退治してきます
お店
「…よう」
「おはようございます」
「てめー誰だ。妖刀のサビになりてえのか」
「嫌だなーたかが刀如きで切れるわけないでしょ」
「…用は?」
「定期購読、いかがですか?」キランッ
…彼女は何を言っているんだい?
頭がいかれたのかあるいは元からダメになったのか…どちらだろうか。
つうか定期購読ってお前そんなのあんのかよいらねえ
どれくらいいらないかって言うと太る要因のカロリーくらいいらない。
お前さえ居なければもっとお菓子は受け入れられたのに…!
「…今なら素敵な特典もお付けしますよ?」
「へー、そりゃどんな」
「まあ…2ヶ月定期購入で…胸を…」
「いらん。聞くだけ無駄だった。帰れっつか出ていけ」
「んな!?私の身体のどこに不満が!?」
「うるせえ!俺はお前を迷惑な客としか思ってねえんだ!嫌な奴を好きになるって相当な変態だぞ!」ゲシッ
「うぎゃあ!?」
「…セクハラ記者が…コレは強敵から授かりし技っ!」
「それはないだろうとは思いますが」
「…そういやお前誰?」
「あ、自己紹介がまだでしたね。私は神魂(しんこん)です。付喪神です」
「…あ、俺は貫禄勇次です。よろしゅう」
「あ、はい」
「さて店を開けようか…」
「え、店?」
「自営業やってんだ何か悪いか!?」
「いや妖刀置いて店ってそれやばくないですか!?」
「…まあいざとなったら神様いるし」チラッ
「封印を抑えるだけですよ!?そんな神様でも…あ、付喪神でした」
「…とりあえず店開けるか」
「いやスルーて…まあ良いや。私は…」
「んー…住み込みで働いてくんね?可愛いし」
「…顔?」
「うん顔」
「…なんでしょう。ものすごく腹立たしい」
「そうか。それはよかった」
ガチャッ
「さあ今日こそ店の品定め…と…?」
「第一の客は魔理沙か。いらっしゃい」
「あ、どうも…じゃない!誰だその女!?」
「ん?こころがイメチェンしてね」
「だとしてもおかしい!なんかニコニコしてる!こころにはできない芸当だぞ!それにお面ないし!」
「…どうも。神魂です」
「あ、コレまたご丁寧にどうも…」
…なんかどっかの漫画の主人公の兄貴と主人公の敵みてえな感じだな。
確かバゲーだったかハギーだったか…?ま、良いか。
まあ俺の店には3人に給料払う余裕はないから引き取ってもらおう。
手が足りてるんだ!下がっていてくれないか!?
「ま、この子が住み込みで働くから魔理沙は…」
「…ぅ」グスッ
「ぁ…あーもう分かった!分かったから!自分の好きな出勤曜日で良いから!ね!?ちょ、まりちゃん飴舐める!?」
「よっしゃ」
「嘘泣きかよ…」
「ハハハ…」
ガチャッ
「…こんなところに甘味処があるんですね〜…はじめまして」
「…刀2本…神文って刀知ってる?」
「ああ有名ですから」
「それ」
「…は?」
「神文、それ」
「…あ、私神文に憑いてた神魂と申します」
「…コレが?神文?付喪神?」
「付喪神取れたから今はただの妖刀だけどね。この店いつ潰れんだろ」ハハッ(真顔)
「顔が笑ってませんよ。ていうか魔理沙さんお久しぶりですね」
「お、妖夢じゃん。相変わらずあの大食いの食い物買いに来てるのか?」(エプロン姿)
「まあ」
「やめとけ。この店のお得意様が風見優香なんだ。買い占めると首絞められるぞ?」
「ひぃ!?」
「…良いよ。予備も一応あるし」
「な、なんだ…では20個ほど」
「20!?ていうかコレどうやって詰めんの?」
「…はぁ…俺やること間違えたかなぁ」
「なぁなぁー」
「少し黙ってろ。良いか?こうやってだな」
と、説明しながらひょいひょいやって五箱くらいに収まりましたとさ。
さて…いつの間にかエプロン姿になってる頑張る魔理沙は放っておいてほんと付喪神ちゃんどうしよう。
妖刀からの副産物だけど守矢に連れて行こうかな…あ、そしたらこの店が秒で潰れる。
「ありがとうございましたー」ガチャッ
「はーまともな挨拶して帰るの、良いねぇ。心が洗われるような救われるような」
「…あ、水曜日出勤な」
「今更いうか!?」
ガチャッ
「何奴」
「…すいません間違えました」ガチャッ
「なんだ間違えたのか。昼の出前きめとくか…」
ガチャッ
「…誰」
「…魔理沙が働いてる…エプロン姿で…」ボーゼン
「おう日頃の行い」
「日常生活の乱れ」
「やめてくれ耳が痛い…にしても香霖が人里に来るなんて珍しい」
「ま、ストレスも色々とあるからね。捌け口の一つにデザートも良いかなって」
「そのストレスのほとんどは誰のせいなのか」
「魔理沙と霊夢」
「なんで!?」
「…コレが夫婦喧嘩を横で見る感覚か」ボソボソ
「いやぁ夫婦喧嘩なんて嫉ましいですな!実に妬ましい!」
「おい声がでかいって!」
「「夫婦喧嘩ぁ!?」」
「うるさっ!?」
「…まあこのショコラケーキが欲しいかな」
「まいどありー」
「…出るの早くない?」
「怪しいものは何一つ使ってない健全100%だ」
「それが怪しいんだよな香霖」
「もっともだ。君もそうなんだろう?」
「え?ま、まあ確かに怪しいとは思いますがそこまででは…」
「そんなに怪しいのか俺…?」
「いやぁ…怪しいというよりなぁ」
「なんだか一番傷ついた気がする」
…あ、セクハラ記者はとりあえず出禁にしとかないとな。
まあしても多分来るだろうけど
途中散歩行った