妹と仲直りしたい   作:Shinsemia

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第十二話

 

 

 校門から出ると開けた道が真っすぐ続いている。ときどき横を抜き去る車や自転車を横目に、帰り道を歩いていた。家と学校までの道はそれなりに見慣れたもので、自分が日常に埋没しているのだということを自然と実感する。

 

 

「そういえばカナ。文化祭の日、どこを回るの?」

「ん……僕は図書室に籠ってようかなって」

「えー。もったいないよー」

 

 

 クラスの出し物の喫茶店。もちろんシフトはあるけれど、一時間交代で回していくから、それ以外の時間はフリーだ。のんびりと本を読んで過ごそうと考えていた。

 せっかくの学校行事。やらなければいけないことなのだから、楽しまなきゃ損する。確かにそう言われれば、そうだとは思う。

 

 

「カナは文化祭。嫌なの?」

「いや……そういうわけじゃないけど。でも、一緒に回るような友達もいないから」

 

 

 嫌というよりも、何も感じないと言った方がいいだろう。僕の中ではそういうイベントは通過儀礼のようなもので、ただの義務としか考えていなかった。だから心に強く残るような思い出はないし、記憶も希薄なものだ。

 

 帰り道はいつの間にか緩やかな坂になっていた。なだらかに続く道の上からは、少しだけ街並みを見渡せる。僕が生まれ育った街はだんだんと移ろい行く。何もなかった土地には新しく家屋が建てられ、この街の隙間をそっと埋めるように補完されていく。

 

 そういえば、こんな家あったかな。なんてことを、ふとした瞬間に気づかされる。

 

 

「……じゃあ、さ」

 

 

 ぼんやりと景色を眺めていると、隣を歩く茜が立ち止まった。

 

 

「もしよかったらなんだけど……文化祭。あたしと一緒に、回ってみない?」

「……? 他の友達はいいの?」

「うん……。カナと一緒に文化祭回ったら、きっと楽しいのかなって」

 

 

 可愛くて明るくて人気者な茜。人望も厚いし友達も多いし、僕とは根本的に違う。僕にとって茜は数少ない友人だけど、茜にとっての僕は数多くいる友人のたった一人にすぎない。なんとも対照的な関係だった。もしかして、気を遣ってくれてるのだろうか。

 僕は浮いた存在だ。それは多少なりとも僕の人付き合いの悪さや性格が関係しているのだと思うし、別に不満はない。ただ、高校に入って茜という友人ができて、内心ではほっとしていた。家のことだけを考えてきたけど、それによって閉鎖的な思考や性格に遷移してきた自覚はあるから。だから茜と出会ったことで、そこに新しい風が吹き込んできたような気がしたんだ。

 

 茜のセミロングの茶髪がさらさらと揺れる。また、金木犀の甘い香りがした。季節の香りを纏う秋風は、優しく木々を揺らす。

 ふと、上から一枚の葉が落ちてきたことに気づいた。紅葉だった。明るい黄色や、真っ赤に染まる深い朱色のグラデーションは、この季節の代名詞とも呼べるものだ。

 

 僕は、変わったのだろうか。茜は僕が笑うようになったと言っていた。紅葉の色が変化するようにまた、僕も。

 

 文化祭に対してあまり思い入れがないのは今でも変わらない。だけど、彼女がこうして誘ってくれたことを、僕は嬉しく思っている。

 

 それだけは、間違いない。

 

 

「……それなら、お願いしてもいいかな」

「あ……うん!」

 

 

 ほっとしたようにはにかむ茜。

 

 ちょっとだけ、文化祭が楽しみに思えた。

 

 

 

☆─────☆

 

 

 

 家までたどり着いた。この家に家族以外の人が上がるのは本当に久しぶりだ。

 

 道中では茜はきょろきょろと周りの景色を珍しそうに、僕の住み慣れた街並みを眺めていた。僕は徒歩で高校に通ってるけど、茜は電車通学だ。ここら辺に顔を出す用事はない。茜は「綺麗な街だね」と評したけど、僕はこっち側の人間だからか、しっくりこなかった。

 

 茜は「お邪魔します」と礼儀正しく言って玄関に上がった。しゃがんで靴を丁寧に揃え、立ち上がった。玄関から少し歩けばリビングがあって、そのすぐ近くには二階へ続く階段がある。一度、茜を自室まで案内して、僕は裁縫道具と飲み物を取りに下まで降りた。電気のついてないリビングは外から差し込む光でぼんやりと明るい。

 紅茶でも作ろうかな、と思い至って、やかんに水を入れて湯を沸かす。外も肌寒かったし、温かい飲み物の方がいいだろう。

 

 ものの数分で準備が終わり、僕はおぼんを持って二階に戻った。

 

 

「お待たせ」

 

 

 部屋に戻ると、茜が緊張したように部屋の中をきょろきょろと見渡していた。ベッド、勉強机、簡易テーブル、本棚。大して面白いものはない。

 

 

「そんなに変かな?」

「あ、ううん! ……ただ、男の子の部屋って、もっと散らかってると思ってたから」

 

 

 どうなんだろう。友達の家に遊びに行ったことなんてないから分からない。

 

 そんな話をしながら、学校で文化祭の委員から渡された紙袋から材料を取り出す。テーブルクロスに使う布地だ。

 紙に書かれた指示通りの手順で作業を開始する。針の穴に糸を通して、布地に模様を作っていく。茜の方は自分で言った通り、手際がいいとは言えなかった。不慣れな手つきのせいで、針を刺すところが大きくずれてしまっている。茜自身もそれを分かっているらしく、僕の手元を見ながら、「はぁ……」とため息をついた。

 茜の方は中々に手こずりそうだし、自分の分を早めに終わらせて茜の分も手伝おう。

 

 

 

 ……

 

 

 

 ……

 

 

 

 カチカチと時計の針が進む。茜の方は集中力が切れたのか、一度手を休めて紅茶を一口含んだ。

 

 

「……あれ?」

「……?」

 

 

 すると、茜が小さく声を上げた。

 

 

「あの写真って。カナのちっちゃいとき?」

 

 

 茜がとある一点を見ながら首を傾げる。その視線の先には、一つの写真立てが棚の上に飾られていた。簡素な写真立ての中の家族写真。

 

 そこに映るのは広大な海。白く輝く砂浜。

 

 

 

「わぁ……! この人、カナのお母さん? すっごい美人だねっ」

 

 

 

 茜は立ち上がると、写真立てに近づいて手に取った。

 驚きながら見つめる先には、穏やかに笑む母さん。ふわりと柔らかい雰囲気はまるで、春の温かな風の中で静かに眠るような心地よさがあった。

 

 ……海、か。

 

 思い出すのは、夏も間近のある日のこと。僕たちは、母さんの提案で海に出かけた。春というには暖かすぎるし、夏というには涼しすぎる。そんな日だった。その日は、仕事で忙しかった父さんも久しぶりに休める日で、僕たちは家族四人で海に向かった。

 当時の僕は海というものを実際に見たことはなくて、何故早起きしてまで行かなきゃいけないのか分からず文句を言っていた。だけど母さんも父さんも、行けば分かるとでも言うように僕の言葉を流した。テレビでなら見たことあるし、実際に見ても何も変わらない。僕はそう、高をくくっていた。

 

 でも、実際に海を見た瞬間。

 僕はその美しさに、一瞬で心を奪われた。

 

 涼やかに響く潮騒(しおさい)。海の匂いを纏う(ぬる)い風。静かな青色は遠くに行くほど深い色に染まっていき、その水平線は、透きとおるような碧空との境界を紡ぐ。

 

 ──決して相容れることのない海と空。

 

 その二つが、ずっと遠くで確かに交わっていた。

 

 景色に見惚れる僕に母さんが、ここはとっておきの場所なのだと、ドッキリが成功したみたいな茶目っ気を含んだ表情で教えてくれたのを覚えてる。妹も同じく目を輝かせながらその景色にのめり込んでいたのは、今となっては懐かしい思い出。

 

 ただ、そこに行ったのはたった一回だけ。

 だって……。

 

 

「会ってみたいなぁ。……そういえばカナのお母さん。さっき下にいなかったけど、今は出かけてるの?」

 

 

 何の悪意も邪気もない瞳。僕は自然と顔を伏せた。

 

 ……母さん。

 

 

 

 

 

「……実は、もういないんだ。結構前から」

「……え?」

「病気で亡くなったんだ」

 

 

 

 

 

 空気が凍りついた。さっきまで楽しそうに写真を見ていた茜の顔が、サーっと青ざめていく。

 

 

「ご、ごめん! 嫌なこと訊いちゃって……」

「……」

 

 

 こんなとき、『もう昔のことだから大丈夫』だとか、そんな気遣いができるような大人だったらどんなに良かっただろう。人は過去を忘れる生き物だと言う。そうすることで、未来のもっと楽しいことや嬉しい記憶を新しく刻み込む。人生を歩む上で、きっと必要なことだ。でも、僕にはできなかった。

 

 だってこれは、忘れられない、忘れてはならない、忘れたくない記憶だから。

 

 

「……」

 

 

 茜は気まずそうに沈んでしまっている。

 

 さっきまでの和やかな空間は、ひんやりとしたものに変わっていた。暗い話をしたいわけじゃないし、茜にそんな顔をさせたいわけでもない。

 

 ……なのに。

 

 

「……ちょっと、聞いてもらってもいいかな」

 

 

 ぽつぽつと。僕は何故か、昔のことを話し始めた。

 大好きだった母さんが亡くなって、優しい光が灯っていたはずのこの家が、いつの間にか薄暗い夕闇に染まっていたこと。母さんの言葉通り、遥の兄としてできる限りのことをしてきたこと。でも、その妹に避けられてしまって落ち込んでいたこと。母さんとの約束も守れず、妹の気持ちも分からなかった。

 

 だけど僕は、ゆっくりでもいいから一歩ずつ、前に進んでみようと自分を奮い立たせることができた。それができたのは茜のお陰だった。

 

 ……こんなこと、いきなり言われても茜は困るだけだというのに。

 

 茜には知っていてほしい。僕は不思議とそう考えていた。

 

 

「……そう、だったんだ。あたし知らなかった……」

「それはまあ、取り立てて話すようなことでもないし。……って、ごめんね。いきなりこんなこと話し始めて……」

 

 

 茜がゆっくりと首を振った。

 

 

「だからカナは、あんなに優しい顔してたんだね」

「……え?」

「ほら、カナと話すようになってから、妹のことをちょっと話してくれたことあったでしょ? あのときのカナ、いつもと違う感じだったから……」

 

 

 

 ……確か、そんなこともあった気がする。

 

 当時、茜が怪我で大会に出られなくて泣いてるところを見てしまってから、僕は彼女と話をするようになっていた。といっても、茜の方から話しかけてくることがほとんどだったけれど。その中の話題の一つで、妹の話が出たのだ。

 話した内容は僕と遥が双子の兄妹であることと、仲が良くないということ。その程度のことだけを話した。

 本当に些細な話だったと思う。けれど、茜は覚えていたみたいだ。

 

 茜は得心したように「そっか……」と呟いた。

 

 

「……ちょっと、羨ましいかも」

「……?」

「あ……な、なんでもないっ」

 

 

 上手く言葉が聞き取れなかった。けれど僕が問いただす前に、茜は先ほどの話を誤魔化すように裁縫を始めた。

 

 時計の針を見れば、いつの間にか結構な時間が経っていた。

 

 

「……っと。ちょっと下に忘れ物したから、取って来るね」

「あ……うん」

 

 

 僕は先ほどのもやっとした空気を換気するように、自室のドアを開いて階段を降りた。

 

 

 

 ……

 

 

 

 ……

 

 

 

 リビングにある戸棚の奥から裁縫箱を取り出す。結構奥まったところにあって、探すのに手間取ってしまった。中から必要な材料を取り出す。

 

 

「……」

 

 

 裁縫箱を手に持ったまま、さっきの自分の行いを振り返る。僕は、吐き出すことができずにいた思いを吐露したかっただけなのだろうか。誰にも言えずにいた気持ちを茜に伝えることで、僕は……。

 

 少しだけ、自嘲するように笑った。心の内を誰かと共有することで楽しようとする。僕がやっていることはまさにそれだ。

 そんな風に誰かに甘えていたら、僕はきっと成長しないままだ。ましてや、ただの身の上話。茜にとっては面白くもなんともないだろう。

 

 廊下に出て、壁に背を預けながら深く息を吐いた。

 

 

 ──ガチャっと、玄関のドアが開く。

 

 

 外の冷たい空気が、ひゅうと吹き込んできた。そこには濡羽色の長髪を風になびかせる妹。

 

 ……どうしたんだろう? 

 今日はやけに帰ってくるのが早い。

 

 

「おかえり、遥」

「……ええ。ただい……ま……」

 

 

 玄関で靴を脱ごうとする遥。しかし、ピタっと手が止まった。遥の視線の先には一組の靴。

 

 ……あ。

 

 

「……誰か来てるの?」

 

 

 ……そうだ、思い出した。遥は今日、部活がないと言っていた。早めに帰ってくることは今朝から知っていたことだった。なのに僕はそれを、すっかり忘れていた。

 

 ジトっと嫌な汗が手のひらに浮かぶ。茜の話題を出すと不機嫌になるのは分かっていることだ。ましてや、本人が今、この家にいるとなれば……。

 どうしようか必死に頭の中を回転させていると、ふと階段を降りる音が聴こえた。

 

 その足音はだんだんと近づいてきて──

 

 

「カナ? ちょっと訊きたいところがあるんだけど──」

 

 

 階段を降りてきた茜。何か訊こうとしていたみたいだけど、途中で止まった。

 

 

「あ……」

 

 

 茜が目を見開いて、僕と遥を交互に見比べる。

 対する妹は、降りてきた茜をじっと見つめた。

 

 

「もしかして……妹ちゃん?」

 

 

 先に声をかけたのは茜の方だった。

 

 

「……そう、だけど」

「あぁ、やっぱり! ……初めまして。あたし、茜っていうの。よろしくねっ」

 

 

 気さくに話しかけてくる茜。茜には、先ほど妹の話をしたばかりだ。だからなのか、その声音はとても優しいものだった。

 しかし妹は、それには答えずちらっと僕に視線をよこす。スッと細まる切れ長の目。僕は体が強張ったように動けなかった。遥は茜に向き直ると、小さく息を吐いた。

 

 

「……私は遥」

 

 

 凛と鈴が鳴るように、透明な声。何色にも染まっていない声からは、妹が何を考えているのか想像することは不可能だった。その横顔は、少し前までの冷淡なものと同じだった。

 

 

「……で、用は挨拶だけ? それなら、私は部屋に戻るから」

「あ……待って。よかったら、お話でもしない?」

 

 

 茜が遥を呼び止めようとする。それに対して、遥は訝しげな表情をした。茜の意図がどうにも掴めないような様子で、僕も同じだった。

 

 ……どうしたんだろう。

 

 

「私。忙しいんだけど」

「ちょっとだけでもダメかな?」

「……初対面なのに、なんでそんな馴れ馴れしいの?」

「あー……。気に障っちゃったならごめん。でもあたし、遥ちゃんとは一度お話してみたかったんだ。カナからよく話を聞いてたから」

「……私の話?」

 

 

 ピクっと。遥の細く整った眉が反応した。そして、かすかに驚愕の色を含んだ顔をこちらに向ける。僕はそれに、なんとも言えない顔をしながら頬をかいた。

 

 

 

☆─────☆

 

 

 

 茜の半ば強引な誘いに折れた遥は、結局僕の部屋に来ることになった。この部屋にいるのは僕、遥、茜の三人。新しくティーカップに淹れた紅茶の湯気が揺らめく室内だけど、妹のジトっとした目に背筋が寒くなった。

 

 妹の視線に耐え切れず、裁縫を続ける。

 

 

「それにしても、カナと遥ちゃんってやっぱり双子なんだねー。すごい似てる。同じ性別だったら分からないかも」

「……その”カナ”って、もしかして彼方のこと?」

「うん、そうだよ」

「……」

 

 

 ……気まずい。

 

 なんというか、妹の目が僕を咎めているような気がしてならない。僕が作業を続ける間、茜はずっと遥と話していた。同情なのか、憐れみなのか。そんな穿った見方をしてしまいそうだったけど、茜の様子を見れば全く不自然な感じはなかった。だからこれはたぶん、茜の純粋な優しさだった。

 

 

「それより貴方。文化祭の準備は──」

「”貴方”って……なんか他人行儀っぽいよ。茜って呼んで?」

「……」

 

 

 遥が困ったような目を向けてくる。僕はそれに気づかないふりをして作業を続けた。なんだかそわそわした空間だ。あるいは、賑やかというのが適切かもしれない。でも、学校や商店街で見られるような賑やかさとはちょっと違う。変な言い方だけど、静かな賑やかさだった。

 

 

「そういえば、カナから聞いたんだけど。恋愛小説書いてるんだよね?」

「なっ……」

 

 

 茜がそう言った瞬間、遥がぎょっとして言葉を失った。そして、どこか剣呑な目を僕に向けてくる。

 

 

「……彼方。何を話したの?」

「あ……いや。恋愛小説を書いてるってことだけ──」

「勝手に話さないで」

「……ごめん」

 

 

 どうやら言ってはいけないことだったらしい。遥の責め立てる視線に耐え切れず、僕は誤魔化すような曖昧な笑みを浮かべることしかできなかった。

 妹が文芸部に所属していることは既に茜も知っているし、別にこれくらい教えても問題ないと思っていたのだけど。でも、だとするとどうして僕には教えてくれたのだろうか。妹の気まぐれか、あるいは……。

 

 掴みどころのない散漫な思考をする。

 だからだろう。手元をよく見ていなかった。

 

 

「……っ、いたっ」

「あ……」

 

 

 チクっとした痛みが指先に走る。

 

 針の先端が指先に刺さってしまった。慌てて抜くと、ぷくっと赤い血が小さな玉みたいになって流れてくる。まさか、こんな初歩的なミスをするとは自分でも思ってなかった。僕の怪我に気づいた茜が、自分のカバンを持ってきて中を探る。

 

 

「大丈夫? あたし絆創膏──」

 

 

 すたっと。

 茜の言葉を遮るように、遥が立ち上がった。

 

 

「絆創膏なら下にあるから。私が持ってくる」

 

 

 一言だけ告げた遥。くるりと背を向けると、濡羽色の長髪がふわりと宙を舞った。そして部屋から出ると、リビングに降りて行ってしまった。

 先ほどの態度とは裏腹に、どうやら取ってきてくれるらしい。

 

 ……いったい、何を張り合っているのだろう。

 

 僕は終始、妹が何を考えているのか分からないままだった。

 

 

 

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