私も行こう。
か、花京院!すぐにも出発じゃ!バーン
行き先は…イオンモールのサーティワンだ!
店
「…どうする?」
「いやどうするって…」
この子…名前は椛というらしい。苗字は教えてくれなかった
天狗なのかどうかは知らないがとにかく押し付けられたのは間違いない。
うーんクッソ…納得行かないぞ?1ヶ月ここに置いておくのは別に良いけどさ。
「んじゃ家にあるものなんでも使っていいから〜」
「ぅえ!?いやおかしくないですか!?なんでそんな開放的なんですか!?アウトドアですか!?虚無のドアですか!?」
「いやなんだよ虚無のドアって…ちげーよ。あーもうめんどくせえ…」
カランカラン
「何奴」
「…妖怪専門店と聞いて…」
「え、そうなんですか?」
「ちげえよ!妖怪専門店ならそもそも人里に建てねえわ!妖怪の山に建てるっつの!」
「…殺されますよ?」
「やめいな」
「…とりあえず幽々子様、お入りください」
「ごめんなさいね〜妖夢。いやね?妖夢が甘いもの食べたいって言うから」
「!?」ビクッ
「…女の子って甘い物に敏感らしいですからねー。自分に甘い男にも敏感そうです」
「…もう良いや寝よ」ゴロンッ
「あらあら。優しくされて嫌な気にはならないでしょう?」
「いつのまにか優しくする側に変わってましてねぇ。ほんっと…時の流れってのは残酷で。」
「いやなんでガールズトークみたいになってるんですか!?幽々子様!早く食べましょ!」
「…そうせっかちだと太」バザッ
「…次は腕切りますよ?」
「よ、妖夢?」
「いや腕とかそういう問題じゃないくて服切るかよ普通てめえ」
「…と、とりあえずショートケーキ1つ…」
「私はホールで!」
「…誕生日?」
「違います」
「だよね。なんで誕生日にそんなホールで食うの?」
「特別な日だから」
「…」
こいつまさか誕生日は何してもいい日って思ってるんじゃねえだろうな…
いや多分主人だな。そこの隣にいる…?ん?こいつら…何?死んでるの?
隣に幽霊っぽい白いまんまるな奴があるんですけど…
主人さんに至っては三つ周りウヨウヨしてるんですけど?俺何かした?
俺今日命日?嫌だよ。妖怪専門店って言われたから妖怪なのは分かったけどさちくしょーう!
あのデマ新聞記事者め!俺の店燃えた時に「妖怪専門店洋菓子屋、燃える!原因は店主か!?」
なんて書きやがってぇ!どれもこれもあいつのせいだ!許さん!
ぶち殺す!絶対殺す!なんていいや。
ショートケーキとホールケーキ…ん?まあいいや。
「どっせい」ドンッ
「うわでっか」
「うひゃ〜!全部食します!」
「死ぬぞ」
「半分死んでます!」
「…亡霊?」
「YES」
「蘇生術でもかけるか?」
「やめてちょ」
「ほいショートケーキ」コトッ
「ありがとね」
ありがとねって…ここはあれか?古い時にあったと言われている風俗店か?
それとも外の世界で流行ったと言われている伝説のきゃばくらという店か?
性的摂取が目的な店ではないんだがなぁ…あーもうそんなうまそうに食ったら裏めねえぞオイ!
カランカラン
「…何奴」
「んぐはぐ」
「がっがっ」
「…え、なんですかこれ」
「何これー?」
「ちょ、妹様」
「…うん。そうだよね。それが普通だよね…ハハ…」涙
「…ご、ご苦労さん?」
紅魔一行が来た。帰れってんだ畜生。
ここにあれだぞ?異変の原因が二つ集まってんだぞ?お?
殺す気か?俺殺される?俺の一言で幻想郷で二つ同時に異変が起きる?
今年は厄年だわ!(恐怖)用心棒でも雇おうかな…あーもうクソ
「ご注文は」
「プリン!」
「プリン!」
「…パフェ」
「りょうか」
「えー?」
「流れ止めないでよ咲夜〜」
「え、すみません」
「…なんか、酷くね?」
「いつも通りです」
そう言っていたメイド服の女性の目には光がなかった…こわいこわい
ヤンデレかよ。あんたその仕事向いてないよ悪いことは言わねえやめちまえ
というか今朝か…?昼か。
「はいご注文の品」
「よっし」
「よっし」
「やった!」ニパー
「むー」
「むー」
「…え?あっすいませんまた」
「…今の笑顔すんげえ可愛かった」
「お世辞はよろしいですよ」
「咲夜はお世辞を言われても口説けないですよー!」
「え?お姉様お世辞って何?」
「…そりゃ残念。はー使えそうな人材ゲットできると思ったのに」
「それが目的かよ」
「それじゃあうちの妖夢ちゃんは?」
「金がなくなりそうだ」
「ふぐぬぐ…うぐっ失礼ですね!」
「…納得行かん」
「あの…すいません、ご飯って何時ごろですか?」
「あ、やべ忘れてた」
昼…この店には昼休憩という物がない。
つまり昼ご飯はない。というわけではない。
お昼ご飯はお客さんがいる前で食べるのだ。今日はチャーハンを食べるか…
しかし犬ってチャーハン行けたかな?」
「いやだから犬じゃないですって!」
「あ、うっそ漏れてた?」
「ばっちり!」
「…どう見ても犬ですよね」
「そうね…あり得て狼くらいしか…」
「ペットが欲しい」
「…あれって妖怪の山の」
「そうね。頭のアレがそれっぽいわね」
「あんたら一体なんなんだ!?」
「まあまあ椛ちゃん。こちらへどうぞ。」
「…わかりました。」
ちなみに家に調理器具と呼べるものは甘いお菓子を作る物以外ない。
裏に飯なら大体作れる店がある。そこから頂戴する。味はかなり旨し
今日はチャーハンだけど椛ちゃんはどうだろうか?
「…私はラーメンで」
「行けるの?ニンニク」
「んぐっ…!癒しの時間に余計な物ぶち込むなぁ!」アッパー
「危なっ!?」
「死ね!」裏拳
「へぶぁ!?」K.O.
「…ふぅ…」
「死ぬかと思った…あ、すいませんチャーハンとラーメン一つ」
「残念だが既に用意してある」
「早いっすね。さあ椛ちゃん食べましょー」
「うっしゃ」
「全部聞こえてたからもっと小声で話しやがれ羨ましい」
「すまんな。」
さあてチャーハンだ…おやつ感覚で食べるケーキとかは美味いんだが食事としてはなぁ…
ケーキとかとは別に食べたい飯があるっ
的な。おのれ椛ちゃんめ…お客さんの目の前だから我慢してたラーメンをとうとう食べやがったな…!
俺も食いてえなぁ…ラーメン。店の奥で食いたいけど対応もしないといけないし…
あー…クッソ。ほんとくっそ。
「…お腹いっぱい」
「そりゃそんなでかいケーキ丸ごと食べたらそうなるでしょうよ」
「そーよそーよ」
「…あ、食べ終わっちゃった…」(´・ω・)
「え、咲夜…あんたそんな顔できたの?」
「私達には全く見せない顔…!写真写真」パシャパシャ
「今の顔笑顔より可愛かったな」
「あら、わかってるじゃない」
「ふぇ!?や、やめてください!ちょ、妹様それどこから取り出した!?」
「…満腹満腹。それじゃー」
「よ、妖夢ちゃん!?入店した時と全く態度違くない!?」
「え?そうですか?」
…それじゃを店から出る時に言うの流行ってるのか?
「流行ってるの?」
「何が?」
「店を出る時それじゃって言うの」
「流行ってるわけないでしょ。馬鹿なの?」
「…」イラッ
この娘…!
たまにコナクソォォォオオォ!って言いたくなる時、ありません?