幻想郷の店   作:覚め

105 / 130
圧縮したものがこちらになります
うわ〜!きったないですね〜!…あっやべ


圧縮

 

紅魔館門前

 

「…おや、今日は意外と遅いですね…」

 

時刻はもう7時になる。

もうそろそろで無断欠勤扱いになるのだが…お仕置きが怖くないのだろうか?

うっ思い出すだけで背中が…咲夜さんやりすぎなんですよ。

とまぁ考えていても誰も来ない。咲夜さんに後で聞いてみるか。なんかの連絡くらい入ってるでしょう。

 

「…一人だけというのはかなり久しぶりですね…ん、煙草…ありゃ、なんでこんなところに?」

 

「美鈴、これ、朝食分。お昼は10時くらいに渡しに来るから」

 

「あ、わかりました」

 

「…彼まだ来てないの?遅いわね」

 

「そろそろ無断欠勤になるはずなんですけどね…」

 

その頃風見幽香宅では

 

「…魔法の森から紅魔館に移動していただけなのに」

 

「フフッ、久しぶりに聞いたわね。でもどうして糸になっているのかしら?」

 

「よくぞ聞いたな!これには深い訳があってだな!俺は訳あって一回死んでいるのだ!」

 

「一回…よく分からないわね。で、もちろんケーキは」

 

「え、いやないですけど」

 

「…ごめんなさいね。少し聞こえなかったんだけどもう一回」

 

「ケーキなんてないですよ。最近作ってるのは紅魔館のデザートくらいだし」

 

「なんですって!?」

 

「うわびっくりした…ケーキが欲しけりゃ作りますぜ姉御」

 

「死が欲しけりゃくれてやるわよクソガキ」

 

「ごめんなさい」

 

数分後…

 

結局ケーキは出来た。が、紅魔館には完全遅刻だろうなーと思い耽っていた。

どうせならいっそこのまま帰ってしまおうか。そんな風にも思えてしまう。いやそれが良いんだろうけど。

多分紅魔館に行ったら…ヒェッ考えるだけで身震いが…

明日、無断欠勤をしたことについて謝りに行こう。そうすればまだ命は助かると思う。

 

「…あら、いつもと味が違うわね」

 

「ありゃ、わかるモンですか。ここのキッチン火力が強くて…少し失敗しちゃいましてね」

 

主人公の回想

 

『ああっ!?ここ火力強すぎない!?』

 

「キッチン…キッチン…あっ」

 

風見幽香の回想

 

『…これくらいの火力があれば人間の骨は炭になるかしら…?』

 

「…火傷とかしてない?」

 

「いえ、特には。あれって本来何に使うものなんですか?」

 

「…」

 

「おーい?」

 

 (言えない…!人を燃やし肥料にするためのキッチンだなんて絶対に言えない…!)

 

「…あのー?」

 

「あっああ。あれは非常用の明かりとして使う予定の物なのよ」

 

「へ〜」

 

「明るくなると思って火力を強めにしてるのよ」

 

「そうなんですか…」

 

言えない…絶対に言えない…

あのキッチンで危うく身体が消滅しかけたことは…!

マジで間一髪だった…死ぬかと思った…俺の糸がよく燃える糸じゃなくて良かったぜ。

今度から煙草にも気をつけよ…煙草吸って自滅なんて笑えたモンじゃねえからな。ほんと

 

「…ところでそれは」

 

「ああ、これですか。河童の技術で作ったとちおとめです」

 

「…と…とち…?」

 

「いちごですよ。美味かな」

 

「…で、それを何に使うの?」

 

「これをあーだこーだしてイチゴミルクの素にします」

 

「マジか」

 

「マジです。ついでに言っちゃうとジャムにもできると思います」

 

「汎用性高え!とちおとめってすげえ!」

 

「ちなみにとちおとめの理由ですけど…これ、やってる人がとちおとめ以外の種類の名前がわからないっていう」

 

「やめなさい。せめてオブラートに包んで言いなさい。河童が知らなかっただとかにしなさい」

 

「…あ、わかりました…それじゃ、また今度」

 

「ええ。また今度ね」

 

紅魔館門

 

「…」チーン

 

「無断欠勤には相応のお仕置き、それが紅魔館のルールよ」

 

「し、死ぬかと思った…あー怖い怖い。イチゴミルク要ります?」

 

「あ、欲しいです」

 

「めーりんさんは要るんですね。冥土長は…カロリーとかがっ」

 

「ぬぅん!」ゴギィッ

 

「へぶぁっ!?」

 

「…人を嘲笑うかのような目でこっちを見るな!」

 

「ちょっ…死ぬ…!死ぬってマジで…!」

 

これがお仕置きかぁすごいなぁ(棒)

人里にハンターがいたら冥土長の尖った部分を狩らせたい。多分無理だけど。

そう思いながらめーりんさんの手を借りて立ち上がる…あ、やっぱ無理だこれ。

足怪我したんぬぬぬwww…笑い事じゃねえよ…やべえよ…

 

「…地面這いつくばるか」

 

「すいません発想が色々と飛びすぎてよくわからないんですが???」

 

「すいません立てません。冥土長のせいだと思います」

 

「なんで私のせいなのよ!?」

 

「冥土に送る長…通称冥土長の力、見せてもらいました」

 

「美鈴、殺しておきなさい」

 

「いちごミルクを出せば許してやろう」

 

「出すからお願いです殺さないでください」

 

「…よかろう。門の前に立って。そこから出してください」

 

「…なんでこんな目に…これくらいかな。振る!」ブンブン

 

「…中身飛び出ないの…?」

 

「完成!振るだけイチゴミルク!」

 

「発想が色々と追いつかない」

 

 

 

 

 

 

 

 




いちごミルク美味しいですよね。
僕はバナナミルク派ですが
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。