幻想郷の店   作:覚め

11 / 130
え?主人公?
死んでないよ


次の日

 

 

「うっす」

 

「いや、それはおかしい」

 

「どうしたこんな朝っぱらから」

 

いや、おかしい…?

何がおかしいと言うのだ。アレだろ?手術して治って帰って店をやる。

なんら不思議ではない。もしかして服装?普通だし…

頭か?頭の中がおかしいのか?頭おかしいって言ってるのか!?

流石に傷つくぞ!と言いたいがどうも違うらしい。何が違うっちゅうんじゃ

 

「いやね?どう考えても昨日瀕死だった君がここに来るのは」

 

「…いつのまに広まった?」

 

「姫海棠新聞」

 

「ストレートな新聞なことで。で、それが本当かどうか確かめに来たんですか?」

 

「ん、いや違うけど。昨日魔理沙に連れて来られてね。なんでもタダ飯頂いたそうじゃない」

 

「…ああ、霧雨」

 

「霧雨て…そのお詫びにってね。」スッ

 

「菓子折りと来たか」

 

「何よ。悪いかしら?」

 

「特に。催眠とかされてそうな姿して作るのはクッキーなんだなって」

 

「上海、蓬莱、殺せ」

 

「ヒェッ」

 

「シャンハーイ」

 

「コロスシカネエナ」

 

「…ええい!どうにでもなれ!」ピュッ

 

「アブナ」

 

「アウチ」パチンッ

 

「嘘でしょ。当たったかぁ…」

 

「…謝るんで帰ってください」

 

「分かったわ」

 

何が分かったわだ畜生隣の上海さんまだこっち狙ってるんですけど?

俺死にそうなんですけど?願わくば助けて欲しいんですけどぉ?

人形劇やってる魔法使いさんだと聞いてるけどさ。

魔法使いってみんなこう言う傲慢な奴らばっかなの?じゃあ魔法使いお断りって書いておこうかな?

…そんなことしてもあいつが来るか。帰って欲しいなぁ

 

「…まあ多分今日は客来ないだろ。新聞で広まってるようだしね。」

 

そうと決まれば葉巻デビューでもし

 

カランカラン

 

「ちょっといいかしら?」

 

「これは住職さん」

 

「チーズケーキをお持ち帰りで」

 

「わかりました」

 

一応この店はお持ち帰りもある。

それを渡して住職さんを見送って…良し。

今度こそ葉巻デビューだな!えっと火はどうやって…

 

カランカラン

 

「すいません!ショートケーキも…」エヘヘ

 

「わかりました」

 

さあ袋に入れて忘れ物がないか確認して見送って。

さあ葉巻だ葉巻。ん?あれ、ない…ない!?

 

カラン…

 

「失礼ですが、お探し物はこれですか…?」スッ

 

「え」

 

え、なんで住職さんが葉巻持ってるの?俺のだし

まあ俺のだからそうですと言っても間違いはないよね!

 

「ああそうです」

 

「…葉巻は危険ですよ。ガンになる可能性が〜」

 

「…いやとりあえず」

 

「私が通う洋菓子店としては!長生きしてもらいたいのでこれは没収です。いいですね?」

 

「いや、それは」

 

「はいかいいえで答えろなんて言ってない。これでいいなと言っている」

 

「…いや」

 

「聞こえませんでしたか?貴方に選択肢なんてないと言っているのですが」

 

「…はい」

 

さらば俺の葉巻デビュー。

そして住職さん許さん。絶対に許さんぞ虫けらども!

 

「はーあ。ん?こころちゃんじゃんか。どしたこの時期に」

 

「葉巻」

 

「は?」

 

「白蓮から葉巻を吸っていると聞いて!」

 

「…は?」

 

カラン!

 

「葉巻と聞いて!」

 

「妹紅さんおかえりください」

 

「なんだよ」カランカラン

 

「…とりあえずこころちゃん。俺が葉巻吸ってるからなんだって?」

 

「止めに来た」

 

「…葉巻取られたからそれはもう必要ないかな」

 

「…じゃあご飯食べに来た」

 

「それでよろしい」

 

良し。それじゃあ俺が昨日死にかけたおかげで掴んだ能力をお見せしよう。やったね!

まあ糸を操る程度なんだけどね。しかも蜘蛛の糸見たいな。どこのスパイダーマンだよ?

でも大きさも変えれるから楽ちん。ちんは一回でいい。でもどの太さにしても糸自体の強度は一緒らしい。

え?どこで分かったって?永遠亭だよ。素晴らしい

色も変えれるんだよ!すごい!なんでもありだ!と言いたいけど黒か白の二色しかない。強度は石ころ

普通もうちょい強度はあるもんだろ。なんだよ石ころって。微妙すぎるわ。石油製品にしろよ。産業革命に対応しろよ!

 

「ていっ」シュッ

 

「お〜!」

 

「すげえだろ」

 

「すごいな!すごいな!で、何をしたんだ?」(この間、無表情)

 

「…糸を出したんだよ。」

 

「お尻から?」

 

「誰が蜘蛛みてえに尻震わせて糸を吐くか。いや、そう言う奴もいるかもしれないけど」

 

「指?」

 

「指。石ころくらいの強度だけどね。酷すぎるってもんだぜ。普通鉄くらいが上等だろうが」

 

「ほー。色は白だけか?」

 

「黒と白だけだよ。誰がアナログテレビだ」

 

「デジタルとアナログの違いは分からないがそれってどれくらい出せるんだ?」

 

「…試したことねえわ。切り離したら消えるからそんな使えない」

 

「…弾幕勝負やろう!」

 

「なんでそうなった!?」

 

…誰かこの子を止めてくれ。わっこら離せ!

人に見られてるでしょうが!離しなさい!どんな不審者に見られてるのか分からんだろ!

ってなんでお前顔赤くしてんだよ!こっちが赤くしたいわ!

てか今気付いたけどお面がすんげえ勢いで変わってんだけど?今までシュンッ…シュンッだったのがシュンシュン変わってんですけど

そうだ!この時こそ糸でどこかにしがみ付けば

 

「ええやないか!」シュッ

 

「石ころくらいなら引きちぎれるぞ」

 

「やってみなきゃ分からんよ多分」グググ

 

「…ふん!」ブチチチチッ

 

「ああ千切れた!?」

 

「な!?」

 

「…ヘルプ!ヘルプですよ!助けて!」

 

「うるさい!」バシーン

 

命蓮寺

 

「でなんでここなんだ」

 

「広いからだ」

 

「広けりゃいいのか」

 

「当然だ」

 

「胸」

 

「だまらっしゃい」

 

「…とりあえず俺逃げ回るから捕まえてごらんなさい」

 

「OK潰す」

 

「雲に糸を引っ掛けて飛ぶ!これぞ我が逃走経路よ!」ピョーンピョーン

 

「…石を…投げる!」ビュンッ

 

「あべし!?」ガッギーン!

 

「どうだ参ったか」ガシッ(胸ぐら掴み)

 

「まだ元気イッパイだぜ」

 

「そうかそうかそれはよかった」グイッ(引き寄せ)

 

「え?」

 

「ふん!」バギィツ(パンチ)

 

「あ、すいませんやめぇぁ!?」ゴキィッ

 

「…またつまらぬ物を切ってしまった」

 

何がつまらぬ物をだ。

お前は石川五右衛門か!

 

 

 

 

 

 

 




主人公の能力開花!
終!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。