幻想郷の店   作:覚め

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ババンバ=バンバン=バン
(1962~2045)
ボボボーボ・ボーボボみたいな名前してんなこいつ


ギャンとキャン

 

紅魔館門前

 

「お願い!ケーキ作って!」

 

「まぁ…今それが原因でこうなっている人の前でまたお願い事をする度胸は認めよう」

 

「それじゃあ」

 

「めーりんさんこの子頭がおかしいみたい」

 

「いつまで私水着で過ごせば良いんですか?」

 

「おっとここにも頭のおかしい奴が一人。んじゃこうしましょう」

 

「なにかしら?」

 

「ご飯のお残しゼロ。そうすればデザート2倍ですよ」

 

「…その手に引っかかりバカがどこにいるのかしら?」

 

「少なくとも何処かの妖精くらいですな」

 

というか食い物を我慢して食うくらいなんだから食べて欲しいものである。

知らんのか。好き嫌いしながら生きていくと冥土長みたいにナチュラル鬼畜になるんだぞ。

…いや、待て。訂正しよう。好き嫌いせず生きていけば冥土長みたいに可憐になれるぞ。

女の勘って言うのはかなりキツイからな…たまに考えてることを見透かされ

 

「で、他にはないの?」

 

「お嬢様。他とはなんのことですか?もしやデザートを交渉で勝ち取ろうと?」

 

「げっ咲夜」

 

「お嬢様…地面からナイフ出してやりましょうか?」

 

「何その新技やめてくれる?て言うかどんなマジックだよ霧雨魔理沙も驚きだろ」

 

「まりちゃんびっくりドンキーな帽子持ってるからな」

 

「びっくりドンキー…?」

 

「とにかく、お残しを無くさないとデザートはありません。帰りますよ」

 

…待て、そこは一応紅魔館の敷地内だろ。なんで帰りますよなんだ。

あれか?俺たち紅魔館の住民じゃないってか?シッ見ちゃいけません対象か?

なんか腹立つな…

 

「…あ、ヤッベ今日休暇もらおうとしてたのに」

 

「え、今日なんかありましたっけ?」

 

「まあひと繋ぎの大秘宝でも取りに行こうかなと」

 

「厨二病になるには少し歳を取りすぎたかもですね。生きてますか?」

 

「いや、俺はそもそも死んでるから歳とか関係ないですよめーりんさん」

 

「…そうですか。あ、私にもデザートください!1日のご褒美に!」

 

「何を言っているんだこの状況で…?頭がイカれているのか…?」

 

「酷くないですか!?まったくもう…て言うかデザートですよデザート!」

 

「デザートスパーダ!」

 

「すいません、訳の分からないものぶっこむのやめません?」

 

「…デザートつっても面倒だから作りませんよ。作り方が一番楽なのは…とちおとめでも食べます?」

 

「待ってくださいなんでとちおとめが出てくるんです?」

 

「河童の技術で最近作り出すことができるようになったんですよ。前のいちごミルクのいちごもとちおとめです」

 

「…あなたほんと何者ですか?」

 

「ただの生きる屍(棺桶)です」

 

「ネガティブすぎませんか?」

 

ネガティブだろうがなんだろうが事実は事実。

残念ながらそれが事実であれば認めるしかないのだ。悲しみ

いやでも糸にも劣化があるから生きる屍は違うんじゃないかな。

う〜ん分からん。後でアリスさんに聞いてみるか。

 

紅魔館 食堂

 

「…どうしたお前ら」

 

「なんで最近プリンが出てこないのさ!?」

 

「そうだそうだー!」

 

「お前が作ってるところを私は見たぞ!作れ!」

 

「…俺のこの手が真っ赤に燃える…!」

 

「作れよこの!」ボコッ

 

「私たちにもデザートを食べる権利はあるはずだぁ!」

 

「妖精をぶん殴れと…」

 

「門番の人にだけ作るなんて!お熱いねぇ!」

 

「轟叫ぶ!ベリーノーマルパーンチ!」バギィッ

 

「「「ふぎゃー!?」」」

 

その次の日 門前

 

「…で、妖精たちをぶん殴り回ったと?」

 

「そりゃ…まぁ。一部蹴り飛ばしたやつもいるけど」

 

「でも…やりすぎじゃないかしら!?なんで全員骨折かヒビが入ってのよ!?おかしいじゃない!?」

 

「やっちゃったモンはしょうがないでしょうが!て言うかそもそもなんで俺がデザート求められるんだよ!?冥土長が作れよ!?」

 

「わたしには作れないから頼んでるのよ!?畜生羨ましいなぁ!」

 

なんで俺が怒られてるんだよ。

おかしいだろ絶対。どっちかって言うと俺が怒るターンだろここは。

なんで俺が怒鳴られなきゃならんのじゃ。俺が作ってんのだぞ!?

畜生羨ましいなってのが気に食わん!気に食わんのは俺の方じゃい!

クソが!

 

翌日 門前

 

「…俺が怒られるのが一番気に食わん。俺が怒る方だろあれは」

 

「何やらかしたんですか?もしかして今日妖精さんが少ないのと関係ありますか?」

 

「はい。大アリです。クソが」

 

「そうですか…命大事にしてくださいよ?ああ見えて妖精さんたちは復讐上手ですから」

 

「待ってください今日俺死ぬんですか?復讐上手って何?」

 

「クマが妖精を一人襲ったとしましょう。その後集団で悪戯に引っ掛けます。そのあと…は知りません。が、熊は死んでたらしいですよ」

 

「俺今日死ぬんじゃねえかぁ!?いや絶対死ぬぞ俺!助けてくださいめーりんさん!」

 

「…理由がデザートらしいじゃないですか。わたしも作ってもらえてないので復習に乗じますよ」

 

「嘘だろ!?」

 

このあと無茶苦茶分からせられてデザート妖精分作った。

 

 

 

 

 

 

 

 

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