ゥォッシャオラァァァァァァァァァァァァ‼︎
ドンカツ!カツドン!ブチャティィィィィィィィ!
ヒャハ!ヒャハッ!
私はやったんだあーっ!
ヒャハハハハハハァーッ!!!
ドンドンドンパフパフイャッフィィィィィ!!!
やったぜ(変態クソ土方)
さて早速前回の感想の前に解説をバ。
下弦の肆、零余子についてお話したいと思います。
彼女は原作にて、無惨様に命乞いをし、パワハラパワーでオダブツ!してしまった憐れなビジュアルだけやたら良いモブ同然の鬼です。
そんな零余子ちゃんですが、鬼滅の刃RPGでは「は?下弦強すぎだろ」と言いたくなる様な性能してます。
彼女は無惨様曰く、柱に出会ったら逃げようと考えているらしいですが、それはつまり柱と自分の実力差を理解出来る知力を持っているという事です。
実力差を理解出来る鬼が弱い筈も無く、炭治郎くんの初めて♡の十二鬼月戦、下弦の伍である
柱とは戦わない=柱以外なら勝てる自信=自信に裏付けされた実力、それが零余子という鬼です。
そんな彼女の血鬼術は霧。空間を霧で支配し、自らも霧となる、ただそれだけなのですが、黒煙により視界は閉ざされ、更に霧を吸い込めば、霧に付随している極小の毒が吸い込んだ肺を破壊し、体の内側からジワジワと、確実に殺していく……
それなんて劣化版童磨???みたいな能力です。
凶悪かつ強力な血鬼術に加え、零余子にはもう一つ、体の一部を異形のモノに変形させるという物理的な血鬼術も持ってます。
モブ鬼が無惨様の名前を言った時に地面から出てくるあの気持ち悪い奴を連想してくれるとわかりやすいと思います、アレです。
下弦の肆にしては盛り過ぎひん???そこは開発の遊び心、この子可愛いし、ちょっと強くしても、バレへんか……?みたいな感じらしいっすよ(笑)
笑えねえよふざけんな。
まあでも、それぐらいです。下弦スペックで近接戦も仕掛けて来ますが、体術や武術がある訳ではないのでそれ程脅威でも無いです。
霧の血鬼術は風の呼吸で吹き飛ばしたり、炎の呼吸で燃やしたり出来ますし、異形の腕は、それこそ手鬼戦の要領で対処出来ます。
正直あんま強くないっす(当社比)とはいえ長期戦すれば不利になるのは此方ですし、誤って呼吸のタイミング間違えると霧吸って死ぬので油断は出来ませんが、臨花ちゃんの敵では無かったですね。
風の呼吸で霧晴らしたついでに参の型、破天御剣の広範囲攻撃で異形の腕も切り裂いてやりましたよ!それから速攻決め込んで、最後の一撃を壱の型で取るか、漆の型で取るかで少し考えました。
派生呼吸を99で寸止めする理由も薄くなってきたので、煌の呼吸最後の型、
今回の風の呼吸の様に、適切なタイミングで派生呼吸以外も有効的に使うのがぽものスタイル、使えるものは全部使えがぽもの流儀です。
……とはいえ、ほぼ柱と変わらない臨花ちゃんの速度でも軽傷はするので、やっぱ侮れねえよ下弦、無惨様なんで壱残して全員間引いちゃったん???
柱は無理でも、未来の有能隊士は狩れるんだから、有効活用すれば良いのに、やっぱ頭無惨(笑)なんすねぇ〜(にっこり)
余談ですが零余子だけ原作開始前の段階でも、下弦の肆として出て来ます、どうやらバックボーンテキストを漁った所、最初から下弦の肆として変わらず、柱から逃げながら人を襲ったり隊士を狩ったりとしてたらしいっすよ?「あっこれ勝てねえや」って思ったら即逃走!
ある意味、
“負傷した隊士を隠に任せ、帰路に着く頃には、初日の出が浮かぶ太陽が私を照らした……今日、私は確かに、答えを掴んだ”
さてゲーム画面に戻りましょう、今回最後の型を使った事により、煌の呼吸が100越えします、これも壁越え判定に入ります。
そして何より、下弦を倒した実績と、経験値は半端ねえ炭治郎に勝るとも劣りません!旨味過ぎて胃もたれシちゃ〜〜〜〜〜う!
”私は鬼を許さない、その頸に必ず刃を振るう、だが、太陽の暖かく煌びやかな光で照らすか、雷の様に神の裁きかの様に破壊するか、それは、私自身が決める……どうにも私は、あの日以降、鬼に憐憫をかけてしまうから“
”人と鬼は交わらない、だからこそ、もう二度と鬼を増やさない為に、私は刃を研いで、必ず、私の代で全てを終わらせる“
か、かっこいい……(ぽ)
正直言うと下弦戦は狙ってました、柱になる予定は無かったのですが、今の臨花ちゃんの精神状態を考えると、ここが–覚悟完了−させどころかなって思ったんで。
はい、お察しの通り、
“昼過ぎ、何か妙に暑苦しく、起きてみたら真菰に抱き付かれていた、はてさてなにごとか?……あつい、どいて欲しいが、おこすのもなあ、どうしよう”
……ってなんかキマシタワーしてんすけど、は?ちょっと自分いやらしくしてきていっすか?(ニョッキリ)
ぽもも真菰ちゃんみたいな子に抱きつかれて〜な〜ぽももな〜!
お前じゃ無理?寝言は寝て言え?黙れクソ団子饅頭?所詮敗北者?
みんながぽもの悪口ばかり言うので、ぽもは踊るのをやめてしまいました。
視聴者兄貴姉貴のせいです。
あ〜あ。
“どうにかどかして、側に来たクロえもんが任務を……え、任務じゃ無い?じゃあなんで来た?……!もしや、やっと私の胃袋に収まる覚悟が……え、違う?では撫でて欲しいのか?む、嫌だと?本当に食うぞお前”
なかなか愉快なテキスト、俺でなきゃ見逃しちゃうね。
これは十中八九アレですね。
“お館様が私を呼んでいる?……ああ、成る程、分かった気がする”
はい、既プレイ兄貴姉貴、察した視聴者もいるでしょう、そうです、そういうことです。
鬼滅の刃RPGでは、鬼を50体倒しても柱になる事はありません、これはゲームシステム的な問題です、ですが十二鬼月や、特定の戦闘での勝利では話は別。
柱が九人揃って無い時期に、知名度、貢献度、好感度、そして特定の強敵戦での一対一での勝利、これが合わさると、直々にお館様こと、産屋敷耀哉さんから柱に招待されます。
それ原作の流れどうなんの?って質問は勿論来るので回答しますが、別に何も変わらないっす、それ本当ォ?本当〜〜〜(にっこり)
いえ、細かい所は変わりますが、大凡の事柄は変わりません、「時代が違ければ柱になっていた人」が一人増えるだけです。
その枠は高確率で甘露寺ちゃんになります、低確率で伊黒さん、え?無一郎くんちゃん?いやあの子後一年有れば上弦の壱とサシ合い出来る成長力あるんで(戦慄)
甘露寺ちゃんが柱じゃないからと言って、伊黒さんが甘露寺さんに惚れるのは変わりませんし、逆も然り、刀鍛治の里襲撃で甘露寺ちゃんが加勢するのも変わりませんし、甘露寺ちゃんの実力が下がると言った事も無いです。
強いて言うなら柱合会議が変わるぐらいですかね?
“隠に背負われ、案内されるがままに、庭と思える場所に辿り着いた……見知った顔が多い……それを除けば、あの人が炎の呼吸の柱の人だと気付く”
”獰猛な顔の不死川さん、興味津々の宇髄さん、笑顔で見てくるカナエさん、ぼーっとしてる冨岡さん……泣いてる?悲鳴嶼さん、それから、興味無さげに、何処かやつれたような、炎柱さん。この顔ぶれを見れば気付く、これは柱合会議だ“
さて、臨花ちゃんがお館様に紹介され、晴れて柱となるのを横目に、階級『柱』について説明します。
……とは言っても、正直階級『甲』の時と何か変わるかと言われると、任務の濃さだったり、原作での出来事に関わりやすくなったり、柱相手との稽古が出来るようになったり、家が豪華になるぐらいで、特別何か変わる訳ではありません。
まあ給料良くなるんで、刀鍛冶の里で買い物し放題なのが一番恩恵でかいかも???
え?担当地区とか、そう言うのあるんじゃ無いの?って疑問、わかるマーン!てことでテキスト、見よっか。
”色々あって解放される頃には日が落ちかける時間になってた、一旦まとめよう”
そうだね、視聴者兄貴姉貴とぽものためにもまとめ、オナシャス!
“まず、私は『煌柱』になった、前々から目は付けていたが、下弦を単独で討伐したのを聞いて、柱に相応しいと判断……意外な事に、この決定に、誰も何も言わなかった、てっきり不死川さんとか、悲鳴嶼さんとかは一言言うかと思ったけど、信用してくれているのだろうか”
下弦の壱戦参加者で、一般隊士お助けマンで、下弦の肆を単独撃破してる鬼殺隊士に文句言えるのはムッツリで有名の蛇柱さんだけなんだよなぁ……。
“それで、普通なら柱は担当区域を決めて、そこを拠点に鬼を狩るらしいが、私に関してはそれはしないらしく「今までのように、隊士を助け、鬼を狩るやり方の方が臨花にとって良いだろう?」との事だ、特に異論は無かったので頷いておいた”
はい、ここで解説。
プレイヤーが柱になった場合、他の柱のように担当地区とか決められません、ゲームシステム上、それをすると任務が限られてしまい、柱になった瞬間暇になるというまさかの事態が起きるかららしいです。
プレイヤー、というよりぽも的にはこれはありがたいです、幅広い任務から厳選していくあの感覚は結構楽しいのでね?
まあ、そのせいかなんなのか、柱になったからと言って、他キャラのように飛躍的にステータスが上がる訳じゃ無いんですけどね、は???
ま、ままええわ、ゲームバランス考えると、まあ多少は認めタル!
“それから、屋敷の一つを贈呈しようと言われたが、今の家を気に入ってるので、別に要らないと申し上げれば、なぜか褒められた、うれしいが、なぜ”
まあ天然ジゴロ(究極)なんでその人、多分生きてるだけで褒めてくれるよ。
“細かい話を抜きにすると、話はこれで終わり。カナエさんは笑顔で褒めてくれたし、不死川さんは今にも稽古したそうな顔で話しかけられるし、派手だ地味だとか宇髄さんは言うし……と、賑やかだった”
“……ん?あれ?そういえば冨岡さんは?”
あの人すぐ帰るから……
あ、因みに不死川さんとは稽古しました、常中と剣術、体術のみでの限定稽古でしたが、まあ悪くない経験値でしたね。
結果?いやあ流石に勝つのは無理っす(苦笑)素で強いんだよ不死川さん。
“それを真菰に話したら「じゃあこれからは煌柱“さま”、って言った方が良いでしょうか?」と言ってきた、やめてほしいと言うと「じ、冗談だよ、ごめん」と言われた、よかった”
なんか今回は百合要素多めですね?意図してるわけじゃないんすけど。
なんか懐かしい気分になりますね、確か21回目か22回目の時でしたっけ?同性愛者?!野獣と化したマイキャラクター。
よりによって悲鳴嶼さん好きになるもんだから、腹抱えて笑っちゃいましたよ、しかもたしか男の娘キャラでしたよね、アレ。
強くも弱くも無かったんですがやたら癖強かったんで記憶に残ってるんすよね、あの子。
……まあ最後、壺クソにアトリエされて魚人にされた挙句、思い人に気付いてもらえずに切り捨てられるとかいう最悪のエンディング迎えたんすけどね。
思い出したら吐きそ……う、ウォーーーーーーーーーーーーン!!!!!!
“真菰はといえば、つい先日に階級甲になったようで、やっと並んだと思ったら先を越されて少し寂しいらしい、こうして一緒に居るのに寂しいの?と聞くと、別にそんなんじゃ無いと、顔を少し赤くした、はて”
まあ臨花ちゃんの場合、恋人とかそう言う括りではなく、もう一つの家族としての親愛の心でしょうね、真菰ちゃんは半々ぐらい?
まあ真菰ちゃんが押し倒したら拒む事はしなそう、しなそうじゃない?
え?お前の娘みたいなモンなのにそういう行為されんの嫌じゃないかって?
それ言われるとそう思う気持ちも確かに……あるやもしれへんな?!おい!いくら真菰ちゃんが可愛いからってなぁ!うちの娘はそう簡単に渡さへんで?!(豹変)
”柱になったから、何か変わる訳ではないが、今以上に頑張るよと真菰に告げたら、私も手伝うから、手伝わさせてねと返された……うん、これからもよろしくね、真菰“
あ〜〜〜^
最近は戦闘多かったんで、こう言う和む会話が沁みますわゾ〜。
さて私達の戦いはこれからだって事で!今回はここまでです、ご視聴ありがとうございました。
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戌亥臨花。
現柱である不死川実弥の同期であり、既に殉職したあの男の指南書を読み解き、独学で自ら新しい呼吸を手に入れた鬼殺隊士。
雷の様な速度で鬼に苦戦する隊士を助けた数はその名声が物語っている、それだけではなく、つい先日には十二鬼月である下弦の肆を討伐。
ああ、才能ある隊士なのだろう。
ーーーーーーだが、結局、日の呼吸には全てが劣るのだ。
自らが振るうこの炎の呼吸も、あの煌の呼吸とやらも、何の意味もない。
未だに少女である戌亥臨花もまた、その程度だ。
「……炎柱殿、彼女では不満か」
柱合会議を終え、もう用はないと隠に帰る事を伝える私の動きを、その言葉で止める。
岩柱、悲鳴嶼行冥……この男もまた、ああ確かに至高の肉体を持つのだろうが、扱う呼吸は日の呼吸ではない。
「お館様の判断に私が口を挟む事はない」
「では何故、その様な顔をする」
「……お前も俺も、あの少女も、究極の一には敵わない、無駄だと言う事だ」
この男に話した所で無意味だ、日の呼吸すらも知らない男に話した所で、きっとくだらん言い分で俺の言葉を返すだけ。
……もう、疲れた。
日の呼吸も使えない。
愛する者も救えない。
生きる意味も失った。
俺は何にもなれない。
炎柱は、俺の代で終わりだ。
結局才能の無い、日の呼吸を使えない隊士は遅かれ早かれ死ぬ、杏寿郎も千寿郎も日の呼吸を使う才能はない、命をかける理由は、もう俺には無い。
このまま腐って、死ぬ。
「……炎柱殿の言う事にも、一理ある」
「ほう」
「究極の一は確かに、一人では敵わぬのだろう、だが」
岩柱が視線を外す、つられて視線を外した方を見れば、風柱があの少女に突っかかり、それを笑顔で花柱が見つめ、愉快そうに音柱が笑い、やや困惑し、苦笑気味に少女が応じる。
「一人ではなく、二人、三人と、眠っていた虎が噛み付けば、究極の一とやらも、崩せると思わないだろうか、炎柱殿」
その光景を、俺はもう何も思えなくなってしまった。
こうも人の心は腐ってしまうのかと、俺は心の底から自分を蔑む、いつから自分は人でなしとなったのだろう。
目を伏せ、その問いに答えを返さないでいると、声がした。
“始めまして、炎柱さん、私は戌亥臨花と言います”
近付いたその少女を今一度見ていれば、今の杏寿郎より一回り年は下かと推測する、眠そうな目からは、だが確かに、眩しい程に輝いていた。
太陽を、雷を連想する、力強い瞳。
……いつかの時の俺も、あのような目をしていたのだろうか。
「……煉獄槇寿郎だ」
“では、煉獄さんと呼びますね、これからよろしくお願いします、煉獄さん”
「やめろ、お前と仲良くなるつもりはない、共に任務をする事もだ」
“……その、何か嫌われる事をしてしまいましたか?”
やや困惑した顔に、これ以上告げる事はないと視線を切った。
そして都合良く、ようやく隠が来た。
「あーその、炎柱様〜……用意出来ましたけど〜……」
もうここに用はない、早々に帰り、酒を飲み、全てを忘れて、またそれを繰り返す。
お館様には申し訳ないが、俺はもう刀をまともに振るえない、もう産屋敷家に足を踏み入れる事も、無いのだろう。
“また会いましょう!煉獄さん!”
別れ際に、あの少女はそう声を上げて言った。
……何も知らなかった俺ならば、瑠火が生きていた頃の俺ならば、その言葉を嬉しく思い、必ず再会を誓っただろう。
だが、もう俺にはそうする事は出来ない。
何より、人として堕ちていく俺に、あの少女の、戌亥臨花の煌めきは、光は、眩し過ぎた。
陰すらも照らすその少女のあり方は、だが俺の心の闇を晴らす事はできない、きっと誰にも、暗く濁ってしまったこの心は二度と、あの時の、炎に燃えていた時の様には、戻らない。
その日を境に、入れ替わる様に煉獄槇寿郎は柱合会議に参加しなくなった。それは事実上の柱の引退であり、暫くの間『炎柱』と言われ、数々の隊士に尊敬されていた一人の男は消えた。
やがて、そう遠く無い未来に、心を炎に燃やした、煉獄の如き男が『炎柱』として立つまでは。
感想評価、誤字報告等々ありがとうございます〜。
次は金土日のどっかには上げます。たぶん。