紅魔館門
「…あー、暇」
「妹様が友達と遊んでますね」
「お嬢様が嫉妬しそうだぁ…」
…そういや俺友人って呼べる奴、いなくね?
あ〜ぼっちでした。我ぼっちでした。おやつの一つも出さない職場の同僚は友人というより仕事仲間だし
上司は上司だし。妹様は俺が死にかけたし…やはり友人と呼べる奴はいないか…
店作ってからそんな人と関わんなかったし…あったとしてこころちゃんくらいか。
「…羨ましいなぁ友達」カチッカチッシュボッ
「ん?なんでですか?」
「俺友達と言えるような関係の人いませんし」スパー
「…私は?」
「仕事仲間…後基本なにやっても怒らない人」
「…私友達だと思ってたんですけど」
「心って怖いですねぇ…すれ違いが起こるとなにやってんだかまったくわからない」
「若干ショックです…」
「ん〜…ぱっ…お嬢様も大変ですねぇ。あんな気ままな風来坊な妹様が居て」
「意外とそうでもないですよ。妹様はなんだかんだ言ってお嬢様と絡んでますし」
「ほへ〜…それって構ってあげてるの間違いじゃないの?」
「…それ結構あるかも」
「そういや人里で流行ってる辛いポテトチップス買ったんですよ。食べます?」ホレホレ
「ありがとうございます。というかいつの間に?」
「夜に人里行くのはもう勘弁かな」ニッコリ
「すいません死に物狂いで買ってきたんですか?本当ありがとうございます」
「まあ辛い奴って気付いたのさっき食おうとしたらなんですよね…辛いもの無理」
「オイ」
そもそも辛い物と甘い物合わないし。妥協して大体チャーハンの辛みくらい…
辛い奴単体は無理なんだよ。まじで。な?わかるよな?
あ、煙草の火消してねえわやっべ
「…まあ人間なんてそんなもんですよ。脆いし弱いしそのくせになんだか偉そうだし…食物連鎖第二位くらいの奴が調子に乗らないで欲しいですよまったく」
「結構言い方酷くないですか?」バリバリ
「ていうか派閥争いだのなんだのさ…うるさいんだよ…!妖怪相手に商売してると思われてるしよ…」
「落ち着いて落ち着いて」
「…とりあえず幻想郷は毎秒3分の一の確率で滅べ」
「それって10秒も経てば幻想郷消滅しません?」
「…あ、妹様が帰ってきた」
「本当だ」バリバリ
「あ〜楽しかった!」ガチャッ
「…そういやこの門の後ろにお嬢様がいること言わなくて良かったの?」
「良いんじゃないですか?」
「…じゃがりこ潰して食うか」
「なんて食べ方するんですか!?」
「食い方くらい別にいいでしょ!?」
「…チッ」
「…沸点がわからん奴だな」
「…私だって怒りますよ?」
「へー。マジギレすか」
「…」イラッ
「うーん…そういやめーりんさんって好きな人とかいるんですか?」
「へ?居ないですよ?」
「まあ門番やってたらそうでしょうね」
「ムカつく言い方しますね…」
「それは失礼」
俺も好きな人はいないんだよなぁ…
というかどうやって好きな人が出来るんだ。俺が何かやらかしたらか?
心がきゅんってすりゃ恋なのか?恋愛小説とか読むことが鳥肌立ちまくりだし…(作者)
恋愛小説どころか恋愛が付くと鳥肌が立つのはなんでだろう
「…じゃあ恋人っています?」
「いないって言いましたよね?そろそろ突き飛ばしますよ」
「あ、話を戻すんですけどめーりんさんって友達います?」
「え?…妖精達と…あと…えと…」
「めーりんさんも言えた立場じゃないですよね」
「…魔理沙さんとか…」
「あのカツアゲ女」
「あと…霊夢さんとか…」
「博麗の巫女さん」
「…あとは…」
「冥土長?」
「いやぁ…あの人は」
「そうなんですか。ていうかご飯まだですかね」
「人の話聞く気ありませんね貴方?」
「もちろん♪」
「この憎たらしい奴を殴らせて頂きたい」
「…というかまじでおかしくないですか?時計の針全然進んでないじゃないですか」
「ん?…本当ですね」
「壊れたんじゃないですか?」
「咲夜さんにお知らせしますかね」
「…知らせないと正しい時間がわからないから頼みました」
「そうですか」
紅魔館ベランダ
「…え、あの時計止まってる…」
「?あ、本当ですね。私直しに行ってきます」
「行ってらっしゃ…ん?どうやって直すの?」
「…パチュリー様に頼みます」
「直せないのね」
「フランが直す!」
「フランじゃ直せないでしょ…」
紅魔館門
「片方ツンデレとかよくないですか?」
「…微笑ましいですね」
「ですよね。まあそれが俺から見ためーりんさんと咲夜さんになんですが」
「は?」
今めーりんさんからただならぬ妖気っつか覇気っていうかよくわからんものが出てる気がするが無視無視。
とりあえずそんなことは置いて今時計が直ったとして俺たちは果たして正しい時間に飯が食えるのか。
昼食はどうせなら人里で昼飯にちょうどいいって言われてるはんばーがーって奴が欲しいなぁ…
うまそうだし。
「…とりあえず同僚をそんなふうに見るのやめてもらえます?」
「同僚じゃないですよ。上司と同僚です」
「細かいですね」
「…ちなみにこの事は純粋なはずのこころちゃんから聞きました。」
「秦さんですか…聞きに行ったら毒されたんですか?」
「毒されたと言うより毒にされたっていうか…」
「あぁ…」
途中寝かけた