幻想郷の店   作:覚め

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魔理沙さんって普通にお嬢様だったんですね。
初耳…だけどまぁ良いか別に。


霧雨さん

 

人里

 

「魔理沙…なんでお前は戻ってこないんだ!」

 

「離せよ!そっちから破門にしたんだろうが!オイコラ離せって!」

 

「駄目だ気が変わった!育て直してやる!」

 

「だから…!やめろって!」パシンッ

 

「!?…親を叩くような教育をした覚えは」

 

「そうなっても構わないって言ったのはお前だ!」

 

ガチャッ

 

「…ファッキンセンターしばくぞ」

 

「貴様ワシに向かってその口はなんだ!」

 

「まあまあおじいさん。話は店で聞くから…」

 

「魔理沙も来い!」ガシッ

 

「うわわぁ!?」

 

…俺の店の前で喧嘩なんかされちまったら俺の店に入りづらいだろ考えろカス

まったく最近老害が増えてきたような気がするぜ。まあ目の前に確実にイッちまってる爺さんがいるけど。

ほんと、娘を破門にして連れ戻すなんて馬鹿げたことするね…あ、この人お偉いさんだ…オワタ

ていうか魔理沙さんはお偉いさんの娘だったのね。初耳…っつか嘘みたいだなほんと

 

お店

 

「…言い分ならなんでも聞いてあげるよ爺さん」

 

「だそうだぜ、ジジイ」

 

「ジジ…娘を破門にしたのが間違いだった!絶対連れ戻す!」ドンッ

 

「ひっ」

 

「…どんな教育をされてたんですか?」

 

「勿論飴と鞭だ。ま、覚えが悪いせいでほとんど鞭になっているが自業自得だ」

 

「…はぁ…?飴と鞭?ナニソレ?お前からは?」

 

「ほとんど殴る蹴るの暴力だったぞ…」

 

「だからそれはお前の覚えが」

 

「はー…お前も苦労してんな」

 

「…こんなやつ、父親だなんて認めたくもない」

 

「っなんだと!?この偉大なワシを父親と認めたくないと言ったのか!」

 

「…お前なんでここに来たの?いつもは確か森の方にいるって聞いたが」

 

「買い出しだよ。服とかは縫えるけど材料がな」

 

「あ〜…それで捕まったの?」

 

「まあ」

 

「ほぼストーカーじゃねそれ?ていうか偉そうにしすぎだろあんた。ったくこれだから歳だけ食ってる馬鹿は」

 

「何を…っ」

 

ガチャッ

 

「何奴」

 

「久しぶり…てわけにも行きませんよね」ハハハ

 

「ん、めーりんさん」

 

「お、美鈴!」

 

「誰だ貴様!」

 

「あー言いづらいんだけどさ」

 

「なんだ?」

 

「もう店開けるから一人で帰ってくんない?魔理沙は自分の家があるんだからさ。そこに爺さんの居場所なんてない。はい終了帰れホラはよ帰れ」

 

「チッ」ガチャッ

 

「…毎度ありーって言いたいけど」

 

「いやー魔理沙さんとここで会うなんて驚きました」

 

「まあなー美鈴。しっかし門番はどうしたんだ?」

 

「お嬢様に抗議したら週一で休みをくれました。今は小悪魔さんがやってます」

 

「それはそれで大丈夫なのか紅魔館?」

 

「…あ、これ香霖堂にあった布団!お前が買ったのか!?」

 

「あぁ勿論買った。結構高かった…おいおい随分と解体が早いじゃねーかさては盗もうとしているな?」

 

「…いや、奥の部屋借りるぞ。私は寝る」

 

「ん、おう」

 

「…どうしたんですか?さっきの人と言い魔理沙さんと言い変ですよ」

 

変…変ねぇ…今日の俺の店は嫌な予感しかしないけど…魔理沙の見張りでも置いておくべきだったか?

とりあえずこころちゃん呼びたいけどシフト制のくせにこころちゃん来ないしこういう日に限って絶対来ないし。

あいつ店を見て仕事するかどうか決めてるのか?まったくそうだとしたら嫌な奴だ。

腹立たしい。おのれ可愛いくせに

 

「…変かぁ…いつも変だと思うんだがなぁ」

 

「いやもうそれいつも通りじゃないですか」

 

「あ、本当だ…こころちゃんってどこに」パリーン

 

「今日はきっちり働きに来たぞ」

 

「そうか魔理沙の見張り出来るか?奥の部屋だ」

 

「ラジャッ!」

 

「…で、なんですかさっきの男の人と魔理沙さんの関係って」

 

「根掘り葉掘り聞くよなぁめーりんさんって。簡単な事だ、波紋にした娘が可愛いのに変な育ち方してるからもう一回育て直す!って息巻いてるアホがあの男。その娘が魔理沙。やってらんねえぜ」カチッカチッシュボッ

 

「まったく面倒な方ですね…咲夜さんが昔付き合った彼氏に似てます」

 

「そりゃどんな?」

 

「咲夜さんのヒモになろうとしてたんですかね?なんだかお金を要求してて」

 

「男ってのはひどい生き物だねー。女にそんなことさせるやつの気が知れんよ」

 

「ありゃ、私が今話してる相手は女性でしたっけ?」

 

「ただの男だ。男がひどいことをする時はやべえ時って相場が決まってんだよなぁ」

 

「火事場の馬鹿力に似てますね。しかしまぁ魔理沙さんもひどい父親を持たれて大変でしょうね」

 

「若干怯えてたしなぁ…ありゃ相当なトラウマ植え付けてそうだ」ケラケラ

 

「ケラケラしてるのが羨ましいですねほんと…私の知り合いが悪い男に騙されたり嫌なことされてたりするのが嫌なんですよ私は」

 

「はぁー無駄な正義感。悪い女に騙される男はどうなんだか」

 

「性別自体に落ち度は無いんで救いますよ?私の知り合いならね」

 

「その知り合いが果たして誰なのかは気になるがね」

 

「手厳しい」

 

さて、客は大体めーりんさんだけっぽいし誰か来てもまぁめーりんさんいるから営業中ってわかるだろ。

霧雨魔理沙さんの様子でも見に行きますかね!案外こころちゃんにあやされてたりしてな。

…あれ?それって普段イラつく霧雨魔理沙のにやけ顔が見れる機会なのでは?

そうと決まればさっさと行こう!(決まってない)

 

「んじゃ奥の部屋行ってきますね」

 

「はーい…え、注文聞いてくださいよ!?」

 

「20円で一つお願いしまーす」

 

「…???」

 

奥の部屋

 

「こころ…」

 

「zzz…」

 

「うっす」ガチャッ

 

「…お前かこころを寄越したのは。こころから離れようとするとこいつ泣きそうになるんだが」

 

「こころちゃん泣けるの?意外」

 

「いやいやそういう泣きそうじゃなくてな?こう、罪悪感で押し潰そうとしてるっていうか…分かるか?」

 

「オーラって奴?全くやるねぇ。添い寝でもやりゃ良いのに。ホラこころちゃん寝るなら監視してから寝てくれ〜」

 

「…んぁ…?」

 

「よいしょ…ちょい、寝かせるから」

 

「なんで私が…」バサッ

 

「あんがと」

 

「…ぇ?」ボフッ

 

「日向ぼっこでもしながら寝れるのは最高だ」

 

「…なんでも良いけどそれ取っていくなよ。高かったから」

 

「分かってるさ。まったくひどい奴だぜ」

 

「…お前には言われたく無いな」

 

 

 

 

 

 

 

 




カントリーロードの歌詞忘れました。
そして安定のクソリティっていう言葉を思いついたんですよぉ〜!
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