調理室
「…うす」
「あら、意外と速いわね…まあいいや。それじゃあパフェ作っといて。チョコレートパフェ。二つね。それじゃよろしく」
「…わかりました…」
…ん?二つ?いや、二つでいいか。多分咲夜さんも食べるんでしょ。というよりどうしてこうなった?と言いたい。が、多分こうなったのは運命なので許してやろう。
面白いやつだな。お前を消すのは最後にしてやる。
「…チョコレートパフェね…」
ここのお嬢様はすごい豪華なもの食べるね…食後のデザートでもこれはないだろうて…おやつ感覚ならあるかもだけどさ
「…考えても仕方ない。ケーキ食いながら作るか」
矛盾しているようだけど気にしない気にしない。
数十分後
「できました〜…って咲夜さんいないから俺どこ行けばいいのこれ…探しに行ってみるしかないだろうけど…」
「出来た?」シュンッ
「うわびっくりした!?…咲夜さんでしたか。パフェならここに」
「ありがとう。それじゃあこれ私の手柄ってことで。それじゃ」シュンッ
「…は?」
まずい。どうなってんだこれ。そういや俺へのお客さんって一体誰だったんだ?命蓮寺ってことは住職さんだろうけど…?どうだったんだろうか。今考えても仕方ないし、背筋伸ばして帰ろう。自室に。確か案内書だと…遠いなこれ…いや、考えるな。この道通りに進めば俺は自室に行けるんだ。自室での快適な睡眠が俺を待ってるZE!
「そうと決まればさっさと自室に行って寝るに限る!」
「あーっと…誰?」
「うげげっ」
「…人間だ!」
やべえ!妖精と出会った!戦闘か!?戦闘シーン突入か!?いいじゃんやってやるよ妖精相手に負けてたまるか!妖精なんかには負けない!
「…?」クンクン
「何だよ犬みてえだな」
「メイド長の匂いがする…まさか!?」
「は?そんな犬みたいな…」
「お付き合いしているとか…?そうか、それならば納得が行」
「行くわけねえだろぉ!妹様の命令で咲夜さんのパジャマをだな!」
シュンッ
「風呂入った後に着たから匂いがするのであって!決して付き合ってるとかの意味では」
「…そこの妖精メイド。」
「何でしょう?」
「これ誰かに告げ口したら永遠とピチュらせる…わかったら仕事に戻りなさい」
「ア、ハイ」
「…これはもしや」
「…次誰かに告げ口したらぶち殺す…わかったら''妹様の部屋''に戻りなさい…良い?」
「え、いつ自室に」
「紅魔館は基本24時間労働よ。良いかしら?」
「…働き先間違えたかなぁ。給料はないけど…」
…まともに働いたら死。手を抜いたら死。辞めたら死。妹様泣かせたら死。妹様に手を出したら死。
あれ、俺の生存確率…5%以下?ヤバタクスゼイアンだよこれ。頑固な油汚れよりも脂汚れしてるよ。ほんっとさ。クソが
「…とりあえず図書館か…」
図書館
「…んしょ…!」ギギィ…
「…そんなに重いはずないんですけどねぇ」
「普通に重いんですよ司書さん…!」ハー…ハー…
「だらしないですねぇ…男なんですよね?それならもっと強く逞しく!」
「…性別に関する話は辞めてくれるとありがたいんですがね」
「フフフ、そんなに嫌でしたか?ま、良いですけどね。こちらですよ」
「はいはい…いつ見ても深すぎませんかね」
「それは私も思ってます。何故かパチュリー様に睨まれますけど。何が悪いことでもしてるのでしょうか?」
「さあね。してるんじゃないですか?俺の目にはそう映りませんけど」
「お世辞が上手ですね」
「そりゃどうも」
…めんどくさそうな人だな…と思いました。ちなみにこの後の予定は妹様の世話して休憩して世話して寝る…少なすぎませんか…!?
「…」カチッカチッシュボッ
「え?」
「スパー…」
「ちょっと!?」
「うわびっくりした」
「図書館でなんてことを!?ここは禁煙ですよ!?」
「うるさっ…それもそうかぁ。失礼しました」(タバコの火を消す)
「ていうかよく持ち込めましたねそんなもん」
「誰だってタブーは犯したくなるものです。…住職さんに作ってもらおうかな」
「あ、そういえばあれって良いんですか?」
「あれとは?」
「…いや、普通に来客のことですけど」
「忘れてました。もういないでしょうね。」
「勿体無いことをしましたねぇ。あれ?本の数が合わない…誰か取りやがったな…!?」
「…それではお先に失礼」
地下室
「あ!おかえり!」
「一々ビックリマーク付けなきゃ生きられないのかこいつは」
「糸であそぼうよ!」
「番組の名前みたいだぞ…ではよかろう」
「…だからといって手を結んでって言ってたわけじゃない」ウー
「これくらいしか思い付かんよ」
「クワァッ!…よし外れた。糸を使って遊ぶって言うのはね…紙コップ!」
「あれか。糸電話か」
「いえす!」
「なんでそこだけ英語なのかなフランちゃん?んじゃ紙コップと糸と…後テープか。」
「工作〜!」
数分後
「出来た」
「お前器用だな。ではどうぞ」
「すぅ…勇次はスモーカー!」
「!?うるさっ!?これ意外と耳に来るんだな…ていうか喫煙者がなんでスモーカーになってんだよおかしいよ俺はスモーキーか!?」
「誰それ?よくわかんないけど…次、勇次の番ね!」
「はいはい…こちら喫煙者、こちら喫煙者。至急応答願う。どうぞー!」
「?なんでこんな喋り口調なの?」
「雰囲気です」
「なんで?」
「雰囲気です」
「なんで?」
「…もうやめて?」
こ、この妹様…!自分の性格が幼稚な少女なせいで…素直な疑問も槍になってる!刺さないで!これ以上刺さないで!刺されるのは咲夜さんだけで十分です!
「…んー?」クンクン
「どうしたんですか」
「なんか臭い」
「タバコですかね」
「臭いよ〜!」
「…そんな臭いか…?こりゃ住職さんに会いに行って作ってもらうしかねえかなぁ。あの人魔法使いって自称してたし…」ブツブツ
「魔法にそんなのあるの?」
「まあタバコを出したら即分解的な魔法はあるんじゃない?ていうか葉巻…」
「????」
…葉巻盗られたまんまじゃんか…しかもさっき煙草を吸おうとしてたし。あれ、もしかして俺さっきやばいことやった?肺がんのリスクが高まるのか…やらかした
初めて日を越しました。寝落ちした時点で1300台だったんで良いっしょ。と思ったけど書き切りました。
首が痛い