幻想郷の店   作:覚め

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ギャップとキャップってなんか似てますよね。
ね?


優しさとギャップ

 

紅魔館門

 

…疑問に思うのだが、めーりんさんに休みがあるとは思えない。しかし給料をもらってないとは思えない。

聞いてみるか…この機会に…?あいや、無理!怖い!普通にあれがあった後だと怖い!

…でも気になったり…なかったり…

 

「…そういえばめーりんさんってお給料とかは…」

 

「ああ貰ってますよ。日給です。まあ使い道ないんで全部私のお部屋に貯めてもらってるんですけどね…休日なんか1年に3日くらい…」

 

「なんかすいませんね…あはは…」

 

「で、それをするのが咲夜さんなんですよね…あ、そういえばなんですけど」

 

「?」

 

「貴方、拉致られてから3日くらい帰ってこなかったじゃないですか」

 

「そんな家出見たいな」

 

「それを負い目に感じてるのか今朝の咲夜さんが確認しに来たんですよ。貴方が来てないかって。」

 

「…ほう」

 

「多分結構な負い目感じてたんでしょうね。目の下にクマできてたんですよ…怖くないですか…?」

 

「あの冥土長の目の下にクマ…?思っただけで身震いが…」

 

「…何か言ったかしら」

 

「うわぁ!?」

 

「きゃあっ!?」

 

「…心配したのよ?お嬢様が許可を聞いて答える前に飛び出したって言ってたから」

 

「いやなんで命蓮寺来なかったんですか?」

 

「…あんな化け物揃いのところに行けるわけないじゃないの。馬鹿?」

 

「酷」

 

「世の中は困難ですねぇ勇次さん…恋愛面とかさ」

 

「…めーりんさん。一つ聞いて置きますけど俺や咲夜さんのことじゃないですよね?」

 

「うぐっ…まさか通じてない…!?」

 

「やめなさい美鈴!次やったらぶち殺すから覚悟してなさいよ。ったく」

 

「…こっわ」

 

やっぱり冥土長のままじゃん。

めーりんさん嘘ついたな?なんでそんなすぐバレる嘘をつくんだ…催眠術にでも掛かったのか?

いや、むしろ掛かっていて欲しい。恋愛面とかめーりんさんから出てこなさそうだし

 

「今私に失礼なこと考えませんでしたか?」

 

「いや全く」

 

「…そうですか。なら良いですよ」

 

「そうですとも…てか咲夜さんって意外と心配性でしたね。なんかさっきもクマ残ってたし」

 

「きっと眠いんです。多分時間止めて探しに行ってたと思いますし」

 

「ぎゃ…それは辛いですね」

 

「帰ってきてくれて良かったですよ。咲夜さん自害しそうでしたからあれは」

 

「…あの目なぁ…」

 

…前のめーりんさんと一緒で目に光がなかったの思い出して怖くなってきた。

うぅ…おっかねぇ…南無三南無三。

 

「…そういや人里でツンデレって言うのが流行ってるらしいんですよ。」

 

「どんなのですか?」

 

「好きな人に優しくしたいけど出来なくてツンっとした反応を見せてしまう…でもたまにデレデレする人のことらしいですよ」

 

「…咲夜さんとかあり得そうですが…」

 

「ですよね…後お嬢様とか」

 

「…咲夜さんもなんだかんだ言って独占欲強いと思うけどなぁ」

 

「なにそれ紅魔館逃げ道無くない?」

 

「…好きな人が自分から離れることを一番警戒する人でしょうね咲夜さんって…」

 

「なにそれ咲夜さんの恋人逃げ場なくない?浮気とか絶対できない服従しかないじゃん。SMプレイっすか?」

 

「…勇次さんの口からそう言う単語が出てくるとは…」

 

「いいじゃないですか。男だろうが女だろうが溜まるもんは溜まりますよ。愚痴とか垢とか隠し事とか」

 

「わかりましたよ…」

 

…言えない。絶対に言えない。咲夜さんに心配されてクッソ嬉しかったなんて。

絶対に言えない。そもそも紅魔館とメンバー全員の顔面偏差値高いし。命蓮寺も…

…こころちゃんだったからまだ歯止めが効いたかもしれん…

 

「…どうなってんだよぉ〜俺よぉ〜…めーりんさん俺今日ちょっと早めに寝ます。それじゃ」

 

「それでは…ん?仕事サボった?」

 

紅魔館内部

 

「…ねむっ…道端で寝そうだけど…ここで寝たら絶対に…」

 

パステルカラーの…んなんだっけ。

あ、やばい睡魔がやってきた。小悪魔よりもやばい睡魔やってきた。

あ、もう無理限界眠い眠いけど寝たら死ぬあぁでももう無理zzz

 

「zzz…」

 

「あー、ケーキの人寝てる!」

 

「門番さんじゃないの?」

 

「ケーキの人だよ!とりあえず冥土長呼ぼうよ!」

 

「でもでも、寝てるからそのままで良いんじゃない?」

 

「…その優しさは冥土長に伝わって欲しいなぁ」

 

某室内

 

「!…誰か私のこと侮辱したわね?…多分あの二人組でしょうし…」スッ

 

門前

 

「お仕置きを…あれいない」

 

「んぁ咲夜さん。彼なら館の中ですよ」

 

「…そう。それならそうと言えば良いのに…」スッ

 

廊下

 

「…いた…」

 

「zzz…んぁ…あ!め、冥土長!?」

 

「…そのまま寝てて良いわよ。流石に疲れてだろうし…ほら、部屋まで送ってあげるから」

 

「あ、ちょっと、お姫様抱っこは流石に」

 

「フフッ、別に良いじゃない。特別嫌がるような歳じゃないくせに」

 

「こ、こいつ…!」

 

ごめん、やっぱり冥土長は優しかった。

めーりんさんごめんなさい疑って。

…寝よう。誰にも邪魔されない部屋でただ一人で寝っ転がろう。

 

「…ここね。私の部屋だから他の妖精が来ることは無い。寝てて良いわよ」

 

「…なんかおかしくね?…まぁ良いか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




文字数が少ない!?知るか!最近睡魔との戦いがギリギリの接戦なんだ!
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