幻想郷の店   作:覚め

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心惹かれてろ眩しい笑顔に
きっと誰もが永遠を手にいれたいから


DANDAN

 

紅魔館門前

 

「…守矢神社に帰れなくなってしまった」

 

「この雨じゃあ山登りはきついですよねぇ」

 

「多分ロープウェイも閉まってるし…なぁんだかなぁ」

 

「流石に小屋ないと服がびしょ濡れに…えっちな妄想」

 

「そこまで男を信用しない根性は認めるが姿勢は認めん」

 

「あ、やっぱり?」

 

やっぱり?ってなんだお前コラ…

めーりんさんも結構キツくなって来ましたね…

僕は悲しくて悲しくて。やめてやりますよこんな仕事!

 

守矢神社

 

「…あいつ昨日から帰ってこないな」

 

「この雨じゃあ仕方ないですよ」

 

「ロープウェイも閉まってるし山登りはできないし」

 

「そもそもあいつ糸だから濡れたら…うわっ考えたくもねぇ」

 

紅魔館門

 

「…今糸だから濡れると水浸しになったタオルになるんですよ」

 

「そうですか」

 

「ちょっとあんたそうですかはないですよ」

 

「あんたってなんですか…ったく。もう少しで咲夜さんが…ん?足元がなんだか冷たい…」

 

「駄目だ、足が濡れた…なんか水が足元に」

 

「小屋っていうかバス停みたいなもんですからね」

 

「…冥土長に交渉して来てください。もう少しで死ぬって」

 

「わかりました」

 

「頼みましたわ…戻ったら乾かさないとダメじゃん…」

 

数分後

 

「ダメでした」

 

は?これマジ?嘘だろ?こんなゲリラ豪雨なのに?

…駄目だ、もう足の指の爪くらいまで水が溜まって来てる。

風呂に入ることが糸になってからなかったとは言え水浸しになったら…

どうなるか考え切れん。多分、一本の糸になって見つかるだろう…

 

「もう無理…」

 

「大丈夫ですか勇次さん」

 

「…大丈夫に見えたら節穴だと思いますよめーりんさん。図書館行きてぇ」

 

「アリスさん呼んできた方がいいですよね」

 

「多分…」

 

数分後

 

「」チーン

 

「はぁ…はぁ…結構急いできたんだけど…」

 

「瀕死ですね…」

 

「ていうかなんで屋根だけなの?人材をちゃんと見極めて欲しいわね」

 

「何を言っているのやら」

 

紅魔館の中の図書館

 

「パチュリー、入るわよ〜」

 

「何かしらアリス…あれ、そいつ門番じゃなかった?」

 

「雨に濡れてちょっと危険なことに…とにかくどうにかするわよ」

 

「ドライヤーならここにあるわよ」

 

「乾かしたらいいってもんじゃないと思うんだけど」

 

数時間後

 

「生き返った!」

 

「元から死んでるでしょ」

 

「そりゃそうだった」

 

「…これにて私はお暇させてもらうわ。じゃあね」

 

「ああちょっと待ってください。確かこの机のここら辺に…」

 

「あん、勇次さんてば大胆♪」

 

うるせえな小悪魔サン…

ちょっと黙ってて欲しいけど命の恩人にこいつも入ってそうなんだよな。

確かここにお礼の品的なのがあったはずなんだが…あら、どこだったかしら?

この引き出し…違う、下も違う…あ、上だ上。いっけねー忘れるところだったぜ。

 

「あった冷蔵庫。そしてこのイチゴミルクの素を牛乳と合わせれば!」

 

「出来ました!即席激旨美味スーパーイチゴミルク!」

 

「小悪魔さんちょっと黙っててもらえます?」

 

「それじゃあいただくわ」

 

「んじゃ俺はめーりんさんの部屋から門見させてもらいます」

 

「まるで女子のようだな」

 

「女子と書いて好って読むのよ。知らないの?」

 

「へーへー私がわるうござんした」

 

美鈴の部屋

 

「…質素…!でも結構高いから門見えるか。ていうか今何時だ?」カチッ

 

電気<起動!

 

パッと明るくなる部屋。強いて言うなら俺は悪くない。

 

「んぅ…眩しい…あれ、電気ついてる…」

 

「まさかいるとは思いませんでした」

 

「勇次さんもう良いんですか。まだ雨止みませんね。」

 

「ほんと。病む気配がないって言うか」

 

「あ、そうだ。こっちきてください」

 

「なんですか?」

 

「こっちこっち。ベッドですよ」

 

「なんじゃい…」

 

「もう夜ですよ?一緒に寝ましょうよ」

 

「…雨は結構弱って来てるな。傘があれば行けるか」

 

「おーい勇次さーん?」

 

「…明日でいいか」

 

そう考えた昨日の俺をぶん殴りたい。

大体六発ぶん殴りたい。煩悩の数ほどぶん殴りたいけど。

とにかく昨日の俺を殴りたくなった。起きたらまた雨降ってるし…ん?

よく見たら紅魔館の周りだけ雨降ってね?え、うっそぉ…マジ?マジマジのマジ?

 

「…あれ、なんか鍵かかってるんですけど」

 

「私の指紋認証です」

 

「じゃあなんで入れたんですか?」

 

「オートロックだから開けるの面倒なんですよ。あなた多分ガッチリ閉めたんですよ」

 

「あーなるほど」

 

「ま、そう言うわけなのでドアノブに手を…」

 

認証結果:ダレダテメェ

 

「…間違えました親指を」

 

認証結果:ダレダテメェ

 

「…僕がやってみよう」

 

認証結果:ピンポンピンポン!

 

「…ここ、誰の部屋です?」

 

「多分あなたの部屋です」

 

「…とりあえず殴っていいですか?」

 

「ご、ごめんなさい」

 

その後彼はへーこらへーこらしながら森や神社へ帰ったと言う。

 

守矢神社

 

「…すまん神奈子帰宅が遅くなった」

 

「帰宅っていうかお泊まりだろ絶対。二泊三日だろ。ゲリラ豪雨だから仕方ないとは言え」

 

「紅魔館に行ってたからなぁ…」

 

「…ん?紅魔館?…こっち来いやオイ」

 

「だが断る」

 

「なに!?」

 

「…最近疲れが溜まっててな〜」

 

「そういうことか。存分に寝ろその後説教だ」

 

「お前何を理解したんだ?」

 

今思うとこいつとどうして付き合えてたのかわからん…

なんでだろう…理由が見つからん。綺麗ではあるんだが…なんでだっけなぁ。

こいつ意外と子供っぽいところがあったしなぁ…うーん考えれば考えるほどわからなくなって来た。

とりあえず寝るしかないな。うん。

 

「…諏訪子様、付き合ってた当時こんな感じだったんですか?」

 

「おー早苗。そうだよ〜こんな感じだったよ〜…どっちとも噛み合わせようとしてるんだけどね」

 

「わたしにはちょっと何やってるのか理解ができませんでしたけど…」

 

 

 

 

 

 




ホームランした後かめはめ波撃ったらどうなるんだろうと考えながら作りました
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