剣術の腕は変わってないからな」
「む、それもそうか」
「じゃ、始めるぞ、重力はこのままだが全力でこい」
『精神と時の部屋』に二人の人間の女性と一人の神がいつ攻撃を仕掛けようかとお互いにスキを探していた。
(どうしよう、ただズボンのポケットに手を入れて立ってるだけなのに全然スキがない……それに、この威圧感)
(……なんなんだ、ただ立ってるだけなのにこの威圧感は、こんなの今まで一度も経験したことがない)
((動けない))
(やっぱり二人とも剣術はそれほど凄いって訳じゃないな、スキだらけだ)
否、二人は和那の放つ威圧感で一歩も動けずにいた。
「来ないならこっちから行くぞ」
「「!?」」
「ハア!」
ドゴオッ!
「ッ!ッ!」
和那は一瞬でイリナの懐に移動し、イリナの鳩尾にパンチを一発、これによりイリナは百メートルほど吹き飛ぶ。
「ハアアア!」
ゼノヴィアは和那の後ろに回り込み、聖剣を降り下ろすが……
スカッ!!
「な!」
「残念、それは俺の残像だ」
そう、ゼノヴィアが後ろに回り込んだ時は既に和那はゼノヴィアの後ろに回り込んでいた、ゼノヴィアは残像だと気づかずに攻撃をしたのだ。
「今度はこっちのば!」
和那はさっきまでいた場所から即座に離れる。
和那が立っていた場所に一本の聖剣が勢いよく通過する。
「……ゼノヴィア、大丈夫」
「イリナか、助かったよ」
吹き飛ばされたイリナが聖剣を鞭のように和那に向けて伸ばしたのだ。
(思ったよりも回復が早かったな)
「イリナ、大丈夫なのか?」
「…………結構ヤバイわね、まさか一撃だけで気絶しかけるとは思わなかったわよ」
「……そうか、一回でも攻撃を喰らえば終わる、喰らう前に倒すぞ」
「わかったわ」
ゼノヴィアは和那に向かって走っていく。
「ハアアア!」
ゼノヴィアはまた和那に聖剣を降り下ろす、和那は今度は避けずに片手で降り下ろされた聖剣を掴む。
「なっ!」
さすがにこの行動は予想外だったのかゼノヴィアは驚愕し、動くことを忘れる。
「今度こそ、当たって」
イリナは聖剣をまた鞭のように伸ばし、和那の後ろから攻撃を仕掛けるが、和那はもう片方の手で動き回る聖剣を掴み……
「え、キャアァァァァァァァァァァァ」
イリナを上空へ投げた。
「イリナ!」
「今度はゼノヴィアの番だ」
「え!うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ゼノヴィアもイリナと同じように上空へ投げられる。
「キャア!」
「うわあ!」
二人とも同じ場所に投げられたため落ちてきたイリナと後から投げられたゼノヴィアがぶつかる。
「それじゃ、これで止めだ」
和那は二人が落ちる場所に腕を伸ばし呪文を喋る。
「『我は放つ光の白刃』!」
二人が地面にぶつかる瞬間……
閃光と熱と衝撃を伴うエネルギーの波動を放出し、その膨大な熱量の奔流を喰らい、二人は意識を失った。
「アーシア、二人の治療を頼む」
「はい、わかりました!」
俺はアーシアに二人の治療を頼み、イリナとゼノヴィアの修行の内容を考える事にした。
「お!目が覚めたか」
「うー、ひどい目にあった」
「和那とは二度と戦いたくないんだが……」
ゼノヴィアよ、そんな甘いことは言わせないぞ、ここにいる間は俺と戦いまくってもらうぞ。
「取り合えず二人にこれを渡しとくぞ」
「これは?」
「修行メニュー?」
「そうだ、二人とも聖剣に頼りすぎだ、だから俺に攻撃を素手で防がれたりしたら驚いて動けなくなる、よって、二人には聖剣に頼らない戦い方、素手による接近戦を中心に、修行してもらう、ま、ちゃんと剣術も修行させるから安心しろ」
「あ、あのー、修行の相手って、もしかして」
「喜べ、俺がズット鍛えてやる」
「「イ、イヤーーーーーーー」」
二人の悲鳴が響き渡った。
俺が二人を鍛えてから四年ほどがたったが、……二人の実力が魔王には及ばないものの、魔王に限りなく近いレベルにまでなりました、……やべ、……二人とも完璧に魔改造だわ。そして、身体能力だけで言えば鉄骨を軽く殴っただけで貫通するほどに……そして。
「は、無能王に会いに行く?」
「そう、無能王に……無能王って誰?」
「すまん、間違えた、リアス・グレモリーに会いに行くって?」
「そうだ、教会からの報告に行ってなくてな……」
「…………まさか四年も鍛えられるとは思わなかったもん……」
ワリイ、だって先に無能王に会いに行ったと思ったから……
「俺も一緒に行くよ」
「え、和那君も?」
「ああ」
無能王がなにをするか分かったもんじゃないしな。
そして、俺達三人は『精神と時の部屋』を出て、無能王がいる部室へと向かって行った。
俺達は今部室の前に立っている、ここに来るまでの視線が凄かったな、二人の格好が格好だもんな、怪しい人って感じだし、ま、取り合えずさっさと入るか。
「邪魔するぞ」
「和那!貴方今までどこにいたのよ!数日もの間無断で学校を休んで!私に一言言うのが普通でしょ!」
「ウッセーよ、なんで学校をサボるのにお前に一言言わなくちゃならねえんだよ」
「貴方は私の言うことを聞いとけばいいのよ!」
おい、無能王がなんか悪化してるぞ、数日の間になにがあった。
「朱乃、数日の間になにがあった」
「……優奈さんもここ数日来ていないのですわ、それに、いくら連絡しても返事がなくて」
「なんだと?」
俺は優奈の気配を探る。
……………
…………………………
………………………………………
……………………………………………………いた、いたけど、気配が凄く弱い、なんでだ、…………まさか!
「イリナ、ゼノヴィア、急用が出来た、俺はそっちに向かうから話は二人でしてくれ」
「え、いいけど、どうしたの?」
「そうだぞ、慌ててるがどうしたんだ?」
「話は後でする!」
俺は優奈の気配がする場所に一瞬で転移した。
優奈の気配がした場所は取り壊しが予定されているパスタ専門店だ、ここのパスタは自家製生パスタを使っててかなり旨かったんだが、場所が悪すぎた、穴場過ぎたんだよ、それで先月閉店しちまった。
…………それで優奈はどこにいるんだ?
………………………いた、いたが、これは…………
俺が見つけた優奈は壁に凭れているが、右腕が肘から先が無く、左腕や足などが斬りつけられていた。
俺は優奈に近づく、右腕は制服を使って止血されていた、おそらく左腕と口を使って止血したんだろう、弱々しいが息はしてるが、かなりヤバイな、まずは傷を塞いで、右腕の再生は家に帰ってからしよう。
俺は優奈の傷を塞いでそして、優奈を、まあ、お姫様抱っこだな、お姫様抱っこをして家に転移した。
戦闘の描写を変えてみましたがどうですか?
それと和那が使った黒魔術の『我は放つ光の白刃』、知ってる人います?
そして、優奈はどうなるのか!