幻想郷の店   作:覚め

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文字通り悲劇が起こります。どんな悲劇かって?
バトル漫画だと強い相手と(以下略)
糸使えるけど人間です


悲劇!タイトルは短めにな!

紅魔館門

 

「はぁ…」

 

「どうしたんです?」

 

「今日こころに占ってもらったら死ぬぞって言われて…」

 

「死ぬんですか!?」

 

「それもなんか水晶で見てたらしくて、赤い髪をした緑色の服を着た…」

 

「そんな変な人います!?」

 

いや、いたね。うん。すぐ近くにいたね。赤い髪をして、緑色の服。うん。合ってるね。自分の特徴を変な人で済ませるの、おかしいと思うよ。めーりんさんのやり方、間違ってるよ。そんなことを言う私も合ってはないんですけどね。

 

「…死にたくねえなぁ」

 

「本編では死んでますよ」

 

「何死んでますよって。何勝手に殺してんすか?」

 

「事実ですから」

 

「急に態度変わりましたねさてはコナンの犯人ですか?」

 

「真実はいつもひとつ!」

 

「…そういやあの緑色の方の巫女が広めた…なんでしたっけ」

 

「胸を机に乗せるアレですね」

 

「アレが出来ないとか言って赤い方の巫女さんが賽銭箱で嘆いてたの俺見たことありますよ」

 

「それ普通に可哀想ですね」

 

「この館にもいるでしょ。胸が貧相な二人のガキと一人の…小悪魔さんって小さかったっけ」

 

「どっちにしろ咲夜さんは」

 

そう言いかけた瞬間、時が止まった。止まったというよりも遅く感じ取れたと言った方が正しいだろう。あんなまるで親の仇を見ているかのような目をした冥土長、それに反応しようとするめーりんさん。何故ナイフに拳で立ち向かうのか俺は知りたくなったがやめておこう。

 

「来ると思いましたよ!」グサッ

 

「…刺さった後に言うことかしら…」

 

「そもそもの話時間止まってるのになんで拳にナイフ刺さってるんです?」

 

「それは勿論一歩退いてそのまま拳をこう!」ブンッ

 

「…冥土長、わかります?」

 

「いや、全く」

 

「なんでわからないんですか!?」

 

「わかる方がおかしいのよ」

 

「そーだそーだ」

 

「後お嬢様のこと全部聞こえてたんだけどね?」

 

「退散!!」バッ

 

「逃がしませんよ!」ガシッ

 

「ほあっ!?」グイッ

 

「え、それやって良いの!?」

 

「え?」

 

「腕千切れる!千切れる!!」

 

「この糸頑丈ですね」グイッ

 

「おま」ブチッ

 

「あ」

 

「…すいますん少し調子乗りました…」

 

永遠亭

 

「…さて、僕は何故こうなったでしょう」

 

「知らないです」

 

「マジですか」

 

「いやそもそも運ばれた時にほとんどのことは聞いてますから」

 

「それもそっか」

 

「…腕取れるのもおかしいけど腕が取れるまで切れない糸もおかしいのよ」

 

あれ、そうっすかね。いや、普通そんな糸がある方がおかしいけど。ていうか結構薄いっつーか小さい?糸をつかんで引っ張れるのもおかしいとは思うんですけどね。ええ。つまり悪いのは僕じゃなくあの怪力無双めーりんさんです。

 

「…俺は悪くないと思うんだけどなぁ」

 

「それよりも先に仕事場でそんな話してる方が悪いのよ」

 

「仕事場で話す暇もなく店が爆発させられるよりもまだ原因が自分にあるってわかる方が良いです」

 

「…永遠亭で働いてみない?」

 

「誰が現実版クソ病院で働くもんですか」

 

「誰が優秀なデザート作り要員門番をくれてやるもんですか」

 

「えまって言い方ひどくないすか冥土長!?」

 

「…事実じゃないの」

 

「え何これ俺がやらかした?俺が悪いの!?俺、門番なのにやばいことやった!?」

 

「主人貶す奴に同情も何もないわよ」

 

「あやっぱり!?」

 

「それじゃ、さっさと治してもらいましょうか?」

 

「…いや、腕の神経とか繋げても少しは安静にしてもらわないと腕また取れるわよ?」

 

「また取れんの!?」

 

「糸で無理やりくっ付けておけば良いじゃない」

 

「そうすると完全に治った時に腕の位置がズレるわよ」

 

「ズレるんすか?冥土長、ズレるらしいけど」

 

「別に問題ないでしょ」

 

「なくないわよ。下手したら腕があの世行きよ?」

 

ちょ、さっきからすんごい情報が耳を右から左からできついんですけど?頭ボンッ!なんですけど。ていうか冥土長さりげなく俺を障がい者にしようとしてない?神奈子の世話を受けた時以上に嫌な予感がするんだけど。

 

「…つまり、無理せずに安静にしてた方が早く済むってことですかね」

 

「そうね」

 

「だから無理やりくっ付ければ」

 

「それじゃあ腕の位置がズレるって」

 

「だからそれは!」

 

「だからって安易にそういうことやられちゃあね!」

 

「良いじゃないの困ったらここ来て治せばいいんだし!」

 

「パソコンみたいに治せても手遅れになったら無理なのよ!!」

 

「このバケモンどもが…」

 

「だーかーらー!そういう時に医者っていうのはいるんでしょーが!」

 

「うっさいわよ16の小娘が!!治せる範囲に限度があるって言ってんのよ!!」

 

「退散だ!!」

 

「あっ!?」

 

「逃げた!?」

 

「くそッ!あんな奴らの大声聞いてられるか!!」

 

「時間を止められる私にとっては速さは大したことじゃないわよ」バッ

 

「人間の能力で追いつかれないと思ってるのかしら?」

 

「忍法物理退散の術!」ダッ

 

「それ忍法にすらなってないわよ!?」

 

「うっせー!」

 

その後、俺は糸で逃げようと腕から伸ばしてしまい糸を出したせいで腕が取れることは言うまでもない。永遠亭の女医からは学習しろと言われ、冥土長からは冥土に2回くらい行ってみる?と言われた。冥界に行かせるやつが何を言うか。

 

1週間後 紅魔館門

 

「…」フルボッコ

 

「腕どころか膝にも接合された痕が見えるんですけど…?」

 

「あ、あはは…」

 

 

 

 

 




えーりんさんがついているのは逃げられないためです。
逃げられなかったようですがね。
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