【実況】鬼滅の刃RPG【祝100周目】   作:ゆう31

52 / 65
ほな間に合いました続き。


今後〜ストレス値下げまで

 

 胸ぐらを掴まれたら視聴者兄貴姉貴はどうする?

 

 

 ぽも?

 

 

 ぽもわねぇ……(ニッコリ)

 

 

 

 

 

 そもそも胸ぐらが存在しないので掴まれません、これにはパーちんもびっくり。

 

 てな事ではい、ちょっとした茶番が出来るぐらいの精神力に治りました、ぽもです。

 

 まあこれは動画なので当時の心境はってつきますが、そんな無粋な話はさておき。

 

 

 前回はなんとか柱合会議が纏まった所で終わりましたね、いやぁよかったよかった、一時はどうなるかと……。

 

 

 

 え?

 

 

 夜の柱合会議はどうしたって?

 

 

 ええっとですね。

 

 

 その〜〜〜(冷や汗)

 

 

 

 

 ……えー、大変申し訳ないのですが。

 

 

 録画が止まってお見せできません……(死刑)

 

 

 

 いえまあ、仕方なくないっすか?!(開き直り)

 

 動画投稿者あるあるっすよ!(最低)

 

 

 は?この時代で録画ボタンもまともに押せない?敗北者にも程がある?完走不可避?ドグサレクソ饅頭?無惨様から鬼の力を抜いたただのカス?あほくさやめたらこのゲーム?

 

 

 ぐ、う。

 

 

 

 ウガァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!(あばれる君)

 

 

 

 

 

 あまり強い言葉を言うなよ、泣くぞ。

 

 

 はい、て事で仕方ないので夜の会議の事はぽもの言葉で説明します。

 

 

 といっても重要な事は3点ぐらいですかね?順番に話していきたいと思います。

 

 

 先ず一つは、チキチキ!〜柱っプルを作ってね!〜うふふあははが始まりました。

 

 は?って思うかもしれませんが察しの良い視聴者ニキネキなら伝わると思います。

 

 

 はい、今後柱は基本二人編成で動く事になりました。

 

 隊士のレベルが全体的に高いので、柱(又はそれに近い実力者)が救出しに行く程の事が殆ど無くなりました、今まで救出任務が功を示しましたね、いえまあ、モブ隊士は死ぬ時は死ぬんですがその水準が下弦レベルの鬼なので。。。

 

 そして何より、上弦を討伐するには「柱が二人以上は必要」と前回の討伐でお館様は考えたようで、基本的に二人組で動く事を決めました。

 

 まぁそれでも上弦のワンツースリーはんにゃぴ……ってな感じですが、柱同士の活動範囲を狭める事によって、特定の状況下以外での救援を可能にしました。

 

 

 これにより、ランダムで上弦が出没し、戦闘になった場合、限り無く無理に近い戦いが、救援さえ来ればワンチャンあるかも、になりました。

 

 

 悲鳴嶼さんの貢献はデカかったんやな……って。

 

 

 

 内訳はこんな感じです。

 

 

 臨花ちゃん×不死川さん

 

 伊黒さん×甘露寺ちゃん。

 

 しのぶさん×真菰ちゃん。

 

 煉獄さん×冨岡さん。

 

 

 基本的に(・・・・)この二人組で動くようです。

 

 派手神こと宇髄さんは女房が三人いるのに加えて、花町の調査を開始し始めました、諜報力も他柱より上なのもあり、単独で動くようです。

 

 無一郎くんちゃんは有一郎くんちゃんがいるので、今までと同じように兄弟で動くとの事。

 

 

 んにゃぴ……ええやん……まぁ、基本の任務で上弦戦が起きる事は殆どないので、アレなんすけど。

 

 

 無限列車編とかどうなるんでしょうか、いえまあ、それだけの話で済まないのですが、原作とこれからの動きはそこそこ変わると見て良いでしょう。

 

 とはいえこの様に、原作との乖離は鬼滅の刃RPGに於いて珍しくありません。

 

 そもそも我が子であるオリキャラ達を投入していますし、元上弦などのキャラもいません。

 

 無限かって思うぐらいランダムデータが存在する鬼滅の刃RPG、第82回では、現当主である産屋敷耀哉の病が進行し過ぎてしまい、原作で炭治郎が山篭りをして一年の時に死去、産屋敷輝利哉が当主になった例もあります。

 

 

 まあでもこのパターンはぽもの動画内だと初めてなのでもはやチャートとは何ぞ?ってな感じですが、まあはい、頑張りましょう(白目)

 

 

 

 二つ目は昼間の柱合会議でもした様に、痣、赫刀、透き通る世界についてです。

 

 臨花ちゃんを除き、現段階で痣に至れるのは不死川さん、真菰ちゃんぐらいかな、といった所。

 

 他柱の方々はシンプルに能力不足の人もいれば、富岡さんの様にトリガーを踏めていない人もいます、その中でも後一歩って人はやはり、煉獄杏寿郎を除いて他にいませんね。

 

 

 臨花ちゃんが介入出来る機会、行動は少ないですが、積極的に関わっていき、痣を発現させたい所です。

 

 

 赫刀に関しては握力の問題ですが、この握力がまぁ〜〜〜とにかく人体に影響するぐらいの力が必要なので……まぁ先ず先に痣を発現させないとナオキ。

 

 透き通る世界に関しては正直分かりません、は?

 

 見込みあるのは伊黒さんぐらい何ですよね……いえ、この時期からこの情報を手に入れているから、不死川さんや冨岡さんも使える様になるかもしれませんし、他の柱も然りですが。

 

 

 まぁそんな感じですかね。

 

 

 

 三つ目は柱合会議は関係しないのですが、重要な事なのでここで話します。

 

 さて、今回の100周プレイ動画もついに那田蜘蛛山を越え、無限列車編に近付いてきました。

 

 

 これが何を意味するか、ついに原作主人公、とんでもねえやつ、素直すぎる男、竈門炭治郎と交流出来るようになります。

 

 炭治郎きゅんだけでなく、善逸くんや猪突猛進、思春期が来た男、箱入り鬼娘といった奇天烈なメンツと交流出来るようになりまして。

 

 

 つまり、最終決戦までに彼らを鍛える事が目的の一つに入ります。

 

 

 どの鬼討伐ルートを選んでも彼らが居ないと失敗します。

 

 ……いえまあ、少し大袈裟ですが、炭治郎きゅんだけは必ず、無惨戦に居ないと太陽が昇るまでの時間稼ぎがどうしても足りません。

 

 善逸君が居ないと義兄弟のアレ(・・)に戦力を当てないといけませんし、猪之助がいないと最悪、遊郭編で事故ります。

 

 

 正直言って彼らはぽもが何もしなくても最低限は力をつけてくれますが、それでも最低限、何処かで事故が起きた時のカバーが出来ません。

 

 それに禰豆子ちゃんを鬼殺隊に認めさせないと、モブ隊士及び柱、全ての鬼殺隊士のNPCの士気に関わります。

 

 

 これが厄介で、鬼殺過激派が暴走して、禰豆子ちゃんを殺そうと動く事があります、そうなると内輪揉めにより、まぁとにかく酷いことになるので……はい、阻止しないとやばい(やばい)

 

 

 

 なんなら今の隊士内での炭治郎及び、禰豆子ちゃんの立場はかなりやばいです、柱の中でも古参かつ、最強の悲鳴嶼さんが死んでしまった弊害ですね。

 

 

 これをどうにかするには彼らが認められないといけません、彼らが認められるには彼らの通常の任務、無限列車などの特別な任務での最終評価を高得点にしないと行けません。

 

 炭治郎達の任務の評価を良くする=実力をつけると同義なので、極力関わっていきましょう、何なら臨花ちゃんの今の状況は絡み易いので尚更。

 

 

 

 

 ……こんな所ですかね?

 

 ほな早速ほんぺ〜……の、前に!

 

 

 久しぶりのコメント返しです。

 

 

 

 

 Q.元上弦強過ぎだろ。

 

 

 それな!!!?!?!??!?!?!?!

 

 

 

 最後の方透き通る世界使ってたようなもんだろアレ、ふざけんなよな。

 

 ……いややっぱ強すぎたよな?何で?

 

 

 と思って少し調べてみました、その結果ある衝撃の事実が隠されていたのです。

 

 

 何と、元上弦枠、プレイキャラの成長にあわせて必ず一歩上の実力になるという、プレイヤー泣かせの調整がされていました。

 

 そもそも元上弦が出没する機会は普通に育成していると全く出てくる気配はなく、原作で起こる悲劇を食い止めたり、軽減したりとする事によって、テコ入れとして出没してくるとの事。

 

 それに加えて臨花ちゃんの実力を加味したら……うん、ああなってもおかしくはないっすね。

 

 

 あれだけ見ると狛犬さん(笑)より強く感じるかもしれませんが、狛犬さんは復活します。

 

 

 

 普通に討伐(・・・・・)すると復活(・・・・・)するんすよ。

 

 

 

 

 

 Q.龍柱さんって何者なの?

 

 

 江戸時代最強の柱です。

 

 

 ってだけで済ませるのはアレなので、もう少し具体的に言いますと、鬼滅の刃RPGにて、大正時代より前にもシナリオ入れたいよねって考えた開発がワインラッパ飲みして「ほな縁壱の生まれ代わり作ったろ!」って言って誕生したキャラです。

 

 元々は縁壱のデータそのまま使おうとしてたらしいんですがそうすると鬼滅の刃が江戸時代で終わるので没。

 

 紆余曲折あって、本気無惨(弱体化無し)と五分五分の勝負出来るデータに落ち着いたようです。

 

 

 年は15〜17才の間で病により死去。

 

 

 その短すぎる一生で、どうにか無惨様を地上に引き摺り出して、上手くエンカウントさせて、龍柱さんが勝つ事が出来れば。

 

 一枚絵と共に特殊エンド『龍の逆鱗、鬼を滅す』が見れます。

 

 

 いやあ、トラウマで憤怒の表情で死んでいく頭が悪い人(鬼)の一枚絵は必見ですよ?(笑)

 

 

 

 

 

 Q.このデータクリア出来んの?

 

 

 出来てなかったら失踪してるって言ってるダルロゥ?!?

 

 

 

 Q.推し死んだんだけど、どうしてくれるん?

 

 

 ごめんって……

 

 

 

 Q.ぽも、つっかえ!

 

 

 あ、ウワアアアアアアアアアアアアアア!!!!

 

 

 

 

 

 はい。

 

 

 ほな本編いきまひょか。

 

 

 

 

 

 

 “……柱合会議が終わって、そのあと直ぐに任務……の終わった朝。不死川さんに「刀鍛冶の里に行く、暫くはテメェ一人で任務こなせ」と言われた……まあいいか、わかった”

 

 

 

 はい、不死川さんは刀鍛冶の里に行く様なのでついていくか選べましたが、ここは行かないを選びます。

 

 では不死川さんが用事を済ませるまで何をするかというと?これはもちろん、決めております。

 

 

 今の臨花ちゃんの拠点なのですが、家は燃やされてしまった為、ありません。お館様に新しい屋敷を貰う予定ではありますが、お館様様も「うんわかった」といって直ぐにでっけ〜〜〜屋敷を渡す……とはできませんので、ではその間の拠点は何処になるか?

 

 

 

 

 “……帰ろう、私は蝶屋敷に向かって進んだ”

 

 

 はい、蝶屋敷です。

 

 

 暫く、厳密に言うと無限列車編までは拠点を蝶屋敷に設定します、これによりかまぼこ隊の「基礎回復訓練」に関わろうという魂胆ですね。

 

 以前紹介し忘れましたが育成の値が100/100になり、技能『育手』を解放してるので、自分より実力が下のNPCに対する成長補正が付きます。

 

 これを上手く使い熟して、炭治郎達の上振れを狙いましょう。

 

 まぁどれだけ上振れしても現時点では無限列車編で猗窩座殿と戦える様にするのは不可能ですが、無駄にはならないので、多少はね?

 

 

 ……それから臨花ちゃんのストレス値が何故か平常時より高いのでリフレッシュしたい所。

 

 蝶屋敷をしばらくの拠点にしてるのは臨花ちゃんの他にもう一人、真菰ちゃんもいるので、ストレス値を減らしてもらいましょうか。

 

 

 

 “着いた。私の姿を見て……この子は確か、アオイちゃんだったか、その子が挨拶をしてくれたので返す、洗濯物を干しているようだ……一人だと大変だろうし、手伝ってあげよう“

 

 

 

 お、思わぬ遭遇、アオイちゃんです。

 

 どんな会話するんだろう?

 

 

 

 ”手伝おうとする私に慌てて「一人で大丈夫ですから!」と言うが、好きでやる事だから、大丈夫と言って干していく……よし、これで全部かな“

 

 

 これにはアオイちゃんもキビキビしてたのがワタワタに変わりましたね、まあ地方の平社員の元に本社の専務レベルの人が手伝いに来たみたいなもんだし多少はね?

 

 

 ……何そのシチュエーション、怖過ぎだろ(ぷるぷる)

 

 

 

 ”何か聞きたそうな顔で見ていたので聞いてみると「……煌柱様は、鬼を怖いと思った事はありますか……?」と聞かれた、ふむ“

 

 

 お、これイベントか?得れるものは特に無さそうだけど友好度上げて損ないから良いぞ〜^

 

 

 

 ”無い「そう、ですか、凄いですね……やっぱり」……俯いて力無く笑う彼女に、言える言葉は私には無い。だけど誰もが、鬼の恐怖に打ち勝てる訳じゃないのは知っている“

 

 

 

 ”君はそれでいい。この場所の日常になってくれるなら、しのぶは喜ぶよ「……そうですか?」きっとそう、またね、アオイちゃん“

 

 

 

 ぬ。

 

 ノーマルコミニケーションでしたね、まぁそんなもんか……臨花ちゃんとアオイちゃんとでは立場が違い過ぎるし、炭治郎きゅんの様な天然ジゴロってわけでも無いので……。

 

 

 まあ友好値は稼げたのでヨシ!ほな真菰ちゃんに会いに行きましょうか、病室によって炭治郎達に会うのはその後で良いでしょう。

 

 ……どこに居るんだ?臨花ちゃんの判断に任せるか。

 

 

 

 ”……蝶屋敷の中の少し外れの方にある、訓練所。使わせて貰っている蝶屋敷の一室に戻る理由もないので、自己訓練をしようと訓練所に来てみれば、どうやら先客が居たようで……「……ん、臨花、おかえり」……ただいま“

 

 

 

 あ、ここかぁ!

 

 やる事無いから訓練って考え、ぽもも見習いてぇなぁぽももなあ!

 

 

 暇な時間を有効活用するって考えはわかっても全然出来ないっすよね、何でだろ?どうしても疲れ癒すために寝るか、積みゲー消化とかの方にいっちゃう……いかない?

 

 

 まぁそんなぐうたら饅頭の独白は兎も角。

 

 

 

 ”……合わせる?「いいよ、お手柔らかにね」……始めよう“

 

 

 訓練イベかな?でも戦闘画面に映らないので違いそう、選択肢も今の所特に無し。

 

 続けて見ていきましょうか。

 

 

 

 ”……真菰は相手を惑わす動作が巧い、本命の一撃を隠す動作に関していえば、私よりも上手だろうか。雪の呼吸独特のこの動きは、吹雪の様に、雪崩の様に、形を変えて降り掛かる“

 

 

 

 ”「怒ってる?」何を?「……隠してた事」別に、怒っては無いよ“

 

 

 嘘だ!!!(レナ風)

 

 

 ストレス値上がってるのそれが原因か!?いえまあ、技能の関係上勝手に動く事は無いので幾ら上がってもその辺は大丈夫ですが。

 

 

 

 “……そろそろ本気で行こう、切り替える(・・・・・)。見える視界が広がる、広がった世界で、真菰の隙を突いた”

 

 

 

 容赦ねえな?そりゃ透き通る世界使ったら一本取れますわな……お見事。

 

 鬼殺隊の最強格に仲間入りしたのは我が事ながら喜ばしい限りですが、このゲームどれだけ強くなってもその更に上には届かないから何も安心出来ないのほんまワニ。

 

 

 逆に言うと、このレベルにならないとオリキャラでの攻略の糸口は細い糸を渡るよりも下って考えると……(ゲッソリ)

 

 幾ら炭治郎ルートが終わった後のやり込み要素とはいえ、トロフィー獲得全力で阻止しすぎでしょ鬼滅の刃RPGの技術者さん達(怒り)

 

 

 でもまあヌルゲーよりは無理ゲーの方が燃えるってもんすよね。

 

 

 

 

 “私は真菰を信頼してるし……家族だと思ってる、私に隠してたのは、何で?「……それは、ごめん。でも、上手く言えなくて」“

 

 

 

 “真菰は、あの子の事をどう思った?「……禰豆子ちゃんは、きっと私達と仲良くなれるよ、あの子は……しのぶの、カナエさんの夢を叶えてくれる、私は信じてる」……そっか”

 

 

 

 お、少しストレス値が減った、やっぱ真菰ちゃんやな!

 

 

 

 ”……ねえ、真菰「何?」……ううん、もう一度やろうか「ん、次は勝つからね!」なら私が負けるまでやろっか「え“」”

 

 

 

 スパルタ心に火がついた!ってな事で本日はここまで、ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 善逸です。

 

 

 

 俺今すごい手足短いの、蜘蛛になりかけたからね。

 

 薬をたくさん飲んでお日様の光たくさん浴びて治療中。

 

 後遺症は残らないって、完全に蜘蛛にされちゃった人は居ないみたいで、人間に戻って後遺症の残る人は居ないみたい、良かった。

 

 

 しのぶさんって人の音は独特なんだよな、今まで聞いたことのない音だ、ちょっと怖い、でも蜘蛛にされた人を治療してる時は女神みたいだった。

 

 

 後顔が偉い、可愛い、美人。

 

 顔だけで食っていけそう、いや、アレはいけるね。

 

 禰豆子ちゃんに会ってなかったら惚れてたかもしれないね、いや、惚れてた。

 

 

 

 それと真菰さんって人の音も独特で、掴み所がないというか、うん、この人もちょっと怖い。

 

 

 記憶は無いんだけど、蜘蛛になりかけた俺を真っ先に助けに来てくれたのはこの真菰さんって人みたいで、感謝しないとな。

 

 治療中の炭治郎に会いに来たみたいでその時に挨拶したんだけど、その独特の雰囲気に完全にやられて、いつもなら炭治郎にそんな美人と何処で仲良くなったんだふざけんじゃねえ!!!ってキレてたんだけど、何も言えなかったよ。うん。

 

 

 まあ真菰さんが出て行ってから聞いたんだけど、同じ育手の姉兄弟のような人らしい、何かと特訓してくれるんだって、何それ羨ましい。

 

 でもその時の炭治郎の目が死んでたから深く聞かないことにした、何があったんだ炭治郎。

 

 

 それに真菰さんもとんでもない美人、かわいい、顔だけで食っていける。

 

 いや、あれはもう雰囲気も相まってとんでもない事になりそう、いや、なってる。

 

 

 一部の鬼殺隊士は惚れてるらしい、俺も危なかった。禰豆子ちゃんの愛が無かったらやられてたね。

 

 

 

 そんで、機能回復訓練ってのに炭治郎と猪之助が向かっている時に、扉が開いたんだ。

 

 

 最初は炭治郎達が帰ってきたんだと思ったんだけど、音を聴いて直ぐに違うってわかった。

 

 

 初めての音で、何ていうんだろう、聴いたこともない音だから、すっごい表現しにくくてさ、でも怖い感じじゃないから、そこだけは安心出来たっていうのかな。

 

 

 誰だろう?って顔を見て、気付いた。

 

 

 

 この人だ(・・・・)

 

 

 雷の呼吸の使い手で、柱の人。

 

 

 厳密にはその派生らしいけど、間違いない、じっちゃんに言われた特徴と同じだ。

 

 じっちゃんとは直接関わりは無いみたいなんだけど、じっちゃんの元弟子の一人の育手に「俺の元から柱が出た」って紹介されたみたいで。

 

 もし会えたら、雷の呼吸を、この人にも教えて貰えってじっちゃんに言われたんだ。

 

 

「あ、あの!戌亥臨花さん……ですよね」

 

 

 ”……ん?そうだよ、君は?“

 

 

 

「お、俺、善逸って言います!雷の呼吸の使い手で……でも、一の呼吸しか使えなくて、それで、良ければ、教えてほしいんです!雷の呼吸を!」

 

 

 

 咄嗟に言ったにしては、自分でも良かったと思う、感情のままに言ってた、考えるより先に、何だろう、ここで言わないと、次はないかも知れないって思ったからかも。

 

 それに修行は嫌いだけどこんな可愛い人に教えてもらえるなら……と思ったのは、否定はしない。できない。

 

 うん、この人も顔だけで食っていけそう、かわいい。

 

 

 

 ”……良いよ、でも君は、まだ完全に動けないから、先ずは体を休めてからね“

 

 

 え、すごい、見ただけでそんな事もわかるの?ちょっと怖い。

 

 

 でもやった!これで約束は取り付けられたぞ……!

 

 

 

 ”……そうだな、一ヶ月後にまた会いに来るよ“

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

 

 

 

 

 それが俺と戌亥臨花さんの最初の邂逅。

 

 

 

 俺はこの時、まだ知らなかったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 一ヶ月後にまた病室送りになるなんて……ッ!

 

 

 




感想評価ありがとナス〜〜〜!ここすきも、オナシャース!ほな誤字報告……感謝やで!

 まあ次回は遅くて土曜には出します。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。