幻想郷の店   作:覚め

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あっぶねぇ…
博麗神社の七不思議を書くところだった…


食中毒には気をつけろ

 

命蓮寺

 

「…何これ?」

 

「よくわかりませんが外の世界の食べ物だそうです」

 

「…なんでみんな食べないの?」

 

「いや、来客が先ですから」

 

「…分かりました」パクッ

 

う、うまい…!けど随分と贅沢に入ってるな…

何かあったのかね?…なんか住職さんほっとしてる?

なんでほっとしてるの?なんか毒でも入ってるの?え?え?

 

「それでは…」

 

「ハッハー私が取ってきた''牡蠣''美味だろ!?」

 

「」

 

「すまんちょっと厠行ってくる!」ダッ

 

「…え?なんかやばかった?」

 

「ぬえ…ちょっとこっちきなさい」

 

「え、な、何…?聖の膝枕?え、やった…牡蠣も食べて良いの?本当?」

 

「ええ。良いですよ」

 

少し昔の時

 

「住職さん、何度も言いますが牡蠣だけは生で食べないでくださいね。焼いて食べてくださいね!」

 

「わかってますよ〜」

 

「本当ですよ!?」

 

 

「思えばあの時何も見せられてなかったから…」

 

「やったー!牡蠣美味し〜!」

 

「…牡蠣ってあれだよね。ノロウイルスの」

 

「避難避難」ソソクサ

 

「聖、今日は断食をしようかと」

 

「良い心がけですね」

 

「…私は用を思い出したんでこれで」

 

「わ、儂はこれにてな。自、自業自得じゃからな!」

 

「あっ待ってくれマミゾウ逃げるのはいくら何でもずるいぞ!」

 

「…?マミゾウの奴変なの」

 

「…?」

 

「響子ちゃんは静かで良いですね」

 

「えへへ〜!」

 

翌日。

 

結局昨日から厠出れなかったぁ…!

なんかさっきから厠の前で悶えてる奴いる気がするけど気にしない気にしなぁ…!

は、腹が…!死ぬ…!ぉおおぉぉおぉおお…!こんな腹痛他人に腹殴られた時以来だ…!

腹がキュルルルなって痛くてもう無理…!ケツからノロウイルスまとめて出やがれクソがぁ…!

 

「…うわぁ…」

 

「まさに地獄だな一輪。あ、ぬえのやつが漏らしてる。あっはははww」

 

「ちょっと村紗!見られたらやばいから逃げるよ!」

 

「おう!」

 

数時間後

 

ガチャッ…

 

「…何時間厠篭ってました?」

 

「大体昨日の7時からなので12時間は篭ってました」

 

「マジで?」ベチャッ

 

「ぁ…か、厠が…空いた…!」

 

「…うわきたね」

 

「住職さん言葉遣い」

 

「ああ失礼。しかし自業自得ですねぬえ。そのまま這いつくばってクソ漏らしてろ」

 

「いやだから住職さん!?」

 

「おっと失礼。掃除しておきますね」

 

「あ、はい…」

 

住職さん疲れ溜まってんのかな…明らかにあいつに対する態度だけ酷かったぞ。

なんかすげぇ来ない方がよかった気がするのは確かだ。

ていうかあいつがいる日だけは二度と来たくない。牡蠣で殺されそう。

…いや実際死にかけたぜ

 

迷いの竹林

 

「…恐るべしノロウイルス…厠から出れたからって調子に乗るんじゃなかった…!」

 

「お、勇次か。どうした?」

 

「まっ…!妹紅さん、永遠亭お願いします…!生牡蠣食ったんでちょっと…」

 

「大丈夫か!?とりあえず超特急で行くぞ!」ブンッ

 

「空中で撒き散らせってことですかぁ!?」

 

永遠亭

 

「こういう時は病院が一番だ」フンス

 

「…何で生牡蠣食べた?」

 

「あいや、実物を見たことがなくて…一人仕掛けた奴が今命蓮寺の厠でクソ垂れ流してます」

 

「汚いわね…嘔吐とかは?」

 

「ありました…」

 

「そう。これでわかったわね。生牡蠣なんて食べるもんじゃないわよ。蓬莱人でもね!」ウッ

 

「…まさかえーりん先生も」

 

「まぁ…昔調子乗っちゃってね…マジできつかったから…あ、思い出しただけでも…ぷっ」

 

「…とりあえず薬を」

 

「わかってるわよ」キリッ

 

「あざます」

 

人里 お店

 

「…妹紅さん看病ありがとうございますですわマジで…」チーン

 

「あぁ。お粥からグラタンまで作れるからな」

 

「グラタン!?」

 

「厠行くのか?」

 

「あ、いや良いです」

 

「まぁ食ったら多分厠行くことになるだろうから…そんな時のために!」テレレレー

 

「おお!何だか近未来的風味!」

 

「ふふ…これは人間が生きていく上で必要な栄養素が全て入った注射器!一本1食分!」

 

「おお!ヘルシー!」

 

「しかも消化とかせずに良いから多分下痢気味でも良い!」

 

「…多分?」

 

なんか急に胡散臭くなったな…

ま、まぁ妹紅さんのことだ大丈夫だろ!早く打ってくれ!そして薬を飲ませてくれ!

…ていうか何で妹紅さんがそんな医学的知識をお持ちで…?なんかやってたんですか…?

いや、まぁそんなことはどうでも良いか。さっさと打って寝よう

 

「ちなみに不死身生活初期頃に各地飛び回ってたら西洋にも流れ着いてしまってな。20年も住めば言葉がわかってきてな」

 

「いやあんたおかしいよ!?」

 

「適応力抜群!」

 

「…なんだかなぁ」

 

数分後

 

「…zzz」

 

「…よく寝るなぁ。先代はこいつの子供の頃知ってるっていうんだから世の中わからねえんだよなぁ」

 

「おーい妹紅〜!」

 

「うわっ慧音か。泥棒だったら燃やしてたところだ」

 

「おう今服燃えかけたけどな」

 

「…ほんっとうに…すまんかった!」

 

「許さない!」

 

「許せよ!」

 

「…うるさくせんでくれ…ノロウイルスぶっかけんぞ」

 

「すまんそれはやめてくれるか?」

 

「頼む絶対にやるなよ。それだけは絶対にやるなよ」

 

それじゃあ出ていけという気力もなく。

普通に腹が痛くて何もできないこの人生。ウイルスにやられるとは。

何度目だろうか、風邪で寝込むことはあれどインフルで寝込むのは数えるくらいしかないはずだ。

…多分。子供の頃結構元気だったはずだし。

 

その頃命蓮寺では

 

厠の扉<キィィィ…

 

「」

 

「ぬ、ぬえぇぇえぇえぇぇ!?」

 

ぬえが気絶体となって永遠亭に運び込まれたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 




いやぁ…自業自得ですね!
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