博麗神社
「鬼さんどちら」
「出ておいで〜ってそんな歌で呼び出すな」
「そんなことより店の建築してもらえませんか?」
「…あ、お前あの幽香御用達の」
「なんですかその言い方」
あのなぁ!
風見幽香さんはなぁ!
人との付き合いが苦手でお花と甘い物が大好きな可愛い女の子だって言ってるだろ!
いい加減にしろ!
と言いたいけど多分言ったら空の彼方へ飛んでいくと思うから止める。止まれ…俺の魂!
「良いぞ☆で、建築する土地は?」
「人里見取り図だと…ココ」
「お前さん…ここは人里の出入り口付近じゃないか」
「妖怪が入ってきたら死ぬ」ハハッ
「笑い事じゃないっつの…どう言った経緯でここ見つけたんだ?」
「あぁ…それなんですけどね。ここ格安で買えたんですよ。立地が悪くても安すぎるくらい」
「…おい、それってまさか」
「曰く付きの店です…が、そもそも妖怪と出会ってる時点で曰く付きも何も無いと思いまして。やばい時は塩撒くか命蓮寺で良いっしょ」
「んな行き当たりばったりな…で、建築って言ったってコレもうできてるじゃん。どうするの?」
「…あ、本当だ。まあ店の中身作ってください。前店に来たことありますし」
「分かった。この鬼様にまっかせなさーい!」
「萃香、手抜き工事なんかやったら退治するわよ」
「失敬だな!私がそんなことする奴だと」
「見えるんですね…日頃の行いで…」チラッ
「な、なにぃ!?」
ちなみに〜この物件を購入した経緯
命蓮寺
「こころちゃんこころちゃん。この度我が洋菓子屋が復活することになりました」
「店名は?」
「洋菓子屋。で物件とか知らない?」
「知らないけど隣に知ってる奴がいる」チラリ
「曰く付きの家の除霊とかってるんです。除霊とかする時一応購入してるので」
「その曰く付きの物件見せてもらえませんか?」
「今除霊してなくて渡せる物件…三件あります」
「場所」
「寺子屋近く、出入り口近く、端っこに一つと言った感じです」
「出入り口近くで」
「まいどあり」
時を進めて人里
まあ寺子屋は慧音先生の頭突きがうるさいだろうし端っことか誰も来ないしでそれが一番マシなんだと気付きました。
僕は!一番マシな選択肢を!強いられているんだ!
て言うかなんで曰く付きの物件のくせに立地悪いんだよ…
「ここです」
「ふーむ…これなら2日くらいあれば店に出来る。住居も一緒だったんだろ?」
「まぁ面倒くさいことに」
「…サービスとしてそこも作ってやろう」
「本当ですか!?」
「料金変わらず200万だ」
「店にするだけならそんなに少ないんですか?」
「サービスって奴だ。まあ半分博麗神社に行ってもう半分が私のところへ行くがな。今回は100万懐に入るから何本酒買えるかな…」
「手抜き工事やったら巫女さんに頼もっかな」
「しないよ!?」
「冗談ですよ。あ、あと煙草吸えるようにしてください」
「煙草吸うんだ…意外。煙草は身体に悪いらしいよ?」
「みんなそう言って最後は折れていくんです」
「慣れてた…まぁ二日間どっかで過ごすことになるけどそこは自分で何とかしてくれ」
「わかりました」
となれば…
紅魔館はなし。命蓮寺もできればあまり行きたくない…
博麗神社もなぁ…となれば貧乏神疫病神姉妹か…
いやいや、店やるってのに厄呼び込んでどうすんだ。
となれば…何もねえな。命蓮寺行って二日間休むとしよう。
「命蓮寺行こ」ガシッ
「あら…仕事、忘れてないかしら…?」
「シゴト…?ナニソレ、ワカリマセン」
「いきなり日本語わかりませんのテンションにするな。ほら働きに行くぞコラ」
「ぎゃぁああぁあぁぁ〜」
「…人がこれから仕事しようって時にイチャつくのやめてもらえないかな…」イラッ
紅魔館門
「畜生」
「お帰りなさい」
「インフル治ってようやく自由だと思ったのに…!」
「勇次さんだけ長引いて検査から6日間でしたもんね。その間働かされてましたけど」
「病人に鞭打って働かせるとか世も末だな」
「フフフ、何はともあれ今日で勇次さんとお別れですね」
「…あ、本当だ。同僚として会うことは今日が最後になるのか」
「お店にお邪魔させていただきますよ…」
「別に良いけど壊さないでね?胃に穴開くから」
「胃に穴ってどんな怪我ですか?腹部貫通ですか?」
「何でも良いけど永遠亭の技術って凄かった。とりあえず当分病院に行きたくないかな」
「そうですか?咲夜さんの泣き顔が見れるので是非とも行きたいのですが」
「お前頭いかれてるよ!?」
「天然って言ってくださいよ!て言うか前もそう言ってました!」
「…あー、子供になりたい」
「子供になれば手足が短くなって動けなくなりそうですけどね」
「そうやって人の夢壊して楽しいのか?ん?」
「イラつきますね…足首折りますよ」
「やめて?洒落にならないから。割とマジで折れたら死ぬから。もう片目ないから」
「チッ…咲夜さ」グサッ
「大嫌いは好きの裏返しって言っ…て…」キーン!
「ふふふ…蹴られましたね」
「おぁぁぁぁあ…」チーン
「バトル漫画ならこう言う弱点は必要なんですよ!ふははははは!」
「バトル漫画じゃねえよ!?」
眠すぎるっ!