幻想郷の店   作:覚め

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幻想郷というでっかい枠組みにも重鎮がいるんだから人里にもいるだろうと思ってやってます。
勿論代表は阿求ちゃんと慧音先生。


お客さん

 

…さて、前置きは少しだけでよかったか。

俺は人里のお偉いさんに嫌われている。というか絶対的に嫌っている。見たら睨むくらい。

はっきり言って理由はわかる。どーせ腰抜けがびびってる妖怪のことだろう。馬鹿だから

面倒なお偉いさんは寝て起きて子供つくりゃそれで万々歳だろうに。色んなことに首突っ込むお偉いさんは長続きしねえぞ?

 

人里 寺子屋(休み)

 

「と、いうわけで。大体の会議の内容は終わったが…」

 

「慧音先生。あの妖怪店の者の始末を決めましょう」

 

「やはりか…そんな議題が出ると思って、こいつを用意した」

 

「こいつ?」

 

ガララッ

 

…まあ、なんだ。自分の悪口を聞くためだけにわざわざやってきたわけじゃ無いんだがな。

嘘つき店長の化けの皮でも剥がそうってのかね。なんだって良いけどさ

 

「…とりあえず座れ」

 

「うっす」

 

「慧音先生!なぜこいつをここへ」

 

「黙っていろ…恥晒しもいい所だ。まったく」

 

「…っ稗田家の人はどう思ってるんですか!?」

 

「はぁ…これじゃ恥晒しもいい所ですね。そんなにあの人がこの会議に入るのが嫌であればどうぞ帰ってください。さあどうぞ」

 

「なっ」

 

「っだーもう無理無理!俺自分の悪口聞いて耐えれる自信無い!俺が帰るわ!」ガララッ

 

「あ、ちょ」

 

「ふん!奴は腰抜けでは無いですか!これを機に奴を人里からついほ…」

 

「あのな…今立場が危ういのは誰かわかっているのか?」

 

「は?」

 

お店

 

ガチャッ

 

「…おい俺はいつ店を開けた?不法侵入かそれとも逆なのかはっきりしやがれ」

 

「…」カキカキ

 

「…喋れない人でしたか?」

 

「!」コクコク

 

「…筆談なんて初めて見るよ…」

 

さてこいつどうしてやろうか。

片方の白い天使みてえな羽つけてる白髪でショートヘアー?っぽいこの妖怪らしき人物。

ていうか多分妖怪。喋れない妖怪なんて初耳だ。奇形児って奴なのかはたまたそういう種族なのか。

まあどっちにしろ客だから客として扱うんだけどさ。

 

「…注文どうぞー」

 

「…」カキカキ

 

「チョコレートパフェ?みんな最近よく頼むなぁ…ほいっと」

 

「!」パァァァ

 

「表情わかりやっす」

 

「!?」ビクッ

 

「…大変だねぇ喋れないってのも。会話が筆談かジェスチャーか手話…あ、俺無理だ」

 

「…」クスクス

 

ガチャッ

 

「あ、サグメ様」

 

「!?」ビクゥッ!

 

「あ、薬売りの少女」

 

「言い方ひどく無いですか?」

 

そういえば薬売りの少女こと鈴仙ちゃんが着ている服はどんなものだろうか。興味が湧いてくる。

決してエロい意味はない。しかしそんな服外来人くらいしか見かけないのだ。

まあ?偉い地位の方は?豪華そうなモン身につけてますけど?ねぇ…

博麗の巫女を見習え貴様ら。へそ丸出し!腋丸出し!大事なものさえ隠れればヨシ!思考だぞ多分

 

「…鈴仙ちゃんは何か頼むの?」

 

「あ、いちごミルクで。ていうかなんでサグメ様がここに?」

 

「…サグメ様って言うんだその人。さっき喋れないって聞いたんだけどなぁ」チラッ

 

「…」ビクビク

 

「まあ嘘ついても客は客なんだけどね。というかいちごミルクとかを飲む時はセルフだぞオラ」ドンッ

 

「え、うっ」

 

「どうした?今誰が言った?」

 

「あ、私です私〜」アハハ

 

「ん〜?鈴仙ちゃんが言ったのか…?まあいいや寝るから代金は全部20円でいいよ」

 

「おいちょっと待て」

 

「だがことわ…今絶対鈴仙ちゃん以外の声だったよね?」

 

「え、いや私ですけど」

 

「いや絶対嘘だ。俺には分かるぞ」

 

「貴方に私のなにが分かるんですか」

 

「声」

 

「…聞いた時間を返せ」

 

「誠に残念なのですが返品の依頼は受け付けておりませんので…」

 

「残念なのはお前の頭じゃあ!」

 

「…っ」パクパク

 

「そんじゃもう寝るから。20円払ったら帰っていいから。あたしゃ眠いよたまちゃん」

 

「たまちゃんって誰…?」ゴクゴク

 

「…」チャリン

 

「…あ、サグメ様、10円多い」

 

「…しーっ」ガチャッ

 

「?…とりあえず私の分は私が…」チャリン

 

その頃住居スペース

 

…俺って客に厄介な奴多いな〜と思ってしまう内はまだマシなんだろう。

その内感覚が狂ってあいつらを厄介だと思わなくなり普通の客を厄介に思いそうだ。

気をしっかりと持て俺。あんな奴らを普通だと思うな俺。負けるな俺!

顔を叩いてやる気を取り戻すぞ俺!えい、えい、オー!

 

「布団布団…敷布団じゃなくて掛け布団…あった。後はこれを持って店長いすで眠るだけ」グヘヘヘ

 

売り場スペース…こう考えると意外と広いんだなって思った

 

「ただいまただいま…あれ、もう帰っちゃってる。しかも50円払われてる…正確な値段決まってないから当然か」カチッカチッシュボッ

 

「ふぅ…寝る前の一服はストレス撲殺拳になると聞いたけど本当かな」

 

ガチャッ!

 

「嘘ですよ!さあさあ!こっち向いて!」

 

「ちょっ!?文、作法が」

 

「うるさい!報道の自由です!さあ、店が復活した感想を聞いてなかったのでどうぞ!」

 

「そうだね。とりあえず帰ってくんない?」

 

「嫌です!」

 

「そうか。じゃあ手紙届けてくんね?博麗の巫女に緊急で。今から書くわ」カキカキ

 

「わっかりました!」

 

「それに対する回答も聞いてから帰って来てね?」

 

「当然です!」

 

「ちょ、ちょっと文ー!?」

 

「その後彼女はボロクズの雑巾になりましたとさ」

 

「…まあいいか」

 

博麗神社

 

「霊夢さん!洋菓子屋の店長から緊急の手紙が!」

 

「はいはい…お祓いで失敗した…ほう…文、私はあんたを退治するわ」

 

「え、なんでちょっ待って」バギィッ

 

「根性叩き出せぇ!」

 

 

 

 

 

 




俺が、俺が特効薬になるんだ!
違うな。チョッパーの名言が思い出せない
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