幻想郷の店   作:覚め

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たまに聞く淡々とした音程の差があまり無いマジで「ただ読み上げてるだけ」な声が怖いです。
なんでかって言うとずっとこっちを見ていそうだから。


相談窓口

 

人里 掲示板にて

 

『相談事ならなんでも相談してください!愚痴でも何でも!(相談事の解決は致しません。あくまでも聞いてアドバイスをすると言うだけのものです)』

 

「…相談事?いやいや相談する場所はどこだよ…ま、俺には関係ないか。主催が稗田サマと鈴菜庵ってとこだし。さあ帰って店始めよ」

 

お店

 

ワイワイガヤガヤ

 

ガチャッ

 

「…てめえらやってくれたなぁ!?」

 

「えぇ!?」

 

「ちょ、何するんですか!?」

 

「てめえら!この!この!何で俺の店の入り口でやるんだよ!お客様ほとんど妖怪なんだぞ!?」

 

「ちょっそれは流石に言いがかりって物で」

 

「お前らここの店の客が妖怪だって知ってただろ!?そして何でお前らは家主ですと言わんばかりに店にいるんだ!つか鍵どうした!?」

 

「鍵?それなら私の権限で」フフフ

 

「フフフじゃねえよ!今すぐ閉店しろ!今すぐ帰れ!」

 

「…別に良いけど貴方が聞く側よ?」

 

「…は?」

 

数分後

 

何でこうなった。どうしてこうなった。俺は何でこうなっているんだ。

俺は飾り物でもなければ遊び物でもない。そのはずなのに。何で俺はこの小悪魔二人におもちゃ扱いされてるんだ。

わけわからん。小悪魔サンよりも小悪魔してるぞこいつら。と言うか助けて!

強制的に相談窓口にされてるからタスケテ!

 

「…どうぞ」ズーン

 

「…最近主人の暴飲暴食が止まらなくて」

 

「それはお辛い」

 

「注意してみたら逆ギレしたのか『お前も食べてやろうか!』って言われたんですよ…」

 

「ほう…」

 

「それで相談事なんですけど…ここって前白狼天狗が泊まってたんですよね?」

 

「…まあ、はい」

 

「少しだけで良いのでここに泊めてもらえませんか!?」

 

「なりません。紅魔館にでも行きやがれください」

 

「やっぱりそうなりますよね」ハハハ

 

「はい次の方」

 

「いや交代早くないですか?あっちょっと退かさないでくださいちょっと!?」

 

「…ふぅ。相談窓口なんでしたっけ?」

 

「はい」

 

「まあ顔が見えないのは良いと思うけど」

 

「感想ですか」

 

「あ、間違えた。私病院で働いてるんです。医者の弟子として」

 

「弟子。」

 

「まあ師匠って呼びますけど。その師匠が薬の実験に私を使うんですよ!毎回!」ドンドン

 

「ちょっ店を壊さないで!?」

 

「あ、すいません…それで相談事なんですけど」

 

「どうぞ」

 

「師匠の実験の身代わりになって頂けませんか?」

 

「死ぬわ。そういうのはどうか妖怪相手にやってください」

 

「そうですよね。それでは」

 

…ん?師匠…実験…薬…病院…?

いやまさかうどんげさんが来るわけないよな。考えすぎだよ考えすぎ。

全く考えれなくなると変な方向に思考が行く。あと二人のせいだマジ許さん…!

そしてこれに賛成した稗田サマのお付きさんも許さん。道連れだ

 

「…次の方」

 

「ああ、私か」

 

「相談事を」

 

「そうだな…最近再建した店があるだろ?妖怪店」

 

「ありますね」

 

「前からその店で働いてるんだが給料があまり多いとは言えなくてな」

 

「…ひどい上司をお持ちで」

 

「で、相談事なんだが」

 

「どうぞ」

 

「…その上司、ぶちのめしていいかな?」

 

「ダメです…人里には掟がありますから…」

 

「やはりそうか…こう言う時にはアーメンという物らしいな。アーメン」

 

「あ、アーメン…怖かった…」

 

「あ、そうそう。付け足しだが…給料増やせよ。ひどい上司」

 

「…」ガタガタ

 

ハ…ハハハ…ハハッ…ハハハハ…

あ、あははっ…こころちゃん…今精神的に参ってるからやめてくれるかな…?

マジできついから…ガタガタ震えるから…会いたくなさすぎて震えるから…

ヤメテ…ヤメテクダサイ…

 

「つ、次の方」

 

「あ、私だ…いきなり相談事言って良いのか?」

 

「どうぞ」

 

「…最近嫌われてる?って思うことが多くて」

 

「具体的には」

 

「なんかこう…仲が良くないけど悪くもないっていう人に出会って初めに舌打ちされたり」

 

「辛い」

 

「なぜか妖怪寺の住職から無視されたり」

 

「ほうほう」

 

「なんでか友人に『そういう奴だったんだなお前って』とか言われたり」

 

「…理由に心当たりは?」

 

「特には…ただ青年に私がよく吸っている煙草を教えてから徐々に」

 

「あはは…煙草を吸うのをお辞めになられたり」

 

「いや、しないぞ」

 

「そうでしたか…では次の方へ」

 

「ん、すまないな」ガタッ

 

…今の妹紅さんだった。絶対妹紅さんだった。

お前声に特徴がありすぎんだよ…そして多分よく吸うタバコを教えられたのは俺じゃないな。

葉巻を教えられたんだ。だから俺ではないはずだ。俺の店が2回死にかけたのも妹紅さんが嫌われ始めたのも。

俺が周りを不幸にする貧乏神ってわけじゃないんだ。そっちにはそっちのカミサマがいるからな。

…多分

 

数時間後

 

香霖堂

 

「よう」

 

「おや、何かお探しかな?」

 

「探し物は特にない。愚痴を聞いてくれ」

 

「愚痴は返品願うよ」

 

「そりゃないぜ変わり者の店主さんよ」

 

「…香霖で良いよ」

 

「そうか香霖。ただ今日はぐっすりと眠りたいんだが…そういう道具はあるか?」

 

「道具?ああ、地面から少し離れてるアレのことか」

 

「アレってなんだアレって嫌な予感しかしないぞ」

 

「いやいや、解体式なんだ。今時珍しいだろ?外の世界の子がたまに来るんだがその布団のことをベッドと言っていたよ」

 

「ベッドぉ?…そろそろ人里でもそんなのが流行りそうだなぁ」

 

「一家に一台一ベッドかい?まあ地面の硬さで背中が痛くなるなんて心配は無くなるらしいんだ。」

 

「あ、永遠亭にあるアレと同じようなもん?」

 

「少し違うらしい。あっちもベッドに似ているが違うと八意さんが言っていたよ」

 

「…世話になったことが?」

 

「まぁね。店潰れかけたから」

 

「お前俺と一緒の人生歩んでんな気が合いそうだ」

 

「…まさか君も?」

 

「2回ぶち壊れて営業停止になった。そのうち一回はバイトがいた時に起こった。バイトは何も知らないそうだ」アハハ

 

「それはバイトが犯人…いや、意外と違うかも」

 

「…なんだ、推理小説でも読み出したのか?とりあえずその解体式べっどとやらを持ってきてくれ。ここで寝たい」

 

「何故ここ?」

 

「店にいると接客しなきゃいけないんだよ。今日は休暇だ休暇。つかはよ持ってきてくれ」

 

「はいはい…」

 

 

 

 

 

 

 

 




昨日は休んでごめんちゃい!
眠かったんです!許して!
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