僕は僕の考えていることも分かりません!
不思議だね!自分のことだからってなんでも分かるわけではないのにね!
守矢神社
「あーほらほら、泣かない泣かない。おい神奈子お前なんかやったのか?」
「いや、少なくとも私ではない」
「そういうお前がなんかやったんだろどうせ」
「信用がないなぁ…これでも一応人の扱いは慣れてるつもりなんだが」
「…まさか神奈子様に遅れをとるとは」ボソッ
「あぁ…すまん早苗さん今の言って良いか?」
「すいませんそれやったら消されます」
「待て消されるってどんなこと言ってたんだ言ってみろ」
「神奈子様に遅れをとるなんて」
「…」イラッ
あ、神奈子ガチギレだ。
俺死にたくねえからちょっと退いてよ…あ、諏訪子てめえ!?
「離せ!死にたくない!」
「私に遅れを取ったってどういう意味だコラァ!」パシーン!
「いぎゃあ!?」
「…まぁまぁ神奈子。こいつが元凶なんだからこいつを…」
「うし分かった。勇次、恨むなよ」
「恨まないが怨念としてここに一生取り憑いてやる」
「地味に嫌なことするねあんた…」
「ていうかそもそも遅れを取ったんじゃなくて早苗さん作ろうとしないだけでしょ」
「…いや、そんなことはないですよ?」
「その内アレだぞ。選べる歳だったのにいつのまにか選べなくなる歳になるぞ。理想はできる限り低めにしたほうが」
「当て身!」トンッ
「ゴフッ」
「…あと少しで早苗にトラウマを与えるところだった…!」
「…諏訪子様の怒りを買った男、撃沈されてるなう。ワロタ」
「早苗、お前いつ幻想郷入りしたっけ」
「んーと…メタい話だと2007年ですね!」
「で、今の女子高校生のような乗り方…時代を知れ」パシンッ
「あうちっ」
…やばい、普通に死ぬかと思った…
そう思い目を開けたのは夕方。ちょうど5時くらいだろうか?
だがはっきり言って悪いニュースしか聞こえない。魔理沙が来たらしい。
…嫌なんだよなぁ人の相手は。他人の気持ちを察するのは俺の苦手分野だし。
あれ、待って。首から下が麻痺してる…!?
「あー、勇次か?あいつならウチで泊めることになったが」
「いやいや、だからあいつを出せって。あいつの口から聞かないと私帰らないもんね!」
「まるで恋した乙女だな…が、無理だ。あいつは寝ている。明日の昼間にでも来るんだな」
「ちぇっ…分かったよ…なんでいうと思ったか!」ビュンッ
「あぁ!?」
「…ちょっ、顔踏むなよ…」
「あ、すまん…って起きてるじゃねえか!?」
「なんだか首から下がうまく動かんのだ。今何か決断しろと言われても頭が回らん」
「…はぁー!んじゃ明日来るとするか!明日までに調子整えておけよ!」
「いや、動けないんですけど?」
「私が車椅子でも買って世話してやるよ!」ケラケラ
「それは是非とも断りたいもんだ」
「断れるなら断ってみやがれ!はははは!」
「…すまん、少し加減が難しくてな」
「神奈子サマよ…せめて下半身だけを動かせないようにしてくれ…」
糸なのになんで動かねえんだよ…
なんで当て身で気絶するんだよ…つか痛えし。
おのれ神奈子。おのれ諏訪子。おのれ早苗…ん?
ここにいる奴全員名前がひらがな三文字…
「だから加減が難しいと言っているだろ」
「なぁ神奈子、こいつ1日このままだったらトイレとかどうすんだ?」
「…あ、やっべ何も考えてないや」
「まぁ1日だけならどうにかなるでしょ。首から下が全く動かないなんてことはねえし」
「なら安心だな」
「あん…安心?」
「こいつらの安心と俺たちの安心は度合いが違うんだ」
「あぁ、なるほど」
翌日
「…すまん、無理だった」
「いや、まぁわかるんだが…漏らしたとかだったらわかるんだが…」
「うわ気持ちわる…」
「…俺もなぜこうなったか分からんのだ…」
「なんでお前首から下の糸が解けかけてるかなぁ…」
「全体的にだらんとしてて気持ち悪いよね。うわ、なんかベトベトしてる」
「…なんだか能力チートになってる気がしてならない…」
…さてさっさと糸を絡めて復活と行こうか。
いやでもベトベトは知らねえけどな!さっさと身体の再生に力を注ぐぞ!
ところでベトベトって…普通糸がベトベトになるのって粘着性の液体に突っ込んだ時くらいだよな…?
…俺そんな液体持ってたっけ…?
数時間後
「完全復活!」
「首から下の痺れが取れたみたいだな」
「あたぼうよ!」
「で、若い子の家に戻るか守矢神社にいるか…どっちか答えな」ゴゴゴゴゴ
「守矢神社に一生!」
「よし受け取ったぁ!」
「んじゃせめて甘い食べ物作ってくれよな?」ヒョイッ
「…うそ、だろ…」
「嘘じゃない本当のことさ」
「私が一番好きな浪漫機体はダブルゼータです!」
「早苗、落ち着こうか。とりあえず落ち着こうか?」
「分かりました!」
「分かってないよね!?」
その数日後
「…今思ったんだが…」
「ん?どうした?」
「この神社人間がたくさん来るんだよな?博麗と違って」
「あぁもちろんだ。きちっとした神がいるからな」ドヤッ
「まあね」ドヤッ
「なんで二人ともドヤ顔なんだよ…そうじゃなくてな。俺、ここに居たら人間に拉致られるんじゃね?」
「…あ、そう言えばお前懸賞金200万になってたよ」
「え?」
お前…前まではきちっと150万だったろ?
なんでいきなり200?は?おかしいだろ。なんで50上がるんだよ。
世界一の犯罪者鬼人正邪が6600万だろ?その…えっと…33分の1?になってんだ?
上がりすぎだろ。おかしいだろ。
「…なんか頭痛いから寝る」
「私の布団でか!?」
「来客用の布団があったはずだろ」
「…チッ」
「…諏訪子サマ、なんであいつあんな不機嫌なの?」
「…あんたもそういうところあるんだねぇ…」
「どういう所だよ」
どっちかって言うと諏訪子様の方が好きです