幻想郷の店   作:覚め

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店主っていうか難易度的に天守閣


香霖堂の店主

 

お店

 

「…ここか?阿求ちゃん達が前言っていたお店は」

 

「うぃっす…香霖堂の店主さんで合ってる?」

 

「うん。合ってるよ」

 

デスヨネー…デスヨネー…

はぁ…ここの店来ても妖怪だしその妖怪ほとんどが女性だから男という情報だけでわかった自分が憎い。

あぁもう嫌だ(自棄)

して香霖堂の店主は変人と聞いたが意外と礼儀正しそうじゃないか。

奴ら嘘ついたな?

 

「…ふむ…ケーキか…男が…」チラッ

 

「男が洋菓子屋やってたら駄目か?男にそういうのは似合わないってか?そりゃそうだろ他店全部女が営業してるからな畜生!」

 

「…なんだかすまないね。しかし僕はてっきり綺麗なお店だと思っていたんだが…」

 

「ああ、鬼に頼んだ。綺麗にしろなんて言ってないしここ曰く付き」

 

ガタッ!

 

「…なんだって?」

 

「いやだからここ曰く付きで出る所らしいから」

 

「曰く付きの物件なんて初めて見た…!この物件を売ってくれ!」

 

「誰が売るかぁ!?」

 

「クッ外の世界の小説にあった『曰く付きの物件』がこんなところに…!住んでみたい…」

 

「住むだけなら住ませるぞ…?」

 

「本当か!?有難い!」

 

「ただ気を付けて欲しいのがある。実は俺、ここに住んでから全くと言っていいほど心霊現象に出会ってないんだ。大妖怪に恐れて逃げたのか、はたまた住職さんがやったのか…。それに曰く付きの物件ばっか持ってる奴が命蓮寺にいるしな」

 

「なんだって!?この店に心霊現象がない!?そんな…基本地縛霊とかの類は大妖怪で脅しても性質上動けないって聞いたけど」

 

「大体曰く付きって言ったって人に売れるレベルなんだぞ?やばいってレベルじゃ」ガコンッ

 

「!?…確認したいことがある」

 

「この店には俺と香霖堂の店主しかいないのは確かだ」

 

「…いや、少し敏感になりすぎていたか。そもそも、心霊現象がそんなホイホイと」ガゴンッ!

 

「…まさか…連れてきましたか?」

 

「流石に連れてこないさ…多分。塩とか無いの?」

 

「ああ勿論あるとも。撒いてみるか」ポイッポイッ

 

「そんなポイポイで効果が出るわけないだろ?君も相当変だな…」

 

君もってことは自覚ありかよ。

まあ塩って効果あるらしいし?まいときゃなんとかなるっしょ。

大体ガゴンッ!ってなっただけでビビりすぎなんだよオレェ…

まあこの店は二階建てだからそういうこともあるだろうしな。

物置から物が落っこちただけだったりしてさ。

 

「…後で博麗の巫女さんに払ってもらおうかな…」

 

「いや絶対住職さんの方がいいと思うよ僕は」

 

「…やる気?」

 

「うん。そもそも立地が悪くて曰く付きって相当マイナスだからね。なぜそんな所で店を建てようとしたのかわからないよ」

 

「…あー、なんでだっけ」

 

「自分でも忘れるのかい?」

 

「まあとりあえず店を再開したかったのが本音なんだけどなぁ…流石に場所は選べばよかったかもしれん」

 

「そういえばここの店が曰く付きになった原因とかって聞いてるかい?」

 

「…うーんとなぁ…住職さんによると」

 

『この物件ですが前の所有者が突然家で暴れ出して自殺したらしくて』

 

「らしいですよ」

 

「なんだそれ頼むやめてくれよ?割と本当に頼むよ?急に暴れ出したり」ガギィッ

 

「…外、出ようか」

 

「そうだね。それが良い」ガチャッ

 

お店 外

 

「…そういや最近幽香さんとかきてないから地縛霊も調子に乗ったのかな?」

 

「それはあり得るね…ん?幽香?」

 

「うちの祝一人目のお客さん。6年前くらいからかな?」

 

「君もよくやるね…しかしまぁあんなことがあったらこの店にはもう二度と行きたくないね」

 

「酷いこと言わないでくれるかな。一応俺の家でもあるから」

 

「しかし曰く付き物件とは本当にぽつんっとあるんだな。なんかこう…『曰く付き!』って感じだと思ってたよ」

 

「実は俺も思っていたんだ。曰く付きの物件…の癖に今まで心霊現象らしき物が起きなかったから良かったのに」

 

「お祓い料金は高いらしいよ」

 

「10万円以内で済まして欲しいかな」

 

「まあ博麗の巫女さんの機嫌次第らしいんだけど」

 

「気まぐれかぁ…」

 

気まぐれかぁ…なんだろう。そういう奴どっかでみた気がする。

どこだっけ…?名前も顔も出てこないな。ん?あ、俺だ

紅魔館相手に気分で+30円しようとしたんだっけ。バレたら即詐欺で連行だ…気をつけよ

あんな奴らを騙してマイナスな利益を得るのは流石に御免被る。

 

「…ま、その振り幅は少し狭いんだけどね」

 

「そりゃ助かる。とりあえず50万もってりゃそれで良いのかね」

 

「最大金額が45万6759円って聞いたよ」

 

「浅ましいほどギリギリを攻めた感じ」

 

「お金に対する執着心が強いのかもね。彼女は…あははっ」

 

「笑い事じゃねえって…50万が不思議と少なく見える」

 

「HAHAHA♪」

 

「ちくしょう…命蓮寺は予約がいっぱいってこころちゃんに聞いたし…あ、守矢!」

 

「守矢神社ってお祓いやってたかなぁ?」

 

「まあなんだ。カミサマいるんだしやってるでしょ」

 

「考えが浅い」

 

酷い言われ方した気がするが気にしない気にしない。

行き当たりばったりな感じで人生は進んでいくんだ口入れるんじゃねえ。

…守矢って結構裕福なイメージあるけど50万で足りるよな…?

 

守矢神社

 

「ふむ…で、お祓いを頼みたいと」

 

「そうなんですよ」

 

「…あ、無理ですね」

 

「え?」

 

「…?家すら見てないのに」

 

「祟り神っているじゃないですか。それに取り憑かれて死んだ人間の魂とか霊ってまだ祟り神の効果が少し残ってて…それを祓うっていうのは弱い祟り神を祓うのと同じくらい難しいんです。弱いって言っても一応神様ですし」

 

「…命蓮寺に頼むか」

 

「実力なら神殺しもやってのけそうな博麗神社かな?」

 

「悩みどころと言ったな…」

 

「できないってわかったら急に話聞く気消えましたよね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ギャリック砲!
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