紅魔館地下室
…助けてください。俺、吸血鬼のおもちゃにされかけてます。
「それじゃ遊びましょ!禁忌「フォーオブアカイン」
「ちょっと待った!?」
「え、何よ?」
「…なにそれ」
「え?」
「えっと…と、とりあえず全部防ぎ切ればオーケー?」
「…ま、良いか。それで良いよ!それじゃ、行くよー!」ブンシン
…増えた…だと!?バカなありえん。だが。私の能力は糸を出す。つまり遠心力を加えれば多分一番防御が強くなるのだ!てめえが4倍ならこれも許されるだろ!
そう思いさっき拾った本を糸で掴み振り回す。司書さん、ごめんなさい。とりあえず当たったら痛そうだな…駄菓子菓子。これは遠心力を使っての防御だ。つまり本の威力が消えるようなことが起きれば…
「アハハハハ!」(弾幕バカ出し中)
本<あふん(被弾)
「ぇ」
…起きやがった。ええい残った一つの本でカードじゃ!バシィンとな!フハハハハは!
「ええい!」シュッ「あらら?」
「んぇ?」ゴツンッ
…やっちまった。状況を説明しよう。本でガードしようと糸を縮めたら本がシュルルルって飛んでいった。その飛んでいった本が妹様にヒット。しかも下顎に。下顎ってなんでか殴られるとダメらしいよね。で、多分この吸血鬼にもそれがあって、ダウンした。一発K.O.って奴?どうしよう。どうしようどうしよう。これやらかした。これ絶対後で解雇だ。それだけはなんとか阻止せねば。ええと本を集めて…えっとどうすれば良いんだっけ?えと…えと…?
「…どうすれば良いんだ…?」アタフタ
「イタタ…」
「え?」
「やられっぱなしは嫌!喰らえ美鈴が使ってた技!」カメハメ
…おい、それは一番やっちゃダメな技だ。と、とにかく本を!
「…っ波ぁぁあぁあぁああぁ!」ギュォオォオォオォオン!
「糸!脱出!」ピョーン
「ふん!」グイッ
「曲がった!?」
「自動追尾弾だぜ!」
「お、お助け!誰かお助けぇ!」ピョーンピョーンピョーン
廊下
「…あれ?あなた達あの人をどこへ?」
「ぁ、妹様が…」
「連れて行ってしまって…へへへ」
「…妹様が…それなら仕方ないか。んじゃ、連れてくるからそこにいて頂戴。」
「はーい」
「助かった…」
地下室
「死ぬかと思った…あ、ここにトランプあるじゃん」
「え?でもそれつまんない」
「…対戦相手は俺だ」
「…へ?」
ババ抜き。古来よりトランプの遊びによく使われており、その人気は一人でも成立するほど。おいそこぼっちとかいうな
…てかこの子誰だ?
「すまんが名前を教えてくれ」
「私はフランドール!フランって呼んで!」
「そうか…んじゃ行くぞ。ババ抜きは自分でジョーカーを持ってなかったら安心できる。が!ジジ抜きは安心できない。」
「ほう…」
ジジ抜き…カードからジョーカーを2枚引き、更にシャッフルをしてそこから一枚誰にもカードを見られることなく抜き取る。そうすると必然的に一枚欠けた組みができる。そして成立しなかった組みがババ抜きでいうところのジョーカー!すなわち最後までジョーカーは分からないということだ!
「…ってことだ」
「基本はババ抜きと変わらないんだね」
「それじゃあ行くぞ…」
「禁忌「フォーオブアカインド」…これで良し」
「5人か。んじゃ一人ずつ配るぞ」
…どうでも良いけどカード配られてる時って暇だよね。
「…一つ聞いておくけどさ」
「なんだ?」
「…分身同士で意思疎通とかできる?」
「出来ないよ。そこまで出来たら感覚が狂う」
「ねー!」
「…同じ数字の奴を捨てるんだっけ。」パラッ
ガチャッ
「…」
「あ、咲夜」
「おー」
「咲夜も一緒にやる?」
「どうしたの?」
「…やばい…」
今のこの状況を見られた。とどのつまり…クビ!解雇処分!すげえ位の高いお方と遊ぶ!それが今実現している…が!
今やばい!それがどう捉えられるかによって解雇されるかされないかが決まる!やばい!
「あ、あの''フランちゃん''…?」
「何?」
「フランちゃん…?」ピクッ
「…次、フランちゃんの番だよ…」
「お、そうだった…やった一抜け!」
「む、本体に先を越されたか…」
「ぐっさっさと取れ」
「なんでフランちゃんが負けた女騎士みたいになってんだよ。おかしいだろ。…揃った」パラッ
「…」
「そうだ、結局ジジなんなの〜?」ギュッ
「うぇい!?」
「くぅ…来い6、来い6、6!7かよぉ!?」
「あららざんねん。えと…キング来い!エース!?」
「この中で一番残り枚数が少ないのは私。つまりここで揃えば…!」
「そうは行くまい。ていうか離れて」スッ(カードを一枚だけ上にずらす)
「嫌だ〜!」
「…ふむ。これは…再決定が必要か…」
…今、悲痛な言葉が聞こえたが無視しよう。無視してこの遊びに没頭しよう。
うん。だから首にしないで咲夜さん
文字数が少ない?バッキャロ〜!今日は2話投稿だバカやろー!