幻想郷の店   作:覚め

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そういえば紅魔館って休暇貰えるのだろうか?


飛んで戻って妖怪の山

 

妖怪の山周辺の上空

 

「…俺は蜘蛛か!?」

 

「大体そんな感じです」

 

今の状況を説明しよう。今空を飛んでる住職さんに糸で垂れてる…と言っても想像がつかんだろう。というか想像できたら天才です。正確には俺が糸を出してそれを住職さんが魔法でなんやかんやあってして強度を上げて…という感じ。落ちないか不安になるしそろそろ腕も痺れて来た…ブランコ形式にすればもう少し長引いたかな?クソが

 

「蜘蛛って外の世界だと2000kmくらい移動するらしいですね」

 

「…だからなんですか。これ地上何メートルですか?俺落ちたら死にますよね?別に馬乗りでも良かったんじゃないですか!?」

 

「そうしたら絵面が問題になります。大体そんな絵面誰が得するんですか」

 

「うぐっ」

 

妙に正論を突かれた気がする。というよりそろそろ腕が限界なのでマジでどっか休憩しないの腕がやばたにえん。せめてもう一人くらい糸を絡ませれる人が欲しかった。こころちゃんとか…なんだろう。虚しい…

 

「…そういや最近こころちゃんと会わないんですよね…」

 

「…そうですか」

 

「命蓮寺に居たりします?連絡があんま取れなくって」

 

「いや命蓮寺には居ませんね。神霊廟が人里で芸をやってるかじゃないですか?」

 

神霊廟

 

「くしゅんっ!」

 

「どうしたんだこころ?風邪か?」

 

「…多分誰かに噂されてる」

 

「ほー。そりゃ怖いですねぇ」

 

「うわ、仮初めのカリごほん!太子様、いらしてたんですか」

 

「言い直さないでくれません?」

 

妖怪の山上空

 

「貴様何者だ!妖怪の山に侵入するとは!」

 

「…殺さないから退いてくれません?」

 

「嫌です。とにかく、侵入したからにはただで済ますわけには」

 

「うるせー!早く通せ!この住職さんアレだぞ!怒ったら怖いんだぞ!葉巻取られてからずっと返してもらってないからな!」ガシッ

 

「え、ちょっ糸!?」キッタネ!

 

「人の糸をきたねーとはなんだ!新品だぞこのヤロー!」ブンブン

 

「目が回るぅ〜!?」グルグル

 

「てぇい!…片手だけ残しておいたのが正解だった。」

 

「そうですか。ではここから先は歩いて行きましょう。」

 

「…急降下はやめてね?」

 

「え?」ヒューッ

 

「うっわ風切り音すっごい」ヒューッ

 

「…あ、そういえば人間でしたね貴方」ヨイショ

 

「だからってお姫様抱っこはないんじゃなぁ!?」ガクンッ

 

「おっと…さて、さっさと用事を済ませましょうか!」スタスタ

 

河童の住処…的な何かがあると思うんですよ!私は!

 

「失礼しまーす」

 

「し、失礼します…疲れた…」

 

「…椛の旦那、浮気は無いだろ?」

 

「待て何故そうなる!?」

 

「あのニュースまだ有名なそうですね。」

 

あのニュース…ってなんで新聞じゃなくてニュースなの!?椛と主人公がカップルにされかけた新聞。

 

「と、とりあえず」

 

「身体に害のない煙草ってあります?」

 

「電子タバコで十分だよ。確か在庫に…」

 

「…住職さん。」

 

「なんですか?」

 

「絶対僕の店壊したのって」チラッ

 

「…知りませんよ?」フイッ

 

「こいつ…」

 

「あったよー。しっかし君も大変だねぇ。紅魔館で働き始めるなんて」

 

「は?」

 

「あれ?この新聞に載ってたけど」

 

驚愕!洋菓子屋元店長、紅魔館にて再就職!?

 

「…何これ」

 

「あ、私もその新聞を見て紅魔館に行ったんですけどいなかったんですよね…」

 

「やっぱ大事な話だったんだよね。んと…」カチッカチッシュボッ

 

「おや、ライターはもう既に持ってたのかい。」

 

「そりゃ多少はね。」

 

「…タバコは駄目です!」

 

「んぁ!?」

 

「そんな今時お母さん的な…」ハハハ

 

「今の若い人たちは皆煙草に依存している!副流煙で周りに負担をかけながら自分の体を壊していることに気がついてない、まるで駄目な人間です!」

 

…要するに俺のことをまるで駄目なおっさん、略してマダオって言いたいの?ちょっと心にヒビが入るんですけど?多分今ので三分の二くらい削れた。酷い…酷すぎますよ!こんなの…

 

「ダメダメ。電子タバコは外の世界で実際に使われていた物なんだ。そこそこの実績はあるから理解してもらわないと」

 

「駄目なものは駄目です!」

 

「科学の力を舐めないで貰いたいな。」

 

「いいえ!科学よりも魔法の力が強いです!」

 

「…は?」

 

「ぁ、あのぉ…」

 

「今…科学よりも魔法の力が強いって聞こえたんだけど…幻聴かな?もう一度頼むよ」

 

「あら、貴女のその耳は飾りでしたか?私は貴女に向かってそう言いましたよ?」

 

「…」

 

「…」

 

「あの、喧嘩はよくな」

 

「科学の力を舐めんな原始人!バズーカ用意!」

 

「ほざけ魔法の強さを舐めたら殺すぞクソガキ」

 

「えっとその…」

 

「何!言うんだったら早く!」

 

「言うんだったら早くしてください!」

 

「…電子タバコ、返してくれません?」

 

「論外です」

 

「だからなんで電子タバコが駄目なんだよ!撃つぞ!撃てい!」バズーッ!

 

「フッ、これだから機械頼りの人は。これしきのこと、この魔法で…」キカヌ

 

ワーワーギャーギャー!

 

「…最近寒くなって来たな…」

 

「にとりさーん!?居ますか〜!?」

 

「…すいません今変なことが起きてて」

 

「あんた誰だよ!?」

 

ドカーン!ギュォォォオオオォオオォ!と轟音を鳴り立てながら後ろでは激しい何かの戦いをやっている。戦いをするなら他所でやってくんねえかな。ほんっと。さっさと眠りたいのに住職さんに片手繋いでるから帰れないし。自分の意思で仕舞えないしで…くそッ!

 

「…とりあえず助けてくれません?」

 

「あ、いやにとりさんの暴走形態は…一年近く頑張って作った物を半額どころか3分の1で売りますからね…ハハ…無理です…」

 

「あ、いやなんかそのすいませんね。あ、あははは…」

 

「とりあえず上がらせてもらえます?」

 

「あ、どうぞどうぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 




最後ただの現実逃避で終わってね?
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